ルイズに捧ぐ召喚詠唱   作:かりん2022

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傑の断罪2

我武者羅に修行した。

先生に、優先的に強い呪霊に回してもらった。

悟の側にいると、一緒にいたいって気持ちが次から次へと湧き出てくる。

 

悟。悟。私は、絶対に君を守るよ。

私のせいで君が殺されるなんて、そんな事には絶対させない。

 

そして、たまに悟が召喚されると心配で胸が張り裂けそうになる。

 

悟は召喚されている間のことを言ってくれない。

召喚された後はいつだって顔色が悪い。

 

そして、春を恐れて指折り数えるのだ。

 

訓練でも、異様なまでに身を入れるようになった。

そうして、やっぱり一旦死ぬ寸前まで追い詰められないとダメなのかなって落ち込むのだ。私と硝子の反対にあって断念していたが、わざと大怪我を負って硝子に治してもらう計画を立ててすらいた。

 

私はどうすれば悟の力になれるのだろう。

 

必死に考えて。

 

春が来て。

 

天元様の護衛依頼が来た。

 

「この依頼だ」

「え?」

「天元様の同化さえ上手くいけば……」

「召喚もなくなるのかい!?」

「いや、召喚は関係ない……わけでもないのか?」

「どういうこと?」

「聞かせろ、悟」

「いや、この依頼の裏に、俺の暗殺と傑の術式狙ってる奴がいる……はずなんだけど」

「はぁ!?」

「天元様の同化さえ上手くいけばそいつの邪魔が出来るんだよね。で、俺の最終的な目的として、そいつさえ死んでくれれば、召喚されても言う事聞く必要なくなるってわけ」

「まずはそいつを捕まえればいいんだね」

「そこまで期待してない。そいつ強くて用心深いし、俺の暗殺防いで天元様の同化をさせられたら万々歳かな。そいつが確かにいるって裏取り……も無理かなー。最悪片方は達成したい。できれば同化を優先したいかな。あ、傑。お前が天内のこと助けたがるのはわかるけど、俺の命と尊厳とその他もろもろ掛かってんだ。その、俺のこと優先してくんない? 傑だって、俺が殺された後、間違いなく狙われるわけだし。あ、先生は黙ってろよ。こっちが気づいたって気付かれたくない」

 

 私は悟の手を取った。

 

「約束する。絶対に君を守るよ」

「約束だからな」

 

 悟の協力で特級呪霊も得られた。私は強くなった。大丈夫。

 こうして、依頼は始まった。

 

 

 

 

 

 

 くそっクソクソクソッ

 

 悟。悟悟悟。

 悟の護衛に特級呪霊を置き、悟を置いて理子ちゃんを守りながら走る。

 理子ちゃんを同化させるのも悟を守るのに必要らしい。

 だから、これも悟を守る行為。

 

 そんなのは、誤魔化しだ!

 

「理子ちゃん、急いで」

 

 最後まで気を抜くなと言われていたから、なんとか理子ちゃんを襲う銃弾から守れた。

 

「ちっ だりぃな。五条の坊はもう来ないぜ。殺してやった」

 

 ごめんね、悟。悟が言ってた生死の境を彷徨うことで呪力の真髄を掴むって方法。

 

「領域展開」

 

 悟にはやめろって言っておいて、私はやってたんだ。




マシュマロ
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主人公は

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