【本編完結】開拓者のとある物語   作:サツキタロオ

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演舞典礼の修行の時の話。


師匠達の教育方針

☆☆☆☆☆

 

「と言うわけで…師匠を連れてきたわけだけど…」

ウチはジッと三人を見つめた。

 

「ふむ…」

翡翠、雲璃、彦卿は列車の技術を使ったウチの身体ステータスを確認していた。

 

・三月なのか 身体ステータス

体力:A+

筋力:B

防御:C

技術:B+

俊敏:S+

特殊:測定不能

 

「うーん…三月さんは俊敏だし、体も柔らかいから、羅浮の剣術を学ぶならピッタリだね。」

「でも正手は精度に欠け、裏手は力が足りない。それに剣を振るのが雑…どれも初心者にありがちだけど、朱明の剣法を学べば全て解決する。大丈夫。」

 

「決めた、三月さん。次の授業は……」

 

「足運びの練習をしよう!」「力の入れ方を勉強しよう!」

彦卿と雲璃の声が重なって、お互いを睨み合う。

「あなた、本当に剣法を理解しているの?」

「それはこっちのセリフ。そもそも双剣っていうのは、敵に素早く対応するために……!」

 

二人が口喧嘩している間に、翡翠が近寄ってきた。

「なの。少し、体を動かしてくれないか?」

「え?うん。」

 

翡翠に言われるがままに、少しその辺をうろちょろしたり、走ったり、バックフリップしたりした。

「うーん…よし、なの。今日は少し体を動かす事から始めよう。」

「え?どうして?」

「なのの動き、少し俺に似てるんだよね。体が柔軟っていうのかな?ま、なんでもいいけどさ。」

翡翠が紙を取り出してメモを取る。

 

「……よし、まずは5kmを5回、それから各筋トレを10回ずつやっていこうか。」

「ひぇ〜、5km!?ウチそこまで走れるかな…」

「気にするな。もし慣れてきたら少しずつ増やしてくんだ。」

「例えば?」

翡翠がウチにも分かりやすく教えてくれた。

「ちょ、翡翠さん!今は僕達が三月さんに教えてるんです!翡翠さんは付き添いできたんじゃ…」

「そうよ、本当なら何もしないって言ったのはあんたの方じゃ…

「彦卿は黙ってろ!雲璃にはこれ!」

そういうと翡翠は彦卿の頭にデコピンをした。すると彦卿は白目を剥いて気絶してしまった。

そして雲璃には三色団子を見せて、そのまま何処かに投げつけた。

「ちょっ…!私の団子〜!」

雲璃は団子を追いかけに行ってしまった。

 

「…こほん。まず、なのかが1日に5km走るとするだろ?」「うん。」

「それで、その時に5km走る時に大変じゃなさそうだったら、1kmずつ増やすんだ。筋トレは10回ずつ増やす。な?簡単だろ?」

「成程…それならウチもできるかも!」

すると、翡翠はため息を吐く。ウチは少し不安を覚えながらどうしたのか聞いた。

「どうしたの?」

「いやぁ…なのはピノコニーで俺を助けるために剣を使ったんだろ?使い始めてのは半年だけど…あれ以来弓だったよな?」

「彦卿と雲璃はさ…自分達は余裕できるのをなのに押し付けすぎなんだよ。まずは身の丈に合った事をしなくちゃな。」

「翡翠…」

 

思わず顔が熱くなる。翡翠はウチの事をよく考えてくれていた。

「そ、それに…なのが怪我したら…あの二人を…ボコボコにしなくちゃいけなくなるからなッ!」

その後顔を赤くして、照れながら目を逸らす。

翡翠ったら、滅多な事が無かったら女性を傷つけたりするとはしないから、これは多分嘘だ。

………彦卿の方は多分嘘じゃないと思うけど…

 

「ひ、ひとまず!走り込みー行くぞー!」

「おー!」

 

そうして翡翠と一緒に走り込みに向かって行くのだった……

 

 

 

「ところで、翡翠の身体ステータスは無いの?」

「あるぞ。」

翡翠はステータス表を見せてくれた。

 

・翡翠 身体ステータス

体力:B+

筋力:SS

防御:E

技術:S+

俊敏:測定不能

特殊:測定不能

 

「うわぁ…体力はウチより低くて防御が酷いよ…」

「う…言うな…」

 

 




・雲璃
短所を克服。

・彦卿
長所を伸ばす。

・翡翠
とにかく基礎を伸ばす。
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