日本を覆う様に幾つかのドームが出来ている。そこに入った者は誰1人としてまだ出てきていない。これが羂索の目指した世界か・・・?
我は天空から世界を見渡す。相変わらず人というモノは傲慢で。それ故にどう転ぶのか分からない。
【魂の龍】となっている我には呪霊以外の魂を見ることもできる。
そうだな。我のこの状態について説明しておくか。そもそも呪術師は呪霊にはならないと言うのは常識ではあるがそこに例外が二つある。
一つは非術士に殺される時。正確には呪力を持っていない人間に殺される時だ。これは殺された時に移る怨念が行き場を無くして怨霊になるという仕組みをしている。
もう一つは縛りの先を煉獄や變獄にしている時にその縛りを破った時だ。主に呪霊は祓われたあとこのどっちかに現れる。宿儺の領域も煉獄の一部だったはずだ。
ではこの時、呪霊としての肉体は何を基準に現れるかだが【星に脅威を与えた存在】を元にされる。動物、植物、魂、重力、時空、物質、猿人類、戦争、人間の九つだ。そして縛りを結んだ地が日本と言う竜の守護下に置かれている場所の為我の姿も龍になった、と言うわけだ。
この状態になるとそれぞれの姿で能力が備わっている。
動物・・・地球上に存在していた、または存在している全ての生物の姿を取ることが出来る。しかしその姿は複合する事はできず、また一部のみ変更しないと言う事はできない。慣れれば一部のみの変更はできそうだ。この時の姿は一定としたものは存在しない。
植物・・・植物を介して情報収集が出来る。副産物で電子が操れる為周辺5mの人間の意識を一時的に操る事も可能だろう。なお、この場合の植物とは地面に根を張っている植物のことを指す。この時の姿は所謂世界樹を想像してもらうと楽だろう。
魂・・・現在自分がなっているすがたである。魂のみの姿となる事で外部からの干渉不可と自分自身の干渉不可を引き起こしている。この状態にダメージを与える事は不可能だがまぁ当然ダメージを受けることもない。まぁどんな姿と言われると・・・真・光神話パルテナの鏡における再生ヒュードラーを粒子化した姿、と言えば良いのだろうか。
重力・・・過重力や無重力、斥力などが扱える。要は無下限呪術と同じと考えてもらっていい。呪霊も術式も星から渡されたのならばこれもまた必然なのだ
時空・・・その名の通り未来を見る事ができる。また、その未来になる様に時間を飛ばす事も可能である。所謂風化である。海に風化を使えば塩の道すらも出来上がるだろう。姿は赤い皮膚に龍の鱗、四つ足の方の龍である。また、この時は背中にも一つ目が出てくる。
物質・・・これは余程のことが無い限り破壊されない物質である魔銀・・・というよりも呪銀と言うべきか?とそれを含めて全てを破壊できるという併せ持った能力である。姿はクラーケンが一番近いだろう。
猿人類・・・物作りを始めたこの種族に肖りこの姿の時はほぼ全てのものを作ることができる。許容量は大体宇宙戦艦ヤマトのあの船より少し大きいくらいの物までなら作ることができる。姿は人間そのもの。
戦争・・・その名の通り争うことに特化している。争いの場所を察知したりその争いの勝者が分かる。しかしその争いに参加する事は認められていない。まぁ他の姿になれば参加できるのだがその場合能力の下方修正が激しい為参加する理由にはならない。姿は雲をも貫く巨人。
人間・・・猿人類の時にも被っているがこれは【同胞殺し】の意味合いが強い。この能力の場合意図して殺す相手は人間にのみ適用される。この時の人間とは人型であり、肌が人肌の存在を指す。また、この時は殺す相手を狙った時のみ運命がそうなる様に導く為一時的な幸運にもなれる。姿は人間である。
さて、そんなことを考えているが今我は日本の上空にいる。勿論自らの周りに竜の巣を張って近づけないようにしているが。さて、宿儺がどう動くか・・・それ次第で我がどう動くかが変わる
元ネタ知ってる人居たら嬉しいって感じですかね、これ。この回が出る日の昼頃にタグ追加します。遅くても夜。