ガイム&パンツァー 戦車道・ライダー道極めます! 作:フルーツ大将軍
では、どうぞ!
これまでのガイム&パンツァーは
サンダースチームの罠を掻い潜り先に敵戦車を撃破し敵ライダー小隊を壊滅させた大洗チームはみほの提案によりサンダースチーム本隊に陽動作戦を仕掛けその間に敵フラッグ車をする作戦を取る
敵フラッグ車の捜索をしていたアヒルさんチームはフラッグ車であるアリサたちのシャーマンと鉢合わせになりなんとか攻撃を振り切り護衛に就いていた龍玄の助けもありみほが指定した地点に誘き出すことに成功する
サンダース戦車チーム隊長ケイはアリサの緊急通信でアリサたちの危機を知りアリサとユウノが独断で罠を仕掛けていた事を知り激怒するも4両だけでアリサたちの救援に向かいリョウたちガーディアンライダーチームも一真たちフルーツライダーチームの実力を危惧し全戦力を投入しケイに悪いと思いつつも待機していたシャーマン1両に密かに救援に向かうよう通達するのであった
大洗チームとサンダースチーム果たしてこの試合を制するとは一体どちらか!?
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『試合会場 観覧席エリア付近の小高い丘』
「まさかこんな展開になるとは・・・」
「ふふ・・・まるで鬼ごっこね」
試合を観戦する聖グロリアーナのオレンジペコは意外そうに言うとダージリンが微笑しそう答える
「・・・隊長はあまり面白くなさそうですね」
だがアークは少々つまらなさそうに見ているのにアルビオンが気付く
「・・・別にそんな事はない」
(恐らくまだサンダースは切り札を隠して持っているはず、まだ勝敗が決するには早すぎるか・・・)
アークはそう答えるも心の中ではまだ1波乱あると考えていた
一方黒森峰側では・・・
(あともう少しでフラッグ車を撃破出来る!)
「まさか弱小校の方が追い詰めるとはな」
「確かに予想外の展開だけどこれはこれで中々面白いよ」
大洗側が追い詰めている状況に思わずガッツポーズを取ってしまうエリカやオレンジペコと同じように意外そうに言う頼道に嬉しそうに答える正均
だがまほと総一は何も言わず静かに試合を観戦する
『試合会場 観客席』
「良いぞ!」
「追えー!!」
その頃観客席側では大洗チームに大きな声援を送る人が出始め盛り上がりを見せる
「良いよ大洗チーム!頑張れー!!」
その中でも大洗の制服を着た緑髪で蛙と白蛇の髪飾りを付けた少女が一際大きな声援を送る
「どう?、大洗チームは勝っている?」
「はい!、あともう少しでフラッグ車を倒せそうですよ!」
すると紫髪で冠のようにした注連縄を頭に付けており右側に赤い楓と銀杏の葉の飾りが付けた女性が緑髪の少女に話しかけ隣に座ると少女は見知った仲のように嬉しそうに答える
「でもこれってライダーも倒さなきゃいけないんだよね?」
「ライダーの方もあと10人倒せば条件を満たします、天子や衣玖に幽香や夜罪がいれば問題ないです!」
更に金髪に目玉のような物が付いたなんだか蛙のように見える帽子を被った小学生ぐらいに見える少女が話しかけ腰掛けると緑髪の少女は天子たちとは知人のように答える
「なんだ一真の顔が見えると思って見に来たのにな~」
「そういえば「早苗」は学校で一真に会った?」
「いえ・・・いつもライダー道の練習なんかで忙しそうなので・・・」
金髪の少女はつまらなさそうに言うと紫髪の女性が緑髪の少女 東風谷 早苗(こちや さなえ)に尋ね早苗や少し暗い表情で答える
「そうなんだ~相変わらずなんでも生真面目にやっているんだ」
「恐らくこの世界で出来た戦車道の友達の為にまた・・・」
金髪の少女は一真の性格を分かったかのように言い早苗は辛そうに答え紫髪の女性は心配そうに早苗を見る
「大丈夫だよ一真だって子供じゃない自分で決めてあの場にいるはずだよ、今のあたしたちに出来るのは応援する事だけ・・・そうは思わない?」
「はい・・・「諏訪子様」ありがとうございます」
金髪の少女 洩矢 諏訪子(もりや すわこ)は見た目に合わない程の説得力のある言葉で早苗を元気づけ早苗は礼を言う
「・・・大洗チーム頑張れー!!負けんじゃないわよー!!」
「「神奈子様」・・・頑張れ大洗チーム!!」
すると紫髪の女性 八坂 神奈子(やさか かなこ)は嬉しそうに頷くと大洗チームへの応援を始め早苗も応援を再開する
(でも今の私に応援する以外にも一真さんを助ける方法はあるはず・・・!)
だが早苗は応援以外に何が出来るか頭の中で考えていた
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『試合会場 0615地点付近』
その頃一真とみほたち大洗チームは逃げるフラッグ車であるアリサたちのシャーマンを追いかけていた
「このタフなシャーマンがやられるわけないわ!、なにせ5万両も作られた大ベストセラーよ!!、丈夫で壊れにくしおまけに居住性も高い!、馬鹿でも操縦が出来る程操縦が簡単で馬鹿でも分かるマニュアル付きよ!」
「言葉ですが自慢なっていません!」
シャーマンの車内でアリサは混乱気味でシャーマンを褒めちぎるが砲弾がシャーマンをカスり振動が伝わると砲手にツッコミを受ける
「うるさいわよ!」
だが混乱しているアリサが聞く訳がなくそう喚く
「なんでショボくれた戦車に追いかけまされる訳!?、あんたたちとは格が違うのよ!撃て!」
するとまだアリサは喚いているがシャーマンは回転砲塔を大洗チームの戦車に向けアリサの合図で砲撃する
しかし大洗チームは難なくシャーマンの放った砲弾を避ける
「何よその戦車!?小さすぎて的にもならないじゃない!当たればイチコロなのに!修正右3度!」
アリサはまだまだ喚くがかかさず指示は送る
「装填急いで!、全くなんなのあの子たち!力もないくせにこんな所に出てきて!どうせ廃校になるくせに!さっさと潰れちゃえば良いのよ!!」
装填手にも指示を出すも喚き続けるアリサにシャーマンの装填手の口から深い溜め息が出る
一方みほたちあんこうチームと一真が乗るⅣ号戦車の車内では・・・
真剣な表情でシャーマンを見つめる一真たちだがキューポラから出てきたアリサが喚く姿を確認する
「何か喚きながら逃げています」
「うん・・・」
華はそう言うとみほは苦笑いを浮かべながら答える
(まぁ確かにここまでやられたら喚きたくもなるよな・・・混乱している相手を倒すのは性に合わないけどそうも言ってなれないからな)
一真は戦車の走行音で声は聞こえないものの口の動きでアリサが何を言っているのか分かり半ば同情していた
その頃聖グロリアーナや黒森峰とはまた違う丘からこの試合を見守る亜美は・・・
「アッハッハッハッ!!、こんな追いかけっこ初めて見たわね!」
10式戦車の上で胡座を掻いて座りながら豪快に笑っていた
「確かにあまり見れるものじゃないよね~」
すると10式戦車ポニーテールの美しい黒髪を靡かせる女性が10式戦車にもたれながら答える
「そういえば今回の試合「美織の弟」も出ているんだっけ?」
「一応ね・・・「義理の姉」としては本当は戦ってほしくないんだけど・・・」
亜美の問いに黒髪の女性 元宮 美織(もとみや みおり)は少し影を落としながら答える
「・・・辛いわね」
「本当に辛いのは「カズ君」の方よ、それに今回の試合はカズ君が戦わないと勝てないだろうし」
亜美は親友である美織を心配するように呟き美織はモニターを見ながら答える
モニターには大洗チームにケイとリョウたちサンダースチームの主力と1両だけ森の中をジグザクと進むシャーマンが映っていた
所変わって大洗チームの方は
「目標の距離詰まってきています!、60秒後攻撃を再開予定!順次発砲を許可します!」
みほが指示を送り徐々にアリサたちのシャーマンとの距離が詰まっていると上り坂に差し掛かる
「前方に上り坂!迂回しながら目標に接近してください!」
「分かっている」
すぐさまみほは指示を送り麻子が答えている間にも沙織が得意のメールの早打ちを駆使して全チームにメールを送る
大洗戦車チームはⅣ号を先頭に上り坂を迂回していく
「柚子遅れるな!」
「分かっているよ桃ちゃん!」
「頑張れ~」
「・・・・・」
最後尾を走るカメさんチームの38tの車内では何か夜罪が杏に言いたそうにしていたが無駄たと思ったのか何も言わずに正面に向き直す
そして上り坂を超え切った大洗戦車チームはシャーマンを視界に捉え仕留めようと砲撃準備に入る
「ユウノ・・・ピンチになったら助けに来てくれんじゃないの?、早く助けに来てよ・・・ユウノー!!」
精神的に完全に参っていたアリサは不意にユウノに助けを求めるように叫ぶ・・・すると!
『ドォーーーン!!』
近くにミサイルでも落ちてきたような砲撃音が聞こえる
「今のは!?」
「ファイアフライ17ポンド砲です!」
「すごい音がしたよ!?」
(まさかもう到着したのか!?)
みほたちはそう言い合うとみほと優花里はハッチを開け一真も砲手側のハッチを後方を確認する
するとこちらに向かってくるファイアフライとともに3両のシャーマンとその前を固めるガーディアンライダーチームの姿が見える
「4両だけ?」
「距離5000m!」
「ファイアフライの有効射程は3000mまだ大丈夫です!」
(ライダーチームは見る限りでもほぼ全員で来ているな、まずいこのままだと・・・)
まだファイアフライの有効射程ではないものの一真は別の事を危惧していたそれは・・・
「アリサ!すまない待たせてしまった、でももう大丈夫だ!すぐに助けに行くぞ!」
「ユッユウノ・・・・・よしっ!100倍返しで反撃よ!!」
本隊に合流したユウノの通信でアリサは涙目になるとガッツポーズを取り先程の混乱は消えたかのように強気に反撃する
その直後迫って来ているサンダース戦車チームの本隊も攻撃を開始する
そう一真が危惧していたのはサンダースチームの士気の回復・・・いや上昇により試合の流れがサンダースチームに傾く事だった
「どうするみぽりん!?」
「ウサギさん・アヒルさんは後方をお願いします!、カバさんと我々あんこうチームは引き続きフラッグ車を攻撃します!」
みほは沙織の問いにすかさず答え指示を送り沙織はメールで全チームに指示を送る
すると大洗戦車チームは前方にあんこうチームとカバさんチーム中央にカメさんチーム後方にアヒルさんチームとウサギさんチームの陣形を取る
「一真、もうすぐで衣玖と幽香がこちらに到着する、到着次第フラッグ車か敵本隊を潰しに行くか?」
「いや衣玖さんと幽香には後方のアヒルさんとウサギさんの支援に入るように伝えてくれ」
夜罪からメールが入り一真はすぐに返信を送り指示を出す
「絶対に逃げないから!」
「「「「「うん!!」」」」」
その頃ウサギさんチームのM3リーでは梓の言葉にあゆみたち5人は決意を固める
「この戦いはアラスの戦いに似ている!」
「いや甲州勝沼の戦いだ」
「天王寺の戦いだろう?」
「「「「それだ!!」」」」
「お前たち本当にブレないな・・・」
カバさんチームⅢ突の車内ではいつもの歴史ネタを炸裂させ天子はイヤミ半分で言う
「ここで負ける訳にはいかんのだ!!」
カメさんチームの38tでは桃がそう意気込みながらも敵本隊に向けて砲撃するが・・・やはり当たらない
「桃ちゃん当たってない・・・」
「うるさい!!」
「壮絶な撃ち合いだね」
(こんな状況でも平気で干し芋を食べるとはある意味凄いな)
追い込まれる状況にも関わらず何事もないように答え干し芋を頬張る杏に夜罪は何故か凄いと思ってしまう
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『試合会場 観覧席エリア付近の小高い丘』
「大洗チームピンチですね」
「サンドウィッチはパンよりも中のキュウリが一番美味しいの」
「・・・?、どういう事ですか?」
聖グロリアーナではオレンジペコの言葉にダージリンが答えるがアルビオンや意味が分からずにそう尋ねる
「挟まれた方が良い味出すのよ」
「しかも今回のキュウリは大きすぎてはみ出し落ちる危険がありますよ」
ダージリンはそう言うとアークが補足するように答えるⅣ号の車内にいる一真を見ながら
『試合会場 平原エリア』
その頃大洗チームは・・・
「・・・撃てー!!」
「「「「アターック!!」」」」
アヒルさんチームは意を決しサンダースチームの本隊に砲撃するがその直後!
「「「「きゃあぁぁぁぁぁ!!」」」」
何者かの戦車の砲弾がアヒルさんチームの89式に直撃し眼前の岩に乗り上げて停止し白旗判定が出る
「アヒルさんチーム怪我人は!?」
「大丈夫でーす!!」
「すいません!、戦闘不能です!」
咄嗟に尋ねるみほにアヒルさんチームは答え安堵の溜め息をつくみほ
「衣玖さん!、幽香と一緒にウサギさんチームのフォローをお願いします!」
「分かりました!」
すぐさま一真も衣玖に指示を送るが
先程のアヒルさんチームを撃破した戦車は次にウサギさんチームに的を絞る
その戦車の砲手はガムを噛みながら息を合わせ砲撃する
砲弾は狙い通りウサギさんチームのM3リーに直撃し黒煙を上げながら戦車の砲撃で出来た穴を落ち停車してしまい白旗判定が出る
「すいません!、鼻が長いのにやられました!」
「ファイアフライです・・・」
「M3も・・・」
(サンダースチームの本隊が到着してからこんな短時間に2両もやられるなんて!、もし敵のライダーチームが攻めて来たらこっちは・・・!)
梓の通信にそう呟く優花里とみほの隣で一真は苦々しい表情で考え込む
「流石ねナオミ!、この調子でガンガン頼むよ!」
サンダースチームではケイが大洗戦車チームの2両の戦車を撃破したファイアフライの砲手ナオミに調子が良さそうに言いナオミは不敵に笑っていた
『試合会場 観覧席エリア付近の小高い丘』
「どうやらここまでみたいだな、弱小校にしては頑張った方か」
観戦している黒森峰では頼道が大洗チームの負けを確信したように言うとエリカが鋭い目つきで頼道を睨む
「お~恐い恐い・・・」
「いやみほ君なら必ず・・・」
頼道はおどけたように言う傍らで正均が半ば自分を信じ込ませるように言う
その間にもまほと総一は何も言わず試合を見守っていた
『試合会場 平原エリア』
その頃大洗チームはサンダースチームの本隊との距離が詰まっており戦車チームメンバーの士気も低下の一途を辿り既に風前の灯であった
「もうダメなの?・・・」
沙織はみほと一真に尋ねるが2人とも焦りの表情を見せるだけで黙っていた
「一真、流石にもうまずい、ここは1つあたしたちライダーチームで敵の本隊を蹴散らしに行くしかない!」
「いやそれは駄目です天子様、ここで私たちが出てしまったら戦車チームの守りはいなくなり精神的にも更に追い込まれる可能性があります、この状況で敵の伏兵が現れでもしたらひとたまりもありません」
「確かに衣玖さんの言う通りです、今は攻めることは出来ないが必ずチャンスはあるはずだそれまで耐えてくれ!」
すると天子からメールが入りライダーだけでも一気に攻勢に転じようと考えるが一真たちに合流した衣玖は反論し一真も同じ意見でありそう返信する
「そんな悠長な!」
「天子、焦らずじっくり待つことも必要よ」
「あぁ・・・それにこれまで懸命に練習に励んできた奴らを少しは信じてやれ」
「・・・分かった、もう少しだけ待ってみる」
天子は納得いかないものの今はカメさんの護衛に就いている幽香や夜罪のメールに折れたように返信する
「ほぉ~ら~あんたたちなんかアリよアリ!、呆気なく象に踏み潰されるね!」
(さてそれはどうかな?、まだ「得体の知れない霧」のせいでアリに見えるだけかアリの後ろにいる「巨大な何か」を見落としているだけかもな)
サンダースチームでは完全に調子に乗るアリサだがリョウにⅣ号戦車の車内にいる一真を見つめながらそう思っていた
「リョウ、今日はやけに消極的だけど何かあったの?」
「今回は最高のコンディションで「戦いたい奴」が1人がいる、そいつを倒せればこの大会に優勝出来る気がするんだ」
ケイはいつもよりも守りに徹するリョウに尋ねるとリョウは真剣に答えケイはその者が一真だと気付く
「へぇ~大した自信ね、じゃあ私からは何も言わないから好きにやっていいよ!」
「恩に着るぜケイ!」
ケイはリョウの言葉を信じ大洗戦車チームに的を絞りリョウもフルーツライダーチーム強いては一真に的を絞る
その頃大洗チームはカバさんチームのⅢ突がカメさんの背後に回り盾になる事を選ぶ
「弁慶の立ち往生みたいだ・・・」
「蜂の巣に されてボコボコ さようなら」
「辞世の句を詠むな!」
「・・・こんな事で諦めるとはお前たちもまだまだだな、お前たちが憧れる偉人はこんな事で諦める奴らではないはずだ!」
敗北ムード1色になりかけるカバさんチームだが搭乗していた天子はそう言い放つ
「ダメだ・・・もう終わりだ・・・」
「お前それでも戦車チームの副隊長か!こんな事で諦めるのか!」
カメさんチームでは桃がまるで人生が終わったように言い夜罪の言葉にも何も反応を見せない
「・・・っ!」
(みほちゃん・・・すまない今は耐えてくれ!)
その頃あんこうチームではみほが無意識に起きていた左手の震えを静かに右手で抑えそれを見ていた一真は悔しそうに握り拳を作っていた
今もサンダース戦車チームの砲撃は止まずなんとか回避し果敢にあんこうチームのⅣ号は砲撃するも命中しない
するとサンダース戦車チームが放った1発の砲弾がカメさんチームの38tに掠る
「ヒィッ!!」
桃の表情が遂にどんどんと涙目になっていきいつ崩壊してもおかしくなかった
「あんなに近づかれた!」
「追いつかれるぞ!」
「もうダメだ!やられたぁー!!」
戦車チームの叫びに苦痛の表情を浮かべる一真だが
「みんな落ち着いて!」
みほが呼び掛け一同がみほに注目する
「落ち着いて攻撃してください!敵も走りながら撃ってきますから当たる確率は低いです!まずはフラッグ車を叩く事を集中してください!、当たりさえすれば勝機はあります!、諦めたら負けなんです!」
「みほちゃん・・・」
みほの精一杯の鼓舞に一真は心が救われたように頷き他のメンバーにも変化が現れる
「諦めたら・・・」
「負け・・・」
「やっぱりダメだよ柚子ちゃん!!」
エルヴィンと柚子が呟く中桃は柚子に泣き付き杏が無言で桃の頭を撫でる
だが鼓舞した所で状況が変わるわけでもなく再び俯いてしまうみほだが
優花里は膝に乗せていたみほの右手に自分の左手を乗せ華はみほの左手に自分の右手を乗せそして一真は自分の右手をみほの左肩に乗せる
「西住殿の言う通りです」
「そうだよね、諦めたら負けなんだよね!」
優花里や沙織の言葉に麻子も頷きやっと明るい表情になる
「・・・ある人が言っていた、「諦めない限り希望はある」ってね」
「っ!!、その言葉って!?」
みほは一真の言った言葉には聴き覚えがあり咄嗟に尋ねてしまう
「みほちゃんさっきの「フラッグ車に当たりさえすれば勝機はある」って言っていたがそれは撤回してくれ」
「えっ!?どういう事ですか一真殿!?」
一真の言葉にあんこうチームのみならず通信を聞いていた大洗チームが驚き代表して優花里が尋ねると
「「勝機」ではない「勝利」だ!、今から俺たちフルーツライダーチームで敵本隊を攻撃を仕掛け敵戦車を足止めすると同時にガーディアンライダーチームを倒す!」
一真の突撃作戦に驚きを隠せない大洗戦車チームだが天子たちフルーツライダーチームはこの期を待っていたかのようにニヤリと笑う
「それぐらい出来るよな・・・フルーツライダーチーム!」
「勿論!それぐらい出来ないとな!」
「朝飯前とは行きませんが・・・不可能ではありません!」
「相変わず無茶な注文だけど無茶であって無理じゃない!」
「腕の鳴りどころだな」
一真の問いに天子たちは威勢良く答える
「一真さん・・・」
「一真殿・・・」
「大丈夫だよ華さんも優花里ちゃんもちょっとみんなにピッタリの花道を作ってくるだけだから」
心配そうに呼ぶ華と優花里に一真と穏やかな笑みで答えサムズアップをする
「みほちゃん後は頼む」
「・・・はい!」
一真はこの先の事をみほに託しみほは大きく頷く
「夜罪はフラッグ車護衛の為待機、天子・衣玖さん・幽香・・・行くぞ!」
「「「了解!!」」」
一真の指示に夜罪以外の戦車に搭乗していた一真たちは勢い良く戦車から飛び降り衣玖と幽香はロックビークルから飛び降りロックシードに戻ったロックビークルを飛び降り一真たちと共にサンダースチームの本隊目掛けて全速力で走り出す!
(ああ言った物のやはり1人は護衛に就けるか仕方がないな)
「・・・五翠ちゃんここは大丈夫だから破神君たちの所に行ってきなよ」
ある程度察していた夜罪は自分の気持ちを抑えるが杏に後押しされる
「だが・・・」
「こっちには西住ちゃんがいるからさ、それに自分のチームぐらい自分で守るよ」
「そんな事言うなら会長も手伝ってください!」
杏は最もらしい事を言うが干し芋を頬張るだけで何もしない杏に柚子がツッコミを入れる
「ふっ・・・後悔しても知らんぞ!」
夜罪は微笑するとそう言い38tから飛び降り一真たちに合流する
「夜罪!」
「お前たちにだけ良い格好はさせない!」
夜罪の合流に驚く一真だが夜罪はそう冗談を言うと微笑しフルーツライダーチームはサンダースチーム本隊に突貫していく!
「やはり来たな・・・ハガミー!!、全部隊コンバットフォーメーションで・・・」
(そうはさせない!)
リョウは嬉しそうに言い指示を出そうとするもナオミはそうさせまいとこちらに向かってくる一真たちの目の前に砲撃する!
「「「「「変身!!」」」」」
【オレンジ!】
【バッナーナ!】
【ブドウ!】
【メロン!】
【ブラッドオレンジ!】
一真たちは戦極ドライバーそ装着しロックシードを開錠した直後ファイアフライが放った砲弾が一真たちの目の前に着弾し爆煙と爆風に包み込まれる!
「ナオミ!何をやっているの!?」
「すいません、手が滑りました」
ナオミの急な砲撃に叱りつけるケイだが特に悪びれることもなく謝るナオミ
(いくらどんなに強いライダーでも変身する前に倒せばいい事、これで私たちの勝ちはけって・・・)
(果たしてそれはどうかな?)
ナオミ以下他のサンダースチームのメンバーも一真たちは倒れた思うがリョウだけはそうは思わずニヤリと笑う・・・そして!
【ソイヤ! オレンジアームズ! 花道 オンステージ!】
【カモ~ン! バッナーナアームズ! ナイトオブ スピアー!】
【ハイ~! ブドウアームズ! 龍・砲 ハッハッハッ!】
【ソイヤ! メロンアームズ! 天・下・御・免!】
【~♪ ブラッドオレンジアームズ! 邪ノ道 オンステージ!】
「「「「「うぉぉぉぉぉ!!」」」」」
爆煙の中から電子音声が聞こえると仮面ライダー鎧武・バロン・龍玄・斬月・武神鎧武が爆煙の中から現れサンダースチーム本隊に雄叫びを挙げながら突っ込んでくる
「ここからは俺たち大洗の舞台だ!」
「イイねイイね!!最高に盛り上がってきたぜ!!全部隊コンバットフォーメーションでHE WE GO!!」
「「「「「「「「「「「ラジャー!!」」」」」」」」」」
鎧武は大橙丸をサンダースチームに突きつけながら戦闘開始の如く言い放つとリョウは高ぶった気持ちを抑えきれない様子で指示を出しフルーツライダーチームとガーディアンライダーチームがぶつかり合う!
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『試合会場 サンダース陣地』
「やっと動き出したか・・・また強くなったお前の強さ見せてもらうぞ一真」
その頃サンダース陣地では「WELCOME HELL」と描かれたTシャツを着た赤髪の女性が試合映像を見ながら一真の事を知っているように言う
「それにしてもクラウンピースは何をしているんだ?」
赤髪の女性は1両だけ森の中をグルグルと回るシャーマンを見ながら呆れたよう言っていた
次回ガイム&パンツァー!
遂にぶつかり合うフルーツライダーチームとガーディアンライダーチーム!
「ここでお前たちを一網打尽にしてやるぜ!」
数と強固な防御で追い詰めようとするガーディアンライダーチームだが
「ここが使い時だな!」
バロンたちは新たな手に入れたロックシードで立ち向かう!
第30話「決死の攻防戦! バロン・龍玄・斬月・武神鎧武のアームズチェンジです!!」
【マンゴー!】
【キウイ!】
【ヒマワリ!】
【アンズ!】
いかがでしたか?
今回は大洗チームは追い詰めらるもみほの言葉で士気を取り戻し遂に一真たちも変身しサンダースチームと雌雄を決しようとする所まで描きました
次回はバロンたちの新たなアームズが登場します!乞うご期待下さい!