テストやら研究発表やらで作ってる時間がなくて週一投稿ができませんでした。
そして相変わらず何がやりたいのかわからなくなって迷走しています。
これからは何も予定がなければ週一で投稿していくのでよろしくお願いします。
雷鴉視点........
青道との練習試合は海皇が先攻になった。そういえばライバルがいる学校と試合するといつも先攻なんだよな........まぁ9回裏までできるからいいけどさ。
けど青道のピッチャー.......降谷って名前聞いたことない。関東出身なら大輝あたりが名前くらいなら知ってるだろうし、北信越や北陸なら修峰時代に小耳に入るはずだが知らない。永倉にも聞いたが静岡にもそういった名前の奴はいなかったらしい。
弥生:「降谷暁、北海道苫小牧中出身。右投げ右打ちでうちのクリーンナップと比べたらそこまで脅威ではないけど長打力があり150キロのストレートが持ち味の1年生だね。けどそれだけの持ち主なのになぜか中学時代は試合の出場経験がないんだよね。にもかかわらず関東大会では横浜港北学園相手に2回を完璧に抑えてるわ。変化球までは調べてもわからなかったからそれだけは注意してね」
俺らは今回の練習試合で丹波さんと川上さんが投げることを想定していて1年が1軍にいるとは思わなかったため(栄純は別)有栖川さんが短時間で降谷について調べてくれた。というか有栖川さんどうやってこの情報調べたんだ?
榊:「とりあえず1巡目は全員様子見かな。できるだけ投げさせてね」
そうだな。何を投げるかわからんからな。
お手並み拝見といこうか........
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沢村視点........
不気味過ぎる。3回表が終わって0-0........静か過ぎるスタートだ。あの大橋が、桐島が、そして雷鴉が何も仕掛けてこないのは嫌な予感がする。中学のとき大橋は絶対に初回から塁に出て足で掻き乱していたし桐島も嫌なところにヒットを出してた......そして雷鴉ももっとマシなところに打つはずなのに今日は降谷に多く投げさせただけで結局ライトフライで終わった。ピッチングは久し振りに見たが相変わらず先生と同じ球を投げてるから青道は誰も打てていない。最低でも3年のブランクがあるのにスゲェやつだ。
審判:「ストライーク!!バッターアウト!!」
9番の白洲さんも三振を取られて攻守交代になってしまった。
クリス:「沢村、そんなに睨んでてもすぐには交代させてもらえないぞ」
クリス先輩に落ち着かせられるけどあいつらはそんな連中じゃないんですよ。
その直後、グラウンドから歓声が聞こえた。
記者A:「遂に両チーム通じて初ヒットが出たぞ!!」
記者B:「やっぱり元修峰中の切込隊長は伊達じゃない!!」
記者の人達が騒いでる。どうやらこの回先頭の大橋がヒットで出たみたいだ。ヤバい、あいつが塁に出ると........
記者C:「いきなり走った!?」
記者A:「盗塁のサイン出てたか!?」
1球目から無サイン盗塁をやった。御幸先輩はすかさず二塁に投げたが間に合わなかった。本当、なんつぅ足してんだよ。
するとブルペンに春っちがやってきた。
春市:「栄純くん、監督がこの回からでも行ける準備をしとけって言ってた」
俺はいつでも行ける準備はできてるぜ!!
今すぐにでもマウンドに行かせて欲しいくらいだ。
クリス:「あいつ次第ではこの回からお前上がるぞ」
クリス先輩がホームを見ながら言った。ネクストバッターサークルには雷鴉が片膝立ちをして降谷を見てる。2番の霜山は送りバントしたみたいで大橋は三塁にいた。次は大滝........ここで踏み止まらなきゃ流れを持っていかれちまう........
カキンッ!!
そんな思いも虚しく大滝が降谷のストレートをセンターに弾き、大橋が悠々ホームを踏んでしまった。
記者D:「海皇が先制!?」
記者E:「いくら全中上位メンバーとはいえ1年軍団があの青道から1点をもぎ取ったぞ!!」
やっぱり仕掛けてきやがった。1巡目は様子見だったのかよ。
クリス:「実力のあるメンバーだがあいつだけは今日は勝負を避けるべきだ」
クリス先輩も雷鴉を警戒してる。俺も三橋みたいに多球種じゃねぇから今だけは勝負を避ける。それに今日の雷鴉は調子がいいみたいだ。あいつのプレッシャーがブルペンにまできてる。おそらく一番近くにいる御幸先輩はたまったもんじゃないはず。
降谷の様子を見るためにマウンドを見ると焦ってるのがわかる。落ち着かせるためにブルペンから声をかけよう........ってあいつ何投げようとしてんだ!!ヤバい!!
栄純:「降谷焦んな!!」
カキーン!!........カシャンッ!!
嫌な予感が当たっちまった........
記者B:「十六夜のツーランホームランだ!!」
記者D:「これで海皇3点リードだ!!」
降谷が焦って投げたボールはスコアボードを軽く超えていった。1塁を回るときに雷鴉はこっちを向いて親指をマウンドの方に振っていた。
----------いつまでそこで燻ってんだ.....早く来いよ........
クソッ!!挑発しやがって!!
絶対にお前に投げ勝ってやる!!
片岡:「選手交代だ。降谷に変わってピッチャー沢村!!」
今に見てろよ!!
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雷鴉視点........
つまらん。青道ってこんなにつまらない相手か?
青道全員にこの試合に対する気持ちが乗ってない。降谷だけだこの試合に全力で向かってくるのは。
さっきのは焦りから自分の投球を見失って投げられた球だったから打つのは簡単だ。あいつもいい投手だ、ただ実戦経験が少なかったことが敗因だ。しかし他の奴らはどうだ?丹波さんが怪我したせいで気持ちが乗らないのはわからんでもないがそんなハプニングなんていくらでもあるんだからしっかりやって欲しいもんだ。
榊:「ホームラン打ったの随分不満そうな顔してるね?」
雷鴉:「どうやらあいつら丹波さんが気になってるみたいでつまんねぇんだ。次の回から交代させろ」
榊:「まぁそう言わないで。それより向こう、沢村君が出るみたいだよ」
青道のブルペンから栄純が出てきた。
やっと出てきやがった。遅いんだよ。
マウンドに向かう栄純の目はやる気に満ちていた。お前だけは俺を失望させるなよ。
榊:「沢村君が出てきたからもうちょっとマウンドにいてね。哲さんには塁に出たときに言っておくから」
そう言いながら大輝はバッターボックスに向かって行った。
結果から言うと大輝はいきなり塁に出た。というより栄純が自滅してストレートのフォアボールだった。やっぱバカだな。人のこと言えないがもう少し落ち着いて投げられないのか......
そのまま大輝は1塁にいた結城さんにこっちを指さして何か言っている。結城さんのほうは申し訳なさそうな顔をして話している。するといきなりタイムをかけ全員にマウンドに集めた。大輝はOKのサインを出していた。どうやら話はつけたみたいだ。マウンドのほうからいろいろ怒声が聞こえてきたが気持ちをいれかえたみたいだ。目つきが変わって強豪としてのプレッシャーが出てきた。初めからそうやってほしいものだ。怪我でいちいち動揺していたらこれからの試合で負けちまうからな。栄純も左肩を回して緊張をほぐしている。もっと楽しませてくれよ.....
次は6番に入った高坂は栄純のムービング・ファストに翻弄されつつも強烈な打球を二遊間に打ち返したが目を覚ました青道はいつも通りのプレーをし始め、小湊さんが必死で止めゲッツーになった。
じゃ俺もギアを上げていこうか。
雷鴉:「永倉、そろそろギア上げていくぞ」
永倉:「......お手柔らかにお願いする」
永倉に一言かけたらすげぇ嫌な顔をされた。そんな顔するなって。
4回ウラ、先頭は倉持さんか......足が速いから正直きついんだよねぇ。まぁいいや、やることは変わらないからねぇ。永倉君のサインは......ぃ回転ね。
さっそく投げるかね.....ってバント?!
コンッ!!
うわぁ......絶妙なとこに転がしてくるねぇ。結局一塁に投げたけど間に合わなかったよ。二番小湊さんは送りバント、三番伊佐敷さんは三振に取った。2アウト二塁で四番の結城さんに回ってきた。一打席目と比べたら全然違うなぁ。やっと目の前の試合に集中してくれるようになったし.......真っ向勝負、しようか。
今日はさすがに青道相手にはワインドアップはやらないからね。
俺はノーワインドから第一球を投げた。
ズパーンッ!!
審判:「ス、ストライク.....」
記者C:「お、おい.....今何キロ出てた?」
記者A:「た、たぶん150後半くらいか?少なくとも降谷より出てたぞ......」
記者たちが驚いている。だけど俺も驚いたよ。160キロ近い球を投げたのに結城さんはビビりもしてない。それどころかプレッシャーが増してきてる。そういう緊張感がある勝負を待ってたんだよ!!
第二球-------またジャイロを投げた。
カキンッ!!
審判:「ファール!!」
ほぉ.....二球でとらえるのね。大輝君の先輩だけあって化け物じゃん......
でも俺も負けたくないんでね!!
それから外したりしながら連続してジャイロを投げたけどファールもしくはボールとなった。
あぁ!!もうなんで毎回粘るやつがいるの!!しつこい!!
カキンッ!!
俺が投げたボールは弱々しくもレフトに飛んでいった。レフトを守っていた大橋君は結城さんの長打を警戒していたみたいで深めに守っていたため必死になって追いかけてダイビングした........が、届かなかった。
記者B:「青道が意地で1点返したぞ!!」
あ~あ、結城さんに打たれちゃったや。まぁこのまま終わっちゃうよりいいか。
栄純君も出てきたし行けるとこまで行こうかな。
4回ウラ途中
海皇学園(静岡) 3―1 青道(西東京)
いかがでしょうか?
相変わらず文才のない作者で申し訳ないです。他の作者さんにご教授願いたいものです。
活動報告にてアンケート実施中です。今のところ篠岡1票、夏川さん1票です。一応締め切りを11話目にしたいと思います。
何かありましたらどしどし言ってきてください。