東方空我伝   作:暇なグリッチ

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7話です。ゴウラム君に最近愛着湧いてきた、なんか可愛くない?


第七話 紅魔館の執事?!

望月side

 

僕は今そこそこ久しぶりに紅魔館へ行こうとしている

。時々会いに行かないとフランちゃんが拗ねちゃいそうだし、何よりそうなると下手したら咲夜ちゃんからお叱りを受けかねない。あんまり怒られたくないのでそこは避けたい。でもやっぱりあんまり来ることができてなかったのは変わらないためそのお詫びのような形として僕は自分で作ったかるかんを持っている。みんな喜んでくれるかなぁ......なんて考えていると僕は紅魔館に着いた。

 

望月「あ、相変わらず寝てるなぁ......おーい美鈴さん?」

美鈴「んんっ....あっ?!望月さん!?ど、どうされました?」

 

美鈴さんは僕を見るや否や眠気が吹っ飛んだかのように焦り始めた。何やら顔も少し赤い。.....どうしたんだろ?

 

望月「顔赤いよ?どうかした?」

美鈴「い、いえいえ!大丈夫ですので!ところでこちらに何か用でも?」

望月「久しぶりにレミリアちゃん達に会いに来たんだよ。あ、これ美鈴さんにも」

 

そして僕はかるかんが入った箱を美鈴さんに渡す。あ、一箱に2つ入れてあるよ。

 

美鈴「これは?」

望月「僕が作ったかるかんだよ、良かったら食べて!」

美鈴「望月さんが!?料理できたんですね!」

望月「まぁ結構自炊してたからね。あ、門.....」

美鈴「あ!すぐにお通ししますね!」

 

美鈴さんは僕の言葉を聞くとすぐに門を開けてくれた。信頼されてるのかなと思うとなんだか嬉しくなってくる。中に入ってまず出会ったのは咲夜ちゃんだった。

 

咲夜「あら、最新来なかったじゃない。妹様すっごく寂しがってたわよ?」

望月「やっぱりそうだよね......あ、咲夜ちゃんこれ!」

咲夜「?何?この箱」

望月「僕が作ったかるかんが入ってるんだ、良かったら食べて欲しい」

咲夜「あなたが?......まぁ、後でいただくわ。ありがとう。それよりまずはお嬢様に会いに行ったら?私も今からお嬢様の下へ行くつもりだったし、良かったら一緒に来る?」

望月「そうだね、僕も行かせてもらうよ」

 

僕は咲夜ちゃんと廊下で色んな話をした。咲夜ちゃん苦労話などレミリアちゃんの意外なところなど様々なことが知れて聞いててとても面白かった。そして他愛のない話をしているとレミリアちゃんのところへ着いた。

 

咲夜「お嬢様、望月様が来てくださりましたよ」

レミリア「望月!あなた全然来ないじゃない!寂しかったのよ!」

望月「ごめんね?鍛錬とか人里の子どもの相手とかで色々忙しくって......」

レミリア「まぁ、それは一旦置いておくわ。それより、貴方今働き場所で悩んでるでしょう?」

望月「そうなんだよ......どこに行っても人が足りてるって門前払いだよ......」

レミリア「えぇ、そんな貴方に朗報よ。私が雇ってあげるわ!」

望月「えっ?!ほ、本当?!」

レミリア「本当よ!でもまずは服を着替えなきゃね。咲夜!」

咲夜「承知いたしました。来なさい望月」

望月「えっ?!咲夜ちゃん?!ちょ、引っ張らないで....」

 

〜数分後〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レミリア「あら!やっぱり似合うじゃない!」

望月「あはは.....光栄です、お嬢様......」

 

僕は咲夜ちゃんに連れて行かれたあと職人の如き手つきで瞬く間に執事服を着せられた。こういう服を着るのは初めてだからやっぱり慣れない.....

 

レミリア「ということで!これからよろしくね、私の執事様!」

望月「はい.....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はっきり言おう、ちょっと舐めてた。この仕事なかなかキツイ。何より妖精メイドがまともに働いてくれないため働いてるのは実質僕と咲夜ちゃんくらい。僕は基本的に力仕事をしている。料理も時々手伝う。そしてある程度仕事終えた僕は少し休憩していた。

 

望月「まさかこんな労働を強いられるなんて......」

咲夜「お疲れ様。さっきお嬢様が貴方のかるかんすっごい美味しいって言ってたわよ」

望月「本当?よかったぁ......」

咲夜「実際私も食べたけど美味しかったわ。お店で出してもいけるレベルね」

望月「それを言うなら咲夜ちゃんもだよ。まだまだ僕は咲夜ちゃんには叶わないんだから」

咲夜「そう?でもあんまり謙虚になるのは良くないわよ」

望月「確かにそうだけど.....」

 

僕は本当にそう思ってる、そう言おうとした瞬間僕の腹に突撃してきた。フランちゃんだ。ほぼ確信があるデジャヴを感じる.......

 

フラン「お兄様!久しぶり!」

望月「ひ、久しぶりフランちゃん......元気だね......」

フラン「うん!元気だよ!」

咲夜「相変わらず懐かれてるわね」

望月「見てないで助けて欲しいなぁ.......」

 

僕はフランちゃんからしばらくハグされ、満足したのか離された後、僕はかるかんをフランちゃんに渡した。フランちゃんは喜びながらすぐにかるかんを頬張った。

 

フラン「おいひ〜!」

望月「一気に食べないの、喉詰まっちゃうからしっかり噛むんだよ?」

フラン「ひゃ〜い!」

咲夜「本当に面倒見いいわね......」

 

そしてフランちゃんはかるかんを幸せそうな顔で味わい、飲み込んだ後僕の服装を不思議そうに見てきた。

 

フラン「?その服......執事?」

望月「そうだよ、僕はここで働くことになったんだ。今日から僕はフランちゃんの執事さんだよ」

フラン「本当?!やったぁ!」

望月「うぉぉ?!」

 

フランちゃんはまた僕に突撃してきた。僕の胸に顔を埋めながらグリグリしている。仕草一つ一つが相変わらず可愛らしく思わず頬が緩む。

 

望月「とりあえず......もう敬語のほうがいいですか?」

フラン「いや!お兄様はそのままがいい!」

望月「それなら仕方ないね。これからもこのままでいるよ」

咲夜「楽しそうね?おかげで私が蚊帳の外じゃない?」

 

僕がフランちゃんと話していると少し不機嫌そうに僕を見る咲夜ちゃんがいた。少しかわいいなと思ってしまったのは心の内にしまっておこう。

 

望月「あーごめんね?咲夜ちゃん?」

咲夜「別に構わないわよ。それよりパチュリー様が貴方を呼んでたわ。行かなきゃいけないんじゃない?」

望月「本当?ごめんねフランちゃん、僕行かなきゃ」

フラン「えー?もっとお話したい!」

望月「また明日いっぱいお話してあげるから、ね?」

フラン「むぅ.....なら我慢する!」

望月「ふふっ、偉いね!」

フラン「えへへ〜!」

 

僕はフランちゃんの頭を撫でてあげる。相変わらず可愛らしい。そして僕は大図書館へ向かった。

 

望月sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜side

 

なんで?なんだか妹様が、お嬢様が彼と話しているとモヤモヤする。羨ましくなる。彼の顔を見ると心臓の鼓動が早くなる。彼がいなくなるとなんだか名残惜しくなる。初めての感覚。これは病気?きっと違う。じゃあこれは一体......?.........でも、これだけは言える。この感情はきっといいもの。これの正体に気づけるのは果たしていつなんだろう。

 

咲夜sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

望月side

 

〜大図書館〜

 

僕が大図書館2入るとまずこあちゃんが満面の笑みで僕の方へ寄ってきた。相変わらずここでの仕事を頑張っていて尊敬する。

 

小悪魔「あ!望月さん!お久しぶりですね!こんばんは!」

望月「久しぶりだねこあちゃん。あ、これかるかん。僕が作ってきたんだ」

小悪魔「望月さんが?!ありがとうございます!」

 

小悪魔ちゃんはかるかんが入った箱をもらうとるんるんで何処かに飛んでいった。嬉しそうで何よりだ。するとすぐにパチュリーさんが見えてきた。相変わらず本に熱中している。

 

望月「久しぶりパチュリーさん!相変わらず本の虫だね」

パチュリー「あら、久しぶり。私が本から離れるのは死ぬときくらいよ」

望月「あっはは......あ、まずはこれ。僕が作ったかるかん」

パチュリー「貴方が?ありがとう」

望月「ところで僕を呼んだ理由って.....」

パチュリー「あぁそれね、まず、クウガに関する文献を手当たり次第探してみたのだけれど。ここにはなかったわ。ごめんなさい、力になれなくて......」

望月「いいよ!協力してくれただけ嬉しいから!っと、そろそろ帰らないと。文さんが待ってる.....」

パチュリー「ほんのちょっとだけだけれど話せて楽しかったわ。また会いましょう。と言ってもその執事服があるということは明日には来るでしょうけどね」

望月「あっはは......鋭いね」

 

そして僕は執事服からいつもの服に着替え、紅魔館を後にした。なんだか余計に楽しくなりそうで僕の心は躍っていた。




望月君は自炊できる系男子でした。戦えて優しくて料理できるってなんかすごいねこの子(他人事)
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