ガイム&パンツァー  戦車道・ライダー道極めます!   作:フルーツ大将軍

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第3話です

この作品での秋山殿は仮面ライダーについても詳しい方向でいきます

では、どうぞ


第3話「戦車探します!」

                   『ガレージ』

 

「この戦車は使えるみたいだけど、1両しかないよね」

 

「他の戦車は・・・ここにはないみたいです」

 

 天子はそう言うと衣玖が辺りを見回して言った

 

「この人数だと・・・」

 

「全部で5両必要です」

 

「じゃあ探そうか」

 

 生徒会長の提案にそこにいた全員がざわめきだした

 

「探すって・・・」

 

「我が校は何年も前に戦車道は廃止されている、だが当時使用していた戦車がどこかにあるはずだ、いや必ずある」

 

「明後日戦車道の教官がお見えになるのでそれまでに残りの4両を必ず見つけ出すことだ」

 

「して、一体どこに?」

 

 そこにいた1人が生徒会に聞いた

 

「いや~、分からないから探すんだよね~」

 

「何にも手がかりはないんですか?」

 

「ない!」

 

(おいおいまじかよ)

 

 生徒会長の自信満々の発言に一真は心の中で感想を洩らした

 

「では、捜索開始!」

 

 そう言うとみんなグループになって動き出した

 

「じゃあ俺たちも行こうか」

 

「そうだね」

 

 一真たち5人も行こうとしたが

 

「破神君~」

 

「はい、なんですか?」

 

 一真は生徒会長に呼び止められた

 

「いや~、破神君のグループの私たちの手伝いをしてくれる人を1人置いていってほしいんだけど」

 

「えっ、分かりました、じゃあ・・・」

 

「俺が残ろう」

 

 夜罪が名乗りをあげた

 

「良いのか夜罪?」

 

 一真は夜罪に尋ねた

 

「あぁ、別に問題ない、それに奴らが何をするのかまじかで見ているのも面白そうだ」

 

「そうか、わかった頼むぞ夜罪」

 

 夜罪を言葉を聞き納得した一真は夜罪に任せる事にした

 

「じゃあ気を取り直して・・・」

 

「天子、君はこの人たちと一緒に行くのか?」

 

 軍隊で被るような帽子を被った女子が天子に話しかけてきた

 

「天子、この人たちが前に話していた友達?」

 

 一真は天子に聞いた

 

「あぁそうだよ、エルヴィンあたしは・・・」

 

 天子は一真に答え行こうか迷っていた

 

「良いよ天子行ってこいよ」

 

「一真・・・」

 

 一真は天子にエルヴィンたちと行くように言った

 

「俺たちは大丈夫だ、こっちの友達の事ももっと大事にしてやれ」

 

「一真・・・分かった行くよ」

 

「あぁ、気を付けてな!」

 

 そう言うと一真が言うと天子はエルヴィンたちと一緒に行った

 

「衣玖~」

 

「キャプテン!」

 

 体操服を着た女子が衣玖のもとに駆け寄った

 

「衣玖何しているの早く行くよ!」

 

「すいませんキャプテン私は・・・」

 

「衣玖さんこの人は?」

 

 一真は衣玖に聞いた

 

「バレー部のキャプテンです、私が始めて行った時にバレー部が廃部になりまして、バレー部復活のために戦車道をやることにしたんです」

 

 衣玖は一真に自分が戦車道を選択した理由を話した

 

「そうだったんですか」

 

「えっ、この人たちが衣玖と一緒に転入してきた友達?」

 

「はい、そうです」

 

 キャプテンの問いに衣玖は嬉しそうに答えた

 

「そっか、じゃあ衣玖はその人と一緒に行くんだね」

 

「キャプテン・・・」

 

 キャプテンは残念そうに言い、衣玖も申し訳なさそうに断ろうとしたが

 

「衣玖さんバレー部の皆さんと一緒に行ってきてください」

 

「一真君・・・良いんですか?」

 

 一真は衣玖にバレー部の人たちと行ってくるように言うと、衣玖が一真に尋ねた

 

「はい、こちらは俺と幽香で大丈夫です、それに・・・もっとバレー部の仲間の事ももっと大切にしてあげてください」

 

「一真君・・・分かりました、では行ってきます」

 

「衣玖さんいってらっしゃい!」

 

 一真は衣玖に手を振りながら言った

 

「・・・ついに2人になったな」

 

「そうね・・・」

 

 一真と幽香が話していると

 

「あの・・・すいません!」

 

「あら何かしら?」

 

 1年生の女子が幽香に話しかけてきた

 

「あらあなたは・・・」

 

「幽香、知り合いなのか?」

 

 幽香が見覚えのある素振りを見せたので一真は幽香に尋ねた

 

「えぇ、前話した階段で助けた1年生よ」

 

「へぇ~そうなんだ」

 

「あの時はありがとうございました!、それで・・・あの一緒に戦車探すの手伝ってくれませんか?」

 

 1年生が幽香を誘った

 

「そうね・・・でもそうなると」

 

 幽香が悩んでいると

 

「幽香、俺は1人でも大丈夫だから一緒に行ってやれよ」

 

 一真は幽香に行くように言った

 

「良いの一真?」

 

 幽香は一真に聞いた

 

「あぁ、男に2言はない」

 

「わかったわ、じゃあお言葉に甘えて私は行くわね」

 

「おう、いってらっしゃい」

 

 幽香も行ってしまい遂に一真独りだけになってしまった

 

「さて・・・どこから探そうかな?」

 

 一真が考えていると

 

「あれ・・・破神君1人なの?」

 

 沙織が一真に話しかけてきた

 

「はい、色々あって1人になりました」

 

「そうなんだ・・・じゃあ私たちと一緒に戦車を探そうよ!」

 

 沙織が一真に提案を持ちかけた

 

「えっ、良いんですか?」

 

 一真は沙織と一緒にいたみほと華に聞いた

 

「破神君となら私は全然良いよ」

 

「私も良いです」

 

「2人もこう言っているし、一緒に行こうよ」

 

「分かりました、一緒に行きましょう」

 

 2人も良いと言ってくれたので一真はみほたちと一緒に戦車を探す事にした

 

 

 

 #####

 

 

 

                   『駐車場』

 

 一真とみほたちは戦車を探しに駐車場に来ていた

 

「にしても駐車場には戦車はないと思いますよ?」

 

「一応戦車も車だからあると思ったんだけどねぇ」

 

 一真のツッコミに沙織は苦笑いで答えた

 

「だったら裏の山林に行ってみよう、何とかを隠すには森って言うしね」

 

「それは森です」

 

 華が沙織に指摘すると一真とみほたちは山林に向かって歩を進めた

 

「そういえば西住さん少しよろしいですか?」

 

「うん、なに破神君?」

 

 どうやら一真はみほに聞きたい事があるようだ

 

「なんで沙織さんはあんなにやる気になっているんですか?、武部さんはあんまりこういう事を率先してやるタイプではないと思うんですが」

 

 一真は沙織の気合の入りようにどこか違和感を感じていた

 

「それはね、明後日来る戦車道の教官が破神君並のカッコいい人で生徒会長さんに紹介してもらうためだよ」 

 みほは一真に理由を話した

 

「そうなんですか・・・あれ、自分ってそんなにカッコいいんですか?」

 

 一真自身は自覚がないのでみほに聞いた

 

「うん少なくとも私はそう思っているよ」

 

 みほに一真にニッコリ笑いながら答えた

 

「そうだったんですか・・・」

 

(俺ってそんなにカッコいいのかな?)

 

 一真自身はあまり納得していなかったがとりあえず山林に行こうとした、その時みほはガレージから一真たちを付いてきた女子に気付きその女子を見ると付いてきた女子は急に真横の木に身を隠した

 

 一真はガレージ出た時から気付いていたが特に危害を加えようとする意思を感じなかったので気にしていなかった

 

 一真とみほは気を取り直して歩を進めたが、やっぱり木に隠れていた女子が付いてきた

 

「ねえ西住さんやっぱりあの子は自分たちは一緒に行きたいのではないですか?」

 

 一真は小言でみほに言った

 

「やっぱりそうかな?」

 

「そうだと思いますよ、嫌でなければ声をかけてみたらどうですか?」

 

 一真はみほに提案した

 

「わかった声かけてみるね」

 

 みほは一真の提案を受け入れ

 

「あっあの・・・!」

 

「はっはい!」

 

 いきなりみほに話しかけられついてきた女子は驚いていた

 

「良かったら私たちと一緒に探さない?」

 

 みほはていてきた女子に聞いた

 

「えっ良いんですか!」

 

 女子は嬉しそうに答えた

 

「普通II科2年C組の秋山優花里と言います、えーと、不束者ですかよろしくお願いします!」

 

 そう言うと優花里は一真たちに向かってお辞儀した

 

「こちらこそお願いします、五十鈴華です」

 

「私は武部沙織!」

 

 さきに行こうした沙織と華が戻ってきて自己紹介を始めた

 

「あの・・・私は」

 

 みほも自己紹介をしようとした時

 

「存じ上げてます、西住みほ殿ですよね」

 

 どうやらみほの事は知っていたようだ

 

「えっは・・はい」

 

(へえ~、西住さんって結構有名人なのかな?)

 

 一真はそんな事を思っていた

 

「じゃあ最後に、自分は」

 

 一真も自己紹介を始めた

 

「そちらの方も存じ上げています、破神一真殿ですよね」

 

「そっそうです」

 

 一真は少しびっくりしながら答えたが、一真は自分がテスト生という事を思い出し自分の事を知っていても何らおかしくはないと思い納得したが

 

「又の名を仮面ライダー鎧武ですよね!?」

 

 その言葉に一真の顔色が急に変わった

 

「仮面ライダーってあの仮面ライダーですか?」

 

「はい、あ・の・仮面ライダーです!」

 

 華の問いに優花里は強く頷きながら答えた

 

「へぇ~、破神君って仮面ライダーだったんだ・・・」

 

 沙織が一真に向けて言った

 

「ソ・・・ソンナワケナイジャナイデスカ・・・トイウヨリカメンライダーッテナンデスカ?」

 

 一真は頑張ってしらばくれようとしたが、明らかに動揺しており言っていることが片言になっていた

 

「ちゃんとその時の映像があるんですよ~♪」

 

 そう言うと優花里はビデオカメラを取り出し一真たちに映像を見せた、それは一真が鎧武に変身する場面やインベスたちと戦っている場面さらには変身を解除する場面までばっちし撮られていた

 

「じゃあ、あの時の人影は・・・」

 

「はい私です、完璧に尾行していたつもりだったんですがまさか気付かれるとは思いませんでした、さすが仮面ライダーですね!」

 

 一真の問いに優花里は嬉しそうに答えた、一真も人影の正体が分かり安心した

 

「もしかして・・・この映像って・・・」

 

 一真は1番恐れていた事態を想定したが

 

「大丈夫です、他の人には見せていませんしネットにも上げていません、皆さんにこの映像を見せたら消すつもりでしたから」

 

 そう言うと優花里は映像を削除した

 

「はぁ・・・良かった・・・ありがとうございます秋山さん」

 

 一真は本当に安心安心したように言った

 

「いえとんでもありません!、あと私の事はさん付けじゃなくても良いですよ、破神殿にさん付けで呼んでもらうなんておこがましいです!」

 

 優花里は一真に強く言った

 

「えっそうですか?、別にそんな事もないとは思うけど・・・分かったじゃあ優花里ちゃんって言うね」

 

「はい、破神殿にそう呼んでもらえるなんて光栄です!」

 

 一真の発言に敬礼しながら答えた

 

「いや、そんな大げさな事じゃ」

 

 一真が少し苦笑いをしながら答えていると

 

「じゃあ私のことも沙織って名前で呼んで、もう破神君は私たちの友達だからさ、私も名前も呼ばせてもらうね!」

 

「では私の事も華と名前で呼んで下さい、私も破神さんの事を名前で呼ばせてもらいます」

 

 そう沙織が言うと華で続いて一真に申し出た

 

「えっ、良いんですか?」

 

 一真に「良いよ」と言わんばかりに頷いた

 

「分かりました・・・沙織ちゃん・華さんこれからもよろしくお願いします!」

 

 一真は深々とお辞儀をしながら言った

 

「よろしくね一真君!、あと敬語もいいからね」

 

「えっ、わかった気をつけるよ」

 

 そう沙織に言われると、一真は敬語を使うのを止めた

 

「あっあの・・・私の事もみほって名前で呼んでくれないかな・・・」

 

 みほは一真に頼んだ

 

「えーと、わかりましたではみほちゃんと呼ばせて貰います」

 

「うん、ありがとう!、私は一真君って呼ぶね、あと私も敬語は良いから」

 

 みほは嬉しそうに言った

 

「分かった、これからは気をつけるよ」

 

 一真は少し微笑みながら言った

 

「よし、じゃあ改めて山林に行こう~」

 

 沙織が号令を出し、一真たちは再び山林に向かった

 

(あれ・・・俺が仮面ライダーって事を知ってもなんで普通にしているんだ?、この世界には仮面ライダーはいないんじゃなかったのか?)

 

 一真がそんな事を考えながら

 

 

 

 #####                     

 

 

 

                       『山林』

 

 一真たち5人は山林に到着し戦車を探していた

 

(うん?、このにおいは・・・)

 

 一真の鼻が山林には普通にはないあるにおいを嗅ぎ分けた、ちょうどその頃華も何か嗅ぎ分けていた

 

「どうかしたの?」

 

 沙織が華に尋ねた

 

「あちらの方からにおいが・・・」

 

「においで分かるんですか?」

 

 次は優花里が華に尋ねた

 

「いえ、あちらの方から花の香りに混じってほんのりと鉄と油の匂いが」

 

「華道やっているとそんなに敏感になるんだ!」

 

 沙織が華の嗅覚に驚きながら言った

 

「私だけかもしれませんが・・・」

 

(すごいな、人間でそこまでの嗅覚を持つ人がいるなんて・・・)

 

 華はそう言うとにおいのする方に向かった、一真は内心華の嗅覚に驚いていた

 

「では・・・パンツァー フォー!」

 

「パンツのアホー!?」

 

 優花里が気合を入れるために言ったが、沙織は聞き慣れない単語だったので言い間違いをした、沙織が言い間違いをすると優花里はがっくりとうなだれてしまった

 

「パンツァー フォー・・・戦車前進って意味なの」

 

(さすがに俺でもその単語は知っていたなぁ・・・)

 

 みほは苦笑いをしながら答え、ついでに一真も苦笑いしながら思っていた

 

 その後、一真たちは華のあとを追いなんと戦車を見つけた!

 

「やった!、見つかったよ!」

 

 沙織が嬉しそうに言った

 

「38t・・・」

 

「なんかさっきのより小さい、いすだらけぽつぽつしてるし・・・」

 

 沙織がそんな感想を洩らしていた

 

「38tといえば、ロンメル将軍の第7走行師団でも主力と努め、初期のドイツ電撃戦を支えた重要な戦車なんです!」

 

 優花里は38tの車体に頬を擦りながら楽しそうに言った、その頬は赤く染まっていた

 

「軽快で走破性も高くて・・・あ!、tって言うのははチェコスロバキア製って意味で重さの単位ではないんですよ!・・・あ!」

 

 その後優花里の話が続いたが、優花里は我に戻った

 

「さっき生き生きとしていたよ」

 

「すいません・・・」

 

 沙織にツッコミを入れられる始末になり、しょんぼりしてしまった

 

「いや優花里ちゃん・・・戦車道をやっているとそういう戦車の知識はいずれ必要になってくる・・・だからまたこういう機会があったらまた戦車の事を教えてもらえると助かるよ」

 

 しょんぼりしていた優花里を一真が慰めた

 

「破神殿・・・ありがとうございます!!」

 

 そう言うと優花里は一真に深々とお辞儀をした

 

『ご苦労、運搬は自動車部に任せるお前たちは引き続き戦車の捜索を続行せよ』

 

 一真たちは戦車を発見したことを生徒会に報告した

 

『分かりました、引き続き作業を続行します』

 

 一真は生徒会の人に言うと電話を切った

 

 一真たちが他の戦車を探すために山林を抜けようとした時

 

「そういえば・・・」

 

「どうしたの一真君?」

 

 一真の急な発言にみほが聞いた

 

「ここだったら人目につかないし、今から仮面ライダーに変身するね」

 

 一真は脈絡もなしに言った

 

「えっ、良いんですか!?」

 

「本当に良いの私も変身する所見てみたい!」

 

「私もまじかで変身を見るのは初めてです」

 

(思いつきで言ったけど・・・なんか食いつきがいいなぁ・・・)

 

 予想外の反応に一真は驚いていた

 

「みほちゃんも構わないか?」

 

 1人だけ何も言わなかったみほに聞いた

 

「うん、私も良いよ」

 

 3人に比べるとみほだけ冷めていたが一真は気にせずに戦極ドライバーとオレンジロックシードを取り出し、戦極ドライバーを腰に装着した

 

「ちょっと待って!、錠前みたいなのはポケットに入るとして・・・そのベルトはどこに入れていたの?」

 

「それは・・・スルーという方向で・・・」

 

 沙織のツッコミに一真は苦笑いを浮かべながら答え

 

「変身」

 

【オレンジ!】

 

 ロックシードを開錠し、一真の頭上からオレンジアームズが降りてきた

 

「なにあのオレンジ・・・」

 

「でっかいオレンジですね・・・」

 

「あれはオレンジアームズと言うんですよ」

 

 沙織と華が呟くと優花里が説明した

 

「へぇー、優花里ちゃんもしかしてライダーについても詳しいの?」

 

「はい!、戦車と同じぐらい大好きなんです!」

 

 一真が優花里に尋ねると、優花里は嬉しそうに言った

 

 一真は今回は変身ポーズを決めずにそのままロックシードをドライバーにセットしハンガーにロックシードのロックをかけた

 

【lock on!】

 

 すると、法螺貝のような音が流れた

 

「えっ、なんか聞こえ出したよ!」

 

「この音は・・・法螺貝の音ですか?」

 

「そうなんですよ!、鎧武みたいな和風のライダーは法螺貝の音ですが種類によっては西洋風だったり中華風だったり様々な待機音があるんですよ!」

 

 沙織と華が驚いていると優花里が興奮しながら説明した

 

 一真は次にカッティングブレードでロックシードを切った

 

【ソイヤ! オレンジアームズ!】

 

 一真の頭にオレンジアームズが覆い被った

 

「えぇぇぇ!、一真君の頭にさっきのオレンジが被さった!!」

 

「それに被さったと同時に一真さんの身体が変わったような・・・」

 

「あれはオレンジアームズが被さったと同時にアンダースーツ・・・ライドウェアが装着されるんですよ、遂に変身の瞬間を生で見られるなんて!!」

 

 沙織と華はまたも驚き、優花里も興奮冷め切らない様子で説明し変身の瞬間を見ていた

 

【花道 オンステージ!】

 

 と言う電子音声とともにオレンジアームズが展開され、一真は仮面ライダー鎧武に変身した

 

「どうだった?」

 

 一真がそう聞くと沙織たちは

 

「なんというか・・・色々とすごかったね」

 

「そうですね・・・驚きの連続でした」

 

「本当に嬉しい限りです!」

 

 みんな思い思いの感想を言った

 

「ねぇ一真君が変身しているライダーって本当に『鎧武』って言うの?」

 

 みほが鎧武である一真に尋ねた

 

「うん、そうだけど・・・」

 

 鎧武はみほに答えた

 

「そうなんだ・・・」

 

 そう言うとみほは考え込んだ

 

「みほちゃん、鎧武について何かあるの」

 

「いや・・・なんでもないよ」

 

 鎧武はみほに聞いたがみほは何も言おうとしなかった

 

「いや~、でも鎧武といえば昔インベスやオーバーロードがこの世界を侵略した時、先陣をきって戦いこの世界を守ってくれた英雄ですからねぇ西住殿が言うのも無理ないと思いますよ」

 

「えぇぇ!!、この世界にも鎧武がいたのーー!!」

 

 優花里がこの世界の鎧武の歴史を話すと、そもそもこの世界の歴史を知らなかった一真は思わず叫んでしまった

 

「えぇ、そうですよ多分これぐらいの事は武部殿や五十鈴殿も知っていると思いますよ?」

 

「えっ、そうなの?」

 

 優花里がそう言うと、一真は沙織や華に尋ねた

 

「うん知っているよ、確かその話って中学校の歴史の授業で習ったはずなんだけど」

 

「私もそう習いました、一真さんの通っていた学校では習わなかったのですか?」

 

 沙織と華はさも当然のように答え一真に不思議そうに聞いた

 

「えっ、うん俺が通っていた学校では習わなかったんだよな・・・今教えてもらって助かったよ」

 

 一真はとっさに嘘を付いてしまった、今ここで自分が別の世界から来た事までバレたら、みんなとの関係が壊れると思ったからだ

 

「じゃあ俺の変身も見たことだし、戦車探しに戻ろうか」

 

 そう言いながら一真はドライバーのロックシードを元に戻し変身解除をした

 

「そうですね、戻りましょうか」

 

「もうちょっと休みたかったけど、仕方ないね」

 

「私ももう少し鎧武の姿を目に焼付けたかったですけど、また別の機会にします」

 

 一真たちはそう言うと再び戦車探しに戻った

 

 

 

 #####

 

 

 

                  『グラウンド ガレージ前』

 

 次の日、一真たちは再びグランドに集まっていた、前日に各グループがそれぞれ戦車を1台ずつ見つけていた

 

「で、どう振り分けますか?」

 

「見つけたグループが見つけた戦車に乗ればいいんじゃない~」

 

「そんな事で良いんですか?」

 

 どうやらどの戦車に誰が乗るのか生徒会が協議していた

 

「38tは我々が・・・お前たちはⅣ号に乗れ」

 

「えっ、は・・はい」

 

 生徒会にⅣ号戦車に乗るように言われ、みほが答えた

 

「では・・・Ⅳ号戦車D型・・・Aチーム西住みほ・武部沙織・五十鈴華・秋山優花里・破神一真」

 

「八九式中戦車甲型・・・Bチーム磯辺典子・近藤妙子・河西忍・佐々木あけび・永江衣玖」

 

「Ⅲ号突撃砲F型・・・Cチームカエサル・エルヴィン・左衛門佐・おりょう・比那名居天子」

 

「M3中戦車リー・・・Dチーム澤梓・山郷あゆみ・丸山紗希・阪口桂利奈・宇津木優季・大野あや・風見幽香」

 

「38(t)軽戦車・・・Eチーム会長、角谷杏・小山柚子・私、河島桃・五翠夜罪」

 

「明日はいよいよ教官がお見えになる、粗相のないに綺麗にしろ」

 

 桃が全チームに釘を刺した

 

「どんな人が来るのか~♪」

 

 沙織はどのような教官が来るのか思いを馳せており、それを見た優花里は少し引いていた

 

 それぞれ任された戦車を見て思い思いの感想を言っていた

 

「うわーべたべたする~」

 

「これはやりがいがありそうです」

 

 沙織が戦車の車体を触り気持ち悪そうに言うと、華もそんな感想を洩らしていた

 

 その中でみほは慣れた手付きで戦車に登りキューポラから戦車の中を見ていた

 

「車内の水抜きをして錆取りもしないと・・・古い塗装もはがしてグリスアップもしなきゃ」

 

 みほが言っていると優花里もいつの間にか登っておりみほを尊敬の眼差しで見ていた、一真も登ってきた

 

「これは相当時間がかかりそうだな・・・」

 

「そうだね・・・今日中に終わるかな?」

 

 みほが不安そうに言った

 

「大丈夫だよ、みんなでやれば絶対に今日で終わるよ」

 

「うん、そうだね一真君!」

 

 一真の言葉にみほは少し気合が入った

 

 その後みんな体操服に着替えて戦車の洗車を始めた

 

「キャアァ!、沙織さんつーめーたーい~」

 

 Aチームでは一応車体の錆を取ろうとデッキブラシで擦っていたが、沙織がホースの水をみほや華目掛けて流して遊んでいた

 

「誰ですか!?」

 

 華の変わりように優花里が驚き、一真はその光景を見てクスッと笑ってすぐに作業を再開した

 

 Cチームでは

 

「高松城水攻めじゃ~」

 

「ルビコンを渡れ!」

 

「ペリーの黒船来航ぜよ!」

 

「戦車と水と言えば・・・」

 

「ノルマンディーのDD戦車でしょ!」

 

「「「それだ!」」」

 

「そうなのか?、って少しはやれよー!」

 

 得意の歴史ネタを炸裂させていたが一向にやろうとはせず唯一やっていた天子が4人にツッコミをかましていた

 

 Dチームは

 

「もうびしょ濡れ~」

 

「恵みの雨だ~」

 

「ブラ透けちゃうよ~」

 

「そうね、そんな事よりちゃんとやらないとお姉さん怒るわよ?」

 

 こちらほうでも全くやっておらず遊んでいた、それをみかねた幽香が含みのある笑顔でやるように促した

 

「「「「「は・・・はい!」」」」」

 

 その幽香の笑顔を見て全身に鳥肌が立ちそれからはみんな真面目に作業をやり始めた

 

 Eチームでは

 

「今日は『戦車』を『洗車』すると言っただろう」

 

「うまいね~座布団1枚!」

 

「決してそういう意味で言ったわけではありません」

 

 そんな掛け合いをしていた

 

「それより少しは手伝ってくださいよ~」

 

「大丈夫、今日は五翠ちゃんもいるわけだし~」

 

「2人だけで手が足りるか、お前たちも手伝え」

 

 だが実際には柚子と夜罪だけでやっており、杏と桃は全くやる素振りすら見せなかった

 

 なんだかんだで洗車していると夕方になり戦車のほうもちゃんと綺麗になっていた

 

「よしこれでいいだろう、あとの整備は自動車部の部員に今晩中にやらせる」

 

「それでは本日は全員解散!」

 

「「「「「「はーい・・・・・」」」」」」

 

 みんなの返事からは元気がなく、相当疲れているようだ

 

「早く戦車に乗りたいですね~」

 

「えっ・・・う・・・うん」

 

 優花里はすこし嬉しそうにみほに聞いたが、みほはそれとは逆にあまりのりきではなかった

 

(みほちゃん・・・やっぱりあまり戦車には乗りたくないんだな・・・)

 

 みほの表情を見て一真がそんなことを思いながら初めての戦車道の授業が終わった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




まずはじめに累計1000以上も皆様にこの作品に目を通していただき感謝の意を表したいと思います、本当にありがとうございますm(_ _)m

これを励みに一層この作品を面白くするために頑張っていきたいと思います、あと投稿のほうもできるだけ早く投稿できるよう頑張りたいです

次回予告 ガイム&パンツァー

第4話「戦車道教官の登場です」

次回も乞うご期待ください!
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