「ああ。だいぶ楽しいけど…やっぱり変な感覚だな…」
「翡翠は自由が好きだもんね。」
「夢の中はちょっとな…」
「ふーん…32話から始まるよ。」
☆☆☆☆☆
「翡翠、こっち気にならない?」
「翡翠、あれがピノコニーでもだいぶ美味しいよ!」
「翡翠!ウチと二人で写真撮らない?」
…最近、なのか達が俺を見る目が変わってきた気がする…
なんか…俺、狙われてるような気がする…
「いや…俺…ちょっと…向こう見てくるわ…」
俺は三人の誘いを断って、別の道を歩いた。
……あの時、トイレロイドの水をぶっかけられた時から、素がバレてしまった。
なんか…ドン引きされてるんじゃないか?
あー…なんか悲しくなってきた。
「「翡翠。」」
「ん?」
俺を呼ぶ声がして、前を見上げると、そこにはブローニャと符玄が立っていた。
「!?ブローニャ!?符玄!?」
しかし、俺はすぐにハッとなった。
「…お前ら…ブローニャ達じゃないな?」
俺がそういうと、後ろから拍手の音がした。
「正解です!その洞察力は目に余るものがありますね!」
「レギオロイド!」
「私はピンスポロイド。よろしくお願いします。」
俺は一旦、空中に飛んで、なのか達の元に向かった。
「なのー!」
「翡翠!もう何処行ってたの。」
「レギオロイドだ。」
俺がそう言うと、ピンスポロイドが歩いてくる。
「逃しはしませんよ?私は傲慢ですからね。」
ピンスポロイドがライトを光らせて、トパーズに当てた。
「え!?何!?」
するとトパーズの前に謎の青年が実体化した。
「やあ、マイ・フレンド。ピノコニーは楽しんでるかい?」
「あ、アベンチュリン!?なんでここに!?」
トパーズはアベンチュリンという青年が現れて後ずさる。
「…くそっ、厄介だな…」
俺は刀を二本抜いて、走ろうとするが後ろから符玄とブローニャに抱きつかれてそれどころじゃなかった。
「アッハッハー!列車のエースといえどもこの程度ですか!無様ですね!」
ピンスポロイドが笑うと遠くからガンランチャーの攻撃が迫ってきた。
「翡翠!」「無事か?」
「御影!星!」
横からヒョイっと御影と星が現れて、ピンスポロイドに武器を構えた。
「ど、どうやら相当強い者がいたようですね…!」
「しかし、奴らにも必ず弱点がある!くらえ!ピンスポ照射!」
そうしてピンスポロイドは星に対して光を当てた。
「…?」
「え!?効いてない!?」
「ふふん。無駄だったみたいだね。」
星がムフフとした顔でピンスポロイドを煽る。
しかし、突如として笑い声と共にデクターがポッと出てきた。
「おやおや、ピンスポロイド。苦戦しているようですねぇ。」
「…手助けぐらいはしてあげましょう。行きなさい、レギラー!」
デクターはパソコンを弄って、レギラーを召喚した。
「強化改良したレギラーですから、今までのレギラーと思わないことですね。」
そう言ってデクターは消えていった。
「くっ…こいつら強い…」
強化されたレギラー、確かにデクターの言う通り敵の攻撃力と防御が高い。
「…この数は不利だ。退くぞ、なのか!」
俺はなのか達に呼びかけ、その場を撤退した。
○○○○○
「……はあ…はあ…」
「大丈夫か?星?」
息を切らす星の背中を触ってやる御影。
「…ちょっと油断したかな…ごめんね。」
「気にするな。」
「…でも、ピンスポロイドの能力はなんなのかな?」
「…翡翠の前には符玄とブローニャだった。もしかしたら、何かその人に関連した人物が出るのでは?」
御影が考察していると、上から声がしてきた。
「正解だ。」
「え…」
その人物がこちらに近づいてくる。
「お前は…」
そこに現れたのは、御影達の仲間で、古い友人の穹だった。
「お兄ちゃん…」
「久しぶりだな。御影…星…」
「お兄ちゃん…なんで…でも…」
「…あのレギオロイドの力で…霊界から魂だけを引っ張り出された。」
「…じゃあ今の穹は幽霊なのか?」
「そうみたいだな。」
穹がそう手を見て呟く、星は何も言わずに穹に抱きついた。
「…お兄ちゃん…また会えて…嬉しい…」
星は涙声でそう言った。穹も優しく星に抱きつき返す。
「…デクターの力は強大だ。星、御影…」
「俺が考えた…コンバット・アクション…それを伝授したいと思うんだ。」
………………
「…はあ…」
翡翠は路地裏に隠れて溜息を吐いた。
「大丈夫?」
「疲れてるのかしら?」
「…ああ…疲れてるよ…」
翡翠は溜息を吐いて、ブローニャ達の方を見つめた。
「…はあ…」
すると、路地裏からピンスポロイドが追いかけてきた。
「見つけたぞぉ〜?」
「きゃああ!」
なのかがビビって弓を引いてピンスポロイドの頭部にぶつけた。
そのまま吹き飛ばされて五人は路地裏から飛び出す。
「ナイスなの!」
すると、ゼーレとアクセルが飛び出してきた。
「よくやったわ、ここで一気に倒すわよ!」
「よっしゃ!一気に仕留めてやる!」
ピンスポロイドに迫っていく四人、しかし、それを覆すかのようにピンスポロイドは吹き飛ばした。
「ふんっ!その程度の攻撃で!」
「効かないって!?」
何処からともなくガンランチャーと斬撃が飛んでピンスポロイドを吹き飛ばした。
「くっ…」
「待たせたな!」
「御影!」
御影がやってくるのに気づいた翡翠。
「…ふんっ!数が増えたところで!無駄な事だ!」
「どうかな?」
「お兄ちゃんから学んだコンバット・アクション…使いこなしてみせる!」
二人がそう言って気を強くする。
それを二人が見えないところで観察する穹。
「お前達ならやれる筈だ…」
「…行くぞ!」「うん!」
御影が先走って、ガンランチャーを放つ星。
御影がジャンプして回避して、ランチャーの弾丸が命中するピンスポロイド。
「へやっ!」
御影が桜華ノ太刀と愛刀の二刀流でピンスポロイドを圧倒した。
星も続いて、炎の槍を持って突撃してきた。
「ぐぼぉ!」ピンスポロイドがその攻撃に命中し、追い討ちで御影の一刀両断が命中し、そのまま爆散した。
「やったぁ!」
翡翠達が喜んでいると、ブローニャ達の体が消えていった。
「…そうか…ピンスポロイドがやられたから消えるのか…」
翡翠がそう呟くと、穹が二人のところに歩いてきた。
「やったな。」
「穹…」
「お兄ちゃん…私やったよ。」
「うん。二人の連携、見事だったぞ。」
三人は見合って!手を取り合う。
「ありがとう……」
穹はそう言い残して消えていった。
「さよならお兄ちゃん…」
星は空を見上げて穹に感謝を述べた。
……すると、デクターが拍手をして歩いてきた。
「お見事です。流石は開拓者。」
「…やっぱり出てきたか…」
「しかし、ピンスポロイドがやられたのは予想外でした…後はビービ虫に任せましょうかねぇ。」
すると、デクターの周りに虫が飛んできた。
「それは…」
「とある小惑星で見つけた、不思議な性質を持つ虫なのですよ。素晴らしいでしょう?私と同じ目的の者がいて助かりましたよ…」
デクターはそう言い残すと、指パッチンしてビービ虫を飛ばした。そしてデクターはその場から消えて、ビービ虫はピンスポロイドに飛んで噛みついた。
「ぐ…おおおお!!」
「くっ…ゴウリュウカイタクオーで行くぞ!」
六人はカイタクオーに乗り込んで、ピンスポロイの前に立った。
隣にやってきたゴウリュウジンにドッキングしていきゴウリュウカイタクオーでピンスポロイドと交戦を開始した。
「くっ!厄介な!」
ドリルを回転させてピンスポロイドに突撃していく。
そのドリルを受け止めて投げ飛ばすピンスポロイド。その攻撃に反応してドラゴンヘッドで腕に噛みついた。
「ごおお!いってぇ!」
「そこだ!」
ドリルをそのまま腹部に攻撃してそのまま腹部を貫いた。
「トドメだ!」
ドリルを引き抜いて、そのままドラゴンヘッドによる攻撃からのドリルで撃墜した。
…………………………
☆☆☆☆☆
「凄い…」
アタシはゴウリュウカイタクオーを見上げてそう呟いた。
「…あれが…ナナシビト…開拓者の力なんだね…」
アタシがそんな事を考えていると、スマホから連絡が来た。
『は〜い。ホタル。調子はどう?』
「特には平気。そっちは?」
『…今は動きずらい状況だわ…デクターが星核ハンターの悪評を広めてるみたい。』
「……彼は一体何がしたいんだろう?アタシ達を貶めようとしてるとか?」
『…今は分からないわ。銀狼をそちらに送らせたから、合流できたら行動頼める?』
「…えっ…と…」
アタシは遠くから合流してくる翡翠達を見かけた。
「…ちょっとここじゃ悪くて…あとでまた連絡する…」
『そう…分かったわ。』
「ありがとう、カフカ。」
私はすぐさまスマホを隠して、翡翠達がやってきた。
今は言えない、翡翠に…この事を言うのが…怖い…
言ってしまったら…この関係が壊れるかもしれないから……
スタレの配信が来るけど楽しみですね。
……ネタが無いです。たちけて