6話で終わる程度の物語でしたがお付き合いいただきありがとうございました。
それでは最後の駄文です。
読み飛ばして、どうぞ。
目が覚めたとき、視界に入ったのは見覚えのある天井だった。
というかシャーレの天井だった。
外から聞こえてくるのは工事の騒音と生徒たちの元気な声。
対してシャーレの中は静かなものだった。
最愛や恩師がどうなったのか気にはなるがいかんせん体も動かなければ脳も回らない。
気だるさに身を任せてベッドの上で目を瞑っていると睡魔がすぐにやってきた。
目が覚めたときには、大分日が落ちていた。
夢の中で誰かと話をした気がするが気のせいだろうか。かなりロクでもない話をした気がするが。
そんなことを考えているとドアが開いた。
視線を向ければ先生とアビドスの後輩たちがいた。
後輩たちはこちらを見ると目に涙を溜めて飛びついてきた。この世界の最愛だけは少しばかり拗ねていたが。
先生は生暖かいめでこちらを見守っていた。
少しばかりむず痒い。
「そういえば先生、裸に近い格好で野原をかけて生徒に近寄ったってマジですか?」
「違う、本当に、誤解だから!というかどこで聞いたの!?」
「詳しいことは覚えてませんが夢の中で聞いた気が」
「うん、誰が犯人かわかった。あとで叱っておこう。」
一段落ついて後輩たちが落ち着いたあと、近況を聞いた。
どうも、4日ほど目を覚まさなかったらしい。
最愛と恩師は入院しているが命の危険はないらしい。
そこまで聞いたところで涙が出てきた。私はちゃんと2人を救えていたのだと思うと嬉しいやら何やらで、後輩たちの前でみっともない姿を晒してしまった。
その後、先生にどうしてあの場に来れたのかを聞かれたがそんなものは決まってる。密航した以外に答えはない。
おかげさまでバリアや外壁に突入したときの衝撃で壁に体のいろんなところをぶつけてしまったと戯けると、先生と後輩たちからガチ説教を受けることになった。この後、お見舞いに行った最愛と恩師からも説教を受けることになりました。
〜その後〜
恩師プレナパテス先生はある程度体が回復するとシャーレで働き始めた。とはいえ、あくまでも日常生活を送れる程度なので大人のカードによる奇跡は使えないため、書類仕事や生徒たちのお悩み相談が大半だが。
やはり、元の世界で先生をやっていただけあってこちらの世界の生徒たちからすぐに慕われるようになった。
私?相変わらず黙々と書類仕事含む雑務ですが。流石に多少会話する生徒は増えたけれども。
私も私で神秘の大量消費どころかヘイローそのものと寿命を代償にしたので生徒として戦闘に参加するわけにもいいかないのだ。
最愛の後輩、シロコは名を変えてアビドスに生徒として編入した。色彩の歪みによって肉体的には成長したが、別に全てのカリキュラムを終えて卒業したわけじゃないからね。
でもクロコはちょっと安直だと思う。
マフラーに関しては新しいのを巻いてあげた。
はにかむように笑った顔はやっぱり誰よりも可愛かった。
クロコも恩師も2人とも、かつての世界への後悔や未練を完全に断ち切れた訳では無い。
だがそれでも、日常は容易に壊れることを知っているが故に今を懸命に生きる姿は何よりも美しかった。
そろそろこの話にも幕を下ろそう。私は、私の思い描くハッピーエンドを手繰り寄せてみせた。これほど誇らしく、そして嬉しいことはないだろう。
これこそが私、心熊キョウヤの青春の物語である。
力不足により表情できなかったこと、及び謝辞
・主人公はアビドス勢(特にシロコ)からは気の良い先輩として普通に慕われてます
・今作における水色ヘアの先輩は出稼ぎに行ってるとでも思っててください
・最後、シロコが拗ねてるのは拉致されたのは自分なのに慕っている先輩は相手の方に駆け寄ったから
・主人公が神隠しにあったのはプレ先が色彩に飲まれた後、元の世界を旅立つ前です。
→空が赤いのは可怪しい。そうですね、私のミスでした。
・ベアトリーチェによって色彩が呼び寄せられてた云々は書類仕事という最大の枷が消えた先生がなんやかんやしてくれました。ご都合主義です。
・この世界における神秘と恐怖はねるねるねるね、あるいはノビチョクをイメージしてください。それ単体ではただのエネルギーですが、混ざった瞬間劇毒とかします。ヘイローはそんな神秘を生産するジェネレーターとでも思っていただければ。点灯してる間は神秘を徐々に生産します。
こんなもんですかね?
本当は先生や他の生徒視点を書いたほうがいいのはわかってるのですが私の力量では無理です。掲示板なんて論外です。私にとってスマホ投稿だと特殊文字とかやりづらいんです。そもそも受験勉強で時間がないです。受験が終わったら書く可能性がなきにしもあらず。
初めての小説(オリ、二次含め)投稿でしたが、まあ終わらせられて良かったです。
あなたが読み飛ばしたのかどうかはわかりませんがこんな駄作にここまでお付き合いいただきありがとうございました。 それでは一足早いですが良いお年を
シロコ*テラー(クロコ)は言葉の前に「ん、」を付けるか否か
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付ける、なぜなら彼女もまたシロコだから
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付けない、なぜなら始発点編で無いから