黒い沈黙の行先   作:シロネム

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評価・感想ありがとうございます。



今回はスレ民世界の新規イベント予告です。


このような感じで、いくつかイベントの予告を執筆した後に、
掲示板形式で反応を書いていこうと思います。



2章が始まるまでの箸休めだと思って、お楽しみください~







【イベント予告編】
【ブルアカ】「砂漠の美食と闇市場」イベントPV


 

――Yostar

 

 

 

 

 

――ゲヘナ風紀委員に訪れた凶報

 

 

――何てことのない平穏な日常

 

――いつも通りの日々

 

 

 

そんな光景は、1本の電話によって壊された。

 

 

 

「……はぁ!? 美食研究会がアビドス自治区で目撃されたぁ!?」

 

「なんでも、ブラックマーケットで見つけた飲食店が気に入ったみたいでして……」

 

「うちの学区ならまだしも、よりにもよってアビドスにいるなんて……」

 

 

 

――嫌でも感じる面倒事の予感

 

――テロリストによる平穏な日々の破壊

 

 

 

心底嫌そうな顔を浮かべながらも、ゲヘナ風紀委員のメンバーは身支度を進めた。

 

 

 

「それで? そのブラックマーケットの飲食店は、何て名前の店なんだ?」

 

「それが、私たちが目星を付けたリストにはない名前でして……」

 

「それほど有名なお店ではない……という事でしょうか?」

 

「……あのテロリスト共が通う店だぞ? リストに無いなんてことがあるのか?」

 

「……何て名前の店なの?」

 

「えっと、提供された情報によりますと……

 

 

 

 

――ピエールのミートパイ

 

 

 

という名前の飲食店だとか……」

 

 

 

 

 

 

 

「ここのミートパイは、本当に美味しいですわね」

 

「ほんと~? ハルナちゃんにそう言って貰えて、私も嬉しいよ~」

 

「溢れ出る肉汁とスパイスの風味が堪りませんわ」

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

――分厚いミートパイ

 

噛んだ瞬間、溢れ出る肉汁と店内に広がる香辛料の香り。

サクサクとした食感のパイ生地の中に詰められた、ゴロっとした肉。

 

 

 

魅惑的な料理は、悪名高い美食研究会会長の舌を唸らせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「という事がありまして、是非一度フウカさんにもお召上がり頂きたいと」

 

「……うそ」

 

「……フウカさん?」

 

「ハルナ……。あのミートパイを食べちゃったの……?」

 

「え、えぇ。……頂きましたが、フウカさんもご存知だったのですね」

 

「……ご存知っていうか、ハルナは知らないの……?」

 

「……はい?」

 

 

 

 

 

「あの店は、……行き場を無くした生徒が加工される……食肉加工店なのよ……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

――明かされる真実

 

 

――嫌でも思い知らされる後悔

 

 

――無知と言うのは、それだけで罪となるのだ

 

 

 

 

 

 

好奇心は猫を殺す

 

 

 

 

 

――知らなければ最高の美食も、知ってしまえばただの劇毒

 

 

 

 

黄金の果実の裏側は、いつだって虫に喰われているものだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――誰も居ない店内

 

――暗闇に包まれた調理場

 

 

 

 

その場所に響き渡る嗚咽と悲鳴が、最高の美食を作り上げていた。

 

 

 

 

「……やだぁ!……や、やめて……やだやだやだ! 斬らないで! 痛い痛い痛い!」

 

 

 

 

「恐怖を注ぎ込まれるだけで、ここまで味が変わるものなのねぇ~」

 

 

「ヘイローのおかげで麻酔の必要がないのは助かるわ! ……都市に居たころは、死なないように調整するのが大変だったのよ~」

 

 

「いつもありがとうね~! そうだ!

 

新メニューの開発中なんだけど、いつも新鮮な材料を提供してくれるお礼に

 

 

 

――ゲマちゃんちも試食していかない?

 

 

 

 

 

 

――飛び交う銃弾

 

――飛び散る血と涙

 

 

 

 

銃声と悲鳴が奏でる交響曲は、ブラックマーケットを阿鼻叫喚の地獄へと作り替えた

 

 

 

 

「――ジャック、あなたにも食べさせてあげたかったわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「これが噂にあった新しい食材?」

 

 

「新鮮なのは分かるけど、でもこれ生きてるのかしら?」

 

 

「育った環境のせいで反応が悪いだけ?」

 

 

「……まぁ、ゲマちゃんちの提供だから、変な材料ではないと思うけど、

 

 

 

――()()()()()()()()()()()()()は、美味しいのかしら?」

 

 

 

 

 

 

有名店ではないが、常連客の絶えない隠れた名店

 

ピエールのミートパイ

 

 

 

ソーセージ、ハンバーグ、ミートパイ

 

 

 

――ブラックマーケットでも数少ない、様々な肉料理が振舞われる飲食店

 

 

 

 

材料の噂を知っている同業者は絶対に立ち寄らない、

 

 

――最高の飲食店

 

 

 

 

「……これが究極の美食よ」

 

 

「……家畜を食べるのと何が違うのかしら?」

 

 

「私の料理にして貰えたのだから、光栄に思ってほしいのだけれど」

 

 

 

 

 

「……ねぇ、ハルナちゃん。

 

 

――私のミートパイは、美味しかった?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……美食研究会は……本日をもって、解散と致しますわ……」

 

 

 

 

 






ジャックを失った事に絶望していたピエール


8人のシェフになるという夢を諦め……きれなかった彼女は、

たった一人でも究極の美食を作り上げることを夢に、活動を開始した。



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