【本編完結】開拓者のとある物語   作:サツキタロオ

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「宇宙ステーション・ヘルタにて反物質レギオンの襲撃を受けたウチら達は、丹恒と合流できたね!」

「ついでに御影とも出会えたよねな。」

「でもアーランは怪我してたな。」

「そんな翡翠はズボンのチャック開いてたよね」

「嘘でしょ…」

「そしてウチらは反物質レギオンを倒して宇宙ステーションを救う事に!どうなる第二話!」

「なんでズボンのチャックの事言ってくれなかったんだよ!」


episode.2:宇宙ステーションは大騒ぎ

丹恒に着いて行ってしばらく歩いていると、監視室に辿り着いた。

 

そこには褐色肌の白髪の少年が足を怪我しており、壁に持たれていた。

「…貴様達は…仲間なのか?」

「そうだよ。ウチも丹恒も星穹列車の乗員だから安心して。」

アーランは翡翠達を睨みつける。

それに対抗して翡翠達もアーランを睨みつけた。

「………ああ…ミス・ヘルタが支援に来るように要請したのか?」

「ただの偶然だ。ミス・ヘルタが列車に依頼した遺物を入手した為、約束通り届けに来たに過ぎない。それが…まさか襲撃現場に出くわすとはな…」

そして翡翠はなのかに小声で喋りかけた。

 

「ヘルタって誰?偉い人?」

「うん。偉い人だよー。」

 

そして御影が次に喋り出した。

「しかし、何故反物質レギオンに目をつけられたんだ?奴らは、宇宙ステーションをターゲットにして、星の地表には興味が無さそうだが…」

「俺にも検討がつかない。レギオンの到来は不審な点が多い…ステーション内の防衛システムが突然ダウンし…しばらくしたら奴らが現れたんだ。」

「お嬢様…アスター所長はまず人員を避難させ、俺は避難者の護衛を任された…が、油断してしまってな。」

アーランは足と利き手を怪我していた。

すると翡翠が言う。

「自分を責めるなって。手と足怪我してんだろ?ここで奴らと戦わないで身を隠すのは十分冷静な判断だな。」

「そうそう!殆どの人は避難したし、今の課題は主制御部分に戻って、反撃する事!だよね!」

「ああ。なのかの言う通りだな。」

翡翠はなのかの考えに賛同した。

「……それよりも…エレベーターの使い方知ってる?起動できないんだけど……」

「避難完了後、レギオンに主制御部分に攻め込まれるのを防ぐ為、エレベーターの権限は一時的に遮断されたんだ。」

「アスター所長から俺を探すよう依頼された時、解除用の暗号キーを渡されなかったか?」

「そうなの?」

「そうなのか?」

翡翠と星が同時に言った。

すると、なのかは急いで身体中を隈無く探し始めた。

「えっとえっと…何処だっけ…」

「三月……」

丹恒は呆れ気味に言った。

「おい………」

アーランも呆れた顔で三月を見る。

すると、スカートのポケットからカードキーが出てきた。

「あー!あったあった!これだよね!」

「はあ…大丈夫かな…」

翡翠は頭に手を当てて言った。

そしてなのかは急いでカードキーを端末に差し込んだ。

 

するとエレベーターが起動したようだった。

「じゃあ行くか。」

翡翠はそう言ってエレベーターに行こうとするが、アーランに止められた。

「待て、最上階のエレベーターの入り口だけを起動させた。そこから行くぞ?」

「え?なんでわざわざ?」

星がキョトンとした顔で答える。

「レギオンがエレベーターを使って主制御部分に侵入される事は絶対に避けなければならないからな。俺は課員の安全を最優先する必要がある。」

「だから…貴様らには少しだけ回り道してもらう。苦労を掛けるな。」

「あれ?お前は来ないのか?」

「俺は思うように動けない。貴様らの足を引っ張ってしまうだろう?」

「ま、死なない程度にな。」

そして翡翠達は走ってエレベーターに向かっていった。

 

「……これは…」

通路を歩いていると、翡翠達は何かを発見した。

一つはカードのような物と剣だった。

翡翠はその剣を手に取り、続けてカードも手に取った。

「光円錐だよ。これにはね、不思議な力が備わってるんだ。」

翡翠はなのかに光円錐カードを渡す。

「じゃあこの剣は?」

翡翠はアーランの方を見つめる。

「ミス・ヘルタが偶然回収したものだ。光円錐を装填する事で効果が発動するらしい。」

「ふーん…とりあえずレギオンが来たら試し斬りだな。」

そして翡翠は新たな武器と共に、エレベーターに辿り着いた。

「あれ、もう着いたの?レギオン全然出なかったね!」

「油断するなよ。」

油断してウキウキでスキップするなのかを宥める翡翠。

すると……

「!危ない!」

翡翠はなのかを突き飛ばし、飛んできた弾丸を斬り裂いた。

「誰だ!?」

御影達も辺りを警戒する。

すると、拍手音と共に誰かが歩いてきた。

 

「Bonjour〜」

出てきたのは、ゴーグルに独特の衣装に身を包んだ青年だった。

「私はデクター。以後お見知り置きを…」

青年はデクターと名乗った。

「なんだテメェ、邪魔するな!」

御影が剣をデクターに向ける。

「おっとあなたがContrefaireですか。ふむふむ…似ている…」

「あ?」

デクターはじっくりと御影を観察する。

「勝手に体見んじゃねぇ!」

御影は剣を構えてデクターに斬りつけた。

デクターはニヤリと笑って御影の攻撃を軽々と回避した。

「何!?」

「私はあなた達と遊んでいる暇は無いのですよ。」

デクターはパソコンを取り出し、線を伸ばして地面に差し込んだ。

すると、粒子のように反物質レギオンに似た敵が現れた。

「なんだあれは…!?」

「見た事ないよ…!?」

丹恒となのかは驚いた。

「素晴らしいでしょう!?これはレギオロイド…反物質レギオンを分析して作り上げた最強の生命体です!」

デクターは量産型レギオロイド『レギラー』を舐め回すように触る。

「さあ…行きなさい!」

その掛け声と共にレギラー達は武器を構えて翡翠達に走ってきた。

「来るよ!」

「叩き潰す。」

なのかが弓を構えて引き絞って撃つ。

それと共に星もバットを持ってレギラーの頭部を砕きながらデクターに向かう。

「はあ!」

そして星はデクターの頭部を叩こうとするが…

 

ズドドドドド!!

 

「きゃあ!」

「星!」

突然の射撃で吹き飛ばされる星を御影が助け出した。

「ありがとう…」

「気にするな。」

二人がそう言っていたら、レギラーは射撃を再開した。

「…チッ…こっちだ!」

御影は星の手を掴んで、遮蔽物に隠れた。

なのか達も急いで遮蔽物に隠れてゆく。

「どうするのー!?これじゃあ全滅しちゃうよ!」

「……そうだ…!」

翡翠は光円激化剣を取り出す。

「丹恒!光円錐持ってないか!?」

「どうする気だ!」

「賭けをするんだよ!」

そして翡翠は丹恒に手を見せた。

「………わかった……やってみよう!」

そして丹恒は光円錐カード『沈黙のみ』を翡翠に渡した。

「よぉし…とにかくやってみる!」

翡翠はカードを剣に装填する。

 

『星4!』

 

刀身は紫に輝いた。

「食らえ!」

翡翠は剣を振ると、衝撃波が飛んできた。

「!?」

デクターは一瞬戸惑うが回避した。

回避できなかったレギラーは衝撃波で切り裂かれていった。

「すげぇなこれ……次はこれだ!」

『天傾』を装填すると、刀身は紫から緑に光った。

迫るレギラーの攻撃を回避して斬撃を当てた。

「光円錐の種類で効果が違うのか…これは便利だな!」

翡翠はレギラーの頭部に剣を突き刺して、抜いた後デクターに投擲した。

剣はギリギリデクターを擦り、壁に突き刺さった。

「merveilleux……素晴らしいですよ。これは楽しみが増えましたねぇ……」

デクターはそう言い残して粒子状に消えていった。

「おい!待て!」

翡翠は追うが、逃げられてしまった。

「逃したか…」

翡翠は剣を壁から抜くと、一旦深呼吸する。

「………エレベーターは?」

星がエレベーターに近づいて端末を見る。

「大丈夫。壊されてないみたい。」

「ふう…よかった。じゃ、行こうぜ。」

そして翡翠達は、エレベーターに乗って主制御部分に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

















なのか「ハッピーニューイヤー!」

翡翠「今年もみんなよろしくな!」

翡翠・なのか「「2024年も!スターレイルをよろしく!!」」

翡翠「かっこよく決まった…」

なのか「流石翡翠!」

2024年もよろしくお願いいたします!













今回の登場人物

翡翠
二刀流。逆手持ちと順手持ちにして戦う。
エリオの脚本にすら翡翠の情報は一切無い。

デクター
CV:関俊彦
いつもニヤニヤしている星核ハンターの一人。
反物質レギオンのデータを元にして作り上げた『レギオロイド』を自身の端末から呼び出す。

光円激化剣
光円錐の力を活性化させて刀身の切れ味を増す不思議な剣。偶然宇宙を漂流しているところをヘルタが回収した。
光円錐カードを装填する事で効果が発動する。一度使用したカードは消滅する。
光円錐のレア度で効果が違う。

星5効果
刀身は黄金に輝き、触れたものを消滅する程の力が備わっている。

星4効果
刀身は紫に輝き、振る事で衝撃波が発生するようになる。

星3効果
刀身は緑に輝き、切れ味が通常の10倍増す。
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