献身ハ時ニ世界ヲ滅ボス 作:千切れた靴紐
眠たげな少女とか、血塗れで虚な目をした少女とか良くない……?
良いよね(自己解釈)。
まあぶっちゃけ大体のキャラデザ好きなんだけどね、シノアリス。
どこで間違えたのかしら。
■■を■らせて、あの■■を■■変える。その為に■して来た。
「その果てがコレなのかしら」
響き渡る絶叫と、ひび割れる世界。
「■■ハはは!■■るデス!」
「■■■にヨウ■■!」
相変わらず、耳に響く声の■■たちね。
亀裂が広がり、その奥に見える景色は、不思議ではあったのだけれど。
■■な■の塔。凄いわね。
■■■の箱。似た様なものは知ってるわ。
■■■■■の鳥。アレだけはよくわからない、恐ろしい。
「……ワタシ、■■なの」
「■■の為なら、誰であろうと踏み潰しましょう」
だから、精々踊ってなさいな。
◆●◆
「……変な夢、だったかしら」
何かしらね、ほとんど思い出せないわ。
最近見る夢とは違う気もするけれど。
激しく動いていた、と感じていたのが今までの夢なら、今回は
「……深く考えなくとも、良いでしょう」
どうあれ、夢は夢なのだから。
それより今日は、知人に会いに行くのよ。楽しみだわ。
出会いは病院だけれど、案外悪くない関係だと個人的には思っている。
「あの子とお話できるかは、微妙なのだけどね」
もう七回目くらいになるのかしら、時間が経つのは早いわね。
有栖と先生は……どうなのだろう。
まあ、上手くいっていると信じましょうか、それ以外に関われる事なんて無いのだし。
「……」
嫌な予感、なんて言葉、使いたくないけれど。
何か起こる気がする、いつかどこかで。
「……なんて、ワタシらしくないわね」
奇妙な夢を見続けている所為かしら、少し消極的になっている。
「……あら、メール? 誰からかしら」
こんな早い時間に、珍しい。
相手は……有栖? どうしたのかしら。
今日、会えませんか
本当に珍しいわ、あの子が休日に会いたいって言いに来るなんて。
昨日何か言いかけてたけれど、その件かしらね。
今日、会えませんか7:35
すぐに返信が返って来た。
今日、会えませんか7:35
7:42
夕方まで、予定があるのだけど
なら、夕方に、会えませんか7:43
あの子にしては強引な気もする。
……考えても、どう言う事なのかワタシにはわからないのだし、夕方に会って聞きましょうか。
今日、会えませんか7:35
なら、夕方に、会えませんか7:43
「……嫌な、感覚ね」
体の内側を、ざらりとした何かに舐められた様な感覚。気持ち悪いわ。
胸騒ぎと言う奴かしらね、やっぱり今すぐあの子に会いに行くべきかしら。
「……いえ、予定通りにしましょうか」
あの子が夕方で良いと言ったのだし、急用と言うわけではないのだろう。
胸騒ぎは夢の所為、と言うのもあるでしょう、きっとそう。
「……本当にダメね、何もかもを否定的に捉えてしまう」
熱はないのだけど、疲れてるのかしらね。
「……とりあえず、病院に行きましょうか」
◆●◆
「おや、君か」
「こんにちは、園田さん」
「こんにちは……今日も来てくれたのかい」
「はい……いつもいつもご迷惑をおかけして、ごめんなさい」
「謝らないでくれ、君が来ると、娘はとても楽しそうでね……それに、私たちより君が来た時の方が起きるんだ、あの子は」
「え、そうなんですか?」
「ああ、娘が言うには君の匂いがする、らしい」
「……匂い?」
「とても良い匂いだと言っていたよ」
えーと……どう反応すれば良いのだろうか、ありがとう?
あの子相手だと、ワタシは戸惑ってばかりかもしれない。
「えーと……」
「……すまないね、反応しづらい話題だったか」
「……いえ、お気遣いなく」
「とにかく、娘が自分から起きようとしてくれるのが、嬉しくてね、できればこれからも娘と会ってくれると、私たちも嬉しいよ」
「ワタシこそ、娘さんには……糸織ちゃんには、とても助けられてますから、こちらの方からお願いしたいくらいです」
そうか、と安堵した様に笑う園田さん。
今日はお父さんの方だけが来ている様で、いつもより疲れが見えている。
誰が悪い、とは言えない問題とはいえ、頑張って欲しいわ。問題だからこそ、かしら。
「……カレン?」
「あら、起きたの?」
「……うん、来た気がしたから」
「……そんなにワタシって匂うのかしら?」
「? ……とっても、安心できる」
「それでいて、頭がすっきりする……起きているのに、楽しいの」
「……だから、カレンとお話しする時間は、嫌いじゃないわ」
「そうなのね」
「うん」
「ふふ、ワタシも糸織とのお話しは楽しいわ、驚いてばかりだもの」
「……そんなに変?」
「そう言う事じゃないの、ただ……」
戸惑えるから、と言うのも大きいわけだけど。
一番は気兼ね無く話せる点かしら?
「……前にも言ったけれど、ワタシは戸惑う事をよく知らないの」
「……」
「自分に真っ直ぐ生きて来た、他人の在り方もそうなのだろうと納得して来た」
「……ただ、疲れるって言うのかしらね、貴女と初めて会った日、ワタシは貴女の行動を理解するのが遅れたのよ」
普通の人間なら、当たり前だろって言われるんでしょうね。戸惑う事は普通らしいから。
でもワタシ、自己中心的なの。自分が見たものや感じた事を自分なりの解釈で全て納得して来たし、そうする事にも自信があったわ。
「……自分の考えに、疑念を抱く時ができたのよ、あの日を境に」
「……」
「それだけよ、でもだからこそ楽しいのよ?」
理解はされなくて良い。ワタシ個人のズレた感性だもの。
○○さんは××なのね、と言った感じに納得して来たものに、疑念を抱いただけ、でもそれが新しかった。有栖たちとはまた別の楽しさを感じた。
お婆ちゃんの残した課題は、まだまだ解けそうにないのだけどね?
「……すぅ」
「……あら、寝ちゃったのね」
……初めて会った日もいきなり寝てたわね、確か。
それにしても、座ったまま寝らとは思わなかったが。背もたれどうしたのよ。
「……寝かせましょうか」
ベットに彼女を横たわらせる。
こうしてみると、普通の少女なのだけど、ね。
「……」
「……んっ」
「え?」
彼女の手が、ワタシを引っ張って。
寝ていた筈の彼女に、いきなりベットに引き込まれてしまった。
……寝てたわよね?
「……えっと、これは?」
「……一緒」
「……起きてたのね」
「今、起きたの……一緒に、寝よ」
「えーと……?」
いやワタシ、面会という体出来ているのだけど。
一緒に寝で良いものだろうか。ダメな気がする。
「……夢の中は、希望だらけなの」
「え、あ、そうなのね?」
「……できるかどうか、わからないけれど……一緒に寝たら、貴女も見れるかなって」
「カレン、疲れてそうだから」
どうやらお見通しだった様だ。
聡い子ね、本当に。
「でもワタシ、夕方には用事があるのだけど」
「……」
「え?」
「……すぅ」
え、このまま寝てしまったの?
ワタシ捕まえられたままなのだけれど。動けないわ。
「……良い匂い……」
「面と向かって嗅がれると少しだけ恥ずかしいのだけど」
「……眠くなって来ちゃった」
この子の寝顔を見ていたら、ワタシまで眠くなってしまった。
……夕方までには起きられると思いましょうか、大丈夫よ、毎日ちゃんと寝てるもの、そう長くは眠らない筈よ。
「……おやすみ、糸織」
「……おやすみ、カレン……」
LINE形式はおそらく二度とやりません(戒め)。
使いたい! ってなってあるもん合わせて作ったけど、時間がいくらあっても足りんですねコレ()
ハーメルンの自由度は凄え……ってなるけど、それを応用して特殊タグを自作してる他の人たちはもっと凄えってなる、何者?
それはそれとして、なんだか不穏になって来ましたかね?