リリカルなのはstrikers その名はプロトゼロ 作:桐野 ユウ
ゼロside
ホテルアグスタでの戦いから数日が経った。ドクターたちからの報告をするために連絡をしたり、最近はシグナムさんと模擬戦をすることがある。
てかどうしてこうなったのだろうか?現在、俺はスバルと共にはやて隊長と共にフェイト隊長から借りた車に乗り、はやて隊長自ら運転をしている。
「あの八神隊長、どうして私とユウスケさんを連れていったいどこへ?」
「あーうちの師匠がどうしても言われてな。それで二人を連れて行くわけや」
連れていく?はやて隊長のお師匠さんとは一体誰なのだろうか?そのような情報はドクターから聞いたことがないな、スバルも一緒なのでどういうことなのだろうか?
「あの、八神隊長のお師匠とは?」
「あぁ二人は知らなかったな、スバルは知ってる人やと思うけどうちな、ゲンヤさんに教わっていたんや」
「え!?お父さんに!?」
なん・・・だと、はやて隊長のお師匠が父さん!?まさか連れていかれるのって父さんがいる場所ってことなのか?だが、今の俺はユウスケ・アキラだ。
流石に正体はわからないだろうな、そして到着をしたのが陸士108部隊の建物だ。俺達は降りたち辺りを見ながらはやて隊長の後をついていく。
「あ、ユウスケさん、今から会うのは私の父さんでもあるゲンヤ・ナカジマって人なんです。後は私の姉でギンガ・ナカジマもこの部隊にいるんです」
そうか、ギンガも・・・・・・か、俺からしたら数十年ぶりになるのか?はやて隊長の後をついていき、スバルと一緒に歩きながら建物の中を歩いていた。
辺りを見ながら、俺達は進んでいると目的の場所に到着をしたのだな?
「ゲンヤさん、八神 はやてです。」
『おう中にいるから入ってくれ』
扉が開いて、中に入ると二人の人物が立っていた。ゲンヤ・ナカジマとギンガ・ナカジマの二人が立っていた。
「おうよく来てくれたな」
「あなたがユウスケ・アキラさん、初めまして私はギンガ・ナカジマと申します。妹がいつもお世話になっております」
「ユウスケ・アキラです」
ギンガと握手をしてから椅子に座ろうとした時、父さんははやて隊長に何かを言っている気がするな?
「悪いがはやて、お前は外で待っていてもらえないだろうか?」
「え?私もいたほうがよろしいのでは?」
「・・・・・・まぁいいか、なら結界を張ってもらえないか?」
「?わかりました」
はやて隊長が結界を張ったので、辺りには結界が張られてしまった。
「さて・・・・・・ユウスケ・アキラだったな。」
「はい」
「悪いが、ギンガやスバルやはやて達を騙せていても、俺は騙されないぞ?お前の正体はわかっているんだ。」
「え?正体!?」
「お父さん?」
「ユウスケ・アキラという人物は存在をしないんだよ。お前の正体はわかっている。お前は・・・・・・俺達の息子のユウキ・ナカジマだ!」
ゼロside終了
「・・・・・・・・・・・・」
「え・・・・・・」
「ユウにぃ?」
「え?え?え?」
ゲンヤの口からユウスケという存在はしていないということ、そしてその正体は自身たちの息子、ユウキ・ナカジマという言葉を言ったので全員が混乱をしていた。
「ちょ、ちょっと待ってお父さん!」
「そうだよ!ユウスケさんが、ユウにぃってどういうことなの!?」
「こいつが、ユウスケという男の写真を送ってくれた時に俺はすぐにわかったさ、例え変装の魔法を使っていても息子を間違える親はいないってことだよ。さて、いい加減その皮をはいだらどうだ?」
「・・・・・・ふふふ、ふっふっふっふはっはっはっはっはっは!」
ユウスケは突然として笑いだしたので、はやて達は見ていると彼はじーっとゲンヤを見ていた。
「まさか変装を見破るなんて流石ですねゲンヤさん、いいえ父さん」
ユウスケは観念をして右手を前にかざすと光だして正体を明かした。その姿を見てスバル、ギンガの目には涙が溜まっていく。
そして彼は右手をどけて元の姿、ユウキ・ナカジマの姿へとなった。
「ユウ・・・・・・にぃ?」
「ユウキ兄さん?」
「あーそのー久しぶりだなスバル、ギンガ」
「「ユウキ(ユウにぃ)兄さん!!」」
「どあ!!」
二人が突撃をして彼は後ろの方へと倒れてしまう。彼女達は涙を流しながら自分に抱き付いているので、彼は二人の頭を撫でていた。
「大きくなったな二人とも、綺麗な美人さんになって兄さんは嬉しいぞ?」
「ユウにぃ、今までどこで何をしていたの?母さんがずっと自分のせいでって言っていたんだよ?」
「そ、それは・・・・・・」
「ギンガ、スバル、悪いが離れてもらうぞ?ユウキ、お前にはもう一人あってもらわないといけないからな」
「もう一人・・・・・・」
するとタイミングよく扉が開いて、彼は後ろを振り返ると自身の姿を見て目を見開いている人物が立っていた。
「ユウ・・・・・・キ?」
「・・・・・・母さん」
クイント・ナカジマである。彼はクイントを陸士108部隊に来てくれと言われてやってきて扉を開いてみるとギンガとスバル、そしてユウキがいることに涙が出ていた。
「ユウキ!!」
「おぐ!!」
彼は勢いよく抱き付いてきたクイントの衝撃を備えてなんとか立った。
「あぁユウキ・・・本当にユウキなのね・・・・・・私のせいで・・・・・・私のせいで・・・・・・私が・・・・・・」
「それは違う、母さんのせいじゃない・・・・・・あれは俺自身の意思でやったことだ。母さんが悪いわけじゃない。」
それからユウキはクイントから離れた。
「俺の正体がばれてしまった以上、ここにいるわけにはいかないんだ。」
「な、何を言っているの兄さん!」
「そうだよユウにぃ!!」
彼は後ろの方へと下がると、あるものをとりだした。
「え?あの仮面は・・・・・・」
「そうだ、あの時列車内でお前たちと戦ったのは俺だ。そして俺はお前達の敵でもある!!俺は・・・・・・プロトゼロ!申し訳ない母さん、俺は戻るわけにはいかないのです!」
彼は武器を生成をすると構えたが、それを天井に穴を開けて脱出をした。はやてもいきなりのことで混乱をしていた。
「まってユウにぃ!!」
「ユウキ兄さん!!」
「ユウキ!!」
妹や母が自分の名前を呼んでいる。だが自分はもうそこに帰ることはできない。だからこそ彼はそのまま飛び去っていく。ステルス機能を発動させて誰にもばれないように研究所の方へと帰還をする。
ナンバーズたちもその様子を見ていたので、ウーノたちはじーっと見ていた。
「お兄様・・・・・・」
「我々の方を選ぶとは・・・・・・ドクター」
「あぁわかっているさ、彼は自分から私達の方を選んでくれた。たとえ悪になろうともしれないのに・・・・・・本当の意味でバカかもしれない」
彼はふふと笑いながらもプロトゼロが戻ってくるので迎える準備をする。
次回 機動六課では、ユウスケの正体がスバルの兄、ユウキ・ナカジマってことが判明をしてスバルは部屋に閉じこもってしまう・
一方、研究所の方へと帰還をしたゼロ事ユウキ、彼はドクターに失敗をしたことを報告をして調整をするため彼の治療を受ける。
次回「ゼロの帰還」