モラトリアムinキヴォトス(本編完結)   作:空豆 勇魚

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あけましておめでとうございます。

前書きがあまり思い浮かばない。駄作しか書けない私には当然ですね。


では今回も読み飛ばして、どうぞ。



EX① シャーレ到着

〜シャーレ・先生視点〜

 

キヴォトスに赴任してからしばらくして母校から連絡があった。

 

かつて私が世話になった先生からのメールは『しばらく教育実習生を1人、受け持ってくれないか』という依頼だった。

 

ここキヴォトス出身で若手ではあるがかなり優秀な生徒らしく、厳しいところがあるあの人が褒めるのはなかなかに珍しい。

 

母校からの依頼、それにあの人が太鼓判を押すような子がどんな人物なのか興味もあったので引き受けた。

 

しばらくして、その生徒がやってくる日が来た。

 

 

「今日からお世話になります。教育実習生の心熊キョウヤです。よろしくお願いします」

 

‘‘うん、よろしくね‘‘

 

第一印象としては少し大人びている、しかし良くも悪くも普通の常識ある人という感じだった。

 

―本当にキヴォトス出身か疑ってしまったのは私は悪く無いはず。

 

また、どこかで名前を聞いたことがある気がするがどこで聞いたのだったか。

 

あとで聞けばいいかと思い直し、シャーレの案内をした後、業務の説明に入る。

 

といってもキヴォトスでの先生の立場というのは少々特殊である。生徒達から依頼が入らない限りは殆どが書類仕事だ。依頼が入ったからといって書類仕事はなくならないが…。

 

まあ、今のところは依頼もないので手分けして書類仕事をすることになる。

 

聞いていた通り彼はとても優秀だった。仕事は速いしミスも少ない。おかげさまで私の業務が楽になることなること。

 

超法規的組織であるシャーレの仕事の管轄はキヴォトス全土に及ぶ。乱雑に立ち並ぶ書類の山の確認はそれだけでも大変だったのだが、綺麗に仕分けられててとても助かる。

 

休憩時間中、話を聞いてみるとどうやらアビドスのOBらしい。

 

それを聞いて初めて、眼の前にある人物がホシノ達アビドス組がよく言ってる先輩であることに気づく。

 

「というか、赴任前に履歴書が送られて来てませんでした?」

 

‘‘いや〜…その…なんと言いますか…そう!実は概要だけ確認して細かい部分は本人から聞こうと思って見てなかったんだよね。‘‘

 

「はあ、そうでしたか。」

 

やめてくれ、私をそんな「実はこの人、大分ポンコツな人なのでは?」みたいな目で見ないでくれ。

 

うう…先達としての威厳が…。

 

しょうがなかったんだ…履歴書が送られてきた時はちょうど忙しくて手が回らなかったのだ。その後もなんやかんやであまり目を通す余裕もなかったし。

 

そんな言い訳がましいことを(実際に口にすると威厳がもっと無くなりそうなので)頭の中でブツブツ言っているとむこうから話しかけてきた。

 

「そうそう、先生に会ったらお礼を言おうとしてたんでした。」

 

‘‘うん?何かあったっけ?‘‘

 

「後輩たちから聞きましたよ。どうやら私の母校、アビドスの借金に対して親身になって協力してくれてるんだとか。本当にありがとうございます。」

 

「お恥ずかしながら私はアビドスに在籍中、利息を払って繋いでいくのが限界でして。後輩たちに学生らしい青春を謳歌させてあげられてないことが心残りだったんです。」

 

「そしたらある時から、頼れる大人がやってきたと皆が口を揃えて言うんですよ。本当にありがとうございます。」

 

‘‘大人として子供たちに協力するのは当然だよ。でも感謝は受け取るよ。さあ、休憩時間も過ぎたことだし仕事を再会しよう。‘‘

 

面と向かって感謝を言われるのはいくつになっても気恥ずかしいものだ。どこか照れ隠しのような感じで話を打ち切る。

 

年を取るほど正面から相手に感謝を言うのは難しくなる。ましてや彼は大学生、プライドが大きくなってくる頃だ。

 

それでも彼は私に伝えてきた。

 

どうやらアビドスの皆が言う通り、いい先輩をやっているらしい。

 

 

 

 




こんな駄文でも見てくれる人がいた。そんなことでテンションがあがり勉強に手をつけずクソみたいな文章を書く受験生がいるらしいですよ。

私ですね。

まじでどうしましょう…

シロコ*テラー(クロコ)は言葉の前に「ん、」を付けるか否か

  • 付ける、なぜなら彼女もまたシロコだから
  • 付けない、なぜなら始発点編で無いから
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