金髪カス……?
一体どこのドブカスのことなんだ?!
なんか、見ないうちにお気に入り登録者が230人も行ってた……感謝!!
「夏油なんかあった?」
俺と夏油、そして硝子が話し込んでいると、五条がそう言って割って入る。
夏油は苦笑い、俺も苦笑いで「ははは」と乾いた笑いを出す。
「これと言って特には……」
「まぁ、狩人の言う通りだよ。特にないよ」
五条は不服そうに首を傾げる。硝子は興味無さそうに頬杖をつき、欠伸をする。
すると、ガラガラと扉が開く。授業時間には速いはずだ。
やや吊り目の顔立ちを持つ、若い金髪の…誰かが入ってきた。
「なんや、五条君ここにおったんか」
そいつがこう言う為、俺と夏油が五条に近づいて小声で話す。
「誰こいつ?」
「人殴ってそうだけど?」
「さぁ?俺が聞きてぇよ…」
「え、知らないのかよお前」
五条を知っている…となると御三家…?いや、こいつに関しては呪詛師も知ってるぐらいだしな。
「誰だお前?」
「禪院直哉……分かるやろ?」
そいつは、薄笑いを浮かべてそう言う。
禪院家……つまり、御三家だ。
あーあ。御三家の人間がなぜここにいるんやろか…?
「なんで御三家の人間がここにいるんだよ?」
「おまいう?」
五条がそう言うと、俺と夏油と硝子は五条の方を見る。あなたも御三家ですけど??
「親父に言われて飛んできたんや。上に立つためにな!」
「上?」
直哉はピンッと人差し指を立てる。
「特級や!」
その言葉に俺と五条は危うく吹き出しかける。
特級呪術師。
その条件は「単独での国家転覆が可能である事」。五条は1人で潰せるから特級だとしても、こいつは無いだろ。
「簡単になれるとでも?」
「だからこそ、血がにじむほどの努力をしてきとるんや!」
特級って、努力でなれるものなの??
「ともかく、コイツと過ごすんだったら愛想良くしないとだな」
「せやせや。よろしゅうなぁ」
「……エセ関西弁やん」
俺と五条が2人でふざけていると、夏油と硝子が頭を抱え始めた。
その内容は、問題児がまた増えた。と、中々に致命傷である。
■
「え、東京校の方へ行ったんですか?」
直哉の話を聞いた私は絶句する。
直哉は禪院家の為、高校に行かなくても良いのだが…まぁ、それは良しとしよう。
東京校ってマ????
東京校には、五条悟と夏油傑。そして、多分私と同じ転生者であろう『飛龍狩人』がいる。
五条悟は言わずもがな。
夏油傑は一般家庭出身なのにつおい。
飛龍狩人に関しては、特級相当を倒したとか言う話が出てる。
……
それに、夏油君は闇堕ちしないはず。
多分、
転生者の介入で理子ちゃんが死ぬ確率は低くなるし、特級相当ってことは羂索メロンパンが1枚噛んでるはず。
つまり、羂索メロンパンが夏油を使うことは不可能に近い。
……。
「しゃっ!勝ったこれ!!」
「真徐様?!」
おおっと、いけないいけない。
確かに、確変大当たりユニコーンッ!には入ってるけど、羂索の事だ。どうせ何か別の作戦を立てるに違いない。
それに、特級相当を倒していても、漏瑚と花御が死んだとは言えない。
真人は確かこの時代には生まれてないはずだし……。
良かった……私の術式使わなくても勝てそうだね。私の術式は最強であり、最後の切り札であり、兵器だからね。
「Bhuel, tá áthas orm nach bhfuil orm oibriú. Seans go bhfaighidh mé bás dá n-úsáidim é.」
「真徐様?!?!」
アイルランド語が飛び出てきたのが不味かったけど、まぁ大丈夫。2005年の話だもん、そんぐらいなら外国語って分かるでしょ。セーフセーフ。
兎にも角にも、
そのためにも、ドブカス君にも強くなってもらわなきゃ。そう考えたら東京校は最適解なのかな。
……夜蛾先生がカワイソーダナー。
確変大当たりユニコーンッ!について。俺にも分からん。深夜テンションしてたんだ許してやってくれ。