ガイム&パンツァー 戦車道・ライダー道極めます! 作:フルーツ大将軍
今回も華さんの出番が若干多めです、ではどうぞ!
第15話「少しずつ変わる日常です」
これまでのガイム&パンツァーは
パンツァーランドで天子やみほたちに見守られながら半ばデートになってしまう一真と華
一真と華はパンツァーランドを満喫し互いに楽しんでいた
その後華の頼みで公園に向かい華の心情を聞き一真は自分の過去を話す
お互いに分かり合えた事も束の間一真を逆恨みをした男たちが呼び出したインベスたちの襲撃に遭い一真は負傷するが自分の覚悟を述べ仮面ライダー鎧武としてインベスたちと戦い衣玖と華の支援で見事インベスたちを倒した
その翌日みほたちと話していた華はなんと一真の事が好きになったと告白しガレージにみほたちの絶叫が響いていた
『大洗女子学園 ガレージ』
一真たちライダー部隊のメンバーがライダー部隊の専属で整備をする事になったにとりと今後の事について話し合うべくガレージに来ていた
「おっみほちゃんたちもいたのか」
一真は先にガレージにいたみほたちに手を振りながら言った
「かっ一真君!?」
「きょっ今日はお日柄が良いですね破神殿!」
みほと優花里が答えたが明らかに動揺しており声が上ずっていた
「どうしたんですか西住さん?」
「秋山もどうしたんだ?、秘密の会議でもしていたのか?」
衣玖と夜罪が2人の様子が気になり尋ねる
「会議というより告白だったけどね・・・・・」
「おいあいつに悟られたらどうするんだ」
沙織がぼそっと呟くと麻子が指摘する
「あいつ?」
「いやなんでもないぞ比那名居さん」
「なんにもなさそうには見えないけど?」
天子はある言葉が気になり麻子が答えるが幽香が指摘する
「本当になんでもないですよ、それより一真さんたちは何が御用で?」
華がそう言い一真たちに尋ねる
「実はにとりさんを探していてガレージに来たんだけど見ていない?」
「それなら自動車部の人たちと一緒に奥の部屋にいましたよ」
一真がここに来た目的を話し華が答える
「ありがとう華さん」
「いえ・・・どう致しまして/////」
一真は笑顔で礼を言うと華が顔を赤らめながら答える
(なるほど・・・そういう事ね)
華の様子に天子はみほたちの様子がおかしい理由が分かった
「俺1人で大丈夫だから天子たちは練習の準備をしてくれ」
「了解~」
天子が軽く返事をすると一真は華が言っていた奥の部屋に入っていた
「それで五十鈴はいつ一真に惚れたの?」
「比那名居さん!?、まさか華がそっそんな一真君に惚れる訳が・・・」
一真が部屋に入った後天子が華に尋ねるが沙織が必死で隠そうと答える
「あたしは五十鈴に聞いているんだけど・・・・・それでどうなの五十鈴?」
「何時からは分かりませんが気付いたのは・・・あの公園の時に・・・・・」
沙織にきつく言い返し改めて天子は華に尋ね華は恥ずかしながらも答えた
「そう・・・」
「遂に一真に惚れる者がここにも現れるとはね・・・・・」
天子が短く返事をすると幽香が少し困った様に言う
「どういう事ですか?」
みほや幽香の言葉が気になり尋ねる
「私たちは一真と長い付き合いだからね・・・一真はあんな性格にあのルックスだから一真に惚れる女性を沢山見てきたからね」
「えっ!?、じゃあ一真君を巡っての熾烈な女の戦いがあったりしたの~♪」
幽香がうんざりした様に言うと沙織が目をキラキラさせて幽香に尋ねた
「確かにないと言えば嘘になりますが・・・一真君自身が・・・」
「それなら毎日女の子を取っ替え引っ替えして何股もしていたとか!?」
衣玖が苦笑いで答えるがまたも沙織が食い付く
「いやその逆です・・・」
「逆とは?」
衣玖が答えるも次は優花里が尋ねる
「一真君色恋沙汰は疎すぎるほどで全く気付かないんですよね・・・」
衣玖はホトホト困り果てた様子で言った
「そうだったのか・・・まぁ一真がそんなプレイボーイに見えないがお前たちが言うほどの鈍感とはな」
「あぁ・・・五十鈴1つ言っておくが奴に惚れると苦労するぞ・・・」
麻子が無表情で言うと夜罪が華に向けて忠告する
「はい・・・覚悟の上です!」
「ほんと五十鈴はロックシードを拾いに行った時にも思ったけど相当肝が据わっているよね」
華が強く言うと天子が感心するように言った
「私たちも協力するけどあまり期待しないでね・・・」
「はい・・・頑張ってみます!」
華がそう答えると一真がにとりと一緒に出てきた
「みんなこっちの話は終わった、もうお昼だしみんなで食堂に行かないか?」
一真が天子やみほたちに提案すると天子がニヤリと笑い何かを企んでいるようだった
「あ~一真~あたしたちまだ練習の準備していないから先に行ってて~」
「えっそれなら俺が準備するよみんなの方が先に行ってくれ」
天子がワザとらしく言うも一真がそう返す
「え~分かった一真じゃあ先に行っているね~」
天子がそう答えると華の方を見て頷く華もその意味が分かり頷き返す
「じゃあ私は一真と一緒に食べたいから手伝うよ!」
みほたちは空気を読んでいる中にとりは空気を読まずに言う
「にとりあんたは一緒に行こうね~」
幽香がにとりの首根っこを掴み強引に引き摺る
「え~なんで~!」
「いいから一緒に行こうねにとり~」
にとりがだだをこねるが幽香の含みのある笑顔に震え上がる
「は・・・はい」
その後にとりは素直に従い一真を置いて天子やみほたちと一緒に食堂に向かった1人を除いて
「あ・・・あの・・・一真さん手伝っても良いですか?」
華が天子たちとはべつに残りモジモジしながら言った
「ありがとう華さん助かるよ」
一真は笑顔で答え華と共に準備を始める
「そういえば一真さん・・・怪我の方は大丈夫ですか?」
「あぁもう治ったよ」
華はインベスに受けた右腕の傷が気になり尋ねると一真が普通に答え右腕を見せたそこには何処に負っていたのか分からないぐらい完全に治っていた
「えっ!?・・・そうですか・・・」
(優花里さんは完治には最低でも3日はかかるって言っていましたのに・・・)
華は優花里からそう聞いていた事もあり驚いていた
「心配してくれてありがとう」
「あっいえ・・・私のせいで怪我を・・・」
一真は笑顔で礼を言うが華が暗い表情で答える
「華さんいつも言っているだろう俺は・・・」
「「今自分が一番したいと思った事をやっているから気に病む事はない」って言いたんですよね?」
一真は華を安心させようと言おうとするが華が前もって分かっていたかのように答えた
「あ~なんだよ~分かっていたのか~」
「はい、こういう時の一真さんの言う台詞はもう分ちゃいました♪」
「そうか・・・でも良かった華さんがいつもの調子に戻って」
笑顔で答える華に一真が安心したかのように言う
「比那名居さんやみほさんたちと・・・・・一真さんのおかげです」
「そうか・・・それは良かった」
華が照れながらも答え一真は優しい笑顔を浮かべながら答えた
「一真さん・・・」
そんな一真に華は見蕩れていた
「どうした華さん?、あっ俺の顔になんか付いてる?」
見蕩れている華に一真はそんな勘違い発言をする
「あっ!・・・いえ何でもないです!」
我に戻った華は必死に否定する
「そう?、それなら良いけど・・・」
一真は不思議に思いながらも準備を再開し華も手を動かす
「あの・・・一真さんに聞きたい事があるのですけど良いですか?」
「あぁ良いよ何?」
「あの・・・一真さんって好きな異性の人っていますか?」
華が意を決してそんな質問をし一真は驚きの表情で華を見る
「華さんがまさかそういう事を聞くとは意外だな・・・」
「私もそういう事には興味はあるんですよ」
(それに好きな殿方という事もありますけど)
華は心の中で本音を呟くも建前を一真に言う
「そうなんだ・・・」
一真はとても意外そうに答える
「で・・・どうなんですか?」
華が急かす様に一真に尋ねる
「俺は天子たちやみほちゃんたち勿論華さんも好きだけど華さんの言う「好き」な人はいないよ」
「そうなんですか・・・」
華は安心したような残念なような複雑な気持ちになっていた
「それに俺みたいな最低な男に愛されても誰も嬉しくないだろうしな・・・」
ぼそっと呟く一真の顔を華が見るがその一真の顔には何処か影があった
(まだ私たちが知らない一真さんの真実があるみたいですね)
華は心の中でそう思いながらも手を動かした
その後準備が終わり天子たちの計らいにより華は一真と2人で昼食を取ったが特に進展はなかった
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「ねぇ~どうだった!?、一真君とは何か進展はあった!?」
昼食後華は教室に戻ると沙織がいの一番に聞いていきた
「いえ・・・沙織さんたちの手を煩わしてしまったのに・・・」
「そうですか・・・」
華が申し訳なさそうに答えると沙織の隣にいたみほが残念そうに答える
「でも華こんな事で諦めちゃ駄目だよ!、恋愛は1に積極2に積極3と4も積極だからね!」
「それじゃ積極しかないような・・・」
沙織が華を励まそうとするもみほにツッコミを受ける
「ふふっ・・・分かりました、めげずに頑張っていきます!」
華はその光景に微笑するとみほたちに向かって強く宣言する
「何をめげずに頑張るの?」
華よりも遅れて入ってきた一真が華に尋ねる
「一真さん!?・・・いえ・・・戦車道をめげずに頑張ろうと・・・」
華は慌てながらも答えたが一真はまさか自分の事とは思っておらず概ね納得している様子だった
「そうか・・・なら俺ももっと頑張らないと、華さんのお母さんからも頼まれているしな」
一真の発言にみほたちの様子が豹変する
「えっ!?、どういう事なの一真君!?」
「お母様から頼まれたってどういう事ですか!?」
沙織と華が一真を問いただしみほもあわあわしていた
「あ~いや・・・華さんの家に行った時に頼まれたんだ「華さんを宜しく頼みます」って・・・」
一真は沙織たちの剣幕に圧倒されながらも言った
「そうなんだ~お母さんも公認だったんだ~良かったね華♪」
「さっ沙織さん・・・/////」
沙織がまるで自分の事の様に喜んでいると華が照れていた
「・・・?、どういう事なんだ?」
「一真君・・・本当に分かっていないの?」
訳が分かっていない一真にみほが半ば呆れ気味で尋ねていた
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『大洗女子学園 生徒会室』
一真たちが教室で話している中杏たち生徒会チームが何やら会議をしていた
「前回の聖グロリアーナの試合からみんな練習に励み華も復調したみたいですが・・・」
「このままだと何かと不安だね・・・・・」
桃と杏が今の大洗について話しており柚子も煮詰まった表情をしており夜罪は無表情で杏たちを見やる
「五翠ちゃんは何か案はない~?」
「そうだな・・・何よりも実戦経験が足りなさすぎるな・・・」
杏は夜罪に話を振り夜罪は少し考えそう答える
「もっと試合をした方が良いって事?」
「まぁ・・・出来る事ならな」
柚子が確認するように聞くと夜罪がそう返す
「確かに実戦に勝るものはないからね・・・」
「だが一真や西住にも意見を聞いた方がいいと思うぞ」
杏が納得していると夜罪が提案を出す
「確かにこれから戦車隊とライダー部隊を率いていくのは2人ですからね」
「では練習時間に2人を呼び出します」
柚子が納得した様に言うと桃も納得していた様でそう言う
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戦車道とライダー道の練習時間になり一真とみほは生徒会チームに特に要件を聞かされないまま呼び出され生徒会室に来ていた
「どうしたんですか生徒会長さん?、何かあったんですか?」
「いや~2人の隊長さんは今の大洗には何が足りないと思っているのかなと聞きたくてね」
一真が杏に尋ねると杏がいつもの調子で聞いてきた
(おっ珍しくマトモな事を聞いてきたな)
一真は珍しい事に少々感心していた
「そうですね・・・聖グロリアーナ戦からはみなさん頑張っていきます・・・ですがその場その場の的確な判断に加えて試合特有の緊張感そしてそれに耐えうる忍耐力は校内の練習では限界があります」
「それに前回での試合では我々ライダー部隊と戦車隊で個々で戦い我々は敵ライダー部隊を倒す事が出来ましたが戦車隊への救援にはすぐに駆け付ける事は出来ず連携力という点でも問題があります」
「う~ん2人もやっぱり実戦経験を増やした方が良いと思うよね」
杏はみほと一真の意見を聞き難しい顔をしながら言う
「でも今の時期ですからですと試合を申し込んでも・・・」
「うん・・・中々受けてくれる学校が見つからないのよね・・・」
みほが不安そうに言うと柚子が苦笑いで答える
「もう1ヶ月にまで迫りましたからね今から手の内を晒す様な真似は何処もしたくないでしょうし」
「そこは・・・なんとかして探し出してみせる!」
「微妙な間があったな・・・」
一真の言葉に桃が額から汗を流しながら答えるも夜罪がツッコまれる
「まぁ~まぁ~でも2人の同じ意見なら・・・河嶋~よろしくね」
「は・・はい」
「仕方ない・・・乗りかかった船だ俺も学校探しを手伝ってやる」
不安そうな返事を返す桃を見兼ねた夜罪が面倒くさそうに言う
「何だと!?、お前の力は!!・・・」
「駄目だよ桃ちゃん夜罪ちゃんも手伝ってくれるって言ってくれているんだから」
桃が夜罪の物言いに噛み付くが柚子が遮るかのように言った
「桃ちゃん言うなぁー!!」
お決まりのパターンになり結局夜罪は桃と一緒に手伝う事になった
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『とあるどこかの一室』
「フォンデュ入ります」
「どうぞ」
一室に眼鏡をかけたポニーテールの少女「フォンデュ」が入り一室で映像を見ていた黒髪の少女に歩み寄る
「何かあったのかしら?」
「はい、エクレール様も驚く事と思いますよ」
「それは楽しみだこと・・・聞かせてもらいましょう」
黒髪の少女「エクレール」があまり期待せず聞いていると
「大洗女子学園から練習試合の申し込みがありました」
「っ!?、全国大会も寸前という時期になんて・・・」
フォンデュの宣言通りに驚いたが何処か嬉しそうだった
「お断りになりますか?」
「いえ、丁度いい機会だわ「キャロ」たちライダー部隊が購入した新ロックシードを試す事も出来きますし」
「それに私たちもまだまだ経験が足りませんからね」
「そうね・・・」
フォンデュの言葉にエクレールは真剣な表情で映像を見る、その映像は戦車道の試合映像だった
「フォンデュ、私たち「マジノ女学院」は喜んでお受けしますとお伝えください!」
「かしこまりました」
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『大洗女子学園 演習場』
演習場でみほたち戦車隊と一真たちライダー部隊が合同で2対2での練習をしていた
「こちらAチーム!、Dチームの皆さんは例の地点で待機してください!」
「分かりました!」
現在Ⅳ号Aチーム&M3リーDチーム対89式Bチーム&Ⅲ突Cチームで練習していた
「Aチームを捉えた!」
「Dチームが見つからないよ!」
それに対しCチームはAチームを捕捉し後方に迫っておりBチームを捜索していたが見つかっていなかった
「仕方ないAチームを挟撃しよう!」
「了解!」
BチームはCチームの指示に従い方向転換しAチームを目指した
「どう?、Ⅳ号狙える?」
「言うに及ばず!」
Ⅲ突に随伴しローズアタッカーに跨っている天子が尋ねると左衛門佐が威勢良く答える
左衛門佐は揺れ動く車内で息を整えⅣ号を狙いすます
(今だっ!)
左衛門佐は砲撃し放たれた砲弾がⅣ号に迫る!・・・・・しかし
「させるかっ!、変身!」
【オレンジ!】
Ⅳ号に随伴しサクラハリケーンに乗車している一真が急に反転しオレンジロックシードを開錠する
【lock on!】
既に装着していた戦極ドライバーにロックシードをセットしカッティングブレードでロックシードを切った
【ソイヤ! オレンジアームズ! 花道 オンステージ!】
一真の頭にアームズが覆い被さり仮面ライダー鎧武に変身するとⅣ号の背面に回りなんとⅢ突が放った砲弾を大橙丸で斬った
「なにっ!」
「そんなバカな!?」
「まぁ・・・あいつならやりかねないね・・・」
Cチームはこの光景に驚いていたが天子はなんとも普通だった
「鎧武はあたしがどうにかする!、Ⅳ号を任したよ!」
「了解したバロン!」
エルヴィンが答え天子は鎧武に突っ込む
「変身!」
【バッナーナ!】
天子もバナナロックシードを開錠し装着していた戦極ドライバーにロックシードをセットした
【lock on!】
【カモ~ン! バッナーナアームズ! ナイト オブ スピアー!】
天子はカッティングブレードでロックシードを切ると天子の頭にアームズが覆い被さり仮面ライダーバロンに変身しより一層スピードを上げ鎧武に迫る
「「ハッ!」」
2台のバイクは大きく跳ね上がり大橙丸とバナスピアーが交差し金属音が鳴り響く
両者は綺麗に着地すると反転し突っ込みスピードを上げる
「「てやぁぁぁぁぁ!!」」
また同じように交差すると思いきや両者バイクからジャンプすると空中で1振りしぶつかり合う
地面に着地すると鎧武とバロンは互いに駆け寄り激しい戦闘を繰り広げる
「いた!、Ⅳ号発見!」
鎧武とバロンが戦っている中89式がⅣ号の側面から迫っていた
(いい頃合ですね・・・)
ハッチから上半身を出して89式を確認したみほが危機感を感じていなかったまるでこの状況を待っていたような・・・
「Dチームの皆さん今です!」
みほの合図で89式の前方に砲弾が撃ち込まれ激しい衝撃に襲われる
「えっ!?、なに?・・・」
典子が急な砲撃に砲撃したと思われる方向を見ると
「いけいけー!!」
「やっちゃっえー!!」
89式を目掛けて猛スピードで突っ込んでくるM3リーが見えⅣ号も89式に向かい砲撃する
「あーしまった!!」
典子がここで初めてみほたちの作戦に嵌った事に気付いた
「キャプテン!!、どうしましょう!!」
あけびが慌てながら尋ねるも典子も答える状態ではなかった
「バックトス!?」
「それじゃ駄目だよ~!!」
妙子がボケとも取れる提案をするとつかさず忍にツッコミを入れられる
「とにかく根性ー!!」
典子は混乱しやけになる
「キャプテン!、ここは私がどうにかします、その間にCチームと一緒に態勢を立て直してください!」
すると衣玖はこの状況を読んでいたのか既に仮面ライダー龍玄に変身しローズアタッカーに跨りM3リーに突撃する
「っ!」
突如龍玄の乗車するローズアタッカーの前輪が撃ち抜かれ前のめりに放り出されると綺麗に前転しそのまま起き上がると撃たれた方向を見ながら構える
「そう来るだろうとはこっちもお見通しよ・・・・・ハッ!」
撃たれた方向には仮面ライダー斬月に変身していた幽香は悠然と立っておりもう1発撃つ
「確かに・・・忘れていました!」
龍玄は銃弾を避けるとブドウ龍砲を斬月目掛けて構え数発撃ち込む
斬月は咄嗟にメロンディフェンダーで防ぐと龍玄は斬月に向かって駆け寄り斬月もそれに合わせるように駆け寄る
「う~ん・・・中々良い練習をしてるね~」
合同練習を見学していた杏が満足気に言った
「戦車隊の方はやはりまだ粗がありますが着実に成長しています」
「お前ももっと成長しないとな・・・ゼロ距離で当てるぐらいには」
桃の言葉に夜罪がそんな事を言う
「まぁ~確かに河嶋も頑張ってよね~」
「は・・・はい」
杏にも言われ桃は少し落ち込んだ様子で答える
「でもライダー部隊のみんなは申し分はないです・・・流石は教官が太鼓判を叩く程ですね」
「まぁ・・・俺たちは一真がまとめているからチームとして戦えるだけだ、奴がいなければ俺たちはまとまりがないからな」
柚子が感心するように言うと夜罪がそう返す
「お前もそうだがライダー部隊のメンバーが個性が強すぎるからな」
「・・・お前たちには言われたくはない」
桃が納得するように言うと夜罪が不満そうに答えた
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『大洗女子学園 ガレージ前』
合同練習が終わり戦車隊とライダー部隊のメンバーがガレージ前に整列しその前に生徒会チームが立っていた
「みんな今日は合同練習ご苦労であった!」
桃がみんなに向かって労いの言葉をかける
「え~毎日練習に励んでもらっているが全国大会まであと僅か・・・そこで次の土曜にもう1度練習試合をする!」
桃の発言にザワめきだす
「次の相手はマジノ女学院!」
その中桃は試合相手を告げる
「ゆかりんマジノ女学院ってどんな学校なの?」
良く知らない沙織が詳しそうな優花里に尋ねる
「マジノ女学院は防御主体にして重戦車を中心にした陣地戦重視の戦法を得意としています、ライダー部隊の方は全員女性で構成されていて魔法のような奇抜な能力と魔女のような見た目から「ウィッチライダー部隊」と言われています」
「魔法・・・」
優花里がマジノ女学院について説明すると一真がある単語に反応する
「でも優花里さん、最近聞くところによるとマジノ女学院は防御主体から快速車両の機動力を活かした騎兵戦術に変わったって聞いたよ」
「そうなんですよ西住殿、それにこれは噂なんですけどライダー部隊の方も新しいロックシードを手に入れたって聞きました」
みほと優花里の言葉に一真はマジの女学院が試合を受けた理由について考え込む
(これが事実だとするとマジノ女学院は今回の試合で新しい戦術と新ロックシードのテストをする為に受けたのか・・・)
「一真さんどうしたんですか?」
考え込む一真に華が尋ねる
「うん?、いやなんでもないよ華さん」
「そうですか・・・」
一真は普通に答えるも華は少し心配そうに見ていた
「まぁ~次は勝てるように頑張ろうね~」
「では、全員解散!」
杏がいつもの軽い調子で言うと桃が号令を出した
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『マジノ学園艦 カフェテラス』
エクレールはカフェテラスのある1つの椅子に腰掛けコーヒーを飲みながら次に戦う大洗女子学園戦車隊とライダー部隊のメンバーの資料に目を通していた
(・・・ん?、ここの戦車隊の隊長・・・それにライダー部隊の隊長は・・・)
エクレールはその中でもある2人に目が止まる
「エクレール様、キャロット様を連れて来ました」
資料を見ているとフォンデュがピンク髪で灰色の眼をしたグラマラスな少女「キャロット」を連れてきた
「ありがとうフォンデュ」
エクレールが労いの言葉をかけるとキャロットはエクレールの向かいの椅子に座る
「エクから呼び出すなんて・・・もしかして次の試合が決まったの?」
キャロはニコニコと楽しそう言うそれを見たエクレールは微笑する
「えぇ・・・次の相手は大洗女子学園よ」
「あんまり聞いたことはないわね、でも私たちと同じような学校か・・・・・」
エクレールの言葉にキャロはガッカリするかの様に言う
「大丈夫よちゃんと男はいるわよ」
「えっ!、もしかしてイケメン!?」
エクレールは少し呆れた様に言うとキャロは突然目を輝かせて尋ねる
「えぇ、かなりのね・・・」
エクレールはそう言うと持っていた資料をキャロに手渡しキャロは資料を確認する
「うんうん・・・あっこの人か~!、物凄いイケメンじゃない~もしかしてアイドル!?」
キャロは大洗女子学園で唯一の男性である一真の資料を見て一気にテンションが上がりそんな事を言う
「アイドルじゃないけど彼は「本当に」凄いわよ」
「えっ・・・・・破神一真、それに確か1つ前は・・・・・まさか!?」
エクレールの言葉にキャロは先程とは違い真剣な表情で目を通し1つ前のページも見返し驚愕の声を上げる
「えぇ・・・今回試合する戦車隊の隊長は過去に黒森峰で副隊長を務めた西住流の西住みほとライダー部隊の隊長は・・・」
「あのライダー道最強の流派の後継者が隊長なんて・・・」
エクレールとキャロはそう言うと表情が強張り生唾を飲む
「でも先の聖グロリアーナの試合では負けていますよ・・・・・あと1歩の所まで追い詰めていますけど」
フォンデュは2人を元気づけようと言うがあまり効果はなく2人は溜め息をつく
「・・・でもここで沈んでいても仕方ないわ、戦って負けてから落ち込みましょう」
「そうね・・・本当にこういう時にキャロがいてくれると助かるわ」
キャロの言葉にエクレールは吹っ切れたように答える
「あっやっぱり私の事を楽天的みたいに言うけどこれでも色々考えているのよ!」
キャロは膨れっ面になって言うとエクレールとフォンデュは思わず笑ってしまう
「そうですね・・・エクレール様の指揮とキャロット様の実力があれば大丈夫ですよ」
「勿論!、私とエクは最高のバディーだもんね」
「えぇその通りよキャロ」
フォンデュの言葉にキャロが意気揚々と言うとエクレールも嬉しそう答える
「試合ではこれで存分に楽しませてもらいましょうか」
キャロはそう言うとカボチャの形をしたロックシードを取り出しまじまじと見ていた
次回 ガイム&パンツァー!!
一真たちにとって2回目となる対外試合が行われる
その相手はマジノ戦車隊&ウィッチライダー部隊!
前回の試合から学んだ事を活かすも新戦術と新ロックシードを携えたマジノ側の猛攻に大洗側はピンチに陥る!
果たして一真たちは悲願の初勝利を手にする事は出来るのか!?
第16話「激突! マジノ戦車隊&ウィッチライダー部隊です!」
【パンプキン!】
新章に突入しました!
今回の試合では一真たちライダー部隊も苦戦を強いられる事になります
あと今回の試合で登場するオリライダーですがまたも自分のセンスのなさを露呈しますが生暖かい目を見守ってくれると幸いです
お気づきになっているかもしれませんがキャラやライダー紹介の方を更新しました、報告が遅くなりすいません
次回も乞うご期待ください!