ガイム&パンツァー  戦車道・ライダー道極めます!   作:フルーツ大将軍

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お待たせしました第38話後編です

前編よりもやたら長いですがどれもカットできなくて・・・すいません

ではどうぞ!


第38話「新ライダーと私の過去と最強のドラゴンライダーです!(後編)」

                   『大洗町郊外 廃工場』

 

 一真は通知システムに示した大洗町郊外の廃工場前に辿り着きロックビークルを停めて降りると廃工場に入っていく

 

「おかしい・・・インベスもクラックが開いた形跡もない」

 

 だが中に入るとインベスもクラックすら開いていない事に不審に思いながら辺りを散策する

 

(それにこの工場に入ってから妙な気配を感じる・・・しかもこの感じは?)

 

 一真は憶えのある気配により一層警戒する

 

 するとある一斗缶の落ち一真は注視する

 

「はぁぁぁぁぁ!」

 

 突如一真の頭上から全身黒づくめの謎の襲撃者が殴りかかるが一真は分かっていたように受け止める

 

「やっぱりお前だったのか!、なんでこの世界に来てまで!?」

 

 一真の必死の問いかけにも答えない謎の襲撃者は一真の手を振りほどき一流の傭兵顔負けの格闘術を繰り出すが一真も負けずに応戦する!

 

 その最中一真は襲撃者の黒い目出し帽を取り襲撃者の顔が露わになる

 

「龍神・・・真名!」

 

 一真は襲撃者の名前を言い襲撃者はニヤリと笑い変装を解く

 

「久しぶりだね・・・あたいの気配に気づくとは流石ね・・・破神一真!!」

 

 黒森峰の制服を来た黒髪に真紅の瞳をした襲撃者「龍神真名(たつがみまな)」は興奮を隠しきれない様子で言う

 

「そんなにしてまで俺と戦いのか!?」

 

「この世界の仮面ライダーで我慢しようとしたけど・・・最強と謂われる黒森峰のライダーも「エリートと思い上がるボンボンの雑魚ライダー」だったからね、何人かあたいに食らいつける奴がいたがやはりあたいを満足出来るのはお前だけだと言うことだ」

 

 一真の問いに真名が自分が所属しているはずの黒森峰のライダーを貶し始め一真を指差す

 

「でもこの世界ではお前は満足に能力は発揮できないぞ!」

 

「心配は無用、既に戦う力は手に入れている」

 

 真名は笑みを浮かべながらゲネシスドライバーを取り出し一真は驚愕する

 

「何故お前がそれを!?」

 

「さぁ?、総一に聞くんだね」

 

 真名は惚けたように答えドライバーを腰に装着する

 

「お前は分かっているのか!?、仮面ライダーになるという事がどういう事か!?」

 

「仮面ライダーは正義の味方?違うね、それなら前に天子や衣玖がお前を殺そうとするわけないよな」

 

 真名の言葉に一真は思いつめた表情をし真名は面白くなさそうに鼻で笑う

 

「あたいはあいつらみたいに力に呑まれたりはしない、お前との最高の戦いを楽しみたいだけだ!」

 

 真名はそう言うと懐からドラゴンフルーツの形をした赤いクリアーパーツのロックシード「ドラゴンフルーツエナジーロックシード」を取り出す

 

【ドラゴンフルーツエナジー♪】

 

 真名はロックシードを開錠し頭上からドラゴンフルーツの鎧「ドラゴンフルーツエナジーアームズ」がゆっくりと降りてくるとロックシードをドライバーにセットしロックを掛ける

 

【LOCK ON!】

 

「変身」

 

 待機音声が流れ真名はニヤリと笑いながらシーボルコンプレッサーを殴りつけるように押し込む

 

【ソーダー!!】

 

 すると真名の頭にクルクルと回りながらアームズが覆い被さり!

 

【ドラゴンエナジーアームズ!】

 

 ディスコ風の音楽と機械音を組み合わせたようなメロディが流れ真名は東洋の龍のような仮面ライダーに変身した!

 

「「仮面ライダー龍刃」と名乗っている、さぁお前も変身しろ破神一真又の名を仮面ライダー・・・鎧武」

 

 龍刃に変身する真名は青龍刀型アームズウェポン「龍刃槍」を一真に向ける

 

(真名は口で言って分かるような奴じゃない!)

 

 覚悟を決めた一真は戦極ドライバーを取り出し腰に装着しオレンジロックシードを取り出す

 

「変身!」

 

【オレンジ!】

 

 一真はロックシードを開錠し変身ポーズを決めようとするが突然目眩に襲われ倒れそうになる

 

「どうした?」

 

「いや・・・なんでもない」

 

【lock on!】

 

 一真の様子が気になり龍刃も尋ねるが一真は平成を装って答えロックシードをドライバーにセットしロックを掛けそのままカッティングブレードでロックシードを切る

 

【ソイヤ! オレンジアームズ! 花道 オンステージ!】

 

 一真の頭に降りてきたアームズが覆い被さり電子音声と共に展開され一真は仮面ライダー鎧武に変身した!

 

「まずは様子見か・・・すぐに本気を出させてやる!!」

 

 鎧武に変身している一真がオレンジアームズで戦う事に不満気な龍刃は龍刃槍を振り回しながら鎧武に駆け寄り鎧武も大橙丸を構え龍刃との戦いに身を投じた!

 

 

 

 

 

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 その頃アイスクリーム店で一真の帰りを待つみほは・・・

 

「一真君・・・一真君は強いから大丈夫だと思うけど・・・」

 

 みほはいつになく心配するがふと銀色の鎧武と一真がみほの頭の中で重なって見える

 

(なんとなく一真君はそう言ってくれると思った、一真君なら私が求めている答えを教えてくれるって)

 

 みほは穏やかな笑みを浮かべテーブルに置いていたロックシードを持つ

 

 すると一瞬ほのかに輝くロックシードにみほは気付いていなかった

 

 

 

 

 

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 その頃鎧武と龍刃は両者が一歩も退かないこれまでにない激しい戦闘を繰り広げていた!

 

「「はぁぁぁぁぁ!!」」

 

 鎧武の大橙丸と龍刃の龍刃槍が鍔迫り合いを始め鎧武は押し退けようとするが龍刃は仮面の下で嬉しそうに笑う

 

「かなりの力が封印されたと聞いたがそれでももうここまで強くなったようだね~!」

 

 龍刃は嬉しそうに言うと鎧武を押し返し龍刃槍を振り下ろす

 

 鎧武は寸前で避け大橙丸で龍刃を攻撃するが全く効き目がなかった

 

「だがまだまだ本気じゃないな!」

 

 龍刃は構わず力任せに龍刃槍を振るい鎧武も大橙丸で切りかかり2つの武器が交差し合うと思われたが・・・

 

 なんと龍刃槍は大橙丸を切り落としてしまい鎧武に直撃してしまう!

 

「なにっ!?、ぐわぁぁぁぁぁ!!」

 

 龍刃は何度も鎧武を切り裂き鎧武は鎧から火花を散らし断末魔を挙げながら吹き飛ばされる!

 

「くそっ!!、これなら!!」

 

【lock off】

 

 鎧武は痛みに耐えながら起き上がると無双セイバーを引き抜きドライバーにセットしていたオレンジロックシードのロックを外し無双セイバーにセットする

 

【lock on! 一! 十! 百!】

 

「さぁ・・・来なさい鎧武!」

 

 無双セイバーのゲージが溜まっていき鎧武は無双セイバーを構えて龍刃に駆け寄るが龍刃はなんと腕を広げて受け止めようとする!

 

【オレンジチャージ!】

 

 鎧武は無双セイバーで必殺の斬撃「無双斬」を浴びせる!・・・しかし

 

「どうした?・・・その程度?」

 

 龍刃の鎧は鎧武の無双斬を簡単に受け止めしまう!

 

「なっ!?、無双斬まで!?」

 

「言ったはずよ、様子見のアームズなんかじゃあたいに傷も負わせない!」

 

 驚愕する鎧武に龍刃はそう言い放ち無双セイバーの刃を掴むとそのまま握り砕いてしまい龍刃槍で重たい一撃を鎧武に与える

 

「ぐっ!・・・なんて奴だ」

 

 大きく後退する鎧武は身体がフラフラしながらもロックシードホルダーからパインロックシードを取り出す

 

【パイン!】

 

【lock on!】

 

 鎧武はパインロックシードを開錠しドライバーにセットしロックを掛け待機音声が流れるとオレンジアームズが霧散するように消え鎧武はカッティングブレードでロックシードを切る

 

【ソイヤ! パインアームズ! 粉砕! デストロイ!】

 

 頭上のアームズが鎧武の頭に覆い被さり鎧武はパインアームズにアームズチェンジした!

 

「そんなアームズでどうにかなると思っているの!!」

 

 龍刃は苛立ちながら言うと鎧武のパインアイアンを弾き返し龍刃槍で切りかかる

 

「でも・・・これなら!」

 

【ソイヤ! パインスカッシュ!】

 

 鎧武は龍刃から距離を取りカッティングブレードを1回倒すとパインアイアンを真上に投げつけ自分も空高くジャンプする

 

「はっ!」

 

 鎧武はサッカーのようにパインアイアンを龍刃目掛けて蹴りパインアイアンが巨大化していくと龍刃を包み込む

 

「ふ~ん・・・確かそんな技もあったね」

 

 龍刃はつまらなさそうに言うが鎧武は構わずに無頼キックを浴びせようと左足に金色のエネルギーが溜まっていく

 

「でも・・・そんな技はあたいには通用しない!」

 

【ソーダー!! ドラゴンフルーツエナジースカッシュ!】

 

 だが龍刃は1回シーボルコンプレッサーを押し込むとまるで赤黒い霧になりパイン状の拘束から簡単に抜け鎧武を包み込む

 

「まさかそれは!?」

 

 鎧武は龍刃の技に見憶えがあったが身動きが取れず赤黒い霧によって縦横無尽に地面や壁や天井に何度も叩きつけられ宙に放り出される

 

「飲み込まれろ!!」

 

 すると赤黒い霧はまるで巨大な東洋龍の頭のような形になり鎧武を噛み砕くように鎧武を包み込む

 

「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

 鎧武を包み込んだ直後巨大な爆発が起き鎧武の断末魔を響き渡った!

 

 

 

 

 

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「一真君・・・いつもならもう帰って来ても良いのに・・・何かあったのかな?」

 

 その頃みほは一真の帰りが遅い事に不安が増し天子に電話を掛ける

 

「もしもし比那名居さん、西住です」

 

「どうしたの?、電話を掛けて来るなんて初めてだよね」

 

「それが大洗町郊外にクラックが開いたらしいんですけど、もう比那名居さんたちも向かっていますよね?」

 

 急なみほからの電話に天子は尋ねるとみほの答えに天子は眉間にシワを寄せる

 

「本当?、そんな通知なんて来てないよ?」

 

「そんな・・・でも確かに一真君のケータイには通知が来て既に・・・」

 

 天子の言葉にみほは天子が疑うように尋ねる理由が分かりそう答える

 

「・・・まさか、西住この事を衣玖や幽香・夜罪に一応鈴仙や早苗にも伝えてあたしは一度確かめてくる」

 

「分かりました、場所は大洗町郊外の廃工場です」

 

「ありがとう、切るね」

 

 天子は一抹の不安を感じみほに衣玖たち他のライダー隊員にも連絡を言い場所を聞いた後電話を切る

 

「カエサル、少し行ってくる」

 

「急ぎの用事か?、気を付けてなバロン」

 

 天子はカエサルたちに断りを入れ外に出てローズアタッカーロックビークルを開錠するとビークルモードに変形しヘルメットを被って乗り込む

 

(一真にだけの通知・・・あの通知システムを総一の会社のだから恐らく・・・)

 

 天子は今回の事態にある予想が思い付くがアクセルを全開にして発進しスピードを上げていき時空間転移で大洗町に向かった

 

 

 

 

 

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 その頃鎧武と龍刃との戦いが繰り広げられている廃工場では鎧武が強制変身解除されて地面に叩き付けられ龍刃は赤黒い霧から元の姿に戻る

 

「なぜ・・・本気で戦わない!!」

 

「お・・・俺は・・・お前と・・・戦う理由がない・・・」

 

 龍刃は強制変身解除された一真が本気を出さない事に怒りの叫びを挙げるが一真はヨロヨロと立ち上がりながら答えるがすぐに崩れ落ちてしまい倒れこむ

 

「ふふ・・・残念ね一真、あたいと戦う理由はあるよ」

 

「なに?」

 

 だが龍刃は仮面の下で微笑し一真は思わず尋ねる

 

「お前は気付いてると思うけど、昨日の大洗でのインベス騒動は誰が引き起こしたと思う~?」

 

「なんでお前は知って・・・!?、まさか!?」

 

 黒森峰の学生である龍刃が先日の大洗でのインベス騒動を知っている事に一真はある答えに辿り着き龍刃は仮面の下で黒い笑みを浮かべる

 

「そう・・・あれはあたいが呼び出したのよ、本当は人気のない場所で実験するように言われていたけど手が滑べちゃってね、まぁ本当は天子たちに戦わせてお前を焚き付けたかっただけだけど」

 

 龍刃の答えに一真は衝撃を受けると龍刃はその時に使ったと思われる違法改造のヒマワリロックシードを取り出し握り潰してしまう

 

「お前・・・あの時の騒動のせいで大洗町の人たちがどれだけ怖い思いをしたのか分かっているのか!!」

 

「ふんっ知った事ではないわ、あんな下等な人間なんてあたいが一真との戦いの犠牲になれるだけでも光栄と思ってもらえないとね♪」

 

 龍刃に対し怒りを露わにする一真だが龍刃は鼻で笑い至極当然のように答える

 

「真名・・・お前・・・だけは!!」

 

「おっ!、やっと本気で戦う気になったみたいね♪」

 

 あまりにも自己中心な発言に一真の怒りは火山の噴火のように爆発し恐らく並みの人間や妖怪ですら気絶しそうな睨みを効かしながら立ち上がりライダーインジケーターを取り外しゲネシスコアを装填する

 

 だが龍刃はすごく嬉しそうに言い変身するように促す

 

「お前だけは・・・この俺が・・・倒す!!!」

 

 一真はこれまでにないものすごい剣幕で言い放ちオレンジロックシードとレモンエナジーロックシードを取り出す

 

「変身!!」

 

【オレンジ!】

 

【レモンエナジー♪】

 

 一真は2つのロックシードを開錠しドライバーとゲネシスコアにセットしロックを掛けすぐさまカッティングブレードでロックシードを切る!

 

【lock on! ソイヤ!】

 

 すると頭上の2つのアームズが融合しジンバーアームズとなるとクルクルと回りながら一真の頭に覆い被さり!

 

【ミックス! オレンジアームズ! 花道 オンステージ!】

 

【ジンバーレモン! ハハッー!!】

 

 電子音声と共にアームズが展開され一真は鎧武ジンバーレモンアームズに変身した!

 

「うぉぉぉぉぉ!!」

 

「そうよ!、そうこなくちゃ!!」

 

 鎧武は雄叫びを挙げてソニックアローで龍刃に切りかかり龍刃は興奮したように言い応戦する

 

 鎧武と龍刃との武器がぶつかり合いけたたましい戦闘音が鳴り響き鎧武は振り下ろしてきた龍刃槍をソニックアローで弾き龍刃を数回ほど切りつける

 

「これだ・・・これなんだ!!、あたいが求める最高の戦い!!、それは破神一真!!お前との本気の真剣勝負だけだー!!!」

 

 鎧武の攻撃を受け少し後退してしまう龍刃は最早狂気ともいえる興奮と喜びに満ち満ちたように叫び盛大に笑いながら鎧武に迫る

 

「そんな事の為に大勢の人たちをー!!!」

 

 鎧武も全く怒りが収まらずに龍刃を攻撃を避け切りつけダメージを与えるが龍刃も一歩も退かずに龍刃槍を振るい鎧武にダメージを与える

 

 すると鎧武は至近距離からソニックアローの矢を放ち龍刃は大きく後退するが龍刃槍の刀身にエネルギーを込め斬撃を飛ばす

 

 鎧武は寸前で避けまた矢を放つが龍刃は簡単に避け斬撃を飛ばす

 

 だが鎧武も避けると矢と斬撃が飛び交い廃工場にどんどんと穴が開いていく

 

 鎧武と龍刃の遠距離戦は2人が同時に矢と斬撃を受け両方とも転げ倒れすぐに立ち上がると矢と斬撃を放ちながら一直線に互いに迫り全くダメージを顧みず両者が間合いに入ると切りかかり互いに直撃し両者は大きく後退する

 

「もっとだ!!、もっとあたいを楽しませくれ!!」

 

【ソーダー!! ドラゴンフルーツエナジースカッシュ!】

 

 龍刃はこれ以上の興奮が欲しいのかそう叫びシーボルコンプレッサーを1回押し込みまたも赤黒い霧になって鎧武を空中に巻き上げる

 

「その手は・・・通用・・・しないぞ!」

 

【ソイヤ! オレンジスパーキング!!! ジンバーレモンスパーキング!!!】

 

 だが鎧武はカッティングブレードを3回倒しアームズが展開前の状態になり鎧武自身が縦回転を始めどんどん速くなると遠心力で赤黒い霧から抜け出しと同時にアームズが頭から離れるが鎧武が地面に着地したと同時にアームズが頭に覆い被さり展開される

 

「くらえぇぇぇぇぇ!!」

 

 龍刃は構わず東洋龍の頭の形になり鎧武を飲み込もうとするが鎧武はゲネシスコアのエナジーロックシードを取り外しソニックアローにセットしカッティングブレードを1回倒す

 

【LOCK ON!】

 

【ソイヤ! オレンジスカッシュ!】 

 

「お前がくらぇぇぇぇぇ!!」

 

 鎧武はそう叫びソニックアローの弓部分を力の限り引き龍刃に向かってソニックボレーを放つ!

 

 しかし東洋龍の頭の形をした龍刃は急に消えソニックボレーを避ける!

 

 鎧武は必ず龍刃が仕掛け来ると確信し辺りを警戒する

 

 すると鎧武の背後から急に龍刃が現れ鎧武を叩き切ろうとするが鎧武は気付いていたように弾き返しソニックアローで切り付け回し蹴りを浴びせる

 

「フッハッハッハッ!!流石だ一真!!、さっきの技を破ったのはお前が初めてだ!、あたいの唯一最強のライバルはそうでないと!!!」

 

 大きく後退してしまう龍刃だが盛大な高笑いをし嬉しそうに言い再び鎧武に迫ろうとする

 

 だが龍刃のゲネシスドライバーとセットしているロックシードからまるで悲鳴のような電流が流れ龍刃は足を止めてしまう

 

「ちっ!!、もう限界か!、所詮は試作品という事ね」

 

「一体どうしたんだ?・・・うっ!?」

 

 龍刃は自分のドライバーとロックシードに起きている現象の意味が分かっているように言い鎧武は訳が分からずにいるがまたも目眩に襲われ膝を着いてしまう

 

「それなら・・・次でお開きにするか」

 

「そうだな・・・!」

 

 鎧武と龍刃はそう言い合い鎧武は立ち上がると龍刃と距離を保ちながら並行して歩いていき・・・そして!

 

【ソイヤ! オレンジスカッシュ! ジンバーレモンスカッシュ!】

 

【ソーダー!! ドラゴンフルーツエナジースパーキング!!】

 

 鎧武はカッティングブレードを1回倒し龍刃はシーボルコンプレッサーを2回押し込み互いにジャンプすると

 

「「はぁぁぁぁぁ!!」」

 

 鎧武は龍刃に向かって矢をはなち交互に現れたオレンジとレモンのサークルを潜っていきジンバー無頼キックを龍刃は右足に赤黒いエネルギーが溜まりライダーキック「龍刃の怒り」を繰り出し互のキックがぶつかり合う!

 

「地にはいつくばれぇぇぇぇぇ!!!」

 

「負けるかぁぁぁぁぁ!!」

 

 互いに退かずにぶつかり続けると廃工場や近くの廃屋すら巻き込む程の巨大な爆発と地震かと思うほどの衝撃波が発生した!

 

 

 

 

 

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 その頃、天子は何故か直接廃工場には転移出来ず少し離れた場所に転移し廃工場に向かって爆走していると後ろからみほの連絡を受けて駆けつけたと思われる衣玖・幽香・夜罪が天子に追いつく

 

「天子様、お待たせしました」

 

「でも、なんで一真にだけ通知が?」

 

「俺のケータイにも何の通知も入って来なかった・・・つまり」

 

 幽香の疑問に夜罪はある程度予想していたように言い天子も夜罪に頷く

 

「恐らく・・・これは一真を嵌める為の・・・!?」

 

 天子が答えようとすると廃工場から巨大な爆発が起きその直後天子たちは衝撃波に襲われロックビークルから投げ出され道路に叩き付けられる!

 

「なんですか!?、この衝撃波は!?」

 

「全く・・・うご・・・けない!!」

 

 あまりの衝撃波に天子たちですら身動きが取れず吹き飛ばれないようにするだけで精一杯だった

 

(これ程の力を発揮しないと倒せない敵・・・まさかあいつが!?)

 

 天子は爆発の規模と衝撃波の強さから一真と戦っている相手が分かった

 

 

 

 

 

 その頃、アイスクリーム店に残っていたみほはまたもテーブルに置いていたロックシードが光り始めた事でようやく気付きそのロックシードを手に持つ

 

「どうしてロックシードが勝手に?」

 

 不思議そうにみほが見るロックシードは急に何かがせり出すとロックシードはまるで鍵のような形になる

 

「このロックシードって鍵・・・だったの!?」

 

 今まで知らなかった事にみほは驚きを見せる

 

 

 

 

 

 

 その頃大洗女子学園の屋上では永琳そして永琳の友人である紫がいた

 

「やはりこの世界に「鍵」があるわ・・・」

 

「「鍵」?・・・まさか?」

 

「えぇ・・・あの子の力を開放するための3つの鍵、1つは既にあの子の手元にもう1つは私がそして最後の1つは恐らくこの学園艦の何処かにあるわ」

 

 永琳と紫は意味深な会話をし永琳は紫が握っているオレンジのような重厚感のある黒いクリアパーツのロックシードに目を落とし辛そうな表情をする

 

「私は・・・力を取り戻させる気はない」

 

「そう・・・私はあの子が求める物を与えるだけよ、それが私自身なら喜んであの子の物になるわ♪」

 

 永琳の言葉に紫はそう答えいたずらっぽく笑みを浮かべる

 

「本気で言っているの?」

 

「本気に決まっているじゃない♪、あなただって私と一緒でしょ?」

 

 永琳の問いに紫は逆に問い直し永琳は少し頬を赤くしてそっぽを向く

 

「少しは自分に気持ちに素直になりなさい、じゃないと自分が辛いだけよ」

 

「あなたは自分の気持ちに素直になりすぎなのよ/////」

 

 永琳が顔を赤くして答えるのをみて微笑ましそうに見て自分の背後にスキマを作って中に入ろうとする

 

「どちらが早いか競争ね、私の親愛なる友人八意永琳」

 

 紫はそう言い残してスキマの中に入りスキマも消えてしまうと永琳は辛そうな表情で空を見上げこう呟いた

 

「少しでも素直になった方が良いの・・・一真」

 

 

 

 

 

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 その頃跡形もなく崩れてしまった廃工場跡では

 

「ぐっ!・・・あっ!・・・なん・・・とか」

 

 瓦礫の山から鎧武がなんとか立ち上がろうとする

 

「まだまだあたいは行けるぞ、一真!!」

 

 しかしいつの間にか鎧武の目の前にいた龍刃は龍刃槍を鎧武に突きつけ鎧武は絶体絶命のピンチに陥る

 

 だが龍刃は龍刃槍を投げ捨て鎧武に背中を向けて立ち去ろうとする

 

「どう・・・して・・・」

 

「もうあたいのこの力も限界だ、それにお前の身体も・・・力もな」

 

 鎧武の言葉で自分とドライバーとロックシードを見ると龍刃のドライバーとロックシード以上に電流が流れもう壊れる寸前という所だった

 

「今回の勝負はお預けだ、次はお前が全ての力を取り戻した時だ」

 

「ま・・・待って!」

 

 龍刃は突如として姿を消し鎧武は追いかけるが既に龍刃はその場を去っていた

 

「一体何処に?」

 

 辺りを見渡す鎧武だがドライバーにセットしていたロックシードが耐え切れなくなったようにロックが解除されドライバーから弾き飛ばされ変身解除される

 

「なんで勝手に・・・!?」

 

 一真は理由が分からないものの弾き飛ばれた2つのロックシードを取ろうとするがもう既に限界なんて超えて無理を続けた結果

 

遂に全身の力が抜けたようにその場で倒れてしまう!

 

(もう・・・身体に力が・・・)

 

 すると倒れた際に落ちた一真のケータイに着信が入る

 

(まさか・・・天子たちからか)

 

 一真はそんな予想し残る力を振り絞ってケータイを取ろうとしようしたように見えたが・・・

 

(こんな時だけ天子たちを頼るなんて虫が良すぎる!!)

 

 一真はなんとケータイを払い飛ばしサクラハリケーンロックビークルをなんとか取り出し開錠しようする

 

 だが遂に意識まで持って行かれ開錠できないままその場で倒れ込んでしまった!

 

 その数分後、天子たちが到着し改めて戦闘の凄まじさに圧巻される

 

「・・・ぼーっとしていても埒があかない、まずは一真を探そう」

 

 天子の指示でてんしたちは手分けをして一真を探し始める

 

 そこからまた数分後・・・

 

「うん?・・・あれって?」

 

 天子は銀色に輝く何かを発見し気になってその物を拾う

 

「これって一真のケータイ!?、じゃあ一真は近くに・・・!?」

 

 それは一真のケータイでありもしやと思い辺りを見回ると

 

「しっかりしろ一真!・・・一真?、かずまぁぁぁぁぁ!!」 

 

 倒れている一真を発見し一真を抱き抱える天子の叫びで衣玖たちも合流するが

 

「かず・・・かず・・・ま?」

 

「う・・・うそ・・・一真・・・君?」

 

「・・・大丈夫だ息はある!、幽香!永琳に連絡を!」

 

 夜罪は傷だらけの一真の容態を確認し息があるのを安心して幽香に頼むが

 

「ま・・・また・・・私は・・・一真・・・を」

 

「わ・・・私の・・・せいで・・・一真・・・君・・・が」

 

 まるでトラウマが甦ったように幽香と衣玖は放心状態になってしまう

 

「・・・無理もないか、どうだ天子!」

 

「駄目・・・私のケータイじゃやっぱり出てくれないね」

 

 天子のケータイから永琳や鈴仙に電話を掛けるが敵視されている天子の電話に出る訳もなく天子と夜罪は苦虫を噛み潰したような表情をする

 

「・・・それは!?、少し貸せ!」

 

 すると天子が握っていた一真のケータイをひったくり電話帳から鈴仙の番号を探し通話ボタンを押すだけで電話を掛けれる状態にして衣玖に渡す

 

「さっさと掛けろ!、まだ一真は息がある!、今度こそ一真をその大切な物を守りたいなら・・・自分の過去の過ちぐらい乗り切って見せろ!!」

 

 夜罪の必死の叫びに衣玖と幽香は少しだけ放心状態から立ち直り衣玖は震える手で一真のケータイを掴み通話ボタンを押す

 

「一真どうしたの?、今日は保健室にいるからもし・・・暇だったら・・・」

 

「れ・・・鈴仙、か・・・一真君が・・・」

 

 鈴仙は上機嫌ですぐに出ると声の主が衣玖だと分かり電話を切ろうとするが

 

「一真君が・・・倒・・・れて・・・」

 

「っ!?、分かったすぐに一真を保健室まで!!、すぐに師匠も呼ぶから!!」

 

 衣玖の様子から嘘ではないと分かり鈴仙が強く言い放つと電話を切られる

 

「よしっ!!、一真はあたしが連れ帰る衣玖と幽香は気持ちが落ち着いたら帰って来て!」

 

「俺は西住と角谷に連絡してから帰る!」

 

「頼んだよ!」

 

(一真!!、もうちょっと辛抱だよ!)

 

 天子は自分と一真を近くにあった頑丈そうな紐で縛ると一気にローズアタッカーの時空間転移で学園に帰り夜罪はケータイでみほと杏に電話を掛ける

 

「・・・西住か!、実は一真が!?・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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                     『?????』

 

「ここは・・・どこだ?」

 

 一真は目が覚めると真っ暗闇に立ち尽くしおり何が何だが訳が分からずにいたがとりあえず辺りを散策する

 

 するととある1箇所だけ沼のように足を沈む場所を見つけ一真はすぐに立ち去ろうとする

 

 しかし急に広がり一真がどんどん闇に沈んでいく

 

「一体何だ!?」

 

 慌てる一真の真下からまるで一真をやみに引き込もうとする無数の手が延びてくる!

 

「「「「一真(君)!、この手に掴まって!」」」」

 

 すると一真の真上から声が聞こえるとそこには手を差し延べる天子・衣玖・幽香・夜罪の姿があった

 

 一真は天子たちの手に掴まろうとする・・・しかし

 

「俺は・・・もうその手を掴めない、だって俺は天子や衣玖さんや幽香や夜罪・・・みんなを」

 

 一真は天子たちの手を掴まず闇に引き込まれていく・・・その時!

 

「か・・・ん!、一真君!!」

 

「カズ君!!」

 

「一真さん!!」

 

「一真殿!!」

 

「一真!!」 

 

 一真の目の前に光が現れそこから一真を呼ぶ声が聞こえると一真は光に吸い込まれてしまった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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                  『大洗女子学園 保健室』

 

「ん・・・ここ・・・は?」

 

「一真君!?、やっと目が覚めたのね!!」

 

 本当に目が覚めた一真はまだ力がうまく入らないあたまを動かすと涙目・・・いや実際に泣いていたのであろう沙織や華に優花里や麻子それにみほやカバさんチーム・アヒルさんチーム・ウサギさんチーム・カメさんチーム(桃は不在)に加えてライダー隊員全員が保健室に押し寄せていた

 

「そうか・・・保健室か」

 

 ようやく一真はベットで寝ていた事に気付き無理やり身体を起こすと

 

「・・・一真くーん!!」

 

 なんと沙織が一真に抱きつき一同が驚く中、鈴仙・永琳・早苗は憎々しげに沙織を睨む

 

「さ・・・沙織ちゃん!?、どうしたのいきなり!?、それに痛い!痛いよ!」

 

 流石の一真も赤面し傷口が痛むのかそう叫ぶ

 

「えっ・・・・!!、ごっごめん/////」

 

 当の本人は慌てて離れ赤面してしまう

 

「傷の方は私が作った塗り薬を使ったから問題はないわよ」

 

「ありがとうございます・・・永琳先生」

 

 一真は笑顔で永琳に礼を言うと紫との話を思い出し思わず顔を赤らめてそっぽに向く

 

(師匠にこんな一面があるなんて・・・新発見かも♪)

 

 永琳の意外な一面に微笑みながら見つめる鈴仙

 

「みんなもありがとう・・・なんか迷惑かけちゃったね」

 

「そんな事ないよ一真君!、いつも私たちが迷惑を掛けているんだからこれぐらいはさせて」

 

「そうだぞ鎧武、いつも我らが好む偉人の文献やフィールドワークにも手伝ってくれているからな」

 

「私たちもバレー部の練習によく手伝ってくれるし」

 

「そういえば幽香さんと一緒によく私たちの勉強も見てくれて・・・それに毎回手作りのお菓子も」

 

「河嶋のムチャぶりにも良く付き合ってくれるよね~」

 

「本当に最近は破神君のおかげで生徒会の仕事が効率良く回って助かっているのよね~」

 

 みほやエルヴィンに典子や梓に杏や柚子も答えると全員が考え込み

 

(((((一真君が倒れたのって・・・まさか!?)))))

 

 一真の倒れた1つの要因が分かり天子たちライダーチームはほとほと呆れた様子を見せる

 

「一真・・・いくらなんでも・・・」

 

「みんなが気にする事じゃないよ、俺は最高の状態で戦車道とライダー道に・・・学園生活を送って欲しい」

 

 一真の心からの願いに一同は何も言えなくなる

 

「でも・・・一真君、その為に一真君が犠牲になろうとしなくても良いんだよ」

 

「いや俺は・・・俺だけは犠牲にならなきゃ・・・」

 

「なんでよ・・・なんでよ!!、なんで一真君が犠牲に!?、なんでそんなに自分を追い込むの!?」

 

 一真の言葉に泣きじゃくりながら問いかける沙織

 

「みんなの・・・私の思いを守ってくれるんじゃなかったんですか!?」

 

「私が窮地に追い込まれた時には絶対に助け出してくれるんじゃなかったのですか!?」

 

「もう・・・大切な人が倒れるところなんて見たいわけ・・・ないだろう?」

 

 華や優花里も涙を流しながら言い麻子は涙こそ見せないが小刻みに身体が震えており相当耐えているように見える

 

「誰も犠牲にならない為にライダーがいるんだよね?、なら!率先して一真君が犠牲になるなんておかしいでしょ!?」

 

「私はもう・・・一真君が苦しんで・・・傷付く姿は見たくない!」

 

 みほはそう答えると涙腺が崩壊し泣き始めるとウサギさんチームも泣き始め他のチームも堪えるような表情をする

 

「みんなお前の為に泣いて堪えているんだ、自分の友を仲間を泣かせるのがお前がやりたかった事なのか!?」

 

 天子の問いにやっと自分がした事の過ちに気付く

 

 一真のした事は間違いではなかったが1人で全てを背負い込み結果自滅に近い形となってしまった

 

 インベスの事は他のライダーたちにも頼む事が出来た、戦車チームの事はみんなで協力すればなんら負担になる事もなかった

 

 確かに一真には1人でも出来る力があった、だからと言ってその肉体まではそうではなく今の一真の身体は昔と違って・・・

 

「ごめんみんな・・・本当にごめん」

 

「ならもう絶対に無理はしないでね、自分が出来る無理もね」

 

 頭を下げて謝る一真にみほがそう言って小指を出し一真も小指を出すと所謂「指切りげんまん」をする

 

 そんな2人を永琳・鈴仙・早苗は不審そうに見るが憎しみは薄れていくのであった

 

 そして扉の隙間から見ていた文・はたて・にとりも

 

「まだ・・・見込みはあるって所かな?」

 

「そうね」

 

 にとりの言葉に文やはたても同意を示す

 

「行動を起こしてからでも別に潰せるけど・・・どうやら必要ないかな?」

 

 にとりは少し戦車チームの見方が変わり自動車部の部室へと戻っていった

 

 

 

 

 

#####

 

 

 

 

  

                 『大洗女子学園 生徒会室』

 

 

 数時間後もうすっかり夜を迎え1人で生徒会室の大きな窓から景色を眺める杏だが1人の訪問者が現れる

 

「やぁ~五翠ちゃん、ちゃんと来てくれたんだね~」

 

「それで話ってなんだ?」

 

 夜罪は生徒会室に入ってくると開口一番にそう尋ねる

 

「いや~ちょっと聞きたい事があってね・・・」

 

 急に真剣な表情になり夜罪は杏の横に立ち同じように景色を眺める

 

「破神君にあそこまで怪我を負わしたのはいったい誰なの?」

 

「ライダーだ、変身者は恐らく・・・龍神真名」

 

 夜罪の答えに杏は予想が当たった素振りを見せ

 

「幻想郷の龍神様の娘まで出てくるとはね・・・」

 

「・・・やはりお前は知っていたんだな、俺たちの秘密を」

 

 特に夜罪は自分たちの秘密を知っていた事に驚かずに答える

 

「まぁ~ね、素性も知らないのに学校に入れれないでしょ~?」

 

「それもそうだな・・・」

 

「・・・実は試されただけだけどね、破神君のお父さんに・・・」

 

 杏はそう答え総一と会った時の事を思い出す

 

「だって天下の神道の社長さんがパソコンにロックも掛けずに席を空けるなんて有り得ないし、わざわざ破神君たちのフォルダーを開けていたからね」

 

「あいつは人を試すのが好きだからな」

 

 杏の説明に夜罪はズバリそう答える

 

「最初は流石に嘘だと思ったけど、破神君たちの力をあそこまで見せ付けられると信じるしかないよね」

 

「そうか・・・」

 

 杏が少し落ち込むように言い夜罪は曖昧な返事しかできない

 

「これからも・・・破神君のお父さんからの刺客って来る?」

 

「間違いなくな、もう既に生徒や教官として潜り込ませているだろうな、今日勝ったアンツィオにもな」

 

 杏の問いに夜罪は確信に満ちたように答える

 

「怒っているんだろうな・・・破神君を戦わしている事に」

 

「どういう意味だ?」

 

「実は学校の運営資金を貰う条件が「破神君を絶対に変身させない・戦わせない」だったんだ」

 

 意味が分からず尋ねる夜罪に杏は申し訳なさそうに答える

 

「でもこれからも破神君の力を借りなきゃ・・・勝てない」

 

「だからこそ俺たちが奴の支えになる、お前たち戦車チームも西住を筆頭に頑張ってくれ」

 

 夜罪なりに杏を励まし杏は頷く

 

「そういえば年に1回ある4チーム合同の1泊2日の強化合宿に抽選で私たちが選ばれたんだけど」

 

「強化合宿?」

 

「それが合宿というのは名目で殆ど修学旅行に近いんだけどね」

 

 夜罪は不思議に思いながら杏から紙を受け取り内容を見ていくと

 

「確かにお遊びだな・・・まぁ根を詰めすぎるのもいけないが」

 

「他に参加するチームを見てみ~」

 

 杏に促されて参加学校を見ると

 

「聖グロリアーナにマジノ・サンダース・・・なるほど仕組まれているな」

 

 どれも大洗チームが戦ってきたチームであり主催が高校ライダー道連盟である事からそこから仕組んだ犯人は明白だった

 

「まぁ・・・騙されたと思って楽しむか」

 

「そうだね~」

 

 互いにそう言い合い窓からの景色を眺め続けるのであった

 

 

 

 

 

 一方桃はと言うと・・・

 

「もう無理だよ~柚子ちゃ~ん!!」

 

 今日の杏と柚子の業務を全部押し付けられ別室で缶詰めになり柚子に助けを求めるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次回ガイム&パンツァー!

 

 強化合宿の前日となり舞台が南の島と決定し盛り上がる大洗チーム!

 

「私・・・水着持ってない」

 

「あっ!、俺もだ!」

 

「あたしも!」

 

「私もです!」

 

「当然私も」

 

「というか海で泳いだ事がない」

 

 だが転校してきた一真やみほたちは水着を持ってない!

 

 そこで一同は水着を買いに大洗のアウトレットモールへ向かう!

 

 第39話「強化合宿準備編 ウォーターウォー!」

 

「俺も行くの?」

 

「「「「「当たり前(です)!!」」」」」




いかがでしたか?

今回は大洗の新ライダーにみぽりんの過去と仮面ライダー龍刃の襲撃で一真が遂に倒れ戦車チームに泣かれ天子の説教で肩の力を抜く事にし東方キャラの憎しみも少し薄れてきました

みほの過去話が短かったですが実はある回でまた少しある人とあの人との対談で語ります(今回はやんわりでしたがその回ではド直球でいきます)

次回はOVAの話の水着回という奴になりそうです

キャラ紹介・ライダー紹介・オリジナル設定の追加に次回も少し遅れるかもしれませんが乞うご期待です!

1/26現在 キャラ紹介に守矢一家・鈴仙・真名を追加しました!
1/27現在 キャラ紹介に永琳・ライダー紹介にジンバーピーチ・大洗の新ライダー・龍刃にオリジナル設定を追加し勝手ながらキャラ紹介を主人公側とライバル校側で分けました!
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