実に楽しみです。
水着ホシノも復刻するようで実に素晴らしい情報の山でした。
対策委員会編第三章も実に楽しみです。
では読み飛ばして、どうぞ
号外① 事実は混沌、噂は結婚
拝啓
今は遠きお父様、お母様
うららかな春の日差しが心地よく、桜の花が枝葉につき色鮮やかな姿を魅せる頃になりました。
そちらはいかがお過ごしでしょうか。
私は、いま……感動のあまりに…滂沱の涙を禁じえません……!
この度、恩師たちが結婚することになりました……!
―――――
ことの起こりはいつだったか。
あれはそう、クロノスの生徒の1人がが結婚特集をやりたいとシャーレの中で騒ぎ立てたときだ。
あの日はシャーレの総決算、私、先生、プレナパテス先生の3人で山積みの書類をさばいていた。
疲れ切った先生達が口を開く。
‘‘ねぇ、プレナパテス。私さ、思うんだよね。ここにある書類、少しくらい燃やしても大丈夫なんじゃないかな?‘‘
‘‘そうしたいのはやまやまなんだけどねぇ……ほんとねぇ…。でも、それやったらユウカにボコボコにされたことあるからやめたほうがいいよ。‘‘
‘‘そっかぁ…じゃあダメだね…。じゃあ窓からぶちまけるのは?‘‘
‘‘リンちゃんにシバかれたからやめたほうがいいよ。‘‘
‘‘そっかぁ…じゃあダメだね…。‘‘
会話はそこで止まりカタカタとキーボードを打つ音とサラサラと書類を書く音、トントンと判子を捺す音だけが響く。
…今思い返すととんでもねえ会話してんな、先生たち。
そこへノックもなしに扉がバン!と勢いよく開け放たれた。
そして
「いいですか先生!キヴォトスの生徒たちはみな女の子、だれもが愛する人と結ばれることに憧れているんです!そこでこれ!結婚特集ですよ!売れるに決まってるんですよ!なのに上層部のバカ共ときたら!彼奴等がなんて言ったかわかります!?『結婚する相手のいない奴らにそんなものつくっても売れない』、『誰も読まない』、『そんな暇があったらさっさと連邦生徒会の裏を調査しに行け』、ですよ!?もう頭にきました!」
これである。
「誰!?」
シャーレでは初めて見る生徒が唐突にやってきていきなりマシンガントークをするものだから、びっくりしてしまった。
「おお!貴方が噂の雑用さんですか、はじめまして!クロノス報道部所属、2年の恋塚ムスブです!」
「はあ、はじめまし
「では、挨拶も終わったので話をもとに戻させてもらいますね!」
言い切らせてもらえなかった。
先生たちは彼女のことを知っていたようで、さして驚かずに微笑ましいものを見ているような表情だ。
「私はねえ!先生!連邦生徒会の思惑だの陰謀だのどうでもいいんですよ!私は!ただ!私が面白いと思える記事を書きたいんです!それを彼奴等はどうでもいいような理由で阻んでくるんですよ!?陰謀とかオカルトとかお前らが書きたいだけだろうが!おかしいと思いませんか!いいやおかしいに決まってます!………!!!!
〜15分後〜
という訳で先生たちに依頼です!私があのクソボケゴミカス上層部にギャフンと言わせるために手伝って下さい!」
うん、一つ言わせてほしい。
話なっっっっっっが!
あれから15分間彼女はノンストップで愚痴やら何やらをマシンガンのように吐き出し続けた。
その言葉は記者というだけ語彙が豊富だったが、要約すれば上層部への罵詈雑言の嵐だった。
先程まで黙って聞いていた先生が口を開く。
‘‘話はだいたいわかった。それで、私は何をすればいいの?‘‘
「簡単な話です!生徒たちから大人気の先生2人、その2人を表紙写真にしたうえで結婚特集の記事を号外として勝手に出します!もちろん途中で挟む写真の被写体は先生たちです!私は好きな記事を書けて売れないとかほざいていた上層部もギャフンと言わせられます!」
‘‘ ‘‘えっ…‘‘ ‘‘
「では私は式場を確保しなければならないのでこれで!参列者としてシャーレの当番にやってくる生徒たちも何人か呼んどいてください!」
言うだけ言ってドタバタとどこかへ走って行ってしまった…
静かな部屋を見渡せば、恋塚さんの発言に固まった先生2人。
そして勢いよく開き閉じられた扉が起こした風で崩れた書類の山。
…とりあえず生徒たちが再起動するまで片付けをしようと思い、席を立とうとするとスマホが震える。
部屋を出てスマホを確認すると表示されてる名前は狐坂ワカモ。
先生ガチ勢の筆頭であり、一番やばい生徒だ。
嫌な予感を抱えながら電話に出ると彼女は開口一番
「出るのが遅いですよ雑用係、私の貴重な時間を取らせないでください。いえ、そんなことよりどういうことですか!?」
「すみません、狐坂さん。どういうことと言われましても…」
「そんなのあの噂に決まってるじゃないですか!どうして私に黙ってたのですか!あの方たちのことは誰よりも早くまず私に報告しなさいと申し上げたはずですよ!」
もうヤダ、この娘。
興奮しすぎて何の話がまるでわからん。
「ですからどういう噂ですか…?」
「はあ?知らないのですか?はぁ~…使えませんねぇ。風の噂であの方たちがご結婚なさると聞いたのです。全く、ご祝儀の準備など色々あるのですからもっと早く伝えなさい。他にも〜…」
彼女の話を聞き流しながらどうしてこうなったと思案する。
先生1人の時はまだ良かった。
全ての関心が先生だけに向かっていたからだ。
彼女の邪魔さえしなければただの恋する乙女、比較的無害になる。
問題はプレナパテス先生がシャーレに就任したときにおきた。
偶然その場に出くわしたが、彼女が初めてプレナパテス先生にあったときフリーズしたかと思うとそのまま気絶してしまった。
その後、何が起きたのか彼女は先生2人の過激な追っかけとなった。
どれくらい過激かと言えば、少なくとも2人の情報を得るために私を脅す程度である。
…もとの暴力性を考えればさほど変わってないか。
「ちょっと雑用係、聞いてますか!?」
「聞いてます、聞いてます。先生たちは結婚しませんよ。結婚特集の記事に載るかもしれないという話が出ただけです。」
まぁ本当に結婚してもいいと思うんですけどね。
結婚そのものは傍から見るとお似合いだし、あの様子からすると本人たちもまんざらでもないのだろう。
先生たちがフリーズした理由もどうやら照れが大半のようだし。
「わかってるじゃないですか雑用係!やっぱりあの方たちはお互いにお似合いなんですよね。いつかお付き合い始めると思ってたんです!」
どうやら言葉に出てしまったらしい、彼女のトークがひたすら続いていく。
いい加減仕事に戻りたいので話を逸らす。
「とりあえず、写真を撮る時に生徒も何人か呼ぶように言われてるのでおって連絡します。ではこれで。」
「あっ!ちょっと待ちなさ」プツッ
彼女の話からすると先生たちが結婚するという噂が既に広まってしまっている。
なんともまあ、面倒くさいことになったものである。
騒動が起きる予感がする、なにせ既にシャーレの固定電話は鳴り始め登録人数の少ない私のスマホですらモモトークの通知が止まらなくなっている。
震えるスマホの通知を切り、電話対応のために私は執務室へ戻った。
先生視点書いてたら主人公の一人称忘れてました。
もう俺に変えたい。
さて、前書きには書いたことは嘘ではなく本心です。
でも…それはそれとして…シロコ*テラーが欲しかったよぉぉ〜!
う~~ううう あんまりだ…H E E E E Y Y Y Y あ ァ ァ ァ ん ま り だ ァ ァ ア ァ AHYYY AHYYY AHY WHOOOOOOOHHHHHHHH!!おおおおおおれェェェェェのォォォォォ 推しィィィィィがァァァァァ~~~!!
第三章で来てくれないかなぁ…
シロコ*テラー(クロコ)は言葉の前に「ん、」を付けるか否か
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付ける、なぜなら彼女もまたシロコだから
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付けない、なぜなら始発点編で無いから