ナンバーズ戦争に巻き込まれたのでOCGのガチデッキで対抗します! 作:黒霧春也
グリードシティのほぼ中央にあるスターレイ研究所。
そこではナンバーズハンターの称号を持つ若者が集まっており、その中に光坂の姿もあった。
「おうNo.1、その怪我はどうしたんだ?」
「君達には関係ない」
「ハハッ、まあお前さんをデュエルで苦戦させるやつなんてプロレベルくらいだよな」
カラカラと笑う筋骨隆々で茶髪の男性。
彼もナンバーズハンターの称号を持っているが、デュエルの腕的に光坂の方が上みたいで本人は笑っていた。
(No.1がボロ雑巾みたいな姿で帰ってくるなんてな)
リアルファイトの腕っぷしもありデュエルも一級品。
そんな彼女がボロボロで帰ってきた事に茶髪の男性は、内心で戸惑っているみたいだ。
ただ本人は特に気してないのか、奥の部屋に向かって歩いて行った。
「まさかNo.1が苦戦する相手でもいるの?」
「おいおい、あの冷酷で容赦がないNo.1が苦戦するか?」
「確かに(笑)」
周りにいる若いナンバーズハンター達は光坂(No.1)を小馬鹿にするように陰口を言っている。
(少し気になるな)
周りにいる奴らの言葉を無視しながら茶髪の男性は光坂に何があったか、個人的に調査する事を決めるのだった。
ーー
研究所の奥にある部屋。
そこでは三十代後半くらいの痩せ気味の男性が黄色のスーツ姿で光坂からナンバーズを受け取っていた。
「ミスター・グリード。これが手に入れたナンバーズです」
「確かに受け取りました。しかし、ナンバーズを手に入れた事は感心しますが、なんでそんなボロボロなんですか?」
「気にしないでください」
不思議そうに光坂を見るミスター・グリードと呼ばれた男性。
彼は首を傾げているが、本人は真顔のまま頷くだけで何も言わない。そのため、ミスター・グリードは深くは追及せず本題に入った。
「まあ、いいです。それよりも貴女達のお陰で着々とナンバーズが集まってますね」
「はい」
「ただ残り92枚を回収するまで気が抜けませんよ」
(それくらいわかっているよ)
内心で文句を言いたくなるが、相手は一応上司になるので言葉を飲み込む。
ただ態度に少し出ていたみたいで、ミスター・グリードはメガネをクイッとあげながらため息を吐く。
「何があったかは知りませんが、ナンバーズを集める事は貴女の家族を助けるためになるのをお忘れなく」
「それはもちろん」
特に感情を込めてないのか光坂は透き通った声で反応。
その動きを見たミスター・グリードは4枚のナンバーズを手にしながら口を開く。
「このカード達は自分が研究するので貴女は部屋から出て行ってください」
「はい、わかりました」
味のしないガムのような会話。
外から見ればそう見えるが、光坂は特に気にせずに部屋から出て行った。
「神童も所詮は15のガキですね」
残ったミスター・グリードは手に持ったナンバーズのカードを機材の中にセットし、そのまま研究を始めていくのだった。
大体の投稿時間は何時頃がいいかを知りたいのでアンケートをやらせていただきます。(あくまで目安です)プラス、締め切りは1月26日の18時です。
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1番、12時頃
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2番、15時頃
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3番、16時頃
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4番、17時頃
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5番、18時頃
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6番、19時頃
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7番、20時頃
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8番、21時以降