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「ぱるぱるぅ!!!」
その鳴き声に吃驚したのは周りを囲んでいるポケモンたちもそうだが、何より鳴き声を発した本人が一番驚いていた。
「ぱ・・・るるぅ!!?」
再び発せられた音(何故か困惑気味)に一斉に逃げ出していくポケモンたち。
辺りからポケモンたちの気配が遠ざかっていくのが感じられる。
一方、一人取り残された彼―――いや、一匹のポケモンは茫然自失していた。
少しばかりその場に硬直してしまったが、取り敢えずどうなっているのか、確認せねば。
おてて確認。 (`・ω・´)シャキーン ノノノ
足元確認。 (`・ω・´)チャキーン 乀乀乀
首は・・・回らないので、体を捻ったところ、お尻から伸びる尻尾を確認。
(`・ω・´)ニョローン ~~
結論。
―――ポケモンに、なってる・・・!?
脳内にはポケモン赤緑に登場した、とあるポケモンマニアの台詞*1が飛び交っている。
ゲームで見た時は、何だこのギャグ展開と思ったものだが・・・なるほど、実際になってみるとこれは笑えない。
『漸く自覚したか、ニンゲン』
わっ、誰!?
『ワタシはこの躰の持ち主だ。意識は底に眠っているが、ワタシの“とくせい”《テレパシー》でお前と会話をしている』
貴方が、この身体の・・・え、えっと?何とお呼びすれば?
『ワタシはパルキア。創造神アルセウスよりこの地―――パルデアに遣わされた空間を司る神であり、お前達ニンゲンの言う“ポケモン”だ』
創造神、アルセウス・・・?あ、あいつかぁ・・・
『不遜だぞ、ニンゲン。かの存在は他の分体とは違い、数多の次元を観測する真正の神である。下手な中傷は自身の命を縮めるものと知れ』
う・・・す、すみません
『分かればよい。ところで、だ。お前の記憶を精査するに、アルセウスの説明は最後まで聞こえていなかったらしい。であれば情報の共有は行うべきであろう。ワタシの持つ情報を開示する。よく聞くがいい』
『今より少し前。この地より凄まじい“時”のエネルギーが観測された。恐らく、
『これは偶然か、それともそうでないのか?それを調べるために、我が
時の、神!?そんなのまでいるんだ・・・って、
『ズタボロにされた上に、心に酷いダメージを受けてアルセウスの元に帰還した』
え・・・えええええ!!!?
今回はこのくらいで。年内にあと一つ、投稿したいですね。
それではまた次回。