迫真トータス部!クラス転移の裏技 作:島田部長
衝動で書いたのでまだ構想あまり練れてないけどお兄さん許して
「ぬわああああん疲れたもおおおおん」
街中で汚い声で叫んだ眼光の鋭い野獣顔の男は、在日韓国人二世の李田所こと、鈴木浩二であった。めんどくさいので野獣と呼ぶ。ちなみに、11年4ヶ月5日14時間前に日本に帰化済みである。
「先輩!まずいですよ!こんな街中で大声を出したら!」
野獣を諭す爬虫類顔の男は遠野勇士である。
「そうだよ」
遠野に同調する男は三浦知将である。
「近所迷惑なのになぜわからないのですかね…。ホラホラ周り見てくださいよ。俺ら白い目で見られてますよ…。」
あきれ顔で呟くイケメンの男は木村直樹である。
彼ら4人は立教大学の迫真空手道部に所属しており、全員4年生であるが、野獣は2年留年、三浦は3年留年している。
大声で騒ぐ彼らが見たのは、チンピラ3人組といかに難癖をつけられる子供と老婆、そして土下座する黒髪ショートボブの中学生くらいの女の子だった。
「おい、お前俺の服にアイス付けたな。もう許さねぇからな。100万円寄越せ」
チンピラがドスの効いた声で子供に向かって言った。
「すいません!2人のことは許してください!なんでもしますから!」
女の子はひたすら土下座を続けた。
「ん?今なんでもするって言ったよね?ってか、君可愛い顔してんじゃーん!」
「おい、ちっとあの娘とあのガキどうする?」
「おぅ、やっちまおうぜ、あれ!」
「やっちまうか?」
「やっちゃいますか?」
「やっちゃいましょうよ!」(救世主の微笑み)
「金!暴力!SEX!」
「金暴力SEXって感じで責任とろうぜ?」
ただでさえ子供と老婆に難癖をつけようとしてるのに、中学生の女の子に性暴力を振るおうとするKBSトリオに腹が立った野獣と三浦は、
「頭に来ますよ!クリーニング代100万円とかいい加減にしろ!」
「そうだよ。中学生への強制性交は犯罪だゾ。あとお前ら俺らのことチラチラ見てたよな?」
と本気で怒った。
かの野球選手である多田野数人のようにお金がなかったから、か弱い老婆と子供に難癖をつけてカツアゲするはずが、少女から土下座されるわ、そして無関係な男からキレられるわでKBSトリオは困惑していた。
「おい部外者は入ってくるな。もちろん俺らは抵抗するで。」
「どうやって抵抗するのですかね…?」
あきれた声で呟くのは木村。KBSトリオは、
「拳で!そのための右手、そのための拳!」
といいながら、遠野に殴りかかったところを野獣が受け止めた。
「もう許さねぇからな」
「当たり前だよなぁ?」
後輩を傷つけられかけた野獣は、眼光が鋭くなり、KBSトリオを睨み付けた。彼らが眼光にびびりながらも突撃する間に、戦闘モードの三浦と野獣と木村はローキック、回し蹴り、空手チョップをKBSトリオにお見舞いし、KBSトリオは気絶した。
「Foo!気持ちぃぃ!」
「おにーちゃん達すげー!!かっこいーー!!」
「ありがとうございます。うちの孫を救ってくれて。はい、お礼。これでうまいもの食べてきてください」
老婆は迫真空手道部4人にお礼した。
「いやいや、そんなの悪いですよ。お孫さんに何かそのお金で買ってあげてください。」
遠野は丁重に断ったので、「あら、貴方達は人間の鑑なのですね。」と言いながら老婆と子供は去っていった。
そして、少女が空手部4人に向かってお礼をいった。
「あ、あの!ありがとうございました!」
「こちらこそ、自分を売って子供と老婆のために土下座して守ろうとしたのすごいんだよなぁ…」
「そうだよ(便乗) 当たり前だよなぁ?」
「俺達も君が土下座してくれたお陰で、戦おうという勇気が湧いたわけだし」
「君は俺たちのヒーローだと思うゾ」
4人は口々にお礼の言葉を述べていったがその言葉が少女の顔を赤くしていったことは知るよしもなかった。
「そ、そんな!ボクにとってのヒーローは貴方達ですよ!優しくてかっこいいですし!そういえば貴方達と連絡先交換と自己紹介をしたいのですがいいですか?」
「あっ、いいっすね~。俺の名前は遠野勇士、以後よろしくオナシャス!」
少女からの提案に一番ノリノリだったのは遠野だった。優しくてかっこいいといわれてまんざらでもなかった。いくら野獣に思いを寄せているとはいえ、年頃の少女に誉められたら鼻の下も伸びるものである。
「いいゾ~これ。ワイの名前は三浦知将。三浦大先輩と呼べよな?」
三浦も遠野にいつものように便乗する。こいついっつも便乗してるな。
「恩人の頼みなら断れないね、しょうがないね。俺の名前は木村直樹。ナオキって呼べよな。」
「しょうがねぇな~、俺の名前は鈴木浩二。24歳、学生です。みんなから野獣と呼ばれてるゾ。」
木村と野獣は嫌々とはいえ、満更でもなかった。
4人の自己紹介はそれぞれ独特だった。
「遠野さんに、三浦さんに、ナオキさんに、野獣さんですね、覚えておきます。ボクの名前は南雲ハジメです。」
こうして少女は家に帰っていった。
あの少女と共に後に異世界に召喚されるとは、このときの4人は知るよしもない。
「あー、お腹すきましたよ~。」
「そういえば先輩、この辺にうまいラーメン屋の屋台がありますけどいきませんか?」
「いいゾ~これ」
「あ~、いいっすね~」
こうして彼らはラーメン屋に向かって歩いていった。ある黒髪ロングの美少女にこっそり見られていたとは、このときの彼らには知るよしもない。
<???視点>
私は同じくらいの年の女の子が老婆と子供を守るために土下座してるのをみて、ふとその少女に興味を抱いた。あの子みたいな勇気が羨ましいと。そして、それを嘲笑することなく本気で怒って、それでいて光輝みたいに使命感にかられるわけでもなく、心の赴くままに戦う4人のことをかっこいいと思ってしまった。
「へぇ、野獣さんに三浦さんに木村さんに遠野さんにハジメちゃんね。ふふっ、雫に話さなきゃ。何の見返りもないのに人助けをして、それでいて自分の成果を誇ることなく他人の成果にするの。ほんと、どこかの誰かさんと大違いだね。」
彼女は舌なめずりをしていた。ロックオンした獲物は逃がさないという表情で。
「にしても、あの子、完全にあの4人の誰かに惚れてたね。なんというか、恋する乙女の顔していたもん。」
最後の謎の人は誰なのでしょうかね…?
この作品は不定期更新ですがよろしくお願いします✨