クリアするまで出られないホラゲーに、なぜかVチューバーがいる件について 作:プロトタイプ・ゼロ
社長さんの依頼を受けて神塚明真の素性を調べたのがもう3週間も前なんて到底思えない。
ボクは目の前のベッドですやすやと眠る
二日前、突然ボクのスマホにメールが入った。ボクが最も気に入っていると思うホロックスの総帥ことラプラス・ダークネスさんからだ。
メールには『吾輩の考えが正しいかどうか証明したいから、深夜0時にホラゲーをしてくる! 眠っている吾輩達を頼んだぞ!!』と書いており、思わず二度見してしまったよ。
ラプラスさんが一体何に気づいて自らホラゲーを始めたのかはわからない。だけど……今現在社長さんが手配してくれた病院のベッドで眠るラプラスさんを見ればわかることがある。
それはおそらくラプラスさんの言う考えは当たった、ということだ。
ここで考えられるのはラプラスさん達は「なに」を「なに」でこうなったのか、だ。とある探偵事務所で師匠のもとで働いている身ではあるが、まだまだひよっこも同然のボクではラプラスさんの言う「考え」はわからない。
最初の「なに」はホラーゲームであることはわかる。では、次の「なに」はなんなのだろうか? ホラーゲームをプレイし始めたから眠ってしまっている。ホラーゲームの世界に取り込まれることには条件がある事は知ってる。だけど、その条件はまだわかっていない。
「難しいですね……」
病院から探偵事務所支部に戻ってきたボクは、少し大きめのカップにコーヒーを淹れてミルクを注ぐ。ちょうどいいくらいに混ぜたミルクコーヒーを一飲みし、椅子に座ると鞄から資料を取り出した。
「やはり、今までの調査からみんなホラーゲームをプレイしている。時間はだいたい深夜前後」
師匠ならたったこれだけの情報からでも答えを見つけることができるのだろうか?
「ハードボイルドを目指してるくせにハーフボイルドな探偵なんて聞いたことがないですよ。そのくせ変に優しいし」
元々捨て子だったボクを拾ってくれた師匠は、いろんなことを教えてくれた。探偵とはなんなのか、人との関わりはどうすればいいのか……。
なんとか高卒することができたボクに師匠はそりゃあもう満面の笑みで頭を撫でてくれた。師匠の相棒さんは相変わらず本を読み漁ってましたが。
「でも、師匠に頼るわけにもいかない」
未だに師匠みたいな一流になれてないんだ。感情に流れるようでは一流にはなれないって師匠も言ってましたし。
「はぁ……出来ることなら支部にも人が来てくれないかなぁ……バイトでもいいから」
鳴海探偵事務所……その本部とは違って支部として建てられたここを使っているのはボクだけだ。所長さんと旦那さんがプレゼントしてくれたこの支部は宝物だ。
「師匠に恩返しするためにも……ってのは変だけど。なんとか今回の依頼を一人で達成したいな。それに、神塚明真に関しては謎が多すぎる」
わかっているのは神塚明真が三重県出身ってことだけ。いつの時代に生まれた人なのか全くわからない。というよりも神塚明真を知ってる人が少なすぎる。誰も彼もが高年齢なのはどういうことなのだろうか?
フブキさん達から聞いた話では中学高校あたりの年齢だと思うけど……。
「……はぁ。ご飯、食べよ」
冷蔵庫に入れてあったドラゴンエナジーゼリーを取り出し、一気に飲み干す。
「また明日、考えよっかな……」
なんだか今日はもう疲れた気がする。
「えっと……ここ、どこ?」
次の日、目覚めたボクが見たのは、人の気配がしないどこかの島だった。
どうだったでしょうか?
良ければ感想などくれると嬉しいです!!
もし誤字脱字があれば教えてください!
それでは次のゲームでお会いしましょう!
次のゲームに出してほしいコンビキャラは?(チームでも可)
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みこめっと
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フワモコ
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ノエフレ
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白上黒上
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