ガイム&パンツァー  戦車道・ライダー道極めます!   作:フルーツ大将軍

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お待たせしました、第50話です!

今回は本戦前の謂わば小手調べと言った所です

ではどうぞ!


第50話「脅威?のマカロニ&ライダーズマルチャ作戦です」

 これまでのガイム&パンツァーは

 

 第2回戦の試合会場を訪れた一真とみほたち大洗チーム

 

 試合前の作戦の確認している時、アンチョビやヴィヴァルディたちアンツィオチームが挨拶に訪れアンチョビは一真が潜入偵察を行った事実を知る

 

 そしてヴィヴァルディが落とし物として一真に渡したのは楽譜の入ったヴァイオリンケースだった

 

 ヴァイオリンケースを渡したヴィヴァルディの真意は?、謎を残したまま遂に第2回戦が始まった!

 

 だが一真はある1つの真意には気付いていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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              『全国大会第2回戦 試合会場 荒地地帯』

 

 第2回戦の試合会場、荒地と山岳が広がるステージでもアンツィオチーム自慢の機動力は健在だった

 

「よしっ!、どこまでも進めー!!、勝利を持ち得る者こそがパスタを持ち帰る!」

 

「最高っすよアンチョビ姐さん!!」

 

(どういう理屈なんですか・・・)

 

 ノリと勢いで進むアンツィオ戦車チームだがヴィヴァルディは心の中でツッコミを入れる

 

「てめぇらモタモタするんじゃねえぞ!!、このべパロニに続けー!!」

 

「「「「「オー!!」」」」」

 

 べパロニの鼓舞もあって益々勢いに乗るアンツィオ戦車チーム

 

「よしっ!このままマカロニ作戦開始!!」

 

「カルロベローチェ各車はマカロニ展開してください」

 

「OK!、マカロニ特盛でいくぜ!!」

 

 アンチョビが作戦を展開させ先行したべパロニたちの乗るCV33部隊は載せていた「板のような物」を運び始めた

 

「こちらも・・・第1楽章「ライダーズマルチャ」」

 

「よっしゃ!!、俺とレーネは右から残りはヴィヴァルディと雷鼓と左に展開するぜ!」

 

 ランディーニの指示でアンツィオムジカライダーチームも作戦を展開し行動する

 

「ノーヴェとディエチは戦車チームの作戦支援に向かってください」

 

「「「「「Si(はい)!!」」」」」

 

 ヴィヴァルディが新たに指示を付け加え2小隊は戦車チームの元に向かう、だがその時・・・

 

『ガタッ!』

 

「っ?、ぶつけた?」

 

「いや、気のせいでしょう?」

 

「そうだよね~」

 

 ある1組の運んでいた板のような物が木の枝にぶつかった事にアンチョビやヴィヴァルディも知る由もなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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                 『全国大会第2回戦 試合会場 山岳地帯』

 

 一方大洗戦車チームは山岳地帯を慎重に進軍しライダーチームがその先導をしていた

 

「先攻するアヒルさん状況を伝えてください」

 

「あと1km程で街道です」

 

「衣玖さん・早苗ちゃん、なるべくアヒルさんが開けた場所に出ないように先導してください」

 

「こちら東風谷、了解です」

 

「・・・っ!?、こちら永江了解です・・・」

 

 先攻するアヒルさんチームの89式と先導する早苗と衣玖だが何処か衣玖には気迫が全く感じられなかった

 

「隊長、私は予定通り偵察に行ってくるわね」

 

「頼んだみおね・・・じゃなかった!元宮教官お願いします」

 

「OK♪、いってきま~す」

 

 そして美織はムジカライダーチームの偵察に向かい一真に大きく手を振りながら戦列を離れる、その姿を一真は呆れ半分関心半分で見る

 

「こちらアヒル&ライダーズ合同チーム、開道手前に到着しました、偵察を続けます」

 

 アヒルさんチームたちは開道を見えるスポットに到着しアヒルさんチームの典子ハッチから上半身を出して双眼鏡を使って辺りを見る、衣玖と早苗はロックビークルを元のロックシードに戻し茂みに隠れながら前進し開道を眺める

 

「っ!、セモヴェンテ2両・カルロベローチェ2両十字路の8です!」

 

「間違いありません!、それに黒影トルーパーも確認!、数はおよそ・・・1小隊分です!」

 

「十字路の北側だね?」

 

 典子と早苗の報告を受けて一真のケータイに試合会場のマップを表示し位置を確認する

 

「なら南から直行だ!」

 

「でも全集警戒の可能性が・・・」

 

「アンツィオだぞ!有り得ん!!、ここは一気に攻めて速攻で倒すぞ!」

 

「突撃良いね~」

 

(確かに「いつもの」アンツィオなら全集警戒は有り得ない・・・だが)

 

 突撃を進める桃に賛成する杏だが一真はアンツィオの敷いたに布陣に妙な違和感を感じる

 

「分かりました、十字路に向かいましょう、但し進出ルートは今のまま行きます」

 

「直行しないんですか?」

 

「ウサギさんだけショートカットして先攻してもらいます」

 

「幽香と華扇さん、ウサギさんチームの先導をお願いします」

 

「「了解」」

 

 みほと一真の指示でウサギさんチームのM3リーと幽香と華扇は戦列を離れて進んで行く

 

「まだP40の所在も分かりません、私たちはフィールドを抑えつつ向かいます」

 

「了解、本隊は全方位警戒を解かずに進軍、連絡を密にしてどんな小さな異変も見逃さないように、あと鈴仙さんは絶対に例の地点に向かうまでは変身はしないでください」

 

「「「了解!」」」

 

 一真たちやあんこうチームの乗るⅣ号・今回もフラッグ車を務めるカメさんチームの38t・カバさんチームの乗る3突は確実に十字路に向かっていく

 

「こちらアヒルさん合同チーム、敵に変化なし、指示をください」

 

「本隊が向かいますのでそのまま待機でお願いします」

 

「まるで動きがない・・・エンジン音も聞こえないし人の気配もトルーパーしか感じない・・・どう思う衣玖?」

 

「えっ・・・そうね・・・」

 

 動きを見せない北側の1団に典子が指示を仰ぐ中、早苗が衣玖に意見を求めるが衣玖は曖昧な返答しかせず早苗はつまらなさそうに横目で見る

 

「はや~い、練習の成果だね」

 

「もっととばして~♪」

 

「もうそろそろ開道ね、梓ちゃん一旦停車させて」

 

「はい!、みんな一旦停車して!」

 

 梓は先導していた幽香の指示でM3リーを停車させる

 

「どうして停めるの?」

 

「これ以上進んだら開道に出ちゃうわよ、あとは私たちに任せなさい」

 

 幽香はそう答えロックビークルをロックシードに戻し華扇と共に茂みに隠れて開道の様子を伺おうとする

 

「よしっ!、私たちも!」

 

「みんなで行ったら戦車を放ったらかしになっちゃうよ!、私が行ってくる」

 

『スッ・・・』

 

 梓も幽香たちの後を付いていこうすると紗希が手を挙げて自分も付いていこうとする

 

「本当に最近は紗希ちゃん動くようになったよね~」

 

「一真さんの役に立ちたいんだよね~♪」

 

「・・・/////」

 

 あやの言葉に紗希は顔を赤らめてしまい梓も大きく頷くと梓と紗希の2人は幽香たちの後を追いかける

 

「どれどれ・・・いたわね」

 

「どうですか?、幽香さん・茨木先輩?」

 

「どうやら付いて来たようね、なるべく私たちから離れないようにね」

 

「はい」

 

 小声で話し合い梓と紗希は華扇の忠告に頷き開道を見る

 

「西住隊長・一真さん!、開道南側敵発見しました!」

 

「分かりました、なるべく交戦は避けてください!」

 

「分かりました!」

 

「梓ちゃん、助かるけどあまり無茶はしないでね」

 

「だっ大丈夫です!、幽香さんもいるし紗希も一緒に来てくれていますから」

 

「紗希ちゃんも一緒なのか!?、紗希ちゃんもありがとう・・・これでおおよその敵の動きが把握出来る」

 

「・・・/////」

 

梓は本隊に報告すると一真から礼を言われて照れながらも答え紗希にも礼を言うと紗希は顔を真っ赤にして俯く

 

「一真君、このアンツィオの布陣をどう思う?」

 

「持久戦に持ち込むつもりか・・・ワザと中央突破させてつもりかもしれない」

 

「うん私もそう思う、かなり予想外な手堅い作戦を仕掛けてきたね」

 

「はたまた別の意図があるのかも・・・」

 

「別の意図?」

 

 2人の隊長がアンツィオの作戦について話し合うが一真はアンツィオの布陣の真の意味に気付きつつあった

 

「ウサギさんと風見さん・茨木さん、正確な情報を教えてください」

 

「はい、えっと・・・」

 

「カルロベローチェとセモベンテ共に2両ずつ、黒影トルーパーも1小隊分ね」

 

「双眼鏡なしで分かるんですか!?」

 

「えぇ、こう見えても私は・・・」

 

「あっいやなんでもないわよ!?」

 

 沙織からの通信で双眼鏡を使って確認する梓と紗希だが華扇はそれよりも先に言い当ててしまい梓が驚くと華扇は自分の正体をバラそうとし幽香は慌てて隠す

 

「っ?、カルロベローチェとセモベンテが2両ずつだね」

 

「やはり中央突破させて包囲する作戦でしょうか?」

 

「なら我々は裏に回って逆包囲しますか?」

 

「・・・衣玖さん・鈴仙さんそれに幽香と華扇さん、写真を撮って夜罪に転送してください」

 

 アンツィオの意外な布陣に立ち往生するが一真の指示でライダー隊員は懐からデジカメを取り出し写真を撮り始める

 

「全く音がしないですね・・・」

 

「えぇ、これはにとりがちょっと偵察用に改造して消音と内蔵している無線を利用して夜罪の小型PCに瞬時にデータを出来るのよ」

 

 幽香が梓や紗希に説明し写真を撮り終わると夜罪は38tに飛び乗り小型PCを取り出し転送されてきた写真を一真たちにも転送する

 

「一真、これで何か分かるのか?」

 

「あぁ・・・もしかしたら・・・っ!?」

 

一真は夜罪から転送された写真を次々と見ていくとある1枚に目が止まる

 

「なるほどな・・・そういう事か、よく考えたな」

 

「何か分かったの一真?」

 

 一真は天子の問いに得意気に頷き通信しようと喉元の通信機に手を当てようとするが躊躇する

 

「どうした?」

 

「・・・・・みほちゃん、今送られた写真で何か分かった?」

 

「ちゃんとした布陣だね、この中央突破するのは辞めた方が良いね」

 

「そうだな・・・」

 

 何故かみほに意見を求めるが期待外れの答えに一真は悩むとケータイを取り出し誰かにメールを送る、その相手は・・・

 

(っ?、一真からメール?、なんでこんな近距離で?、なになに・・・「16枚目の右端を拡大してそれと気付かれないようにみんなに送って欲しい」だと?、16枚目は確か・・・っ!?、そういう事か!流石だな一真、だが何故それと気付かれずに・・・)

 

 一真は夜罪にメールを送り夜罪も敵の布陣の真意に気付くがある部分に疑問に思うが38tの車内にいるある人物を見て夜罪は溜め息を着く

 

「本当に早く解決しなきゃいけないな」

 

「なんか言った五翠ちゃん~?」

 

「いや何でもない・・・」

 

 夜罪は杏に素っ気なく答えPCを操作して16枚目の写真右端を拡大しそれと同時にある仕掛けを施す

 

「っ!?、いきなりケータイの画面が!?」

 

「アンツィオがジャマーでも仕掛けたのでしょうか!?」

 

「いや一時的な電波障害によるものだ、すぐに復旧させる」

 

「夜罪、なるべく早めに頼む」

 

 一真のケータイを除くみほたちのケータイの画面が砂嵐になり夜罪は芝居掛かったように言いPCを操作してすぐに直し

 

「流石は五翠さん早いですね、あれ?この写真は?」

 

「16枚目の写真だね、でもなんでこんな変な所を?・・・っ!?、みぽりんこれって!?」

 

「うん!、まさかそういう事だったなんて」

 

 みほたちも気付いたその写真は1両いや1枚のカルロベローチェだったが右端の小さな部分がまるで「塗装が剥がれた木の板」のような色をしていて光の反射からにしてもとても金属には見えなかった

 

「一真君!、もしかしたら開道に展開している戦車は全て偽物かもしれない!」

 

「なにっ!?そうだったのか!?、なら衣玖さん・早苗ちゃんそれに幽香と華扇さん、奇襲を掛けてもし戦車から発砲されて場合は即座に退却してください!」

 

「「「了解!」」」

 

 一真は少々芝居掛かったようにみほに答え即座に指示を出す

 

 そして幽香たちは戦極ドライバーを取り出して装着しそれぞれをロックシードを取り出し勢いよく茂みから飛び出す、衣玖は1テンポ遅れながらも早苗に付いて行く

「紗希、私たちは帰るよ」

 

 梓と紗希もM3リーの元に帰っていき衣玖たちはロックシードを掲げる

 

「「「「変身!」」」」

 

【ミラクルフルーツ!】

 

【ブドウ!】

 

【メロン!】

 

【クルミ!】

 

「っ!?、敵ライダーだ!、迎撃態勢!!」

 

 衣玖たちはロックシードを開錠しドライバーにセットしハンガーにロックを掛ける、アンツィオの黒影トルーパーも気付き迎撃態勢を取る

 

【【【【lock on!】】】】

 

それぞれのドライバーから待機音が流れ衣玖たちはカッティングブレードでロックシードを切る

 

【フゥ~♪ ミラクルフルーツアームズ! 逆転! ミラクルウィンドウ!】

 

【ハイ~! ブドウアームズ! 龍・砲 ハッハッハッ!】

 

【ソイヤ! メロンアームズ! 天・下・御・免!】

 

【~♪ クルミアームズ! ミィース! ナックル~!】

 

 頭上から現れたアームズが衣玖たちの頭に覆い被さり電子音声と共に衣玖たちは仮面ライダー風祝・龍玄・斬月・ナックルに変身した!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「来やがったな!!、返り討ちにしてやるぜ!!」

 

「衣玖は看板を!、私はトルーパーを抑える!」

 

 風祝と龍玄は風祝がトルーパーたちを抑えている間に戦車?を破壊するつもりだったが龍玄はいざブドウ龍砲を看板に向けると持ち手である右手が震えてしまいマトモに狙いが定まならない

 

「隙だらけだぜ!」

 

「っ!?、しまった!?」

 

 そんな龍玄を一体の黒影トルーパーが強襲し鋭い蹴りで体勢を崩し倒れ込んだ直後影松を振り下ろされ龍玄は直前にブドウ龍砲を盾にしてなんとか防ぐ

 

「何をしているの!!」

 

 風祝は驚愕と怒り混じりで言い応戦していたトルーパーを蹴り飛ばし龍玄を追い詰めるトルーパーの影松を弾く

 

「くそっ!!、こっちの巫女のライダーはやるようだな!」

 

「それはどうも鍛え方も年季も違いますので!!」

 

 風祝とトルーパーはそんな応対しながらぶつかるが風祝のミラクルステッキによって影松を真上に巻き上げられ間髪入れずに切り裂かれ鎧から火花を散らし胸部にミドルキックを浴びて吹き飛ぶ

 

「衣玖!・東風谷さん!!、助けに来たよー!!」

 

「キャプテン!!」

 

 その時アヒルさんチームの89式も登場し敵戦車?たちに狙いを定めて一斉掃射する

 

 するとみほと一真の予測通り精巧に作られた看板であり呆気なく機銃や砲弾が貫通し倒れてしまう

 

「あっやっぱり!」

 

「やべーバレた!?」

 

「クソォー戦略的撤退だ!!」

 

「っ!?、逃がすか!」

 

 作戦がバレた黒影トルーパーたちは撤退しようとするが風祝は逃がすつもりはなくカッティングブレードを1回倒す

 

【フゥ~♪ ミラクルフルーツスカッシュ!】

 

「はぁぁぁぁぁ!!」

 

 電子音声と共にミラクルステッキにエネルギーが収束し巨大なミラクルステッキ状のエネルギーの塊になり風祝は雄叫びを挙げながら薙ぎ払う必殺技「モーゼブレイク」をトルーパーたちに浴びせる!

 

「「「「「うわぁぁぁぁ!?」」」」」

 

 木々を薙ぎ倒してモーズブレイクはトルーパーたちに命中し悲鳴と共に大きな爆発が起きる!

 

「衣玖、大丈夫!?」

 

「はい・・・なんとか」

 

 トルーパーの撃破を確認した典子は戦車から降りて変身解除をした衣玖に駆け寄り衣玖はよろよろと立ち上がりながら答える

 

「足手まといになるつもりならさっさと自主退場でもしたらどう?」

 

「東風谷さん、何を言っているんですか!」

 

 すると変身解除をした早苗が冷たい眼差しで言い忍が反論するも早苗は首を傾げて深い溜め息をつき無言でワイルドフラワーを展開し乗り込み走り去っていった

 

「誰だって調子が悪い時はあるんだから気にしなくて良いよ」

 

 典子に励まされる衣玖だが衣玖は自分の不甲斐なさに握り拳を作っていた

 

 その頃斬月とナックルは・・・

 

「幽香さん・茨木先輩!、偽物の戦車は私たちで壊します!」

 

「OK!、私たちはトルーパーを片付けるわ!」

 

「頼りにしているわよウサギさんチーム!」

 

 斬月とナックルはトルーパーに狙いを定めて攻撃を仕掛けトルーパーたちも応戦しようとするが

 

「くっ!、やっぱり強い!」

 

「こっちのトルーパーみたいなライダーも強いぞ!、しかもクラスC+のクルミのくせに!!」

 

 圧倒する斬月とナックルにトルーパーたちは追い詰められいきナックルの仮面の下で微笑する

 

「それは色んな意味であなたたちと違いますからね」

 

 ナックルは軽口を叩きながらも巨大なグローブ型アームズウェポン「クルミボンバー」から繰り出される強烈なパンチを武器にトルーパーを倒していく

 

(にとりが言っていたように変身してから妙に動きづらい・・・例の鉱物の特性を発揮するまでの辛抱ね)

 

「よそ見をするなぁ!!」

 

「ふっ・・・それぐらいが丁度良いわ」

 

 斬月はアンツィオ防衛戦時に鎧武も感じた変身してからの違和感にそう思い出しながらも軽くトルーパーたちをあしらう

 

「幽香さん・茨木先輩!、準備完了です!」

 

「分かった、それなら・・・」

 

「一気に決める!!」

 

 するとウサギさんチームのM3リーが開道に姿を現しそれを皮切りに斬月はカッティングブレードを1回倒しナックルは2回倒す

 

【ソイヤ! メロンスカッシュ!】

 

【~♪ クルミオーレ!!】

 

「っ!?、来るぞ!!」

 

「戦車まで来やがった!?」

 

「幽香さんたちに合わせるよ!!」

 

  斬月は無双セイバーに緑色のエネルギーが溜まり深く腰を落としナックルは右手のクルミボンバーにエネルギーが溜まり巨大なクルミ状になる、M3リーも2人に息を合わせる

 

「食らいなさい!」

 

「まずはこっちからか!、ってあれは!?」

 

 始めにナックルがクルミ状のエネルギーを打ち出す必殺技「ナックルバレット」を放つがその姿はまるで

 

「ロケ○トパンチィィィ!?」

 

「断じて違います!」

 

「これでトドメよ!」

 

 勢い余ってクルミボンバーまで飛んでいく様子は某ロボットアニメの代表的な技に見えてしまうがナックル自身は否定しナックルバレットがトルーパーたちの目の前で着弾し大きな爆発によってトルーパーたちは吹き飛んでいくと同時に斬月はジャンプする

 

「ハッ!」

 

「撃って!」

 

 M3リーも斬月がジャンプしたと同時に一斉掃射し戦車に偽た看板を打ち抜いていき斬月も回転しながら浴びせる必殺の斬撃「旋風斬」を上空に吹き飛ぶトルーパーたちに浴びせ着地し無双セイバーを静かに帯刀する

 

「「「「「うわぁぁぁぁ!?」」」」」

 

「バレてたー!?」

 

 帯刀したと同時に悲鳴と共に爆発が起きその中から強制変身解除されたムジカライダーチームの隊員が次々と落ちてきた

 

「こちらうさぎチーム、やはりこちらも偽物でした!、トルーパーも無事幽香さんと茨木先輩が撃破しました!」

 

 梓が大洗チーム全体に報告し斬月とナックルも変身解除しロックビークルを取り出し開錠して乗り込む

 

 だが変身を解除した華扇は調子を確かめるように右手をグーパーを繰り返し小さく溜め息を着く

 

「やはりまだ痛むの?」

 

「もう気になる程ではないわ、それよりもあなたや天子や夜罪一番深刻なのは衣玖か・・・あなたたちは大丈夫なの?」

 

「私たちは・・・大丈夫よ、これぐらい事なんて・・・」

 

 幽香は顔を背けて答え華扇はその様子に察する

 

「さっきの戦闘、あなたにしては動きが固かったけど・・・イザナギ鉱物の特性発揮の条件は知っている?」

 

「いえ知らないわ」

 

 華扇は幽香に教えようか迷っていた時、一真から通信が入る

 

「ライダーチームは至急0345地点に集合、繰り返す・・・」

 

「まずはその地点に向かうわよ、後で条件とやらを教えてもらえるかしら?」

 

「えぇ・・・それは構わないけど・・・」

 

「みんな!、これからは別行動だけど何かあったらすぐに連絡してね!」

 

「大丈夫!、私たちだって一杯練習したんだから!」

 

「幽香さんは大船に乗ったつもりでいてください~」

 

「簡単にやられたりはしません!」

 

「あいー!!」

 

 幽香と華扇は0345地点に向かおうとしウサギさんチームからの言葉に嬉しそうで何処か寂しそうな表情を見せると梓が無言のまま小さく頷き幽香も頷き返すと華扇と共に0345地点に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 その頃、アヒルさん・ウサギさんチームの報告を聞いた一真とみほたちは

 

「流石です西住殿!、敵の欺瞞作戦を写真1枚で気づくなんて!!」

 

「たまたまその写真が拡大して写っていたから気付たんだよ」

 

「でも最初からみほちゃんはその写真に目を付けていたんじゃない?」

 

「えっ!?、そうなのみぽりん!?」

 

「そんな事はな・・・」

 

「流石だなみほちゃん!、俺も見習なくちゃなぁ~」

 

 一真はみほが見つけたように誘導し戦車チームの大半は信じていた

 

「こんな事も気付けないとはな、貴様仮にもライダーチームの隊長として恥ずかしくないのか?」

 

「すいません・・・」

 

 これに対し桃が一真を責めるように言い一真は申し訳なさそうに謝るが桃は溜め息を着く

 

「貴様こんな事で隊長が務まる思っているのか?、この試合が終わってから誰かに隊長を代えるか西住に全指揮権を一任させたらどうだ?」

 

「河嶋・・・!、流石にそれは!!」

 

「やめろ夜罪・・・分かりました、どちらにするかこの試合で検討します」

 

 桃の意見に夜罪が反論しようとすると一真が止め俯き少し調子を落とした様子で答えると桃が鼻で笑う

 

 その姿とやりとりだけでも大洗チームのテンションが下がってしまい夜罪や天子それに杏が頭を抱え始めみほたちあんこうチームが一真を心配そうに見ているのに一真は気付きハッとする

 

「みほちゃん、これが敵の欺瞞作戦だったって事は本当の狙いは何だと思う?」

 

「えっ?、それは・・・十字路に私たちを機動力で包囲して・・・」

 

「こちら元宮、敵ライダーチームを発見、座標0355地点」

 

「分かりました元宮教官、みほちゃんこれからの作戦に障害になりそう?」

 

「大丈夫、そっちの方こそ大丈夫?」

 

「全然問題なしだよ♪、相手に負けないようにこっちもノリノリで行くから♪」

 

「相手がノリと勢いだから?」

 

「そうそう~」

 

 偵察に出ていた美織の通信を受けて大洗チームの動きが決まると一真は少しでも士気を上げようとするが空振りに終わる

 

「お前、そっちの方はまるでダメなんだからやめとけって言っているだろう」

 

「え~今回はイイ線行ったと思ったのにな~」

 

「今回も見事に失笑だよ」

 

 一真と天子のノリツッコミに大洗チームもクスクスと笑い始め少し士気が回復したようだった

 

「これから戦車チームとライダーチームは別れて行動します、皆さん慎重に動いてください」

 

「ライダーチームは至急0345地点に集合、繰り返す・・・」

 

 遂に戦車チームとライダーチームは別れライダーチーム0345地点に向けて走り始める

 

(0355・・・予想通りこの試合会場でも一番高低差のない地点を選びそしてその後方には見下ろせそうな崖のような場所もある・・・しかも)

 

 一真はケータイのマップで0355地点周辺を確認しそことは違うある地点が気になっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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             『全国大会第2回戦 試合会場 ?????』

 

「ヴィヴァルディ、こっちの配置は完了したぜ!」

 

「隊長、こちらの配置も準備完了です」

 

「了解しました、敵ライダーの動きはどうですか?」

 

「こちらミスティア、敵ライダーチームは主力に向かって真っ直ぐだよ!」

 

「了解、ミスティアと響子の部隊は例の地点へ」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 ある地点から指示を出していたヴィヴァルディとヴィヴァルディが率いる小隊、するとヴィヴァルディは徐に指揮棒を取り出して構える

 

「既にこのコンサートに次の段階に進んだ・・・第2楽章「ライダーズファンタジア(幻想曲)」」

 

「「「「「「「「「「Si!」」」」」」」」」

 

 ヴィヴァルディは指示を出し返事が帰ってくると瞑想する

 

(破神さん、あなたが戦車同士の戦いに集中させる為にこちらに来る事は分かっていた、これからが互いにとっての本当の勝負だ!)

 

 ヴィヴァルディは目を見開きこちらに向かってくるであろう一真を見据えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次回ガイム&パンツァー!

 

 遂に激突する大洗フルーツライダーチームVSアンツィオムジカライダーチーム!

 

「鈴仙さん、今から5分後に作戦を決行をお願いします!」

 

「任せて!」

 

 一真たちは鈴仙が変身するライダーの能力を使った作戦でヴィヴァルディに対抗しようする・・・しかし!

 

「さっきと一緒だ!、騙されるもんかー!!」

 

「あっ!、ちょっと!?」

 

「反撃だ!!」

 

 戦車チーム同士の戦いも熾烈な攻防戦が始まる!

 

 第51話「大波乱な2回戦です!」

 

「さぁ~私たちの音楽に!!」「舞い狂え!!」




いかがでしたか?

マカロニ作戦はともかくライダーズマルチャ作戦は単なる場所の確保になってしまいました(もっと一真たちをおちょくって誘い出すような形にしたかったのですが・・・)


でも場所の確保って重要だと思います、特に最高の音楽を披露したいと思ったらちゃんと設備や自分の最もコンデションが整う場所でやりたいはずです、そういう場所を確保する為の進軍と迎撃準備のフェイズだと思ってください

次回は両者激突しアンツィオのライダーたちが明らかになります!

次回も乞うご期待です!
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