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「というわけでなんとかしてね翡翠。」
「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁ!なんで俺がやらなきゃなんないんだよ!」
翡翠はキレ散らかす。
「元はと言えば、悪ふざけで御影がなのかに媚薬を飲ませたのが悪いんだ!自業自得だろ!」
「いや、それはそうなんだけどね。でも、翡翠ならなんとかしてくれるって信じてるよ。」
「だからなんで俺なんだよ!」
「翡翠ってなのの事好きじゃん。」
「うっ…まあ好きだけどさぁ…」
「ならできるよね。」
「うっ……わかったよ。」
そして翡翠は渋々了承し、溜息を吐く。
「…で?その肝心のなのかは?」
「そこのソファで寝てる。」
「……おい御影。これ、お前絶対分かっててやっただろ。」
「あっはっはー!バレたか。」
「はぁ……まあいいや。とりあえずルアンにこの媚薬の解毒薬作ってもらうか…」
翡翠は急いでルアン・メェイに連絡する。
「ルアン。解毒薬作ってくれないか?」
『翡翠の頼みならいいですよ。』「そうか、ありがとな。」
『いえいえ。』
そしてスマホをしまうと、翡翠は起きたなのかに抱きつかれた。
「うわっ、な、なの…起きてたのか。」
「うん。」
「そ、そうか……っておわっ!」
なのかは翡翠を押し倒す。
「えへへー、翡翠可愛い♡」
「…くっ…」
翡翠は鼻を抑えるが、鼻血が少し垂れてしまう。
(か、可愛すぎる…まずい…このままでは出血多量で死ぬ……)
「ねえ翡翠。」
「……な、なんだ?」
なのかが耳元で囁く。「好き〜♡」
「うっ……」
翡翠はそれに耐えきれず、鼻血を出してしまった。「ぐはっ!」
「あれ、大丈夫〜?」
なのかが心配する。
「……大丈夫だ……心配ない。」
(はぁ……可愛すぎるだろ。)
そしてなのかは翡翠に抱きつく。
「ねぇー、翡翠ー。」
「……なんだ?」
(やばい……理性が飛びそうだ……)
するとなのかは耳元で囁いた。
「チューしよ〜チュー!」
「っ?!」
(くそっ、これじゃあ本気で死ぬ…解毒薬はまだかルアン…!)
キスを迫ってくるなのかの口を翡翠は手で抑えて止める。
「や、やめろ!今はダメだ!」
「ぶーぶー!翡翠のうわきもの〜!ウチだけを見ろ〜!」
「う、浮気者って…」
するとなのかは突然泣き出した。
「…ウチが一番翡翠の事しってるもん…一番翡翠の事大好きだもん…なのに……なのに……」
「おい、泣くなよ……なの。」
「……ぐすっ……」
なのかは泣き続ける。
翡翠はなのかを抱きしめる。
「悪かった。キス…するか?」
「うん…」
「じゃあ目を閉じてくれ。」
「わかった。」
なのかは目を閉じる。
そして、翡翠はなのかにキスをした。「ん……」
(ええい、ままよ…!)
そして唇を離すと、なのかは幸せそうな顔をしていた。
「えへへー♡ウチ、今すごい幸せ…」
そしてなのかは翡翠に抱きついたまま寝てしまったようだ。「すぅ……すぅ……」
「……ふう…」
そしてその後に届いたルアンからの薬でなのかの媚薬は解毒された。
「全く……人騒がせなやつだな……」
そして翡翠はなのかをお姫様抱っこしてベッドまで運ぶ。
「おやすみ。」
そして翡翠はなのかの額に軽くキスをしてから部屋を出たのだった。
………
「…………」
翡翠が出て行った後、なのかは目を覚まして顔に手を当てる。
「あうう…翡翠にあんな事されるなんて…」
そしてなのかは枕に顔を埋めて足をバタバタとさせる。
「はぁ……ウチ、今すごい幸せ……」
そして今度はキスをされたところに手を当てる。
「えへへ……」
なのかは幸せに包まれたまま、眠りについたのだった。
責任取って結婚しろ主人公。