転生者による掲示板談話室   作:エンダー・ニル

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サイドストーリー 呪怨青年キャベツ☆マガツ その2

 

 

(ふぅん、部屋の内装でなんとなく察していたけど、かなり発展してるっぽいな。ってことは異世界ファンタジーの可能性は少ない訳で・・・)

 

私は今、自分?の家を出て、町を廻っている。家自体はどこにでもある普通の家だった。

 

少し遠くの方に山が見える、少なくともここは東京だとかではないようだ。

 

 

 

歩くこと十数分、私はあることに気付いた。

 

(あ、これ知ってるアニメだわ。)

 

どことなく見覚えのある通りや建物で思い出すことはできた。

ただ、どのアニメだったかを思い出すことはできていない。

 

(うーん、どこか場所の名前でもわかればいいんだけどなぁ・・・ん?)

 

 

ふと、とある1つの建物が目に入った。

「・・・まさか、」

それを見た途端に1つの可能性が浮かび上がった。正直ありえてほしくなかったが、見れば見るほど確証が深まった。

 

 

 

 

 

そこにはガラス張りの建物があった。

それだけならただのビルで片付けられたが、高さや横幅は学校のそれだった。

 

どこからどう見ても前世でよくネタにされていたプライバシーもクソもない学校、

 

 

 

 

 

見滝原中学校がそこに存在していた。

 

 

「・・・いや待て、まだ見滝原と決まったわけじゃないんだ。たまたま似ている学校の可能性もある、うんそうだ、そうに違いn[ピロリン♪]ん?スマホ?」

『見滝原市に大雨注意報、お出かけには傘を。』

「・・・」

 

終わったああぁぁぁぁぁぁぁ!

 

 

 

 

 

 

 

 

落ち着いた。

いや嘘だ

 

何がイヤでここに来ようと思うんだよ。会社でしたねクソが。

 

(・・・そうだ、こんなときこそスレに。)

 

路地裏に入り、スレッドを開こうと意識を集中した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前が気持ちの悪い景色になった。

 

「!!?」

 

驚いたが、自分はこの異常に見覚えはあった。

「魔女の結界だぁ?、、、チッやっぱ世の中クソだな。」

 

呟くと同時に奥から子供の落書きの様な存在、使い魔が3体現れた。

 

 

 

(かなり不味いな、私が持っていると聞いたマガツイザナギも出し方がまだ分かってないのに。

ただまずは)

「こっからどーやって出るかな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扉を越え、障害物を越え、ガンダッシュしてるのに奴らは着いてくる。

かれこれもう5分はこうしてるぞ!

 

「しつけぇ、粘着質にもほどがあるだrドワァ!?」

 

やっべ転けた、下よく見てなかった!?

 

近くに武器になりそうな物は無い、奴らはすぐそこ。

 

奴らと正面で対峙すると、体が芯から凍えてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなところで、

 

 

 

 

私は、

 

 

 

 

 

 

()()

 

死ぬのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【どう下ンだァ?マタお舞絵は死ぬツ森か?】

「!?、誰だ!?」

 

 

【お前わ再ビ理不尽に身ヲ任せ、飲み込まレルの華?】

「・・・ッ!」

 

【せッ核また生をエタのチも、簡単に手羽なしてイイのか?】

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・そんなわけ、ないだろう。」

覚悟は決まった。

 

 

 

【貴様の覚悟ガ契約の明石となル。】

 

【割れは汝、何時は我!】

 

【理不尽に飲ミ込まれル説きも万物を呪え!】

 

【このクソな理フ尽(世の中)をノロイで飲み込め!】

 

 

[パリンッ]

目の前に浮かぶタロットカード(塔のアルカナ)

それを何の躊躇もなく殴り付ける。

カードは綺麗に砕け散った。

 

使い魔は戸惑った素振りを見せつつ、俺に向かって飛び掛かった。

 

が、使い魔は横に飛んでいった。

 

 

「残念だったなぁ、

 

 

後数秒、ほんの数秒早ければ

 

 

呪われなかったのにねぇ」

 

俺の側には魔女の様な、それでいて魔女よりも不吉でスレンダーな人型(カミサマ)が佇んでいた。

 

 

どんな技があるか、どんな効果かは把握できる。

だってこいつは俺だから。

 

 

「呪え、マガツイザナギ!」

 

その言葉を待っていたと言わんばかりに、マガツイザナギは呪いの塊(エイガオン)を使い魔1体に放つ。

 

使い魔は抵抗するすべもなく、灰となった。

 

(使い"魔"の癖に呪怨耐性は無いのか、これなら・・・)

 

今度は残りの2体と、騒ぎを感じて出てきた3体、計5体が同時に襲いかかってきた。

 

問題はない。

 

 

 

「マガツイザナギ、『マガツマンダラ』!」

 

宣言をすると同時に奴らの足元に出現した大きな赤い魔法陣と、梵天文字(グニャリと曲がった文字)が奴らの動きを止めた。

 

文字は魔法陣を中心に回転を増していき、4体を灰にした。

 

残った1体も既に俺に強い『恐怖』を抱いていた。

 

 

しかし容赦はしない。

 

「『亡者の嘆き』」

 

『恐怖』していた使い魔は真下から突き上げられた負のオーラに包まれ、蒸発した。

 

 

 

「ふう、こんなもんかな。っとなんか落ちてら。」

 

奴らがいたところをみると、何故か現金が数千円分落ちていた。

 

「・・・金に困ることはなさそうだな。」

微妙な気持ちになりながらも金を拾った。

 

 

 

 

「さってと、やっぱり出るには本体(魔女)殺るしかないよな。」

ちゃちゃっと探しちゃいますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふざけんなよ、どんなとこにいんだよ。」

本体探して早30分、やっとそれっぽい扉ついたぜ。

探している間に出てきた雑魚共(使い魔)用に拾った鉄パイプも構えて、

じゃ、早速、

 

 

 

「たのもー!」

 

中にはやっぱりというか、でかくて気持ちワリィのがいやがった。

 

こっちに気付いたようだが、既に技は発動の準備はできている。

 

「くらいな、『マハムドオン』。」

 

藁人形に釘が刺さっていき、中にいた使い魔の大半は一瞬にして灰となった。

 

「なるほど、手応えはあったのに効いていねえ。やっぱボスは呪怨無効か吸収くらいは持ってるよな。」

 

 

 

 

 

ただ、俺らには関係ない。

 

「マガツイザナギ、『()()()()()()()』」

 

敵全体に真っ黒な魔法陣が浮かび上がり、ソレが斬られたように真っ二つに切断された。

 

 

 

 

「悪いガキンチョには、お仕置きが必要だな。」

 

 

 

マガツマンダラを発動させる。

今度は全体に当たると使い魔は全滅し、魔女も瀕死となった。

 

最後の抵抗と言わんばかりにただの魔力の塊を飛ばすが、

 

 

「悪ィね、俺にそれ(呪怨系)効かないの。」

 

魔力を乱射するアイツに近づき、鉄パイプを構える。

 

「あばよ、哀れなガキンチョ(元魔法少女)。」ゴキンッ

鈍い音が響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあぁ、やっっっと出れたわ。」

 

さっきまで雨が降っていたとは思えないぐらい鬱陶しい青い空を見上げて呟いた。

 

 

「初戦にしちゃ上出来だな。ん?」

 

歩こうとして足元にあるものに気付き、拾い上げた。

 

「グリーフシードか。ほんと、どんな原理で立ってるんだか。」

 

 

 

何気無く、本当に何気無く中央の宝石部分に触れてみた。

 

 

 

 

 

 

体の中に何かが入ってくるような感覚を覚えた。

 

「!??」

咄嗟に手を離そうとしたが、振っても指にくっついて離れない。

 

急な感覚に驚いたが、どちらかと言えば悪くはなかった。

 

ふと横に目を向けると、現実であるにも関わらずに薄っすらとマガツイザナギがいた。感覚的にだが、少しずつ強くなっている気がした。

 

 

 

「・・・負の感情を、喰らっている?」

 

そうとしか説明がつかない。

 

しばらくして、指先にあった物の感覚が無くなり、[キンッ]という音が下から聴こえた。

 

 

「・・・なるほどね。まあ負の感情全部吸ったらそうなるわな。」

それを見て俺は神妙な顔になった。

 

 

 

 

 

 

足元には卵形の綺麗な宝石が転がっていた。

 




足立君の一人称が変わるのは仕様です


私→社畜の名残。抑圧されていた時につかっていた。
俺→素の一人称。抑圧からの解放で使うようになった。
僕→足立透の体として話すときに出る一人称。

追加
自分→スレでの一人称

おかしいところがあれば、お知らせ下さい。

誰のサブストーリー見たい? その2

  • キャベツニキ
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  • カズヤニキ
  • ラジオニキ
  • 紺色ネキ
  • ワンダーニキ
  • さっさと新しいコテハン増やせ
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