デビソナ!   作:ニンカタ

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前書いたやつ。


覚醒

 

 

 「先日、ムーンライトブリッジにて─」

 

 ニュースキャスターが読み上げる単語。それを聞いた瞬間、頭の中に巡る情報の数々。

 

 ペルソナ。シャドウ。ニュクス。etc.…

 

 その情報の波が収まると、自分は頭を抱えその場に蹲る。

 幸い…と言っても良いのか、この日は両親が居ないので自分に駆け寄る者は居なかった。

 

 「頭痛ぇ……」

 

 重たい頭を抱えながら彼は歩き出す。目指す場所は自分の部屋だ。ドアを開け、中に入ると一目散にベッドに倒れ込む。

 

 (寝よ……)

 

 赤口ミタマ9歳の時の出来事であった。

 

 

 

 

 

 

 「こんな所か…」

 

 ミタマはパソコンをシャットダウンすると、手にしたノートを見る。

 

 聖エルミン学園◯ セベク✕ 七姉妹学園◯

 ジョーカー様✕ ジョーカー呪い✕

 

 (これを見る限り、ヤツは出張って来ていないか…)

 

 ミタマが警戒していた存在は居ないらしい。それに安堵の息を吐くと、ミタマはベッドに横になる。

 

 「次はニュクスか……でもどうしたものか…」

 

 1つ目の懸念は解決した。ならば次に気になるのは当面の危機であるニュクスだ。

 ニュクスは死の概念そのもの、と言っても過言ではない。そんな存在をどうすべきか。

 

 (彼、もしくは彼女に任せるしか…)

 

 一番の解決策はそれだろう。実際、原作ではそれで上手くはいっていたのだから。

 しかし、本当に物語が上手く進むのか。単純にこの世界で力を手にしないのは怖い。

 その2点からミタマはこの案で行くかどうか悩んでいた。

 

 「取り敢えず力は欲しいな…」

 

 主人公に関わるかどうかは置いておき、ミタマは力を求めた。

 後はどう、力を手にするかだ。

 

 「ペルソナ様は…危険か」

 

 ヤツに関わりそうな方法は却下だ。ならばどうするか、暫し考え込むと…

 

 「ペルソナ以外の力も試すか…」

 

 この世界に不思議な力があるのは、情報から確信している。ならば怪し気なオカルトも頼りになるかも知れない。

 そう思ったミタマは、近くの図書館に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 「駄目だーっ!!」

 

 ベッドに大の字に寝転がると、ミタマはそう叫ぶ。

 この1年間、ミタマはあらゆる方法を試した。それは瞑想であったり、陰陽術であったり、果ては魔術にまで手を出した。他にも色々試したが、ここでの説明は省く。

 

 「ここまでとはな…」

 

 確かに不思議な力がある世界の筈なのに、何処にも掠りもしない結果に、悲しみより先に呆れがくる。

 …こうなれば最終手段に出るしかない。

 

 「異界探すかぁ……」

 

 異界。ペルソナ作品以外に登場する異なる世界。其処には悪魔が存在し、迷い込んだ者を襲う。

 ペルソナにも似たような場所はあるが、3以降は特殊な条件や力が無ければ入れない。

 しかし、3以前には登場した。それをミタマは探そうとしている。

 

 「アイテム見つけたら直ぐに逃げる…」

 

 例え異界を見つけても、今の自分には悪魔を倒す手段が無い。

 なので、入口付近にあるかも知れないアイテムを入手したら、ミタマは逃げるつもりだった。

 

 「よし、そうと決まればやるか!」

 

 ミタマはベッドから起き上がると、またパソコンを開くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「此処か…雰囲気あるな…」

 

 ミタマが今居る場所は所謂心霊スポットだ。見た目は洋館だが所々が古びており、外から中の部屋が見える場所もある。

 

 「これでイケるか…?」

 

 念の為、頭には自転車用のヘルメットを被り、護身用のバットを持ってきた。

 もしもの時はこのバットを悪魔に叩きつけ、怯んでいる間に逃げるつもりだ。…まあ、無いよりはマシだろう。

 

 「さーてライト、ライト…」

 

 時刻は夜。辺りを照らす物が必要だ。バットは背中に背負ったバックに縦に突き刺す。

 そしてバックから懐中電灯を取り出すと右手で持ち、辺りを照らす。

 この光量ならば問題ないだろう。後は…

 

 「覚悟を決めるだけか…」

 

 単純に異界でないとしても、心霊スポットに入るのは勇気がいる。力が無いなら尚更だ。

 なので暫く、ミタマは洋館の前で尻込みをしていたのだが、突如近くから音が聞こえた。

 

 「!?」

 

 慌てて音の鳴った方向に懐中電灯を向けたミタマ。其処に居たのは…

 

 「にゃあ」

 「……猫か」

 (ビックリした…!!)

 

 全身真っ黒の黒猫がいた。

 早くなった心臓の鼓動を、深呼吸をすることで落ち着かせると、ミタマは黒猫をジーッと観察する。

 

 (…こんな夜中まで、放っといても良いのか?)

 

 黒猫をよく観察すると、首には鈴のついた首輪を指していた。この事から飼い猫だと分かる。

 すると気になるのは飼い主の動向だ。

 昼間ならまだしも、夜中に誰が出るかも分からない場所まで放置しているのは、飼い主としてどうかとミタマは思った。

 

 「…にゃあ」

 「え?」

 (どういうつもりだ…?)

 

 黒猫が洋館に向けて歩き出した。それは別に構わないのだが、黒猫はある程度歩くと此方に振り返り、ミタマの目を見てくる。

 …それはまるで、ミタマが着いてくるのを待ってるかのようだ。

 

 「…案内してくれるのか?」

 「にゃ…」

 

 黒猫に尋ねると、黒猫はその通りだと言うように頷いた。…不気味ではある。しかし、黒猫の後をついて行けば何かが見つかる。

 そんな奇妙な確信がミタマの脳裏を過ぎり、ミタマは後をついて行くことを決めた。

 

 「…案内頼むぜ、黒猫」

 「コクン…」

 

 そしてミタマは黒猫に案内されるがまま、洋館の中に入って行った。

 中は荒れていたが、黒猫の案内のお陰でスムーズに進めた。そしてかなり奥まで進むと…

 

 「…赤い扉?」

 

 2階にあった個室の中に大きな赤い扉があった。黒猫は其処に辿り着くとその場に座り込んだ。

 どうやら此処が黒猫の案内したい場所らしい。

 

 (……異様な雰囲気だ…)

 

 赤い扉は其処に在るだけで、不気味な雰囲気を醸し出す。それを感じたミタマは手が震え、足が竦む。額からも冷や汗が止まらない。

 

 チリン…

 「!……黒猫…」

 「にゃあ……」

 

 突如鈴の音が鳴り、それに驚くミタマだが足元に体を擦り付ける黒猫を見ると緊張を解く。

 黒猫なり、にミタマの事を励ましてくれているようだ。

 

 「そうだな…此処まで来たら覚悟を決めるか…!」

 「にゃあ!」

 

 黒猫の行動に勇気を貰い、ミタマは赤い扉のドアを握り、思い切り開け放った。

 すると体が引き込まれるような感覚を覚えた後、ミタマの姿は其処から消えた。

 

 「にゃあ……」

 

 取り残された黒猫は、心配そうに赤い扉を見つめるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 「!……此処は…?」

 

 倒れた体を起き上がらせ、ミタマは辺りを確認する。

 幸いにも荷物は全部あったので、持っていた懐中電灯で辺りを照らす。照らした先には豪華な洋室があった。

 しかし此処にある家具は、どれもが風化して壊れており、カーテンには蜘蛛の巣が張ってある。

 

 「あっ、黒猫!」

 

 先程まで近くに居た黒猫を探し、辺りを見回すが黒猫は何処にも居ない。

 …恐らく、此処は異界だ。

 ならば一人で動ける今の状態は、逆に良いのかもしれないとミタマは自分を納得させ、近くのテーブルに目を付けた。

 

 「……本か?」

 

 テーブルの上には題名の無い分厚い本があった。中身が気になり、片手で懐中電灯を本に充て、ページを捲っていく。

 中身は日記だった。書いてある柔らかな字体から、恐らくは女性の日記だろう。

 

 「……………うっ…!」

 

 最初は他愛もない日常が書かれていた日記だが、途中から雰囲気が変わる。

 その内容はドラマや創作物では良くあるが、余り気持ちの良い内容では無かった。

 気分が悪くなり、ミタマは途中で本を閉じる。すると…

 

 「ミタヨネ?」

 「──!?」

 

 後ろから聞こえた(おぞ)ましい声を聞くと、ミタマは急いで地面を蹴り、物や家具が置いていない場所目掛けて飛び退く。

 そして直ぐ様後ろを振り返る。其処には白いワンピースを着た女性の姿があった。

 

 「ハハッ…イメージ通りの幽霊だな…」

 

 余りの現実離れした光景に、ミタマの口からはどうでもいい言葉が漏れ出る。

 その態度が気に入らなかったのか、幽霊は顔を顰めると怨嗟に満ちた声を放つ。

 

 「ミタミタミタミタ…!ナラナラナラナラ…?コロスシカナイヨネェ゙ェ゙ェ゙ェ゙!!!」

 

 悪霊 ジバクレイが現れた!

 

 

 

 

 

 

 

 「シネェ゙ェ゙ッ!!」

 「くっ…!」

 

 ジバクレイは手から念弾を放つ。

 それを何とか躱したミタマだが、もう一つの手で間髪入れずに放たれた念弾を避ける事が出来ずに被弾する。

 

 「がはっ……!」

 

 その念弾は腹に当たり、ミタマは近くにあった壁に激突する。

 背中に背負ったバックのお陰で、少しは痛みが和らいだが、口からは鉄の味がした。

 

 「フフ!フフフフフフ!!!」

 (趣味が悪いな…!)

 

 痛みに悶えるミタマを見ながら、ジバクレイは笑みを浮かべる。しかし、その油断のお陰で痛みが少しマシになった。

 

 (痛みに悶えるフリをして…バックは離した。…後は隙を突いて……)

 

 今のミタマはヘルメットを被っただけの姿だ。此方を見て、ニヤついてるジバクレイを横目で見ながら隙を伺う。

 そして…

 

 (──今だ!)

 

 トドメを刺そうと、両手で念弾を放とうとするジバクレイ。攻撃の瞬間とは、少しの間だが隙が出来る。

 その隙を狙い、ミタマは近くのバックからバットを抜け放つとジバクレイに向けて走り出す。

 

 「!?」

 「…オラァ!!」

 

 念弾を放つまでの時間はさっき見た。倒れている自分に向けて放った念弾を上手く躱し、ミタマはジバクレイに接近した。

 まだ動けるとは思っていなかったのか、ジバクレイは驚き、隙が出来る。

 その隙を見逃す筈もなく、ミタマはジバクレイの頭目掛けてバットを振り下ろした。しかし…

 

 「…其処は効いとけよ……」

 「…オマエェ゙ェ゙ェ゙!!」

 

 どうやらミタマの渾身の一撃は、毛程も効いてなかったようだ。むしろただジバクレイを怒らせただけだった。

 そしてジバクレイはミタマに向けて念弾を放った。

 今度はクッションが無い。壁に激突することは無かったが、吹き飛ばされるミタマ。その体は血まみれで、最早動く事は出来ないだろう。

 

 (クソッ……死にたくねぇな……)

 

 此方に近付いてくるジバクレイを見ながら、ミタマは何とか出来ないか頭を回していた。

 しかし現実は無情である。此処でミタマの生は終わるのだ。…そう何も無ければ…

 

 【…随分と諦めが悪い事だ】

 (生きたいからな…)

 【シンプルな答えだな】

 

 世界がスローになり、ミタマの目の前に大きな巨人の姿が現れる。その巨人はミタマに話し掛けてくる。

 

 【何故其処まで足掻く?貴様が抗わずとも、上手く行くやも知れぬだろう?】

 (そうだろうな……)

 【ならば─】

 (無理だよ…見ないで知らないフリして…犠牲になるかも知れない人から目を逸らすのは…)

 【・・・・】

 

 この土壇場で、ミタマは自分の本心に気付いた。自分に出来る事があるかも知れない。

 そんな事を思ってしまったら、どうやら自分は止まれないらしい。その言葉を聞き、巨人は考え込む。

 

 (俺はどうやら、諦めが悪いらしい……お前も俺なら、とっくに分かってるんじゃないか?)

 【…フッ…そうだな…】

 

 ミタマの言葉に巨人は微笑む。そして…

 

 【認めよう。我は汝。汝は我。】

 【我は汝の心の海より()でし者】

 【零落(れいらく)せし1つ目の鍛冶(かぬち)!イッポンダタラである!!】

 (ああ…よろしく頼むぜ…オレ…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「…ペ…ル…ソ…ナ…」

 「──ッ!?」

 

 倒れたミタマがある言葉を呟くと、彼の体から青い力の奔流が流れ出す。その力の勢いにジバクレイは圧倒された。

 

 「ふぅ……大分楽になったな…」

 

 ミタマが立ち上がると、彼の傍に赤い1つ目の巨人が現れる。体の配色は赤と黒が入り混じっており、右手に持つ金槌は黒に染まっている。

 その巨人が手を翳すとミタマの傷は大分治っており、先程までの瀕死の状態が嘘のようだ。

 

 「……!…シネシネシネシネェ゙ェ゙ェ゙!!!」

 

 我に返ったジバクレイは、ミタマ目掛けて念弾を撃ちまくる。しかし現れた1つ目の巨人がその念弾を全て弾いた。

 その光景に呆然とするジバクレイに、1つ目の巨人は一瞬で近寄り、金槌を頭目掛けて振り下ろした。

 

 「ガアッ……!?」

 (怯んだな…ならば今のうちに…) 

 「イッポンダタラ。補助魔法を」

 「ウオオオ!!」

 

 頭にクリーンヒットした攻撃に、よろけるジバクレイ。

 その様子を見たミタマは油断せず、自身にスクカジャをかけるようにイッポンダタラに命じた。

 イッポンダタラが雄叫びを上げると、ミタマの体は軽くなり、集中力も研ぎ澄まされた。

 

 (これが補助魔法の力か…)

 

 劇的に変わった身体能力に驚くミタマ。しかし今は戦闘中、補助魔法について考えそうになる頭を振り、ジバクレイを凝視する。

 今の間にジバクレイの目眩も治ったのか、ジバクレイはミタマ目掛けて、両手で最大の念弾を放つ。

 

 (遅いな…)

 「イッポンダタラ!」

 「ォォォオオオオ!!」

 「ガアッ…!ガアッ…!ガアッ─」

 

 ミタマはその念弾をヒラリと躱すと、イッポンダタラに命令を送る。

 イッポンダタラはジバクレイの首を掴むとそのまま持ち上げる。そして何度も地面に叩きつけるのだった。

 そして何度も地面に叩きつけられたジバクレイは、やがて声を上げなくなり、動かなくなった。

 

 悪霊 ジバクレイを倒した!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ふぃ〜疲れたぁ……」

 

 ミタマはイッポンダタラを自分の中に戻すと、その場に座り込む。アイテムだけを探すつもりが、いつの間にか戦いになるとは思わなかった。

 そして疲れを癒やしていると…

 

 「にゃあ!」

 「黒猫!お前何処行ってたんだ…!?」

 

 いきなりミタマの近くに黒猫が現れる。どうなったか心配していたので、ミタマは黒猫の元気な姿を見ると安心した。

 

 「あの後大変だったんだぞ…」

 「にゃあ〜」

 「うっ…うう…」

 

 黒猫と離れた後に何が起こったか話していると、何処からか声が聞こえた。その声がした方向を見ると、其処にはジバクレイが蠢いていた。

 

 「…マジかよ……」

 

 まだ動いているジバクレイに、内心で溜息を吐くミタマ。仕方なく、もう一度ペルソナを呼ぼうとするが…

 

 「にゃっ!」

 「黒猫!?危ないぞ!!」

 

 その前に黒猫がジバクレイの近寄ろうとする。

 慌てて黒猫を止めようとするミタマだが、ペルソナを召喚しようと集中していた為か、止める事が出来なかった。

 そして黒猫はジバクレイの近くに辿り着いた。

 

 「クロ…?」

 「にゃあ……」

 (あれ…?様子が…)

 

 直ぐ様、黒猫を助けようとするミタマだが、ジバクレイの反応に困惑し、動きを止める。

 その間にもジバクレイは黒猫と話していた。

 

 (…そういう事か?)

 

 そのやり取りを聞き、何となく察しがついたミタマ。

 そうして暫く、黒猫とジバクレイのやり取りを見ていると、ジバクレイがミタマに向けて話し掛けてくる。

 

 「…あの、申し訳有りませんでした……」

 「あ、ああ…それは……」

 

 先程の狂気に満ちた表情から一転、申し訳無さそうにミタマに謝罪するジバクレイに、どう接したものかと悩むミタマ。

 そうして悩んでいると、ジバクレイの体が淡く、消え始めていく。

 

 「…こんな事、言えた義理じゃ有りませんが……有難う御座いました…」

 「……まあ、許しますよ」

 「……優しいですね…貴方は…」

 

 結果的にはペルソナを手に入れられた。なのでミタマも彼女の事を許した。ミタマの言葉を聞くと、彼女は穏やかに微笑んだ。

 

 「黒猫……」

 「にゃあ……」

 

 彼女に合わせるように黒猫の体も淡く光始める。

 何となくはそうかと思っていたが、実際に目の当たりにすると、少しの寂しさが訪れる。

 しかしミタマは笑顔を作ると黒猫にある事を尋ねた。

 

 「お前の望みは叶ったか?」

 「にゃあ!!」

 

 勿論!とでも言いたげに前足を挙げると、彼女と黒猫はその場から消えていなくなった。

 そして異界の主であろう彼女が消えた事で、この部屋が揺れ始める。

 ミタマは急いで荷物を持つと、入ってきた赤い扉に向かった。

 

 「あ、あぶねー……」

 

 間一髪、異界が崩れる前に脱出出来たミタマ。折角力を手にしたのに、これで死んだら間抜けもいいところだ。

 

 「扉は……消えたか」

 

 振り返り、赤い扉があった場所を見る。しかし其処には何もなく、ただ洋風の古びた壁があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「いやー大変だったな……」

 

 あの後、廃墟の中を軽く調べた壁特に何も無かった。なので大人しく帰路につくミタマ。

 異界の発見。悪魔との戦い。そしてペルソナの発現。今日は色々と起こり過ぎた。

 帰ったら直ぐに眠りに就きたい気分だ。そうして帰り道を歩いていると…

 

 「!……これは…」

 

 急に辺りの雰囲気が変わる。そして空に浮かぶ雲の色が変わっていく。この現象は…

 

 「影時間…」

 

 どうやらペルソナを手にした事で、ミタマは影時間に入れるようになったようだ。

 




放っておいた作品。最近3話まで書いたのでどうせならと投稿。
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