便利屋エミヤ   作:晴れときどき曇り

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第四十夜 ON STAGE

 

 

 

 夕方。

 エミヤはニコやオトギ、途中で戻って来たクルミと戯れた後、幾つかの指名依頼を解決してから事務所に戻って来た。

 

 だが、エミヤの一日はまだ終わらないようだ。

 

 事務所前のマンホールがいきなりゴトゴトと音を立て揺れ始め、大きな音を立てて空へと打ち上げられた。

 エミヤはその光景を見ながら「うわぁ……」と声を漏らし、我関せずを貫こうとそそくさと先を往こうとしたが、そのマンホールから地上に向けて放り投げられた見覚えのある鞄(ペロロ様)を見て嫌な予感が加速する。

「よい……しょっと」

 そして姿を現したヒフミに、目を閉じて置けば良かったと後悔。

 

「あ!エミヤさん!良かった!」

 加えて完全に見つかりもう逃げられない事を悟った。

 

「ヒフミ……レイサからの連絡では『今日は学校全体がテストの日です!頑張って来ます!』と来ていたが、何故ここに……」

 最早問いかけるのも嫌になる。

 確か十五時からと聞いていた筈、現在は十七時、トリニティからD.U.地区に来るのに二時間では車を使用していないヒフミでは難しい筈、にも関わらず此処に居る。

「あ、あはは……今日はペロロ様の限定ライブがありまして」

「……まさかサボったのか!?テストを!?」

「だ、だってペロロ様ですよ!?」

 何が『だって』なのか分からないが目が怖かったのでそれ以上は何も言わず。

 

「……そ、それで何故マンホールから」

「エミヤさんが仰った様に今日はトリニティはテストなので、静かにテストに臨めるように学園周辺の警備が厳重になっているんです」

 言葉はそこで途切れたが、つまりはそこから抜け出す為にトリニティから此処までをマンホール、つまりは下水道を通って来たという事だろう。

 

 なんという熱量。

「テストをサボるのもいけないが、そのルートも人が配置されていなくとも感知器など置かれていたのではないか?どうやって突破した?」

「ペロロ様の声に導かれたので、それに従って動けば何も問題はありませんでした!」

 薬物の疑いまで出て来たぞ。

 

「それで、ですね……ちょっとライブに遅れてしまいそうでして、もし良ければエミヤさんが送ってくれたらなぁって」

 最早その言葉が来るのは分かりきっていた。

 なにせ先程からエミヤでは無く跨っているバイクに話しかけているのだから。

 ヒフミ、それはエミヤさんでは無い、SR400さんだ

 

「ちなみに、私が断るという選択肢は?」

「えっ……ふぇ」

 一瞬で涙目になるヒフミに流石に罪悪感が湧く。

 申し訳ないと思いながらもエミヤは恐怖を感じていた。

 

 偶然、そうマンホールから出てきてそこに居たのは偶然なのだ。

 にも関わらず、そこに遠方への移動手段を持つエミヤが居た。

 可能性として人が居る・移動手段を持つ・頼みごとが出来る知人、これらを兼ね備えた人物が偶然その場に居合わせる事などあるのだろうかと考えた時、最早エミヤは背筋に感じる寒気を誤魔化せなくなっていた。

 

 最早聖ペトロにまつわるキャラクターでもギリシャ神話のモーモスの友達と言われても信じてしまいそうになっていたエミヤは頭を振り、改めてヒフミを見た。

 下水道から出て来たというのに全く汚れは付いておらず、その上ここまで長時間歩いて来たであろうに疲弊の色を感じさせない。

 

 深く考えるのは止めた。

 

「分かった……なんというか、ここで断った方が怖い、私の後ろに乗って道案内してくれ」

 スマホを通話状態にしてイヤホンを片耳だけ装着、ヒフミにも同じ様にしてもらう。

あまり行儀の良い事じゃないがキヴォトスにおいてバイクで走行している者は少なく法的には問題無いのだが、どうしても生前の記憶からバイクでの走行中に耳を塞ぐという行為に躊躇いがある。

 仕方なしにヘルメットを投影して渡し、「ありがとうございます!」と素直にお礼を言うので、なんでそういう普通の感性は残っているのだろうか?と疑問を感じながらも、サイドバックにヒフミの荷物を仕舞いエンジンを掛ける。

 ヒフミが後ろに跨ったのを確認しバイクを走らせ始め、後方から「わっ、とっ」とバランスを崩しそうな声が聞こえて来たので、後ろ手にヒフミの手を掴み、自身の腰に回させた。

「それでは、行くぞ」

 

 

 

 遠くからバイクの音がしてエミヤが帰ってきたことを察したハルカは、事務所一階のカフェスペースに移動して最近エミヤから教えて貰った珈琲を淹れる為に準備を進めていた。

 ガレージにバイクを停めたエミヤに飲んでもらい、美味しいと言って貰う為だ。

 

「(まだかな、まだかな)」

 思わず入口近くの窓まで移動し外を見ていると、速度を緩めながらエミヤが帰ってくるところが見えた。

 そして次の瞬間、彼のすぐ近くのマンホールが跳ね上がり、そこから少女が現れた。

 

 かつて一緒にブラックマーケットで問題を解決した事もある少女、ヒフミである事に気が付き尚驚きが増し、

「えぇっ……!?」

 そのまま二人がバイクに跨り何処かへ走って行ってしまい、ハルカはコーヒーミルにその悲しみをぶつけるのであった。

 

「それでですね、Mr.ニコライというキャラクターは主に小型のグッズ化が多くてあまりぬいぐるみなどになる事は少ないのですが、この前遂に新しいぬいぐるみの発売が発表されまして、ウェーブキャットさんは抱き枕やクッションが販売されたり、アングリーアグリーさんも時計などの大きなグッズが多い中で目立つことが出来ていなかった彼にも遂にスポットライトが照らされまして、以前もモモトークでお送りしたモモフレンズのアニメ内でも時折ネタにされていたのでご存知かとは思いますが、やはり各キャラクターに一定層のファンがいるのも事実なので今回の発表は多くの人が喜ぶ結果となりました!他にも現在はペロロ様を主人公としたゲームも開発されていて、ペロロ様が古い時代に飛ばされて、その国の王権が支配力を弱めていた時代に頭に黄色の頭巾を被った人達が各地で蜂起して治世を乱し始めていた所、ペロロ様が降臨した事でとある地域では乱が治まり、その後に待つ悪逆の徒による王様の傀儡化や権力の独占と戦う為に他の地域と連合軍を結成して」

「ヒフミ、ヒフミ、もう、もう充分だ……もう……」

 バイクの運転中、エミヤは延々と耳元から聞こえてくるペロロ様トークに精神を削られていた。

「えぇ!?エミヤさんは気にならないんですか?Peroro the three kingdomっていう作品なんですが……」

「もう響きだけで色々とカオスな上に何となく物語に心当たりがある所為で余計に混乱している所だ」

 これで語られる話の中に曹操孟徳や劉備玄徳といった名前が出てきたら事故を起こすかもしれない。

「そうですか……ペロロ様の相棒キャラの予定である公孫越というキャラについて知りたかったのですが」

「(せめて公孫瓚にしておけよ……なんで越の方を相棒にしたんだ開発陣……)」

 中々に物語の気になる作品ではあったが、これ以上の混乱を避ける為に話題を変える事にした。

 

「それにしても、ヒフミは本当にペロロ様が大好きだな」

「はいっ!私は普通で、何か特別な事も無くて、自分の何を誇れるかと聞かれたら周囲に居る優しい人達が真っ先に思い浮かぶのですが」

 その言葉は心優しいヒフミらしいなと思う反面で、特別な事が無いとはペロロ様抜きでも思わないけどなぁとエミヤは苦笑。

「ペロロ様のお陰で、私はペロロ様が好きな自分を誇れるんです。何かが好きって大きな声で言えるのはとても素敵な事だと感じますし、どれだけ好きなのかを語れる程に夢中にさせて頂いたペロロ様には感謝してもしきれません!」

 何かを好きな自分が誇らしい、その考えは本当に心からその何かを好きだから抱けるものだろう。

 それは依存や執着とは違い、愛から来る物だ。

 

 ヒフミが持つ強い愛情、それがペロロ様というキャラクターへ向けられて外に出ているに過ぎず、元々ヒフミはそれだけ何かを愛する事が出来る子だという証明だ。

 自覚は無いようだが、それは充分に特別だと言える。

 

 しかし、原動力になり行動力にも繋がる程に何かを愛せるというのは素敵な事だ。

「ライブ、楽しみだな」

「はいっ!」

 

 

 

 ライブ会場に到着し、チケット制という事もあり「近くで待っているから楽しんでおいで」と見送ってくれたエミヤに感謝を抱きつつ、荷物をコインロッカーに預け、制服を脱いで下に着ていたライブTシャツに着替え、鞄からペンライトを取り出して並んで待つ。

 周囲の人々の中にはライブやイベント参加で見知った顔の者も居て、いつもの空間という安心感が強くなる。

 

 そこから一時間ほど経過し、無事に入場も完了し、段々と高まる期待の中でライブ前の映像がステージ後方のモニターで流れ始め、すでに見た事がある映像なのに自然と声が出て楽しい気持ちが強まっていく。

 そして遂にステージ上に現れたモモフレンズとその仲間達が順々に名前を呼ばれてそれぞれの特徴的な行動を披露する。

 

 各キャラクターのファンが盛り上がりを見せる中、今回のコラボバンドの紹介に移る。

 毎度、モモフレンズファンが多い事から特定のキャラが好きな箱推しでは無いファンからはおまけ程度に扱われてしまうのが可哀想だが、彼らの演奏に合わせてダンスや声でファンを魅了する以上、熱心なファンからは熱い感謝を送られている。

 

 ドラム、ボーカル、ベース、キーボードと紹介が進んで行き、その度にモモフレンズのキャラクターの誰かがビシィッ!とメンバーを指し示し拍手を送る姿はとても愛らしく、自然とファン達も拍手を送る。

 

 最後にドラムが紹介され、

『それでは本日の特別ゲストォ!今日のバンドのギターが休みという事を知って急遽参戦してくれた最高のサポート!声だけじゃなく音楽でも魅せるのか、キヴォトス最高の音のソノリスト!』

 

 

『便利屋68!エミヤァアアァアア!』

 

 

「「「「「オギャアアアアアアアア!!!!」」」」」

 悲鳴とも歓喜とも興奮とも判別の付かない程に入り混じった絶叫がステージの全てを揺らす中、ヒフミは呆然としてしまい、エミヤは何故か既に汗だくでライダースジャケットを腰に巻き、上半身は裸という状態。

『ついさっき、1時間前に頼み込んだら引き受けてくれてなぁ!我々モモフレンズ運営委員としても感動的な事を言ってくれたぁ!』

 そんな事を言っただろうか?と首を傾げながら、エミヤはつい一時間前の出来事を思い返す。

 

 

 

 辿り着いたライブ会場、チケット制という事もありヒフミを見送ったエミヤは、帰りの脚も兼ねてやるかと近くの公園で時間を潰す事にした。

 折角なので購入したばかりの書物を読んでいると、噴水近くで何やら電話をしている声が聞こえて来た。

「待って下さいよ!?もうライブは始まるんですよ!?」

 切羽詰まった様子で顔に表示された電光表示がしきりに点滅している。

 その言葉からもヒフミが楽しみにしているモモフレンズのライブである事が窺え、エミヤは「(まさかライブの中止か……?)」と危惧した。

 

 もう少し近くで聞いてみようと移動した所、聞こえて来た内容からバックバンドのメンバーの内、ギターを担当する者が病欠を申し出たらしい。

 このままでは音楽としては成立しても百点のライブを行う事は出来ないと嘆いている様子だった。

 

 その様子に思わずどうしたものかと悩んでいると、こちらに気が付いたその人物が段々と近寄ってきて、縋るように抱き着いてまるで神に祈るかのようにエミヤに願い事を述べ始めた。

 

『おぉ貴方はエミヤさん!最近じゃ知らない人も居なくなった便利屋68の文字通り何でも屋!あ、アンタならお願いできるかもしれない!どうか頼む!来なくなったギターの代わりをしてくれないか!?』

 エミヤとしても力になりたいとは思ったが、音楽、その中でも楽曲という『作品』はバンドのメンバーが作り上げた一つの表現、いきなり飛び込んで上手く演奏するのは安請け合いする訳にはいかず、もしも了承した所でメンバー達から「アイツじゃなきゃ嫌だ」と元々のメンバーと演奏したいと考えている可能性を鑑みると頷くのは難しかった。

『ごほっ、え、エミヤさんが居るのかい?ハハッ、どうか俺からも頼むよ、俺達の事は知らないだろうけれど、俺達にとってこのライブはこれまでの経験の中で居一番デカいモノになる。俺の体調管理が上手く行かなかったからって、ここでアイツラに脚を停めて貰いたく無くてな……頼むエミヤさん!俺達にチャンスをくれ!』

 

 そこまで熱い思いを語られてしまってはエミヤとしても力添えに躊躇いは無い。

 

 

 

『今回のライブには私の友人も参加している。その友人はとてもモモフレンズのライブを楽しみにしていた。そしてこのライブに参加している他の人々も、ライブを楽しみに以前から開催を待ち望んでいたのだろう。その無垢で純粋なる願いの結晶がこのライブだ。スタッフの者達の尽力とバンドがこの日の為に重ねて来た努力、そして日頃より愛されるモモフレンズの仲間達の活躍があってのライブだ』

 MCを務める男が再生している映像を背景に、エミヤは「(いつ録画してたんだ……)」と恥ずかしさで顔を真っ赤にしながらも、Finder社のエレキギターを構える。

『これは依頼じゃない、私、エミヤが好きで手を貸す……いや、違うな、この日を楽しみにしていた皆の、そして私の友人の笑顔を守る為にも、君達のライブを手伝わせてもらいたいが、よろしいか?』

 

 エミヤにとっての幸運は手伝うと決めたバンドがカヨコのお陰で日頃聞いているバンドだった事だ。過去に様々な経験をしているこの男がギターを弾けたところでさしたる驚きは無く。決してプロ並みとはいかずとも二流の頂点程度には弾けるのは流石エミヤといった所。

 機材も無くチューニングをした上に曲では無く過去の演奏風景を見て、ライブ時に行う固有のパフォーマンスを確認しながらセットリストの全ての楽曲を僅か一時間で弾けるようになるとは頼み込んだライブのプロデューサーも思いもよらぬところだった。

 

 話は戻り、そのような映像を流されたモモフレンズのファン達は歓喜のあまり涙を流しエミヤコールを実行、事の経緯だけを聞かされていて、この映像まで知らなかったバンドメンバーやモモフレンズの仲間達も何処か嗚咽を含めエミヤへ熱い視線を向けている。

 

 このままではいかんと思ったエミヤは、荒々しくギターの音を掻き鳴らし場の空気を掌握、MCに手を伸ばして受け取ったマイクを口元へ。

 皆がこのままエミヤのトークが少し挟まるのだと思っていた。

 

 片手でマイクを持ち、もう片方の手で単音の短い音でビート作る。

 そうしながら問い掛ける。

 

『主役は、誰だ?』

 

 同時に小さな短刀を投影し射出する事で、自身に浴びせられていたスポットライトの角度を調整してモモフレンズのキャラクターに焦点を合わせ、

『彼等か?』

 再び短刀を射出しバンドメンバーに焦点を合わせ、

『それとも彼等か?』

 再度の射出、今度は客席へとライトが向けられた。

『はたまた君達か?』

 

『皆が主役さ、さぁ、物語を始めよう』

 

 あえて荒っぽくMCにマイクを投げ返し、エミヤはドラムのメンバーへ視線を送る。

 最初からエミヤが鳴らしていた単音にドラムが加わり、段々とセットリスト最初の曲へと移行していく。

 

 こうして、モモフレンズのライブが無事に開催された。

 

 一人の少女の胸に、モモフレンズと同等の熱量を持つ想いを宿らせて。

 

 

 

 最初は何の冗談かと思った。

 だが、ヒフミにはエミヤの行動が理解できた。

 彼にお礼を言ってもきっと『結局は自己満足、自分の為だ』と返すだろう。

 

 だが、先程の映像の中で魅せた――あの笑みは。

 今回のライブには私の友人も参加している……そう告げた時の笑みは、私だけに向けられた物だ。

 ペロロ様と同じステージに立ちながら、誰よりもその場に居る皆の事を考えている人が、自分だけに向けてくれた笑みだ。

 

 だけど、自覚しないように。

 

 その気持ちに名前を与えてしまえば、きっと止まれなくなるから。

 ただ今はライブを楽しむ。

 この最高の時間を、私も主役の一人として。

 

 

 

 帰り際、多大なる感謝の言葉を何人ものスタッフから貰い、この後の飲み会にも誘われていたが断ったエミヤはヒフミと合流、合流するや否や大号泣したヒフミに名前を呼ばれながらハグされ、落ち着かせている途中もずっと感謝をし続けるヒフミについライブ時の笑顔とは大違いだなと揶揄う。

 

「そ、そういえばエミヤさんそのギター」

「あぁ、いいと言ったのだが聞かなくてな、記念品として持ち帰る事を許可された」

「あはは……でも今回の働きを考えると本当に足りないくらいの報酬ですよ」

「? 何を言っているんだ?」

 首を傾げるエミヤに首を傾げるヒフミ、互いに首を傾げ、「あれ?」と疑問符を投げ合う。

 

「あの映像の中で言っただろう?『この日を楽しみにしていた皆の、そして私の友人の笑顔を守る為にも』と、あのライブの終わり際、光に満ちたステージの上から観客の皆を落ち着いて見る事が出来た」

 思い返す様に一度目を閉じて、エミヤは瞼に焼き付いた最高の景色に思わず笑みを漏らす。

「誰もが笑顔で、誰もが盛り上がり、観客と演者、そしてスタッフの全員で最高のステージが出来上がっていた……そこに参加すること以上に、君達の笑顔以上の報酬など、望める物が思い付かん」

 恥ずかしさもあり、思わずヒフミの頬を軽くむにっと抓ると、呆然としていたヒフミからいきなり『ボンッ!』と音が立ち、真っ赤になり慌て始めた。

 

「ふふ、流石に疲れたか」

 バイクへと歩きながら、エミヤはヒフミに手を差し伸べる。

「さ、帰ろうか」

 

「……ずるい」

 小さく呟かれた言葉に首を傾げるエミヤの後ろ、バイクの後部座席に乗り込んだヒフミは、今度はエミヤに手を導かれずともその背中に全身を押し付けて前に腕を回した。

「(私も……ずるいですけど)」

 明確な理由があるから出来る行動、先程の感謝のハグとは違う――もっと、甘えた抱き締め。

 

 本当にまるで一切少女が新しく胸に宿した想いには気付かず、エミヤは日々の中へと帰っていく。

 帰り際、エミヤの体に抱き着く少女の口数が行きよりも非常に少なくなっている事を、エミヤは特に意識しなかった。

 

 

・・・・・・・・・・・

 

小話

 

『皆が主役さ、さぁ、物語を始めよう』

 

「ほらエミヤン、またCMで使われてるよ」

「放っておいてくれ!?」

 

 

 

 

多分大筋合ってると思うんだけどミレニアムの第3章書いてもいい?

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