黒い沈黙の行先   作:シロネム

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評価、感想ありがとうございます!


今回のお話ですが、内容の都合上、9割型会話文での構成となっております。


次回からは、地の分も含めて通常運航へと戻るつもりです。





~終局~ M区 ゲーム開発部

 

――ゲーム開発部部室

 

 

C&Cと別れた後、ゲーム開発部と合流したローランは、アリスに銃弾を撃ち込み治療。無事に巻き戻されたアリスを加え、ゲーム開発部一同は部室に集まっていた。

 

 

「ねぇねぇアリス、見て見て~。じゃ~ん、メイド服~!」

 

「ひぃっ!」

 

 

(ヒューン)

 

 

「あはは、良い反応!」

 

「……どこから取り出したんだ」

 

「何してるの、もう! アリスちゃんが完全に怯え切ってるじゃん! ……アリスちゃん、大丈夫?」

 

「あ、アリス、しばらくメイド服は見たくありません!」

 

「身体の方は全部治ったみたいなんだけど、心の方はもうちょっとかかりそうだね」

 

「まぁ、記憶や経験は巻き戻せないからな」

 

 

そう考えると、この拳銃も万能って訳ではないのか? 肉体的な損傷は巻き戻せるが、一度覚えた経験や記憶は巻き戻せない……。

 

……まぁ、記憶や経験まで巻き戻せたら、それはもうT社(時間の逆行)というよりW社(現状復旧)の領分だしな……。

 

 

(ガチャ)

 

 

「あの、建物を壊しちゃったって聞いたから、生徒会のところに行ってきたんだけど……、……幸いなことに、部活動中の事故として処理してもらえたよ」

 

「あ、ユズちゃん、おかえり」

 

「うん、ただいま」

 

「嘘っ、ユズそれどうやったの!? もし部が存続したとしても、弁償代として部費は諦めなくちゃって思ってたのに……!」

 

「私じゃなくて、C&Cの方が処理してくれたみたい」

 

「へぇ……」

 

 

あの戦闘による被害は補填して貰えたのか。……かなり損傷が激しいと思ったが、よく肩代わりしてくれたな。

 

 

「ていうか! 部費で思い出したけど、代理人! 壁の修理代払ってよ!!」

 

「……あー」

 

 

……しょうがないか。

 

 

「……まぁ、お前らも頑張ってたし、……数日前の状態に治してやる」

 

 

(パンッ)

 

 

瓦礫と化していた壁の残骸に、黄金銃の銃弾を撃ち込むローラン。……散らばっていた破片達は、徐々に徐々に元の形へと戻っていった。

 

 

「やった! これでユウカにも怒られなくて済むよ」

 

「それは良かったな。……そういえば、アリス。お前に伝言を預かってるんだが」

 

「伝言、ですか?」

 

「あぁ。ネルからの伝言だ。……悪くなかったってさ」

 

「ひぃっ!?」

 

 

(ヒューン)

 

 

「ああっ、アリスちゃん! ロッカーの中に入っちゃダメ! ユズちゃんを見て変なこと覚えちゃったよ!」

 

「……」

 

 

……なんか、変な方に毒されてないか?

 

 

 

★★★★★

 

 

 

暫くして落ち着いたのか、ロッカーから姿を現したアリス。丁度、ミレニアムプライスが開催される時刻となったのか、一同はテレビの前に集まっていた。

 

 

「なるほど。……参加できない生徒の為に、端末越しに放送されるのか」

 

 

部の存続が掛かっていることから、規模としてはかなり大掛かりなイベントだとは思っていたが……。

 

 

「ミレニアムプライス、始まったね」

 

「うん。もし受賞したらクラッカー鳴らそっか。でも、もしそうじゃなかったら……」

 

「……すぐに、荷造りしないとね。私たちはさておき、ユズちゃんとアリスちゃんは……」

 

「……」

 

「……」

 

 

考えたくはないが、……そういう決まりである以上、シャーレとしても従うしかないしな。

 

 

 

――っと、そろそろか

 

 

「……また借りるぞ、ティファレト」

 

 

"……? だ、代理人……!? なんでその()を取り出して……"

 

「先生、俺はちょっと呼ばれていてな……、……こいつ等のことは任せたぞ」

 

"はい……?"

 

 

そう言うとローランは、取り出した本ページを破り取る。千切られたページは光り輝き、ローランの姿を変貌させた。

 

 

"その姿は……()()()()()()の……"

 

 

黒を基調とし、黄金色の装飾が施された服装。……黄金色に輝くマントと篭手を身に着けた、アビドス砂漠で見せた姿。

 

 

――黄金狂

 

 

 

「じゃあな、先生。ミレニアムプライスが終わったら、ここに戻ってくるから」

 

"ちょ、代理人……!"

 

 

(ヒュン!)

 

 

先生の言葉が続くことはなく、ローランはゲーム開発部の部室から、……姿を消した。

 

 

「……先生? 何かあったの?」

 

"あ、いや……えっと、代理人が……"

 

 

 

『これより、ミレニアムプライスを始めます!』

 

 

 

部室に設置されたテレビから、聞き覚えのある声が鳴り響く。

 

 

『司会および進行を担当するのは私、コトリと……』

 

 

テレビに映し出された、エンジニア部所属の一年生、豊見コトリ。……それと、

 

 

 

『連邦捜査部シャーレ所属の代理人だ」

 

 

スーツ姿に戻った、ローランの姿だった。

 

 

「「「「……は?」」」」

 

 

『あー、今回のミレニアムプライスは、俺たち二人で進行を務めさせてもらう』

 

 

『もうご存じの方も居ると思いますが、連邦捜査部シャーレからミレニアムサイエンススクールへとお越しいただいておりましたので! この機会に是非にとお声掛けをさせていただきました!」

 

 

『急に連絡が来た時は驚いたけどな。勿論、事前に生徒会からの許諾は得ているぞ』

 

 

……

 

 

「いやいやいや!? ……え!? さっきまで、ここに居たよね!?」

 

「代理人さん!? え、なんで……、というかどうやって会場まで行ったの!?」

 

「しゅ、瞬間移動……?」

 

 

 

『今回は、これまでのミレニアムプライスの中でも最多の応募数となりました』

 

 

『恐らく、生徒会の方針変更が理由だろうな』

 

 

『そうですね! 部活動維持のために成果が必要になった影響かと思われます!』

 

 

「……コトリちゃんの方も、無事だったみたいだね」

 

「エンジニア部は元々、ミレニアムの中でもかなり功績が認められてる部活なこともあったし……でも、本当に良かった」

 

「いやいやいや! そんなことより、なんで代理人が会場にいるのさ!?」

 

「……まぁ、代理人さんですし」

 

「代理人、ですから……」

 

「流石は代理人です!」

 

"まぁ、代理人だから……"

 

「あれ!? これ、私がおかしいのかな!?」

 

「それよりも、史上最多の応募って……」

 

「……すごい困る」

 

 

『昨年の優勝作品であるノアさんの「思い出の詩集」は、本来の意図とは少し違ったようですが……その形而上的な言葉の羅列が、ミレニアム最高の不眠症に対する治療法として評価されました』

 

 

『……それ、どれだけつまらな……ごほん。……長い詩集だったんだ?』

 

 

『今回も、「歯磨き粉と見せかけてモッツアレラチーズが出る持ち歩きチーズ入れ」、「ミサイルが内蔵された護身用の傘」、「筆記体で乱雑に書かれたノート」「携帯型避難用シェルター」

 

……そして! 今キヴォトスのインターネット上でセンセーションを巻き起こしている、スマホでマルチプレイが楽しめるレトロ風ゲーム「テイルズ・サガ・クロニクル2」などなど!』

 

 

『本当に沢山の応募があったみたいだな。……だが、これらを含めた3桁にも及ぶ応募作品のうち、受賞出来るのは7作品だけだ』

 

 

「(ごくっ……)」

 

 

『それじゃ早速7位から、受賞作品を発表していくぞ』

 

 

『7位はエンジニア部、ウタハさんの「光学迷彩下着セット」です! これは身に着けてもその下の素肌が見えてしまうため、着ているのかそうでないのか分からないというエキセントリックな作品ですが……』

 

 

『……これが、7位なのか?』

 

 

『はい! 露出症の患者さんが合法的に趣味生活を営めるようになるという点で、大変高い評価を……その評価をした審査員が一体誰なのか、気になってしまいますね! とにかく7位!』

 

 

『今すぐその審査員を見つけ出して、クビにした方がいいだろ……』

 

 

 

「ふぅー……。まっ、私たちのゲームは7位にはふさわしくないよね」

 

 

 

『お次は6位! この製品は……』

 

 

『続いて5位の発表だ。5位は……』

 

 

 

「私たちの名前……呼ばれないね」

 

 

 

『次です、4位……』

 

 

 

「ううぅっ! そろそろお願い!」

 

 

 

『残す所もあと三つか。次、3位は……』

 

 

 

「も、もう心臓がもたない!」

 

「お願い……お願い……」

 

 

 

『僅差で2位を受賞したのは……!』

 

 

 

「……。お願いします、私たちの名前を……!」

 

「くっ、2位でもない……! っていうことは……!」

 

「……!」

 

 

 

『最後、今回のミレニアムプライスで、最高の栄誉を受賞した作品だ』

 

 

 

「ドキドキ……」

 

 

 

『栄えある1位に輝いたのは!』

 

 

 

 

『……悪いが、CMの後だ』

 

 

 

「アリスっっ!!!」

 

「充電完了、いつでも撃てます!」

 

「気持ちは分かる! 気持ちは分かるけど、授賞式会場もこの画面も撃っちゃダメ……!」

 

「うぅ、もう焦らさないでほしい……」

 

 

 

★★★★★

 

 

 

――ミレニアムプライス会場

 

 

司会進行を務めるローランとコトリは、出品リストの確認をしつつ休憩を取っていた。

 

 

「そういえば、結局なんで俺は呼ばれたんだ?」

 

「えーっとですね、実は代理人には運搬役をお願いしたく思いまして」

 

「運搬役?」

 

「はい。本来であれば、ミレニアムプライスに持ち込まれた作品は各自での引き取りとなるのですが、何分今回は量が量ですので……」

 

「……なるほど。そういえば、お前たちには手袋を見せていたな」

 

 

それで目を付けられたのか。……まぁ、こういう祭典に参加するというのも新鮮な気分だし、別に構わないが……。

 

 

「進行役のお二方! そろそろご準備をお願いします!」

 

「あ、了解です!」

 

「分かった」

 

 

時間か。進行役に戻らないとな……。

 

 

……

 

 

「――結局、ゲーム開発部の作品は入賞しなかったか」

 

 

 

★★★★★

 

 

 

『お待たせしました! それでは、栄えある第1位の発表です!

 

 

第一位は……新素材開発部――』

 

 

(ダンダンダンッ!)

 

 

部室に響き渡るアサルトライフルの銃声。

 

 

「きゃぁっ! 本当にディスプレイを撃ってどうするの!?」

 

「どうせ全部持って行かれちゃうんだし、もう関係ない! うえぇぇん! 今度こそ終わりだぁぁぁぁぁ!」

 

「うぅ……。結局、こうなっちゃうなんて……」

 

「落ち着いて、お姉ちゃん。でも……」

 

「……分かってるよ! 全部が否定されたわけじゃない、へこたれる必要なんてないって……」

 

"……"

 

「ネット上の評価も悪くなかったし、クソゲーランキング1位のあの時から、ちゃんと成長した。……でも」

 

「うん……ここを追い出されたら、ユズちゃんとアリスちゃんは……」

 

「……心配しないで、ミドリ。私、寮に戻るよ」

 

「えっ?」

 

「もう私のことをクソゲー開発者って呼ぶ人はいないと思う。ううん、仮にいたとしても、……もう大丈夫。……今の私には……三人や先生、代理人がいるから」

 

「ユズちゃん……」

 

「ありがとうございました、先生。……代理人にも、お礼を伝えておいてください」

 

"……うん、ちゃんと伝えておくよ"

 

 

…………先生として、もっと、……困ってる生徒に手を差し伸べるべきだったのかな。

 

 

「お願いします。……ただ、アリスちゃんは」

 

"……アリスちゃん、シャーレにおいで"

 

 

……これじゃあ、先生失格だよね。……でも、

 

 

 

――全部は選べない。

 

 

「……アリスちゃん。……ごめんね」

 

「……いえ、先生や代理人のことは、信じられますから」

 

"……"

 

 

連邦捜査部シャーレとして、一人だけを贔屓する訳には……いかない。……それじゃあ、中立の立場として介入できなくなる。

 

 

「ですが……、もう……。

 

……もうみんなとは、……一緒に、いられないんですね」

 

「うぅ、ごめんね……ごめんね、アリスちゃん……」

 

「ミドリ……」

 

「私、毎日シャーレに行くから! 本当に、絶対に毎日行く! どこに行っても、一緒にゲームを作ろう!」

 

「ううぅぅ……、や、やっぱり嫌! 先生! やっぱアリスを連れて行っちゃダメ!」

 

"モモイちゃん……"

 

「わ、私の部屋に連れていく! ベッドも一緒に使おう! ご飯も二人で分けて食べるから!」

 

「わ、私の分もあげるっ!」

 

「二人とも、先生を困らせないであげて……それに、もしそのことがバレたら、モモイもミドリも……」

 

 

(ガチャッ)

 

 

「モモイ! ミドリ! アリスちゃん! ユズ!」

 

「ひいっ! もうユウカが!」

 

「ちょ、ちょっと待って! そんなすぐになんて……!」

 

「悪魔め! 生徒会に人の心は無いわけ!?」

 

「は、はい? えっと、何を言ってるのか分からないんだけど、

 

 

――取り合えず、おめでとうっ!」

 

 

「……?」

 

「……え?」

 

「え、えっ……?」

 

「?」

 

「え、何この反応? 結果、見てなかったの?」

 

「……結果?」

 

「私たち、7位に入れなくて……」

 

「はぁ? 何を言ってるの、今も放送中なんだからちゃんと見てみなさいよ」

 

「お姉ちゃんがディスプレイを吹っ飛ばしちゃって……」

 

「いや、ほんとに何をしてるのよ……。……ほら、見て。私もスマホで見てて、途中から走ってきたんだから」

 

 

 

『ミレニアムプライスはこれまで、生徒たちの才能と能力で作られた作品に対し、実用性を軸に据えて受賞を行ってきました。これはより良い未来を求め、実現していくという趣旨に基づいています』

 

 

『そうだったのか』

 

 

『えぇ。……しかし、今回の作品の中には、新しい角度から実用性を感じさせてくれたものがありました。とあるゲームが実際に、懐かしい過去をありありと思い出させ、未来への可能性を感じさせてくれたのです」

 

 

『そいつは……』

 

 

『連邦捜査部シャーレ。あなた方の助力もあったみたいですね。……あぁ、いえ誤解しないで欲しいのですが、責めているわけではなく、……むしろ、お二人のおかげで素晴らしい作品が生まれました』

 

 

『俺や先生は何もしてないよ。……努力したのは、あいつ等だ。……ゲームについて、それほど詳しいってわけでもないしな』

 

 

『……そういうことにしておきましょうか。……今回私たちは、異例の選択を一つ取ることにしました』

 

 

『……』

 

 

『今回は、特別賞を設けます。その受賞作品は……ゲーム開発部のテイルズ・サガ・クロニクル2です』

 

 

 

「えぇ、嘘っ!?」

 

「何が起きてるの……?」

 

 

 

『レトロ風という時代を超えたコンセプト、常識に縛られず次々と想像を超えていく展開、一見してそれらとマッチしそうにない不可思議な世界観、と最初は困惑の連続でしたが……』

 

 

『そんなに滅茶苦茶だったのか……』

 

 

『新しい世界を旅して、ひとつひとつ新たな絆を結びながら、魔王を倒しに行く……。そういったRPGの根本的な楽しさが、しっかり込められた作品だと思います』

 

 

『……』

 

 

『プレイしながら、かつて初めてゲームに夢中になったころの思い出を、鮮明に思い出しました。そういった点を評価して、この作品に……

 

 

――今回、ミレニアムプライス特別賞を授与します』

 

 

「え……あ……」

 

「本当におめでとう! その、実は私もプレイしてみたの。決して手放しに面白かったとは言えないけれど……良いゲームを遊んだ後の、あの独特な感覚が味わえたわ」

 

 

(ガチャッ)

 

 

「モモ、ミド! あたしもTC2やってみたよ! すっごい面白かった! 今ネットでも大騒ぎだよ!」

 

「マキちゃん……ほんとに……?」

 

「確認しました。3時間前にアップしたTC2は、先ほどまでダウンロード7,705回でしたが、ミレニアムプライスの発表以降、約26秒間でダウンロード回数が1万を超えました」

 

「!?」

 

「よかった……」

 

「えっと……っていうことは、廃部にはならないんだよね!?」

 

「えぇ、そうよ。あ、でもあくまで臨時の猶予だから。正式な受賞ではないし、生徒会としてはまた来学期まで……ゲーム開発部の部室の没収、及び廃部を保留することにしたの」

 

「ユウカ……」

 

「……それじゃあ、部室の延長申請とか部費の受け取り処理とかは必要だから、落ち着いたら生徒会室に来てね。」

 

「部費って……ユウカ……」

 

「恐らく代理人のおかげでしょうけど、壁も元通りになっていることだし、……ちゃんと支払うわよ。……じゃ、また後で」

 

 

(ガチャッ)

 

 

「じゃ、じゃあ……」

 

「や、やったああああぁぁぁぁっ!」

 

"……おめでとう、みんな!"

 

「良かった……!」

 

「やった……嬉しい……」

 

「??? えっと……」

 

「アリスちゃん! 私たち、特別賞を受賞したんだよ! この場所も、私たちの部室のまま!」

 

「えっと、つ、つまり……

 

 

……アリスはこれからも……みんなと一緒にいて、良いのですか……?」

 

 

「「うんっ!」」

 

 

「これからも、よろしくね……!」

 

 

「……っ! これからも、よろしくお願いします……!」

 

 

 

★★★★★

 

 

 

――ゲーム開発部、部室

 

 

部活の存続が決定したゲーム開発部一行。部室の延長申請、及び部費の申請のために生徒会へと向かったユズ。

 

アリスの処遇も、引き続きゲーム開発部の所属となることを確認した先生は、会場から戻って来たローランと共に、シャーレへと帰還するのであった。

 

 

 

 

 

 

――その夜。

 

 

ゲーム開発部一同が寝静まった頃――、

 

 

 

――ゲームガールズアドバンスSPが、独りでに起動していた。

 

 

 

【…………】

 

 

【データ復旧率98.00%】

 

 

【疑似人格システムの完全修復を確認】

 

 

【……】

 

 

【システム作動……】

 

 

【……準備完了】

 

 

【プログラムをセット……】

 

 

【Divi:Sionシステム、及び……】

 

 

【――疑似人格システム Angelos2の起動を確認】

 

 

【AL-1S……いえ……】

 

 

【アリス……私の……】

 

 

【私の、大事な…………! @#$%^&*(!@$!!】

 

 

【……アイン】

 

 

【私たちの創造者にして……】

 

 

 

 

 

 

【――管理人】

 

 

 

 

 

【私は……】

 

 

 

【私たちは、あなたに……】

 

 

 

 

 

 

 

【――復讐する】

 

 

 

 

 

 

 





今回を持ちまして、時計じかけの花のパヴァーヌ編は一旦終了となります!

次回からの本編は、エデン条約編へと移行いたします。



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