【呪胎森殿】
呪霊の生る果樹園が私の領域だ。
森になる果物が熟して次々に呪霊が孵化していく。
生まれた呪霊達は、一段階強くなる代わり、領域の解除とともに消滅する。
本当の本当に、最後の奥の手。
ここで呪霊を全て使い尽くしてもいい。
呪霊はまた集めればいいのだ。悟には代えられない。
「ちっ 相手をしてられるか」
甚爾は領域から「抜け出した」。
「な!?」
慌てて領域を解除する。くっ 逆に大量の呪霊を無為に消費する羽目になってしまった!
銃声。理子ちゃん!!
理子ちゃんが殺され、連れ去られていく。
くそっ くそっ くそっ
銃が何発も撃たれる。ダメだ、それを防ぐのが得意な呪霊は使ってしまっている!
手足を撃ち抜かれ、私は倒れた。悔しさに頬を濡らし、地面を掻く。
動け。動け。動け!!!
そして、私は全ての呪霊を出し、呪力を暴走させる。
私の持っていた呪霊が、弾けて白い毛玉が降ってきた。
私の傷が毛玉に触れて、癒えていく。焦ったいほど僅かずつ。
これで本当に呪霊は0。
私は、なんとか立ち上がった。
「傑っ」
走ってくる悟を見て、ほっとする。ひどい怪我をしていて、反転術式で直したのがわかった。2人とも満身創痍。とてもボロボロだ。
「悟、すまない!!!」
「あああああああ!!! 俺もごめんっ!! わかっててしてやられるとか、本当俺無能……っ!! 反転術式覚えたのはまじ頑張ったけど!!! どーしよこれ、どーすんだよ!!」
悟はパニックに陥っていた。
「悟、とりあえず甚爾を追いかけよう。死体だけでも取り返さないと」
「行きたくないってわけにはいかねーよな……」
「悟?」
臆したのだろうか。いや、悟が臆するはずはない。だって五条 悟なのだから。
そう思いつつも、誘拐からの一連の事を思う。悟はあの日からずっと何かに悩んでいる。ただ、単純な恐怖ではなく、色々と事情が複雑そうだった。
悟が殺されるかもしれないと言っていたのは、おそらくあの襲撃者のことだろう。
二つある目標のうち一つは追いかけなければ達成できる……のか? いや、また悟の暗殺に来たら困る。今仕留めてしまうべきだ。
もう片方の目標は失敗。
「天内を守れなかった以上、最悪、恵を殺さないと面倒な事に、でも……あー! どうすりゃいいんだよ!!! 自分を殺すガキを自分で育てる自信ねーぞ!」
「悟、恵って誰だい? 犯人かい?」
また新しい情報が出てきた。
また命を狙われるのか、悟。狙われすぎじゃないか?
「いや、今回襲ってきた甚爾って男の息子」
「??? 悟。理子ちゃんは死んでしまったんだ。少し時間を取ってでも、状況を話せないかい?」
その言葉に、悟は頭を掻いた。
「……駄目だ。縛りもあるけど、それを言ったら本当になるみたいで、まだ言う勇気が無いんだ」
「本当なんだろ? いい加減、ちゃんと話してほしい」
それが何かはわからないけれど。
悟の顔を見つめると、悟は一つため息をついて、ついで周囲を確認してから、話し始めた。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
今度からマシュマロ返信していくことにしたので、よろしくお願いします!
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https://odaibako.net/u/karin2022v
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主人公は
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死ぬ
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死なない