望月side
さっそくやってきたのは文さんの家。中は....ちょっと散らかっている。こういうのを見ると無性に片付けたくなるなぁ......
文「すいません.....ちょっと散らかってて....」
望月「いいよそんな......あ、僕が片付けるよ?」
文「あや?!いやいや!客人にそんなことさせれるわけ.....って始めちゃってるぅ?!」
望月「僕片付けとか好きだし、全然任せてもらってもいいよ?」
文「あやや.....仕方ありませんね、お願いします。私お茶出しますので」
望月「あぁ、ありがとうございます」
僕は職場でよく世話焼きと言われており、「パパ」なんてあだ名もつけられていたことがある。.....別にそんなんじゃないんだけどなぁ.....色々整理していると文さんがお茶を持ってきた。
文「あ、あやぁ......あの一瞬で.....」
望月「流石にいるものいらないものはわからないから整理しかしてないけどいい?」
文「いやいや!?もう十分ですよ?!」
望月「そっか、また頼ってくれていいからね?」
文「はい......」
文(心の声)「恐れ多すぎるんですけど.......」
そうして僕は一旦整理をやめ、お茶を飲む。うん、美味しい。僕が休んであると文さんが思い出したかのように僕のことを聞いてきた。はっきり言うとあまりに質問が多すぎて覚えてない。どんな仕事についていたか、趣味はなにか、好きなものや嫌いなものは?など様々な質問をされた。そして満足したのか文さんはメモ帳を懐に戻した。この瞬間僕はすぐにぐったりしてしまった。
文「あや?大丈夫ですか?」
望月「大丈夫だよ.....ちょっと疲れただけ.....」
文「そうですか......ところで帰ろうとは思わないんですか?」
望月「別に戻ったところでなんなんだ......って話だしね、それにこういうのは戻るのが難しいと思うから」
文「まぁ確かになかなか難しいですね......」
望月「飽き飽きした現代社会に戻るくらいなら、この場所で散るのも悪くないと思ったんだ」
文「なるほど......」
望月「まぁ僕の話はこれくらいだよ。」
文「そうですか.....まぁそれでも一応会った方がいいですかね.....」
望月「?誰に?」
文「博麗の巫女にですよ」
望月「博麗の巫女?」
文「異変解決屋ですよ。幻想郷では時折異変が起きるんです。それを解決するのが博麗の巫女なんですよ」
望月「そんな人が......」
文「それに!あなたのあの姿なら異変も解決できるかもしれませんよ?」
望月「.....僕でも?」
文「へ?」
望月「.....僕でも誰かを救えるのか?」
文「へっ.......で、できますよ!きっと!」
望月「.....そっか、ならやってみる価値はあるかもね」
文「あ、あはは!お役に立てたなら何よりです!」
望月「じゃあ、明日にでも会えるかな?」
文「大丈夫だと思います!基本暇でしょうし!」
望月「なら是非会いたいかな....」
文「はい!じゃあ明日ですね!」
望月sideout
文side
......正直、さっきの望月さんは怖かったです。まるでどこまでも塗りつぶされた闇を見た気分です。口調もちょっとおかしかったです。でもどこか......狂気も感じました。別に殺気を向けられたわけでもない。怒ってたわけでもない。ただ.....必死さは、感じました。
文「望月さん.....」
あなたの闇は......晴れるのでしょうか?私や皆さんで......晴らすことができるんでしょうか?
.......私は少し、彼が怖くなりました。
文sideout
望月side
あの後、特に何事もなく翌日を迎えた。え?添い寝?してるわけないじゃないか!!!本当は床で寝ようと思ったけど流石に許さないと言われちゃったから近くの椅子で寝るということでギリギリ許されたよ。
文「じゃあさっそく博麗神社に行きましょうか!」
望月「うん、僕も準備できたから行こうか!」
正直ちょっと楽しみだ。この世界は未知。恐怖は無く、純粋に世界を楽しむつもりでいる。巫女というものは僕の中では割とご年配の方がやってる印象がある。若い子がやってる印象がいまいち湧かない。
文「ではさっそく行きますよ!」ガシッ
望月「やっぱりそれなんですね.....」
相変わらず僕の背中に柔らかいものが......早く煩悩を捨て去りなければ......
そうして着いたのは何の変哲もない神社。空中から見ていると紅白の巫女服を着た少女が箒を掃いている。
文「霊夢さーん!珍しい客人さんですよー!」
霊夢「何よ文.....って、そこの奴の服装まさか外来人.....?」
望月「こんにちは、えっと......名前は....霊夢ちゃんだったっけ」
霊夢「れ、霊夢ちゃん?!///」
望月「あ、あれ?ダメだった?」
霊夢「べ、別に構わないけど.....///」
望月「そう、それならよかったよ!」
文(心の声)「あの博麗の巫女にちゃん付け......結構度胸あるんですかね.....」
霊夢「....で?あんたここに何の用?」
望月「その.....異変解決、僕も手伝わせてもらえないかな?」
霊夢「はぁ?あんたただの人間じゃない」
文「大丈夫ですよ、この人しっかり戦えるので!」
霊夢「そうなの?」
望月「まぁ流石にいきなり言われても抵抗覇あるよね......だから次の異変で僕もしっかり戦えるか見極めてて欲しい。そして戦えると思ったら......僕も異変解決を手伝わせてくれないかな?」
霊夢「......そういうことなら構わないわ。足引っ張らないでよ?」
望月「!ありがとう!」
文「よかったですね望月さん!」
望月「文さんもここまで送ってくれてありがとうね?」
文「いえいえ!お気になさらず!」
霊夢「短い付き合いかもしれないけど、よろしくね」
望月「うん!よろしくね霊夢ちゃん!」
霊夢「んなっ?!///ちゃん付けするなぁー!!///」
望月「ちょ、落ち着いて!?」
霊夢ちゃんは僕を殴ってきたけどどこか嬉しそうだった。これから仲良くしていけたらいいなぁなんて考えながら僕はこれからのことにどこか心を踊らせていた。
霊夢はやはりツンデ霊夢が似合いますね。望月君は今日も健全(?)よければ感想お願いします