体調良くなって消した方が良いなら消します。
あと途中で口が悪くなります。
人生何が起きるか分からないよな、信号待ちをしていた時に歩道へ突っ込んできた車に撥ねられ目が覚めたら違う世界にいたなんて。それも舐め腐った能力を与えられてどこぞのラノベみたいに俺TUEEEEEでないのは良かった気もするが、与えられた能力の癖が強い……いや言葉を濁さずに言おう、ゴミ能力であると。
初っ端から文句を垂れてしまったが気を取り直して。世の中には色んな人がいる。努力を積み重ねて大成する人、普段だらけてやる気のない生活を送っている人、様々である。その中で俺が1番嫌いとしている人がいる、それは
長々と喋ってしまったがここで現実に戻ろうじゃないか。目の前には金髪のイケメンが肩で息をして俺の方を見上げ、忌々しく睨みつけている。
「くそっ、僕がこんなに本気で戦ってるのに! 君はずっと本気を出さずに相手を馬鹿にして、巫山戯ているのかレオハルド!」
そう、俺の名はレオハルド•アレックサ。レオハルド•アレ◯サでもないしレオハルド•アノホ◯グサでもない。勘違いをしないように。いやはや自己紹介が遅れて申し訳ない。この世界に転生して16年間生きていると現実逃避をしたくなるものさ。俺の嫌いな舐めプをしているのも俺、周りから嫌われまくっているのも俺。ゲーム内での立ち位置で言えば主人公と敵対する悪役な訳だ、涙が出ちゃう。
おいおいなんで嫌いな舐めプをしているのか知りたいか? まあそう急ぐなよ、説明はするからさ。
「おい! 聞いてんのか!」
「おっと、危ないじゃないか。決闘は終わったはずだよ、シグナルド君」
金髪男が振り上げた剣を余り動かずに避けた俺は後方へ距離を取る。
彼の名はシグナルド•バーナー、俺と同い年でモテる男だ。恵まれた容姿と相まって運動神経も天才かと思えばそうでもなく、彼の日々努力を続けてきた賜物だろう。そんな彼のことを俺は友として好んでいる。
「そんなことは分かっている、分かってはいるが納得がいかないだけだ! それだけの強者でありながら何故あの様な振る舞いをしているんだ!」
「何故、と言われてもねぇ。それは弱者だから、としか言えないなぁ」
おうおう、よく回る口だな俺さんよ。そこまでいう必要はねえだろシグナルドの心が傷付いちゃうだろ。その口を閉じろ舐めプ野郎。
「そうか、それが君の答えか。分かった」
俺に向けていた剣を鞘に納め、去り際に「卒業するまでに僕が君のその腐った心を叩き直してやる!」と怒鳴っていたが、残念だが俺の心を叩き直すことなんてできないよ、と心の中で呟くことしかできなかった。
シグナルドの背中が見えなくなり、静かに見ているだけだったギャラリー達が小声で話し始めた。
「あんな言い方する必要ないのにねー」
「そうだよね、でもシグナルド君の言う通りアレックサが本気を出した所見た事ないかも」
小声でもバッチリ聞こえてまーす。そう、俺は本気を出さずにこの学園を卒業し、大人になっても本気を出さずに過ごす。いやぁ、楽しみだねぇ。
「うわ、なんかニヤけてんだけど」
「気持ち悪い」
おっとしまった。顔に出ていたか。いや散々周囲を煽ってきたのだから罵倒や罵詈雑言ばっちこい、いや、少しは傷付くけど耐えなければいけないのだ。それに後回しにしていた説明もしなければいけないのでな、では移動しようか。
◇
場所は変わり学園内にある寮の中、俺の部屋へと帰ってきた。いやー、今日も大変でした。それよりシグナルドは大丈夫かな? 傷付いてないと良いんだけど。おいそこ、お前がやったんだろは無しで頼むよ。まあ良いさ、なんで俺がこんな生活をしているのか話そうと思う。まずはこちらを見てくれ。
ステータス
名前:レオハルド•アレックサ
年齢:16
パッシブ:(舐めプ)(探索術)以降省略
アクティブ:(探知)(アイテムボックス)以降省略
これが俺だけ見れるステータス画面だ。まあステータスと言っても名前年齢取得済みスキルしか見えないものだけどね。流石にHPとかそういうありきたりな概念がないのかとは思った。それよりもだ、何か気になる事はないか? いいやあるね、とても異質を放っている存在、パッシブ欄の1番目にあるお前だよ。では詳細を見てみようか。
パッシブスキル:(舐めプ)
自身の能力を敵対した相手の能力と同等で固定する。複数対象の場合敵対数に合わせた能力で固定する。戦闘時の口調は固定されたものとする。自身より格上には無効。
※このスキルは口外出来ません。
やっぱいつ見てもクソスキルだわさっさと
12/30追記
熱が下がって改めて読みました。
何が書きたかったんですかね?(お前が言うな)