【if】もし御三家の裏にもう一個一族が居たら   作:柳瀬塔矢

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今更になってアニメ呪術の最終回を見ました。
そこで思った要素をひとつまみ


十話

 

1、夏油傑の生存を確認。当人の死刑再執行を速やかに行う事

 

2、五条悟を渋谷事変の共同犯人とし、封印処置を続行する事、またその封印を解く事も罪であるものとする

 

3、夜蛾正道を五条悟、夏油傑を唆し渋谷事変を起こしたとして死刑を執行する

 

4、虎杖悠仁の執行猶予を取り消し、即座に執行する事とする

 

5、また、処刑執行人は乙骨憂太とする

 

6、竜胆風魔を特急呪霊と認定する

 

以上が渋谷事変ののちに発表された通達である。と、目の前の男は言う

 

「久しぶりじゃの?羂索よ」

 

「結局君とは渋谷では会わなかったからね」

 

「て事は我と会う予定があった、と?」

 

「そうだね。裏梅とは会ったみたいだけど」

 

「あやつがこの時代にいる事には驚いたの。それに今ならば分かる・・・羂索よ、お主が器を作ったな?それほど体の相性が良かったか。術式も引っ張って来よって」

 

「もう少し言い方があると思うけどなぁ・・・まぁそんなもんだよ。そして君がそうなることは想定外だよ」

 

まぁそりゃそうだろうなぁ?

 

「なにせ我でも想定外じゃしなぁ・・・」

 

すると羂索は我を見ながら一つの提案をしてくる

 

「君の家の地下にあるあの妖刀を君の元に持って来れたら君には私の味方になってもらいたい。どうせ暇なんだろう?人類に味方をしなくてはならない訳でもあるまいし」

 

あの刀か・・・確かに人の身なら無理じゃがこやつなら若しくは・・・と思うのはこやつの術式によるものじゃろうな。

 

「いいぞ?ただ直接手に触れて持ってくる事、地下に入るのは呪霊を含めてお主1人のみ、破った場合は世界のやり直しが起きる事を忘れるな」

 

「もしかしたらこの会話も何回やったんだろうね?もしや彼女ならば知っているかな?」

 

「・・・さぁな、我が生きている間は両者不干渉だからな。それは他の肉体でも同じ事よ。何やら8年前は暴れていたみたいだが今は随分落ち着いておるよ」

 

「・・・それは知らなかったな。と言うことは表の裏社会と言うわけか。ならば私が察知できないのも納得だね」

 

そう言って奴はこの場を去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜胆家の地下には刀が一振り存在する。その刀は【妖刀・吸傀影枻巖】と言う。持った者を呪い、斬った者から呪力を吸収しつつ傷の押し付けを起こす上層部にバレていれば即座に特級呪物扱いされるので刀である。ではなぜ触れられない刀が触れなくてはならない場所にあるか。それは封印をしているためである。だが一つだけ問題があった。それは呪霊は触れることができる、というものである。だからこそ地下にとある縛りの封印・・・現代で言う帷を降ろしてある。それは【呪霊同質の存在及び完全なる血統のみが入れる】という物である。当時はこの血統は多く存在していた為かなり強度を強くすることができた。この契りが破られた時、世界は巻き戻る。しかしそれは単純な巻き戻りではない。世界の一部が変質した巻き戻りである。詳しく言うとその存在が生まれてこなかった世界に変わる。では羂索の場合はどうなるか。それは分からない。なにせこの場合の呪霊同質とは以下の二つを指しているからである

 

一、天元のように不老故の呪霊との同化

 

二、虎杖悠仁のように特級呪物を取り込んだ場合に自意識を保った存在

 

この時後者の場合は完全な顕現を果たした所でこの帷には適さない存在という事になる。それを知っているからこそ宿儺は狙えなかったのだ。なにせこの帳の中に呪霊が入った場合妖刀の中に存在するとある呪霊の生得領域に抽出されるからである。

 

「さて、呪霊は渦巻にして置いてきた。これなら今の私でも入れるだろうね」

 

ではなぜ羂索が入れるのか。羂索は呪霊などではなく単純に脳を入れ替えて生き延びている人間である。

 

しかし考えて欲しい。今の肉体は呪霊繰術。呪霊を取り込んでいるのだ。確かに過去にも呪霊繰術の使い手が入った事もあるので間違いではないだろう。真人を取り込んだ事により入れる条件を満たしたのだ

 

帷に入る。瞬間、土に囲まれていたはずの空間が宇宙の中にいるような空間に変わっていた。もしそうなることを察知していなかったら死んでいただろう。だからこそ思う。「なんでこんな事になっているんだ!」と。即座に呪力を身に纏い刀の捜索を始める。しかしどこに行っても、どの星にも刀は無い。すると、目の前に女が現れる。黒い髪を一つに束ねた女だ。その女は羂索に向かい刀を見せる

 

「平安の世から生き延びている強者の影に隠れた弱者よ。其方が探しているのはこの刀か?」

 

確かに目の前の存在からしたらそれは正しいのかもしれない。何故なら呪力の底が見えず、且つ注視しなければ呪力を認識できない程に隠蔽されているのだから。

 

「確かにその刀は私の探している刀だ。どうだい?それを私に渡してくれないかな?」

 

女は一度悩む。渡すべきか渡さないべきか。

 

「何故望む。この刀が無くても人は生きていけるだろう。人ではなかったとしたらもはやこれは必要ないだろう。故に何故望む」

 

その問いに羂索は悩む。どう答えるべきか、まず第一にはぐらかすことはできない。相手にそんな話術が通用するとは考えられない。次に虚言を混ぜる事だがこれはリスクが大きい。もしかしたら機嫌を損ねて殺される可能性もあるからだ。それならば答えはただひとつ。正直に話す事だ。

 

「そもそも私はその刀を持って行くことを条件に1人勧誘しようとしているんだ。その者の名は竜胆【皇】風魔と言うんだけど・・・」

 

すると女は驚いたように羂索を見ている。まるで懐かしい名を聞くように。

 

「なるほど・・・となるとあやつ自身は呪霊と化したな?彼奴は何回繰り返しても呪霊になるから妾の出番がないと思っていたが・・・なるほど、ならばこの刀に触れたならば次に触れるのは彼奴でなければならない。それ以外の場合時を戻すことを宣言しよう」

 

「それで良い。さぁその刀を渡してくれ」

 

この時羂索が一つ忘れていた事があるとすればそもそもここまでの対策は【帷に入る】為の対策であるである事。そもそもこの帷は矛盾しているのだ。

 

帷には呪霊は入れない

 

呪霊で無ければ刀には触れない

 

この二つが同時存在しているのだ。その事を風魔本人は気がついて無い(そもそも知らない)上に羂索は刀のフルスペックを知らなかった為に触れてしまったのだ。まるで思わないだろう。目の前の存在は刀の中に居る存在では無くその刀が作り出した空間の通常生物であると言う事に。

 

まぁここまで語っておいて結論及び外部からみた映像を言語化するとしよう。

 

 

 

五条袈裟を纏った男が竜胆家地下に侵入した1分後、額の縫い目を無くして刀を持った男が現れた。

 

 

 




この武器はこの世界線が放送された世界線のジュジュさんぽの交流戦の余興の回で出てきたのです。本人も近づかない方が良いと言うくらいには厄ネタなのです。詳しく言ってしまうと作られたのが平安かつこの存在が完成した時には封印されていた事で世界は生き残っていると言える程には強い存在です。
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