陰陽姉妹が家だと陽陰姉妹になるんですがどちらが素ですか? 作:橘田 露草
寒いよぉ(´;ω;`)橘田さんのお財布も寒いですが今日は気温の話。あるいは諭吉の話。結局金に戻る謎。なぁぜなぁぜ。
いよよい11話、投稿します。
朝というものは毎日来るがその中でも取り分け辛いのが月曜日だ。変な髪型のジャンケン姉さんへ敗北を喫した時ふと感じる、明日が嫌だと思う感情。学生や社会人ならあるあるだろう。
昨日はそんな憂鬱を吹き飛ばすために茎太郎、日種、波都ちゃんとオンラインゲームをしていたがあまりに熱中し過ぎて気が付いたらド深夜になっていたのだ。日種は日が変わる頃寝落ちしたのだが、僕と茎太郎と波都ちゃんは流石に解散しようと言った深夜2時半まで双剣大剣太刀を振り回し続けたのだった。え?芽衣叶?芽衣叶なら僕の膝に座ってずっと見てて、そのまま寄りかかって寝落ちしたよ?写メあるけどいる?
そんなわけでバチバチ眠い。朝食担当は日種だし目覚ましが鳴るまでは寝かせて───あれ?今日目覚まし鳴ったっけ?というか身体重たくね?え、金縛り?早めの老化?
うっすら目を開けるとそこには。
「あっ!おはよっ、お兄ちゃんっ!!」
「…日種?」
そこに居たのは我が義妹の姉の方で実の兄的には実妹でもある日種だった。なんでこんなややこい言い方したのかは僕も分からない。
「なんで日種が僕の部屋に…?」
「朝ごはんできたよって声掛けに来たんだよ!お兄ちゃん昨日寝たの遅かったでしょ?」
「そかぁ…ありがとう」
そして意識が徐々に覚醒してきた僕は───現状に気付いた。
身体の重さの正体は制服姿の日種が乗っていたからだ。僕のお腹あたりに跨るように乗っかっているいわゆる馬乗りってやつだ。年頃の女の子に言うべきじゃないだろうが小さい頃より若干増えた重たさに義妹の成長を感じて嬉しくなる。
そう嬉しいのだが───位置が悪い。具体的には彼女がいる位置。男性諸君ならお分かりいただけるだろうが健康的な男性なら誰しもある朝のあの現象が起こっているのだ。
「お兄ちゃん?どしたの?」
「い、いやなんでもないよ」
幸いにもアレは日種に触れ合ってはいない。すぐ近くに彼女のお尻の気配を感じるが辛うじてソーシャルディスタンスを取れている。密は避けたよ、ありがとう都知事。
後は僕が漣のような心で落ち着けばいいのだが到底無理だった。だって義妹とはいえめっちゃ可愛い子が僕のお腹に乗っているんだよ!毛布越しでも超柔っこいんだけどっ!
漣どころか台風レベルに波立つ精神を無理矢理押さえ付けながら僕は彼女を見る。ミッション、日種への接触を阻止せよ!
「…さてと、日種。起きるから降りてくれるかい?」
「えー?もうちょっとお兄ちゃんと遊びたいっ!」
「はっはっは、日種は甘えん坊だなぁ。でも早く起きなきゃ学校遅刻しちゃうぞ?」
「大丈夫だよっ!ほらっ、まだ6時半だし」
「せ、せっかく日種が作ってくれたご飯だし冷めないうちに食べたいなぁ?」
「今日のメニューは、サラダと冷たいスープとフレンチトーストだから冷めても大丈夫だよっ!」
すんげぇ退路塞がれていて草。ああこのまま僕は義妹に尊厳を奪われてしまうのか。スリスリと楽しそうに身体を擦らせる日種を見ながら僕は……ん?見ながら?
「…日種さん?」
「んー?なぁに、お兄ちゃん?」
「いや、きみ気付いているよね?」
「…なぁんのこと?(スリスリ)」
「それぇぇぇぇぇ!!」
明らかに自分を意識させようと、精神を沈めさせまいとする日種に彼女の意図を知る。こやつわかっててやってやがる!?
「お兄ちゃんさぁ、アタシたちのこと子供だとバカにし過ぎじゃない?」
「え?べ、別にバカにしてなんて」
「お兄ちゃんにとってはアタシは幼馴染の妹で、昔から知ってる仲で、義理の妹なのかもしれないけどさぁ…」
そして、彼女はニヤッと笑った。
「アタシだって───もう13歳なんだよ?」
純粋さとは無縁の妖艶さすら漂うそんな顔に僕は、僕は。
何かイラッとした。
「どせぇぇぇぇぇぇいっっっ!!!」
「わぁ!?」
僕は乗った彼女ごと身体を持ち上げると、この後筋肉痛待ったなしの全力で起き上がる。後ろに転がった彼女のスカートが捲れレモンイエローが露になるが必死に目を逸らす。
「日種は僕の大事な義妹だ。絶対屈しないぞ!」
「…ふぅん?意志よわよわざぁこお兄ちゃんがアタシに勝てるかな?」
「ふにゃあ…お兄ちゃんそこもっと撫でてぇ」
「はいよー」
即堕ち2コマというか、頭を撫でられるとドロドロに溶けて満足する日種だった。うん、可愛いなぁ僕の義妹。
そろそろ総合プロフ書くべきか、、、