【if】もし御三家の裏にもう一個一族が居たら   作:柳瀬塔矢

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三話

 

 

何故風魔が高専に居るのか、それは単に暇つぶしと呪霊を祓うと金が来るからである。だからあまり呪術界については知らないのだ。

 

「交流戦んんん??京都ってついてるから他にもあるったぁ思ってたが東京なんか」

 

なんでも東京にもある高専と交流戦があるらしい。去年は東京が勝ったから東京でやるんだと。

 

「と言うことは乙骨とやらにも会えるのか!しかも高田ちゃんの個握も近くにある・・・これはいくしかあるまい!」

 

乙骨・・・去年の百鬼夜行の原因(違う)か。まぁ強いんだろうな、としか考えてないのだ。まぁ東京は楽しみである。これまで京都から離れた事がないからな。

 

 

 

 

 

そして東京、秋葉原や新宿を堪能してると携帯に連絡が来た。

 

「どしたん?センセ」

 

携帯から聞こえてくるのは歌姫センセの叫び声である

 

『アンタねぇ!東京観光は交流戦が始まるまでって言ったでしょう!?もう顔合わせ終わったわよ!?早く戻って来なさい!』

 

「そんなに時間経ったのか・・・ほんならすぐ戻るわ」

 

時間にルーズな所があるから忘れていたのだ。そして戻ると東堂が部屋から出て来た。

 

「作戦はなんかあるんか?」

 

「特には無いみたいだな。まぁお互いの邪魔はしないで行こうぜって感じだけだ。俺は高田ちゃんの出るテレビ番組があるので失礼するぞ」

 

「おう」

 

何故虎杖に触れないのか、その理由は簡単である。風魔が宿儺の器が生まれたこともそれが死んだ事も本当は死んで無かった事も全部知らないからだ。学長も諦めている。ちなみに風魔的には使えるもんなら使う、それなら宿儺も防衛手段としては最適じゃないか?とか考えてるから殺す理由は無いのだ。まぁ殺しにくるなら殺すが今の虎杖では脅威にはならない・・・いや、殺し合いだと虎杖のスペック的に脅威になる可能性が僅かにあるな・・・

 

ちなみに原作との乖離点として漏瑚が風魔の事を知っている為その情報が呪霊組に伝わっている事、そしてそれを断片的に宿儺も知っている事が挙げられる。五条にも伝わっているが風魔が呪力の隠蔽に長けている事、そもそもエンカウントしなかったことから風魔の術式は本人しか知らない。誰にも伝えてないし見せてもいない。なんなら持ってる事も言ってない。だが呪霊組は武器に関係する術式、五条は空間に関係する術式だと考えている。宿儺は(奴の術式では無いのか)とか考えてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ぼーっとしてたらいつの間にか交流戦が始まっていた。東堂達はどっかに行ったしそもそも何すれば良いのか分からないから暇である。

 

だからなのか、木の上に登って昼寝をしていた!戦闘音がうるさいがまぁそれは気にしない事にした。

 

するとどうだろうか、なんか樹が畝っているではないか。

 

「なんじゃこりゃあ?珍しい事もあるもんやなぁ?」

 

それを追っているとなんか化物に遭遇した

 

「こりゃまた珍しい呪霊やな」

 

『新しい戦力・・・その特徴、あなたが漏瑚の言っていた竜胆ですか』

 

「あやつの仲間か・・・斬り祓ったる」

 

居合の形は取らず、刀を抜いて構えた。遠目に見た時に居合が出来る相手では無いと考えたからだ。

 

飛び出すと同時に樹が襲って来た。想定内の行動にはカウンターである。

 

「虹霓!」

 

それは虹の如く、蜻蛉の如く、認識をずらす。

 

しかし数が多い。

 

『貴方は厄介です。なので一気に仕留めましょうか』

 

花の種子が放たれる。

 

「面倒な・・・揺蕩!」

 

それは揺らぐ。水のように、その場に居ないように。受け流し、躱し、全てに当たらず近づいた。

 

刀を納め体を捻り最速の居合を繰り出すまで、0.1秒も必要としない。

 

「雷斬」

 

呪具の呪力が風魔の呪力と共鳴し、黒い火花が呪霊・・・花御を斬り裂いた。

 

「あ!あいつ、あの時の!」

 

そんな戦闘の場に聞いた事のない声が響く。その男は東堂と一緒に居た。

 

「悪いが友達よ、親友の為にこの場は一旦見守ってくれないか?」

 

「ふむ・・・確かに交流戦という場の名目上向こうの戦力は把握しておくべきか。ならば譲ろう。我ぁ適当に他の場所探ってくる」

 

花御、奇跡の生還・・・!東堂に感謝・・・いや、こいつに感謝はしたくないな。その後は特には原作と変わらない・・・訳ではない。忌庫で風魔と袈裟の男が遭遇したのだ。

 

「驚いた、まだ人が居たとは・・・白髪に青い瞳とは悟の親戚かな?しかし六眼が居るとは聞いてないが・・・」

 

「悟っつーのが誰かは知らんが・・・アンタのことは知ってるぞ・・・額の縫い目を隠さないのは愚策だよなぁ!?羂索!」

 

何故風魔が羂索を知ってるのか、それは歴史が語っている。

 

そもそも天元の呪霊化(不老故に呪霊の性質が混ざったとか言われてるが呪術師から呪いは産まれない+それに恐れの感情がないと呪霊にはならない癖に知ってるのが呪術師だけの時点でおかしいのである)を施したのは竜胆の一族なのだ、その時に羂索についても聞いていたのだ。流石に子孫にその情報を託していたようだ。

 

「私の事を知っているとは・・・竜胆家か!」

 

「正っ解!」

 

既に臨戦体制である。羂索の隣のツギハギの男も危険だと本能が訴えていたからだ。

 

「邪魔しないでくれるかな?君さえ居なければ私は理想の世界を作れるというのに」

 

理想の世界・・・そう聞いた風魔はこう考えた。「ならその世界を作らせた上で壊せば俺はとても楽しく生きていけるな」と。

 

「・・・なるほど、面白そうじゃあねぇか。良いだろう、今回は見逃してやるよ」

 

元々呪力の痕跡を残さない風魔がその場にいないと言ったらそれが嘘でも真になるのだ。そうやって交流戦は終わって行った・・・

 

 

次に羂索と遭遇する事になるのはダムの上の事になる

 

 

 




交流戦と言えば野球ですが特に書く事もないのでカットです。あと特に理由は無いのですが京都高の面々は武器の扱いが上達しています。原因は風魔です。彼って刀を始めライフル、弓、拳銃、三節棍、槍、ブーメラン、鉈、薙刀、斧、鎌の扱いが出来るので。なので上達していました。

おまけ
宿儺視点
「・・・ほう、奴の生まれ変わりか・・・ならば俺が復活してからも面白い世の中になりそうだな。伏黒恵と言いこの時代は面白い」

って感じてます。体入れ替わらなかった理由としては肉体は良くても指の数が圧倒的に足りないので術式の威力が求めているラインに達していないことが最たる理由です。あとはそもそも向こうがこっちに気がついてないならまだ出なくて良いかなとかもあったり。そもそも宿儺と風魔って風魔の方が相性有利な所あるし・・・
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