狩人は呪術廻戦で何を見る?   作:YY:10-0-1-2

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【キークエスト】懐玉-弐-

 

 呪霊が祓われたと夏油に言われ、黒井さん、そして五条と共に走り出していた。

 

 「はぁ?"Q"は壊滅したんじゃねぇのかよ?!」

 「知らねぇよ、んなこと!!」

 「だが、祓われたのは事実だ!!」

 

 五条が走りながら黒井さんに理子ちゃんがどこにいるのか聞く。

 

 「この時間は音楽なので、音楽室か礼拝堂ですね」

 「レーハイドウゥ?!」

 「音楽教師の都合で変わるんです!」

 「悟は礼拝堂、黒井さんと狩人は音楽室。私は正体不明(アンノウン)2人を!」

 

 ちょうどT字に分かれている廊下を、夏油は右に、俺たちは左に曲がった。

 

 「だから目の届く範囲で護衛させろっつったのにあのガキ!!」

 「申し訳ありません。移動の度にメールするように言ったのですが……」

 「仕方がねぇよ。ここで言ってても仕方がねぇ、保護最優先だ!」

 

 

 途中でさらに五条と別れ、音楽室へ向かう。

 

 ……だが。

 

 「天内!?」

 「…ここにはいませんね」

 

 音楽室では別の教師が講義していたらしく、理子ちゃんのクラスではないようだ。

 

 すると、黄色い歓声が上がる。

 

 「誰あのイケメン!」

 「なにやだ〜!理子ちゃんって子イケメンと彼氏なの!?」

 「ねぇ、私のTEL番交換しない!?」

 「はぁ!先駆けすんな!!」

 

 俺は無視して黒井さんと共に外に出る。

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 外に出ると、学校の屋上を走っていく五条と、無理やり連れ去られてる(厳密には違うはずだがそう見える)理子ちゃんの姿が。

 

 よし。呪詛師が来るより速かったのか……なら…

 

 目の前にいるこの紙袋巨体男をぶっ飛ばせばいいんだな?

 

 

 「盤星教の人でしょうか?"Q"の人達はもっと変な格好をしてますもんね」

 「いや〜あれ盤星教か?それにしても紙袋って……もう少しマシなやつなかったんか?」

 

 黒井さんが掃除に使うモップを掴み、目を鋭くして紙袋の男の方を見ている。

 

 あれ盤星教?随分と滅茶苦茶な格好してるな〜。

 

 「? 素人か?殺る気なら黙ってやれ…………高専か」

 

 俺の姿を確認したあと、すぐに臨戦態勢になった男。やれやれ、これだから高専の服はバレやすいんだ。

 

 「『XX(ダブルクロス)』『ライトボウガン』『ベルダーバレット・ランク1』」

 

 手にベルダーバレット(ライトボウガン)を作り出し、構える。

 隣にいる黒井さんが動き、俺も動く。

 

 「遅…」

 

 拳を前に突き出す男。だが、黒井さんは上手くモップで攻撃を防ぎ、モップの先の部分で男の男を粉砕。

 

 俺はライトボウガンを構えたまま頭に擦り付ける。

 

 「お嬢様から何も奪うな……殺すぞ」

 「なんだ強いじゃないですか」

 「黒井さん、ほんとにお手伝い係ですかいな?」

 

 黒井さんの強さに俺も、ちょうど敵を倒してきたのか夏油が電話をかけながらこちらを見ていた。

 

 「理子ちゃんは?」

 「五条が一緒に学校を出た」

 「じゃあ私達も直ぐに出よう。少し面倒なことになってる」

 「面倒?」

 

 俺が夏油になんの事か聞こうとした瞬間に笑い声が聞こえた。すぐにライトボウガンの方を見るが、男の顔や服が溶けていた。

 

 しまった術式か!!

 

 「やっぱさっきのが3000万か」

 

 まるで泥のようにドプンと男が消える。

 

 「チッ!やられた!」

 「式神!?」

 「いや、式神とは少し違う…悟」

 

 そこで聞こえてきた話に俺は「はぁ?」と言った顔で夏油を見る。

 

 

 「天内の首に3000万の懸賞金!?」

 「あぁ、呪詛師御用達の闇サイトで期限付き、明後日の午前11時までだそうだ」

 

 ウッソだろお前。

 そんなこと出来んのは、伏黒甚爾の知り合いの……名前なんだったけ?

 

 その人ぐらいだろ。

 

 「万が一ということがあります!夏油様の方が速い。先にお嬢様の所へ!」

 「俺と黒井さんは後から向かう!」

 

 「分かった!」

 

 そう言って夏油が向かう。俺は黒井さんに隠れててと言う。なんのことか分かっていない黒井さんは首を傾げるも、すぐ近くの草むらに隠れた。

 

 さてっと……

 

 

 「あんた、転職とかしない?術師数減ってきてるからさ〜」

 「はは、バレてたりとかするんだ」

 

 目の前から出てきたのは、黒い服を着ている変な男。多分呪詛師だろ。

 

 「適当にパパっとそいつ(黒井)を連れ去らってやろうと思ったのに…」

 「ははっ、学生舐めんなクソやろー」

 

 ライトボウガンを構え、呪詛師に撃つ。呪詛師は走って弾丸を避けているが、俺もそんなにアホじゃない。

 

 すぐに弾薬を『拡散弾』にして呪詛師の逃げる先の方を撃つ。

 

 呪詛師はそれに気づき、急ブレーキをかけて避けるが、いきなり投げつけられたライトボウガンには流石に対処しきれず、そのままぶつけられた。

 

 「チッ」

 「呪詛師との戦いはね、相手の手の内を先に見るとかあるけどさ」

 

 俺は作り出し『ガンランス』を構えて、砲撃の準備をしていた。

 

 「先にぶっ飛ばすのもありだよネ!」

 

 一気に発射させ、目の前の呪詛師は森の奥へと吹っ飛んでいく。

 

 

 黒井さんは驚いたような顔をしたまま固まって、俺はガンランスをしまう。

 

 「やりすぎたかな?まぁ、どーせ3000万に釣られたアホだろうから縛って終わりでいいかな!」

 

 余裕の笑みを零したまま、俺は黒井さんの方を向いた。





 術式説明はよしろ!!
 ちなみに、呪詛師は適当に即興で考えたものです。黒井さんが連れ去られることもないねヤッタネ!

禅院家は…

  • 全員殺ります!
  • 突如扇の脳内に溢れ出した存在しない記憶
  • 突如直也の脳内に溢れ出した存在しない記憶
  • 突如全員の脳内に溢れ出した存在しない記憶
  • 原作のままで行こう!
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