なんでも(ry
かつて見飽きたと言えるほどに見た赤い空。それでも久しぶりに見るとやはり気持ち悪いと思った。
もうすぐだ、もうすぐ再開を果たすことが出来る。
気持ちばかりが逸るが落ち着かねば。
この世界に来る直前に見た夢、そこには崩れた6つの塔、宙飛ぶ方舟が映っていた。
まずはそう、塔を倒し船を確保しなければ。
先日、先生が連邦生徒会と共同で開いたキヴォトスに発生した6つの高エネルギー反応に関する対応への会議を思い出す。
あのときは先生が拉致されたと聞いてたいへん焦ったものだ。急遽、会議の進行を私がすることになったのだから。
当然、先生が目当てで会議にやってきた生徒たちは自由奔放だった。
私は母校の後輩はともかく、シャーレに当番としてやってきた生徒とも基本的にあまり関わらない。
なぜなら彼女たちが求めているのは先生であり、相談事が基本的に先生に話すからだ。
つまるところ、彼女たちからしてみれば先生を目当てに会議に参加したらよく知らないやつが現れた状況なのだ。
当然のように話は纏まらない、というか聞こうともしない。
キヴォトス3大学校のうちの2校が特にひどかった。
トリニティの場合
ピンク頭のお姫様は頬杖をついて愛想笑い。
金髪ケモミミは手の上のシマエナガを愛でている。
リーダー格は勝手に椅子を変えて紅茶を嗜んでいた。
ゲヘナの場合
ピンク頭の角つきはヘイロー消えてるからガチ寝。
金髪ヨウジョに関してはなぜ来た?
リーダー格はヘイローは消えてないがネタフリをしてる。
馬鹿なのだろうか?
彼女たちは私が先生に会議中の様子を伝える可能性を考えていないのだろうか?
表情や態度に出すような愚行はしてないつもりだが、あの時も焦る気持ちのせいでどこか生徒たちに対して攻撃的な思考をしていた。
あれは大分危なかった。まだ私は先生見習いであるがために許されたが、おそらく二度目はないだろう。
同じ失敗を繰り返すものは先生として不適格。そう判断されようものなら私の願いは叶わなくなる。
人畜無害であれ、息を潜めろ、生徒たちが私に無関心であるうちは私の肩書きが消えることはない。
そうやって、大きな問題は先生に押し付けて私は戦闘区域の隔離などの雑事をしているうちに6つの塔、虚妄のサンクトゥムは崩れ去った。
空は青に戻り、されど高エネルギー反応は再び起こる。
生徒たちは学校の垣根を超えて叡智を結集してアトラ・ハシースの方舟のバリアのタネを看破し、突破する方法を不安要素はあるがそれでも確立してみせた。先生は何処からかウトナピシュティムの本船を見つけてきた。
あとはそう、船に乗り込み再会を果たすだけである。
そう思っていたのだが、会議で決まった搭乗者のリストの中に私の名前は入っていなかった。
実はキャラの名前を出さず、記号で呼ぶ方が原作に失礼なのでは…?
唐突に生えた設定
・主人公は元の世界と今の原作世界をちゃんと区別するために原作世界のキャラを記号で呼んでます
・元の世界の最愛と恩師は愛情と敬意がオーバーフローした結果、逆にこうなった
※会話するときはちゃんと名前で呼んでます
次回、最終話 中途半端な大人でも
サブタイトルだけは一丁前につける、そういうとこだぞ
シロコ*テラー(クロコ)は言葉の前に「ん、」を付けるか否か
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付ける、なぜなら彼女もまたシロコだから
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付けない、なぜなら始発点編で無いから