狩人は呪術廻戦で何を見る?   作:YY:10-0-1-2

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 単眼猫「ハッピーエンドという終わり方はしないです」
 俺「オエッ!」吐血

 行くぞお前ら……心の準備は十分か?


【緊急クエスト】玉に瑕-参-

 

 

 「さて、向かうとするか…」

 

 虎杖香織…否、羂索は立ち上がり、高専の方へと向かおうとした瞬間に、首を掴まれる。

 

 「待てや…ツラ貸せよ…!!」

 

 そこには、先程まで蹴りに蹴ったはずの狩人が立っていた。

 

 「ほんと、どうなってるんだい君は?」

 「知るかボケナスっ!!」

 

 羂索をそのままの勢いで後ろの方へ投げ飛ばす。

 羂索はズザザッと地面を滑り、前を見る。

 

 血だらけになっている狩人が呪力を使って武器を作り出していた。

 

 双剣、『ハリケーン』である。

 

 それを手に持った狩人は目を見開き、羂索に向かって走り出す。

 

 

 二本刀VS二本腕

 

 いい勝負だが、頭が回るのは狩人であった。

 羂索の腕に自身の腕を絡ませ、その場でぐるんっとぶん投げる。

 

 羂索は天地が逆さまになったような錯覚に襲われるが、すぐにぶん投げられたことを理解する。

 ここで終わるはずがない狩人。そのまま羂索に向かって乱舞を繰り返す。

 

 「ウァァァァァァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!」

 

 

 羂索な幾つも切り傷を付けられるも、後ろに回られた。

 羂索の蹴りが狩人の顔面に炸裂する。再び口から血を吐く狩人。瞬間に顔の血が止まり、再生した。

 

 それを見て今度は羂索が目を見開いた。

 

 「反転術式か!」

 「正ッ解!!」

 

 双剣を巧みに動かし、羂索の腹に一線の切り傷が出来る…が、浅かった。

 さらに止まらないために、刀を持ったままで顔面を殴ろうとする。

 

 が、頭の上の部分がクルッとスリッピングアウェーの要領で拳を受け流した。

 

 「ドンマイ!!」

 「面白くなってんぞババァッ!!」

 

 再び切り裂こうとする狩人。羂索がそれを避ける。

 

 「まだ使える術式が揃ってないんだよ…勘弁してくれ」

 「どの口でッ!言ってんだよ!!」

 

 瞬間、狩人の腕が潰れる。

 手からハリケーンが落ちる。が、折れた手を反転術式で治して掴む。

 

 (反転術式の精度が上がってる…?!いや、死にかけたことで覚醒してきてるのか!)

 

 

 正に狩る者(ハンター)

 

 狩人は、羂索を狩るために、自身の限界を引き出していた。

 

 「『モンスターハンターRISE』『双剣』『ツインチェンソーⅡ』!!!」

 

 狩人はツインチェンソーをノールックで羂索に向かって振る。羂索はそれをギリギリのところで避ける。

 

 だが、ツインチェンソーの属性は《雷》がついていた。

 羂索は肌がピリッとした感覚に襲われ、カスった部分を見る。

 

 「…特に変化は無いね」

 「シッ!!!」

 

 顔面を殴る狩人。

 顔面を殴られた羂索は思いっきりぶっ飛ばされ、木にぶつかり止まる。

 

 「…ふ、ほんとにイカレ…?!」

 

 羂索が瞬間、頭の上に星を浮かべ、片足をつく。

 

 「気絶だ」

 「?!」

 

 羂索が何が起こっているのか分かっていなかったが、狩人に言われたことで気づいた。

 

 そう、これは先ほど肌がピリッとした影響であると確信したのだ。

 

 「いまお前がなってる状態は『雷属性やられ』だ。それに陥ると気絶率が通常時から跳ね上がるため非常に危険なんだ…」

 (術式の開示…!)

 

 そして、と言って狩人が拳を握りしめる。

 

 「重たい攻撃を食らうこともあるって話だっ!!!」

 

 狩人が大きく拳を振りかぶる。

 

 

 

 

 

 

 彼は黒き火花に愛された

 

 

 

 

 

 羂索の頬にとんでもない程の痛みが走る。黒き火花がバチバチバチッと周りに走る。

 

 「ウアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!」

 

 そのままの勢いで羂索を吹き飛ばす狩人。

 羂索はぶつかった木をそのまま貫き、3本目に到達したところでようやく止まった。

 

 羂索が口からコフッと血を垂らす。

 

 「テメェが、何したか…思い出した…!」

 

 狩人は今まで以上に青筋を立て、羂索を指差す。

 

 「テメェは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()!!」

 「…あぁ、そんなこともあったね…」

 

 飛龍狩人は、自身の脳内で記憶を掘り起こしていた。

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 飛龍華香。年齢21歳。

 後に伝説となる飛龍狩人…前世の俺の妻である。

 

 彼女とは些細なきっかけで出会った。まだ俺が術師見習いだった頃に出会った。

 

 

 「凄い強いんだね!」

 「…誰…?」

 

 俺が呪霊を祓っているのが見えていたらしく、それをパチパチと拍手をしていた。

 

 相手はただの雑魚呪霊であったため、そんな拍手されるようなことではなかったが…。

 俺は親から褒められたことがなかったので、それがすごく嬉しかったんだ。

 

 「私、華香!君は?」

 「…狩人」

 「よろしくね!」

 「…おう」

 

 華香は術式が弱かった。強い術師になれないほどに。だから親からは忌み子だの、生まれて来なければなど酷いことを言われていたらしい。

 

 「でも、見返してやりたいって思ってさ!」

 「…それで、対人格闘術を教えて欲しいって?」

 「そそ!」

 

 俺は嫌、とは思わなかった。人に教えを乞われるのは初めてだし、出来るかどうかなんて分からなかった。

 

 ただ、頼られていることが嬉しかったのだ。

 

 

 飛龍家に来た時は酷く言われていた。それを俺が黙らせていたって言うのもあった。

 そんな彼女のことが俺は好きだった。

 

 なのに。

 

 

 

 「…は?」

 「…残念ながら、華香様は……亡くなりました」

 「…聞こえている。からこそ意味わかんねぇって言ってんだよ!!」

 

 俺が怒鳴り声をあげる。

 誰に?どうやって?何故?華香はそこら辺の呪霊に負けるほど弱くはない。俺が鍛え上げてあげたから。

 

 なら人だ。殺ったのは確実に呪詛師だ。

 

 「どこのどいつだ…?言えッ!!」

 「羂索。この近くにいる呪詛師です」

 

 羂索…

 

 羂索…羂索!

 

 羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索羂索!!!

 

 「殺してやる…グチャグチャに、叩きのめしてやる…!手を足を折って逃げられないようにしてやる…!目ん玉も全部くり抜いて、この世のものとも思えないほどの痛みを味わせてやる…!」

 

 それが、最初の…俺自身の呪いだったのかもしれない。





 大丈夫かな?R-15表現ギリギリかこれ?まぁハガレンでもあれだったし…(マスタング大佐マジギレ祭り見ながら)

どこまでやろうか…

  • 京都姉妹交流会
  • 起首雷同
  • 渋谷事変
  • 死滅回游
  • おいでガッツ。全部だ
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