ガイム&パンツァー  戦車道・ライダー道極めます!   作:フルーツ大将軍

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第21話後編です

では、どうぞ!


第21話「運命の再会 全国大会開催です!(後編)」

                        『広場』

 

 一真たちはルクレールから少し離れた広場に一真と頼道が向かい合うように立ちギャラリーであるみほたちは広場の階段を上がった手すりごしから観戦する

 

「ねぇゆかりん、試合でもないのに他校の人と戦って良いの?」

 

「はいそれについてはライダー道連盟が指定している場所でなら他校との特別演習として承認されています」

 

 沙織の質問に優花里がそう答えみほが心配そうに一真を見る

 

「一真さん、勝てるのでしょうか?」

 

「分かりません、でも恐らく直江殿が使うのは・・・」

 

 優花里を答えようとした時頼道がゲネシスドライバーを取り出し腰に装着する

 

「あれは・・・ゲネシスドライバーか」

 

「はい、それに使うエナジーロックシードは」

 

 麻子が確認するように言い優花里がまたも答えようとすると

 

 ライムの形をクリアパーツのロックシード「ライムエナジーロックシード」を取り出す

 

「変身」

 

【ライムエナジー♪】

 

頼道はロックシードを開錠すると頭上からライムのような鎧「ライムエナジーアームズ」がゆっくりと降りロックシードを持つ手を横に突き出し次に真上に掲げるとドライバーにセットしハンガーにロックをかける

 

【LOCK ON!】

 

 待機音が流れると頼道は勢いよく右手のグリップ「シーボルコンプレッサー」を押し込んだ

 

【ソーダー!】

 

 ドライバー下部のポッドに緑色の果汁のようなエネルギーが溜まり頼道の頭にアームズがクルクルと回りながら覆い被さる!

 

【ライムエナジーアームズ!】

 

 物々しい軍歌と似たようなメロディーが流れるとアームズが展開され頼道はソルジャーのような仮面ライダーに変身した

 

「黒森峰「ゲネシスライダー部隊」の主力ライダー「仮面ライダーシュヴァルツ ライムエナジーアームズ」ですねあの歴戦の兵士のような見た目とまるでコートを着ているかのようなアームズにかなり人気のあるライダーです」

 

「一真君・・・」

 

 優花里が頼道が変身した仮面ライダーの名前を言い語り始めるが依然心配そうにみほが一真を見ていた

 

「さぁお前も早く変身しろ」

 

 シュヴァルツはアームズウェポン「ソニックアロー」を突き出して言うと一真は無言で戦極ドライバーを取り出し腰に装着する

 

「なんだ・・・ゲネシスじゃなくちゃちな戦極ドライバーか!」

 

 シュヴァルツは馬鹿にするように言うが一真は気にも止めずにオレンジロックシードを取り出し顔に掲げる

 

「変身!」

 

【オレンジ!】

 

 一真はロックシードを開錠し変身ポーズを決めるとドライバーにロックシードをセットし殴りつけるようにハンガーにロックをかける

 

【lock on!】

 

 待機音声が流れると一真はカッティングブレードでロックシードを切った

 

【ソイヤ! オレンジアームズ! 花道 オンステージ!】

 

 一真の頭にアームズが覆い被さり電子音声とともにアームズが展開され一真は仮面ライダー鎧武に変身した!

 

 鎧武に変身した直後広場が黄色い結界のような物で覆い尽くされる

 

「これは・・・・・」

 

「「特別演習用バトルフィールド」ですよ、これでライダーが戦う時の流れ弾が私たちに飛んでくる事を防ぐんです」

 

 優花里がバトルフィールドについて説明し遂に鎧武とシュヴァルツの戦闘が始まろうとする

 

「時代遅れの英雄は・・・すぐに片付けてやるよ!」

 

 シュヴァルツは威勢良く言うと鎧武に駆け寄り切りかかる

 

 しかし鎧武は最小限の動きで避ける

 

(こいつ・・・出来る)

 

 その動きを見たまほは鎧武が手練だと気付いた

 

「くっ!・・・クソォォォォ!」

 

 シュヴァルツは初手を挫かれ驚愕し半ばヤケクソ気味に何回も切りかかるも全て鎧武に難なくと避ける

 

「すましてんじゃねぇぇぇぇぇ!!」

 

 シュヴァルツは遂に怒りに任せてソニックアローを振り下ろす、鎧武はまたも難なく避けつかさずに顔面に左ストレートを叩き込み受けたシュヴァルツは転げ倒れる

 

「ここからが俺の舞台だ!」

 

 鎧武は戦闘開始の如く言い放ちその言葉をキッカケにギャラリーの方が盛り上がる

 

「なんでこんなに盛り上がるんだ?」

 

「それは普通に考えて圧勝するはずのシュヴァルツが逆に圧倒されているからです」

 

「シュヴァルツが使っているのはクラスSSのライムエナジーロックシードとゲネシスドライバーそれに対し破神殿が使うのは2ランク下のクラスAのオレンジロックシードと戦極ドライバー、まずどう転んでも勝てるはずじゃないのですが」

 

 麻子はこの盛り上がりようを疑問に優花里が答える

 

「鎧武が直江を圧倒している!?」

 

「みたいだな」

 

 みほたちとは少し離れた場所から見ていたエリカもこの事実に驚愕するとまほは端的に答える

 

「でもどうやって!?」

 

「あの鎧武、どうやら破神教官に匹敵する程の実力者だ直江では歯が立たないのも無理はない」

 

(もしかしたらそれ以上かもしれない)

 

 まほは狼狽えるエリカにそう答えるがそれ以上のものと感じていた

 

 その頃鎧武は大橙丸を地面に突き刺しシュヴァルツに歩み寄る

 

「その余裕すぐに叩き壊してやる!」

 

 シュヴァルツは諦めずに鎧武に切りかかるも鎧武は軽く避け腹部にカウンターキックをおみまいする

 

「ぐっ!バカなっ!?、なんで・・・こんな奴に!」

 

 するとシュヴァルツはソニックアローの弓部分を引き矢の部分にエネルギーが溜まると弓部分を放し緑色の光矢が撃たれ鎧武に向かって飛んで行く

 

 鎧武は動じることもなく歩き続けると光矢を手刀で粉砕する

 

「っ!」

 

 シュヴァルツは驚くも何回も光矢を撃つもパンチやキックなどで砕かれ鎧武の進行を止められない

 

「まだまだぁぁぁぁぁ!!」

 

 シュヴァルツは光矢を撃つのを止めまた鎧武に切りかかるが右手でソニックアローを掴まれると自分とは逆方向まで回すように引っ張られ鎧武はアッパーを繰り出しシュヴァルツの身体が宙に浮くとつかさずハイキックを叩き込んだ

 

「グハッ!」

 

シュヴァルツはソニックアローを手放してしまい吹き飛ばされる鎧武は徐ろにソニックアローをシュヴァルツに投げ返す

 

「1つ君に聞きたい・・・なぜみほちゃんを「腰抜け」なんて言った?」

 

 鎧武は怒りを押し殺しながらも尋ねる

 

「それはなあいつが戦いから逃げたからだ!」

 

 シュヴァルツはソニックアローを拾い立ち上がり怒りを剥き出しにして言う

 

「黒森峰の10連覇がかかった去年の全国大会決勝戦、充分勝つことが出たのに間抜けなミスをして川に転落した戦車隊の隊員を救出する為にフラッグ車に乗っていたあいつは勝手に降りた、そのせいで俺たちは負けてしまったんだ!」

 

 シュヴァルツの言葉にみほは俯いてしまいエリカも何か思い当たるのかそっぽを向く

 

「そして責任でも感じたのかあいつは黒森峰を去り、呑気していると思えばまさか無名校でまだ戦車道をやっていたとは呆れを通り越して尊敬できるよ」

 

 シュヴァルツは馬鹿にするように拍手を送る、それを見た鎧武は両手に握り拳を作る

 

「・・・何のいけない事をした?」

 

「あぁなんだ何か言ったか?」

 

 鎧武はぼそっと呟きシュヴァルツ耳部分に手を当てながら尋ねる

 

「みほちゃんが何のいけない事をしたって言っているんだ!!」

 

 鎧武は怒りを露わにしシュヴァルツは収まっていた震えが左手に蘇る

 

「聞いている限りだとみほちゃんがやった事は賞賛や感謝こそされお前のように叱責され貶される謂れはない!!」

 

「俺はお前を絶対に許さねぇ!!」

 

 鎧武はシュヴァルツを指差して言い放ち鎧武は走り出すと突き刺していた大橙丸を引き抜き無双セイバーを抜刀するとシュヴァルツに迫る

 

「一真君・・・」

 

「あいつ・・・」

 

「・・・・・」

 

 そんな鎧武をみほやエリカ・まほも呆然と見ていた

 

「ふざけるな!!」

 

 シュヴァルツも左手の震えを抑えながら鎧武に切りかかる

 

「はっ!てやぁぁぁぁぁ!!」

 

「なにっ!?」

 

 しかし鎧武が軽く大橙丸で弾くと鎧武は連撃を叩き込みシュヴァルツの鎧から火花が飛び散る

 

「一体何事だ?」

 

 するとまほたちの後ろからスーツ姿の総一が現れる

 

「教官・・・実は」

 

 まほが総一に事情を話そうとするが総一は鎧武とシュヴァルツの戦闘を目にし理解する

 

「なるほど・・・だが珍しい特別演習をまほ君が許すとは」

 

「いえ・・・これは」

 

「いや話さなくて良いが直江は一真を怒らせてしまったか」

 

 総一は分かっていたかのように言う

 

「やはりあの鎧武は教官の御子息なんですね」

 

「あぁ・・・私の大切な息子だ少々手が掛かるがな」

 

 総一は嬉しそうに言うとまほたちは鎧武とシュヴァルツの戦闘に目を向ける

 

 その頃鎧武はシュヴァルツを怒涛の連撃を浴びせシュヴァルツは広場の端まで吹き飛ばされる

 

「俺が・・・なんでこんな奴に!!」

 

【LOCK OFF】

 

 シュヴァルツはなす術もなく鎧武に圧倒される事が納得できずドライバーのロックシードを取り外すとソニックアローにセットする

 

【LOCK ON!】

 

「マズイです!、シュヴァルツは必殺技「ソニックボレー」を撃とうとしています、いくら破神殿でもあれを受けてしまったら!!」

 

 優花里は焦るように言う傍らシュヴァルツは弓部分を引いていき矢部分に緑色のエネルギーが収束していくが鎧武は棒立ちのまま動かない

 

「くたばれぇぇぇぇぇ!!」

 

【ライムエナジー!】

 

 シュヴァルツは叫んだ直後弓部分を放しシュヴァルツの必殺技「ソニックボレー」が鎧武を襲う!

 

「あっ!」

 

「一真君・・・」

 

「負けてしまいましたね」

 

「あぁ・・・負けてしまったなぁ~」

 

 鎧武は大きな爆発に包まれ観戦した誰もが鎧武の敗北を確信していた

 

「直江がな」

 

 ただ一人総一を除いて

 

「ざまぁみろ、流石のあいつもこれには・・・」

 

【lock off】

 

 シュヴァルツも勝利を確信し呟くも何かの電子音声が聞こえる

 

【lock on!】

 

「っ!、なんだ?」

 

 シュヴァルツは鎧武がいた方向を見ると

 

【一! 十! 百! 千! 万!!】

 

 爆風が急に飛び去りその中から無双セイバー・ナギナタモードを風車のように回す無傷の鎧武がいた

 

「さぁいくぞっ!、はっ!」

 

 無双セイバー側の刃にオレンジ色のエネルギーが溜まると鎧武は大きく×を作るようにシュヴァルツに向かって振るいオレンジの色の×の形をしたエネルギーがシュヴァルツに直撃しシュヴァルツはオレンジの形をしたエネルギーに包まれる

 

「なっなんだこれは!?」

 

 シュヴァルツは動こうとするもオレンジの形をしたエネルギーに拘束され動けない!

 

【オレンジチャージ!】

 

「ハァァァァァ・・・セイハァァァァァ!!」

 

 鎧武は大橙丸側の刃を上にすると電子音声とともにシュヴァルツに駆け寄り一閃し必殺技「ナギナタ無双スライサー」を浴びせた!

 

「うっ!うわぁぁぁぁぁ!!」

 

 シュヴァルツはエネルギーごと真っ二つにされたかと思うとすぐに元に戻り大きな爆発が起るとその中からオレンジの断面をしたエフェクトが現れる

 

 シュヴァルツは強制変身解除されながら転げ倒れるとドライバーにセットしていたロックシードが鎧武の手元に飛んで行く

 

「ふんっ」

 

 鎧武は飛んできたロックシードをナギナタで倒れている頼道に向かって弾く

 

「俺がこんな奴に・・・そうだこれは何かの間違いだ!」

 

 頼道はロックシードを拾いよろよろと立ち上がると自分が負けた事に信じられず言いがかりをつけ始める、鎧武はドライバーにロックシードをセットし直し元に戻すと変身解除され人間の姿に戻り冷ややかな目で頼道を見る

 

「何言っているの?、余裕かましておきながら負けたのはどこの誰よ」

 

「「すぐに片付けてやるよ!」って言ったのは誰でしたっけ直江殿?」

 

「キサマら調子に乗りやがって!!」

 

 沙織と優花里がルクレールでのお返しと言わんばかりに言いみほたちは一真に駆け寄る、一真は心配そうに見ていたみほに笑顔でサムズアップをしみほの表情も笑顔で返した、すると頼道が今にでも殴りかかろうとしようする剣幕で言うが

 

「直江お前の完全な敗北だいい加減認めろ」

 

 総一がそう言いながら頼道に歩み寄ると頼道の顔が青ざめる

 

「きょ!・・・教官!?、いやあの・・・これは!」

 

「いつも言っているよな直江、戦極もゲネシスもどちらも使用者の能力を引き出す道具に過ぎん、ロックシードも同じだ、ドライバーの性能が重要になるのは自分と相手の実力が拮抗している時だけだとな」

 

 頼道は何か言おうとするも総一にまくし立てられる

 

「直江お前が一真に比べて圧倒的に足りなかったのはドライバーに頼らない自身の実力だ、だからお前はいつまで経っても成長しない、早く自覚するんだな」

 

 総一に言われた頼道は苦々しそうにする

 

「流石だな一真、2ランク上のライダーをあそこまで圧倒するとは思わなかった」

 

「父さん・・・」

 

 総一は一真に向かって言い一真は険しい表情で総一を見る

 

「直江・・・みほ君それに大洗の諸君に謝罪しろ」

 

「えっなんて?」

 

 総一が一真を見据えながら言い頼道は意図が分からず聞き直す

 

「もう1度言うぞ、みほ君それに大洗の諸君にすぐに謝罪しろ」

 

「なんでこんな無名校の連中にそれになぜあの腰抜けに・・・ひっ!」

 

 総一が復唱すると頼道が反論するも一真の鋭い視線を感じてたじろぐ

 

「どうせお前が余計な事を言ってこんな事態になったんだ、自分の不始末ぐらい自分で拭え」

 

「ですが!」

 

「あ・や・ま・れ!」

 

 頼道は食い下がるも総一の圧倒的な迫力に観念する

 

「・・・誠に申し訳ありませんでした」

 

 頼道は渋々頭を下げて謝罪し総一は頼道を呆れたように見る

 

「まほ君・逸見君、君たちもだ、1人の失態はチームの失態だ」

 

「「誠に申し訳ありませんでした」」

 

 総一はま既に総一の隣にいたまほたちにも促しまほたちは同時に頭を下げ謝罪した

 

「そんな・・・直江さんはともかくまほさんや逸見さんは関係ないのに」

 

「いやこれは黒森峰チーム全体の問題だこれで許してもらおうとは思わない大洗チームにはちゃんとした形で侘びをさせてもらう」

 

 総一は一真の言葉にも構わずに言う

 

「すまないみほ君、少し一真を借りて良いか?、少し親子水入らずで話したいんだ」

 

「はい・・・構わないですよ」

 

 総一はそう頼むとみほは小さく頷きながら了承する

 

「ありがとうみほ君、まほ君、君たちは1足先に学園艦に帰っていてくれ私も話が終わったらすぐに帰る、直江は私が帰った後すぐに教官室に来るように」

 

「分かりました」

 

 総一はみほに礼を言いまほたちに指示を出すとまほが端的に返事をしその横で頼道は顔面蒼白になる

 

「一真・・・」

 

 総一は付いてこいと言わんばかりに頭をクイッと向け歩き始める

 

「みんなゴメン、ルクレールで待ってて」

 

「分かりました、ケーキ追加で頼んでおきますけど何が良いですか?」

 

 一真が手を合わせて言うと華が答え尋ねる

 

「そうだな~レモンパイで!」

 

「分かりました」

 

 一真は一瞬考える素振りを見せると人差し指をピンっと立てて答え華が笑顔で返事する

 

 すると一真は総一を突き刺すような視線で見ながら付いて行く

 

 そんな一真を麻子が何か思い当たるように悲しい表情で見る

 

「・・・?」

 

 一真は麻子の視線を感じ振り向くと麻子が急にそっぽを向きみほたちはルクレールに向かう

 

(なんで麻子ちゃんあんな・・・悲しそうな)

 

 一真は一瞬見えた麻子の悲しそうな表情に疑問に思うも総一の後を付いて行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 #####

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     『噴水公園』

 

 一真と総一は広場から少し歩いた噴水公園にいた

 

「すまないな直江が迷惑をかけてしまったようだな、口は悪いが良い奴で気が立っているだけなんだ」

 

「そう・・・謝ってもらったしもう気にしていないよ」

 

 総一が頼道について改めて詫びると一真は素っ気無く答える

 

「だが・・・意外だったな、お前がまだ続けていたとは」

 

「さっきもまほさんがみほちゃんに言っていたのを聞いたよ」

 

 総一が意外そうに言うも依然一真は険しい表情を崩さずに答える

 

「ふっ・・・そうか、まほ君も相変わらず不器用だな」

 

 総一は微笑し分かったかのように言う

 

「一真・・・だが戦車やライダー道など本当の戦いを知っているお前にとっては所詮お飯事に過ぎんはずだ、何故それでもお前はライダー道を続ける?」

 

「お飯事なんかじゃないよそれにこの世界でも守りたい人が出来たんだ」

 

 総一の質問に一真は真剣な表情で答える

 

「守りたい人?・・・・・みほ君たちかだが彼女たちにそこまでの価値があるか、少なくともあの生徒会の3人は怪しい物だ」

 

「どういう事なんだ会長さんたちが怪しいって?」

 

 総一の含みのある言葉に一真は怪訝そうに答える

 

「おかしいと思わないのか、お前やみほ君が大洗に来てから急に戦車・ライダー道を復活させたみほ君の事はともかく何故お前がライダーとして強い事まで知っていたんだ?」

 

「それは父さんの息子だから強いと思ったんじゃないのか?」

 

 総一の疑念の声に一真が不思議そうに答える

 

「いや奴らがそんな憶測で動けるはずがない、なんせお前の通う学校は・・・・・」

 

「学校がどうかしたのか?」

 

 総一の言葉に一真が尋ねるも総一は言葉を詰まらせる

 

(そうか・・・まだ一真たちは知らされていないのか)

 

 総一は一真の言動からある事に気付き口元をニヤつかせる

 

「・・・・・それよりも黒森峰の教官で更にライダー道最強の流派「破神流」かどこに行っても父さんはお山の大将が好きだな」

 

「ふっ・・・私が求めた訳ではない世界がそうさせるのだ、それに効率よくライダーシステムを運用するには流派を名乗り有名になるのが手っ取り早い、まぁ挑戦してくる輩を拒まずに倒していたら予想以上の働きになったがな」

 

 総一は一真の嫌味に総一はゲネシスドライバーを取り出しチラつかせながら答える

 

「一真話の最後にこれだけは聞いておく、お前はこれからもライダー道を続けるのか?」

 

「あぁ・・・勿論だ」

 

「これからも続けるのであればいずれ俺とお前は戦う運命だぞそれでも良いのだな?」

 

「覚悟はある!・・・みんなを守る為なら父さんとも戦う!」

 

 総一の問いに一真は真っ直ぐ総一を見つめ答える

 

「そうか・・・なら早く仲間の元に行ってやれ」

 

 一真はその総一の一言で踵を返しみほたちの元に戻って行く

 

「説得は無理でしたね総一さん」

 

 すると物陰から優しそうな女性が現れ親しげに総一に歩み寄る

 

「なんとなく分かっていたがな・・・だが、これまでも一真は充分すぎる程戦ってきたもうあいつが自分を犠牲にして戦う必要はない」

 

「そうですねでもあのカズ君の事ですからね、これからどうしますか?」

 

「一真に対してはプランBを破棄しプランCに移行する」

 

 総一の言葉に優しそうな女性の表情が暗くなる

 

「里彩・・・お前はもう降りていいぞ、このプランはあいつにとって最も辛い物になる、奴の辛い姿は見たくないだろう・・・」

 

「いえ私は降りませんよ総一さんだって辛いはずですあなたにだけ辛い思いはさせません、それにあなたと一生を添い遂げると決めた時から運命を共にすると決めていますから」

 

 総一の言葉に優しそうな女性・・・総一の最愛の妻であり一真の母親である破神 里彩(はがみ りさ)は決意も持って答えた

 

「・・・すまない・・・里彩」

 

「いえ・・・」

 

 微笑みながら謝る総一に里彩も微笑みながら答え去っていく一真を見る

 

「一真・・・お前だけは・・・今度こそ救ってみせる!」

 

 総一は一真の背中を見ながら内に秘めた覚悟を述べるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 ガイム&パンツァー!!

 

 全国大会第1回戦サンダースチームとの試合になり生徒会チームにプレッシャーを掛けられる一真とみほ

 

「せめてチームの編成が分かれば・・・」

 

「そうだな・・・」

 

 悩む2人を見て優花里がある行動に移る

 

「一真、これ持っとけ」

 

「なんだこの黒いメモリー?」

 

 優花里の異変に気付いた一真に夜罪が渡した黒いメモリーの正体は!?

 

 謎の行動をとる優花里を追跡する中一真は窮地に立たされる!

 

第22話「ドキドキの潜入作戦です!」

 

「うわぁー!!、バレたぁー!?」

 

 

 

 

 

 

 

 




いかかでしたか?

作者は最近少しばかり心が折れそうになりましたがなんとか立ち直りました

今回もあるガルパンキャラにある設定を付けさせてもらいました、小説なんかを見ててあのキャラは別にこういう立ち位置でも良かったなぁと思ってそれならという勢いでぶっ込んでみました

次回はオットボール三等軍曹ならぬ秋山殿の潜入作戦に一真が・・・・・乞うご期待下さい!
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