【完結】ウサミミ少女のヒーローアカデミア   作:紅葉紫苑

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しばらく映画第3編
ワールドヒーローズミッションに入ります


ワールドヒーローズミッション
ワールドヒーローズミッション①


 鈴仙がタルタロスに収監されて早1週間。

 

 いつもの様に波長操作で外界の確認と気分転換を行なっているとオセオンで緑谷が指名手配……何やってるんだか……ま、事情は察した。

 

「全く緑谷さんときたら……さてと、助けてやりますか」

 

 けたたましく銃声が鳴り響くが鈴仙には関係ない。

 飛来する銃弾を空間反転で空間ごと固定して封じ込めると緑谷さんへと話しかける。

 

『緑谷さん、6時方向と3時方向、それに9時方向からスナイパーが貴方と貴方のお連れさんを狙っていますのでその方向へ逃げるのはオススメしませんよ』

 

 ロディ・ソウルという現地人を抱えて逃走しようとした緑谷へと注意を促す鈴仙。

 緑谷が振り向くとそこには幽鬼の様に存在感が薄く、羽衣を纏ったほぼ全裸の鈴仙が居た。

 局部は謎の光によって見えずに居た事が唯一の救いであるがほぼ全裸である事には変わりない。

 

 即座に緑谷は煙幕を放出し辺り一体を覆い尽くすと警察の目の行き届かない所へと避難してから自身の背後にピッタリとくっ付いている鈴仙の影法師の様な存在に叫ぶ。

 

「ななになななな……なんで殆ど裸なの⁉︎ 鈴仙さん‼︎ てかそもそもなんで此処に⁉︎ 鈴仙さんは……ていうか君の裸見たって事が拳藤さんや物間さん、心操君に知れたら僕の命がないんだけど⁉︎」

 

 あたふたしつつ此方を可能な限り見ない様にしてそう叫ぶがロディのポカンとした様子で少しは察してはくれないだろうか……。

 何もない場所で赤面したり顔を背けたりしている緑谷を見て落ち着かせると語り出す。

 

「貴方から見ている私は貴方にしか見えない様にしてあります……現にあの警官達も私を視認していなかったでしょう? それにしても全世界指名手配とは……やられましたね緑谷さん……そのスーツケース、二重底になってますよ? 恐らくソレはロディさんが受け取った宝石店強盗のアタッシュケースではなく……何処かで取り違えた物でしょう? 恐らくはフレクト・ターンが指導者となっているヒューマライズの機密情報が入った物でしょう……」

 

 そう語るとくるりと振り返りロディの方へと声をかける鈴仙。

 

「Hello Mr. Roddy, my name is Reisen Udongein Inaba.

 I can't show my face for some reason, so I thought I would greet you at . though only with my voice」

 

 流暢な英語で語りかける鈴仙。

 脳内に響き渡る音声にビビっていたが慣れたのかぶっきらぼうに告げてくる。

 

「Never mind . I'd rather hear more about what's happening to us」

 

 鈴仙は少し考え込みながら告げる。

 

「Humanize, as you may have guessed, is .Using the "Human Rescue Device," a weapon based on the technology of personality factor-induced bombs, he plans to carry out indiscriminate terrorist attacks under the guise of "saving humanity" and bring down the current individuality society.

 He is so hostile to "individuality" that he has completely lost sight of the fact that "the owners of individuality are also human," and as a result, he will not hesitate to resort to ruthless measures to realize his ideals, including the production of "individuality factor-inducing bombs," and has forced many scientists, their families, and even innocent people to cooperate with his research and experiments. He is forced to cooperate. He is forced to cooperate. He has forced many scientists, their families, and even innocent people to cooperate with his research and experiments, including the creation of "personality factor induced bombs"」

 

 英語で話している鈴仙だが何かを察知したのかジッと虚空を見つめロディと緑谷に語る。

 

「For now, let's end the chatter once and for all. A non-police pursuer is chasing us on a large motorcycle from 650 meters away at 11 o'clock」

 

 その意味を察した緑谷はロディを抱えてアタッシュケースを絶対に落とさない様に抱え込みフルカウルで跳躍し市街地から脱出する。

 その途端、緑谷の脳内に響き渡る鈴仙の声音。

 

「此処からは私が適切な逃走経路をサポートします……貴方達2人の姿も見えないように光学迷彩の様にしたので全力で指示した逃走経路まで行ってください……爆豪勝己さんと轟焦凍さん、エンデヴァーには私から通達を入れておきます」

 

 それを聞いた緑谷は勢いよく頷いて鈴仙の指示した逃走経路を全速力で移動する。

 


 

 

 時同じくしてエンデヴァー達のホテル内にて。

 

「エンデヴァー、焦凍、爆豪……既にニュースは見ていましたね? 端的に言いますと緑谷はヒューマライズに嵌められて殺人犯に仕立て上げられました……フレクト・ターンは警察にも顔が効きます……隣に居るクレア・ボヤンスさんにこう伝えて下さい……貴方が2年半掛けて探し求めている署長がくすねた違法薬物と金は倉庫街のD-47番にあると……また、彼はヒューマライズの狂信者ですその証拠もその場所にあります、それを突きつけて緑谷の冤罪を晴らして下さい、出ないと警察の眼を誤魔化し続けると言うのは……こう、非常にやりづらい」

 

 唐突に響き渡る鈴仙の声音。

 一方的な指示であったが故に爆豪勝己はキレ散らかしていた。




感想・ブクマ・特に評価。飢えております。  低評価をもらったら少し傷つきますが、傷も創作のプラスになることはある(私の場合です)。でも無評価=虚無は創作のマイナスにしかならないッス(私の場合です)!  なので、無言で投げれるので、ぽちぽちっと☆を頂けると嬉しいです。多い分には困りませんよ‼︎


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