すみません。
今回は日常回ですけどうまく書けませんでした。ごめんなさい。
それでも良ければ読んでください.......
『名門&怪物復活なるか?!』
『もうすぐ各地区で全国高校野球選手権大会予選が始まる。各学校では練習試合を行ない最終調整をしているだろう。本誌も東京で注目校を中心に取材を行なってきたが今回取材してきたある学校で偶然にも伝統校同士の対決が行なわれた。西東京優勝候補の一角である名門・青道高校、対するは春夏合わせ甲子園出場26回を誇る静岡の怪物・海皇学園---------。青道はここ6年甲子園から遠ざかっており、海皇学園も当時の監督であった逢坂隆弘監督が亡くなった後部員の減少により廃部の危機にあった。しかし両校とも強力な1年生の入学により実力を上げてきた。特に海皇学園は昨年の全国中学校野球選手権大会において優勝した長野・修峰中の捕手であった十六夜をはじめ大橋、桐島、準優勝の東京・宮田東主砲・榊や3位の千葉・立花中エース早見等注目選手達が入学していたということが判明した。注目のこの試合先発は青道は関東大会で熱烈なデビューを果たした降谷が、海皇学園はなんと捕手であるはずの十六夜がマウンドに上がった。3回まではお互い譲らない展開だったが4回表で1番大橋がバントで出塁すると2番霜山が送り、3番大滝がセンター前ヒットで1点を先制、波に乗った海皇学園は4番十六夜のフルスイングで2ランホームランを放ち降谷をマウンドから引きずり下ろすという波乱な展開となった。しかし青道も負けじと意地を見せた。そのウラ青道は2アウト2塁で不動の4番結城が十六夜の150キロ後半の強烈なジャイロを詰まらせながらもレフトに放ち1点を返すと7回には2番小湊(亮)、3番伊佐敷のタイムリーヒット、5番増子の長打で2点差に迫った。更に青道は降谷に代わって登板した1年沢村が5回を投げ無失点の好投と徐々にその実力を発揮した。その後海皇学園は十六夜に代わり早見が登板、青道も沢村から川上に代わりお互い譲らない試合となった。最終的には4―4の引き分けに終わったが両校好印象をもった。一時期甲子園を風靡した両校だけに今年の予選は期待される。』
ふ~ん......
今朝里穂さんから『野球王国』って雑誌をもらった。どうやらこの間の練習試合のことが書かれていたらしい。そういえばめっちゃ記者いたな。つか「予選は期待される」って俺ら夏は出ないんだがな。
ニック:「Heyライア、何見てるネ?」
雷鴉:「ん?あぁ、今朝里穂さんからこれくれてな。この前の練習試合のことが書かれてる。読むか?」
俺はニックに雑誌を渡す。ニックは受け取るとパラパラとめくった。
ニック:「この学校って結構有名だったんだネ」
雷鴉:「俺も大輝に誘われるまでは知らなかったな」
霜山:「けどそのおかげで西浦や青道ともできたからいいんだけどね」
颯人もやってきた。颯人はいつも表情を出さないがどこかうれしそうな顔をしている。最近友達が増えたからな。俺も栄純や廉と友達になった時はうれしかったからな。
男子A:「お、十六夜に霜山、バーネットじゃん。雑誌見たぜ。お前らすげぇな、あの青道と引き分けるなんて」
男子B:「俺も見た!!青道ってめっちゃ強いんだろ?1年生だけで引き分けってすごいよ!!」
女子A:「なに?どうしたの?」
女子B:「あ~これだったんだ。朝から学校の前で記者がいたから不思議に思ってたんだ」
クラスメイトの奴らが声をかけてきた。あの試合ってそこまで広まってたんだな。
男子A:「お前ら頑張れよ」
雷鴉:「いや、今年の夏はちょっと出れないんだ」
男子A:「そうじゃねぇよ」
は?
男子B:「お前らは海皇の誇りなんだよ。まだ16歳の子供が親元離れてここにきてるんだ。並大抵のことじゃないよ。たとえ今年出れなくても俺はお前らが野球やってる限り応援するよ」
よくわからないな。俺はニックと颯人を見合わせた。2人とも俺と一緒でよくわからないといった顔をしていた。俺と颯人はずっと野球にのめり込んでたしニックはアメリカから来たから親元を離れて海皇に来たことが並大抵のことじゃないって言われてもよくわかんねぇんだよな。
それに中学にはなかったムズムズするような感覚があった。
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逢坂:「今日はここまでにして明日は休みにしましょう」
ムズムズした感覚を残したまま土曜日になった。結局この感覚は一体何なのか......
つかなんで明日休みなんだ?それに今日はなんか早く終わったし。
大橋:「なんで明日休み?」
逢坂:「ずっと練習や練習試合ばかりだったし偶には気分転換も必要だからね。それに有栖川さんや永倉君って前は通いで寮に入ってからは一回も帰ってないから親御さんが心配してると思うの。だから今日は早めに終わって帰省してももらおうかなって」
そういうことか。明日なにするか......いつも通り投球練習するか。
逢坂:「言っておくけどランニング含めて一切の練習は禁止ですから。少しでもやったら.......わかってますよね?」
めっちゃ笑顔で言われた。こっそりやろうと思ってたけど勝手にやったら.......殺されるな。
逢坂:「その代わり外出は許可するので8時までには帰ってくるようにしてください。あと問題だけは起こさないでくださいね。じゃ今日は解散です」
逢坂先生の掛け声で解散になった。明日どうするかな。
榊:「雷鴉、明日どうするの?」
雷鴉:「正直投球練習するつもりだったから何も考えてない」
榊:「だよねぇ。どうしようかな」
永倉:「大輝、雷鴉」
大輝と明日の予定を考えていたら永倉が声をかけてきた。
永倉:「明日予定あるか?」
それを考えてたんだがな。
榊:「僕も雷鴉も特に決めてないかな」
永倉:「なら明日付き合ってくんね?」
珍しいな。こいつが練習以外で誘ってくるなんて。
大輝は俺の顔を見た。俺は頷いた。
雷鴉:「別に構わないけど?」
永倉:「なら明日10時に蒼海寮を出るから準備頼むわ」
予定埋まったのはいいがどこに行くんだ?
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次の日俺と大輝は永倉に連れられて駅前に来た。静岡に来てだいぶ経つけど結構都市化が進んでるんだな。そういえば今考えるとどこに行くんだ?
榊:「どこに連れて行くつもりなんだい?」
大輝も気になったのか聞いていた。駅から
永倉:「ちょっとな.......っとここだ」
永倉に案内された場所は.......
榊:「バッティングセンター?」
雷鴉:「いいのかよ?バッティングしてたなんて逢坂先生にばれたらどやされんぞ?」
あの笑顔で「どうなるかわかるよね」って言われてんのにわざわざ練習まがいなとこくる奴がいるかよ。俺はおっかなくてできねぇぞ.....
榊:「雷鴉もやれば?」
大輝.....お前ちゃっかりコイン入れてんじゃねぇよ。逢坂先生がおっかなくねぇのかよ?
雷鴉:「お前ら大丈夫なのかよ?」
榊:「大丈夫だよ。別に練習してるわけじゃないし。ばれても気分転換に・・・・・好きに打ってただけって言えば何とかなるよ」
お前のその自信はどっからくるんだよ?不思議でしょうがねぇ。
とか思いつつ俺もコインを入れてバッティングした。バッティングセンターなんて久しぶりだからなぁ。気分転換だって言ってたし何も考えずに打つか。
カキーン!!......カキーン!!......カキーン!!......
やっべ......今日に限ってめっちゃ調子いい。けどこれって......
榊:「調子いいみたいだね。ならこれから三人でホームラン競争でもしようか」
そうなるよなぁ........
結局20球×5回くらいやって俺は10本、大輝9本、永倉5本という結果に終わった。まぁ軽くやったからこんなもんだな。永倉は「なんで軽くやって俺の倍打ってんだよ......」とか言ってしょげてたけどな。ホームラン賞はピカ○ュウの特大人形だった。正直いらねぇ。バッティングセンターのおっさんを見ると涙目になってたから一つだけもらってきた。大輝も永倉も一つだけもらってバッティングセンターを後にした。
時計を見ると12時を過ぎていた。腹減ったな。
雷鴉:「どこメシ食いに行く?」
永倉:「それなんだけど学校の近くの商店街にいい定食屋があるからそこに行こう」
定食か。マッ○みたいなとこよりかは健康的だな。そこに行くか。
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俺らは学校の近くの商店街のとある店の前に来た。店の名前は「定食屋 海晴」っていうらしい。小さそうな店だけど結構雰囲気よさそうだな。
榊:「ここがその定食屋?」
永倉:「ここのメシめっちゃうめぇんだ」
永倉はそういうと店の扉を開けた。
???:「いらっしゃい」
中には60代くらいの女性がいた。中はわりと広いな。
永倉:「久しぶりおばちゃん」
???:「永倉君!!久しぶりねぇ。最近来ないから心配しちゃったよ」
永倉:「ごめんごめん。寮に入ったからなかなか来れなくてね」
すげぇ親しげに話してるな。行きつけか?
???:「そうなの?じゃ後ろの2人はお友達ね?」
永倉:「うちのキャプテンとキャッチャーだよ。大輝、雷鴉、この人ここのおばちゃん。俺が通いの時によくここにメシ食いに来てたんだ」
そうだったんか。おばさんはニコニコしながらこっちを見てる。俺らも自己紹介しなきゃな。
榊:「初めまして僕の名前は......」
おばちゃん:「榊大輝君.....でしょ?そして君は十六夜雷鴉君ね?永倉君からよく聞いてるよ。まぁ立ち話もなんだし好きなとこ座って」
おぉ、おばちゃんに覚えられてた。すげぇな。
それから俺らは空いてる席に座って俺はとんかつ定食、大輝は生姜焼き定食、永倉はチキン南蛮を注文した。
永倉:「あのおばちゃん人柄よくて海皇の生徒もよく来るんだよ」
榊:「へぇ、そうなんだ」
雷鴉:「優しそうだよな」
おばさん:「海皇の生徒さんは孫みたいなものだからねぇ。逆にこっちが元気もらってるのよ」
おばさんはニコニコしながら俺らが注文した定食を並べていった。
美味そうだな。俺はとんかつを一口食べた。
.......うまい。
榊:「......美味しい」
俺らは無我夢中で定食を食べた。うまい......うまい......うまい!!
おばさん:「あらあらうれしいねぇ。こんなに食べてくれるなんて」
俺らは10分くらいで定食を食べきった。おばさんが作っためしがすげぇうまいんだよ!!
永倉:「これで試合にも力出せるな」
雷鴉:「そうだな。これならもっと力が出るな」
おばさん:「うれしいこと言うねぇ。私はいつも応援してるから頑張ってね。怪我だけはしないようにね」
永倉:「もちろんだよ。おばちゃんだけじゃなくてこの商店街みんなが応援してるからね。それに応えないと」
あ........
そうか、あのムズムズした気持ちって皆が応援してくれてるから........それに応えるために頑張ろうって気持ちが出てたんだ。中学の時はそんな気持ちはなかった。期待されてたんだ。俺らが気づかなかっただけで。
大輝を見るとボーっとしていた。それから俺を見て微笑みながら頷いた。
榊:「負けられない理由が一つ増えたね」
雷鴉:「そうだな」
クラスや地域の人に応援されてるんだからこれに応えるために絶対優勝旗をもって恩返ししなきゃな。
ピローン!!
俺の携帯にメールが来た。
栄純からだ。なんだ?
『from 栄純
月曜日に予選の組み合わせ抽選があった。
青道は準々決勝で市大三高、決勝で稲実と当たる』
へぇ.......面白そうじゃん。
prrrrrrrrrrr!!
今度は電話か。誰だ?
画面には『三橋廉』となっていた。どうしたんだ?
雷鴉:「もしもし?」
三橋:『い、十六夜君、よ、予選の組み合わせがき、決まったよ』
廉のとこもか。
永倉:「どうした?」
雷鴉:「廉から。埼玉の組み合わせが決まったらしい」
榊:「ちょっとスピーカーにして」
大輝に言われてスピーカーにする。
榊:「やっほ~三橋君」
三橋:『さ、榊君?!』
三橋が驚いてる。それに電話の向こうが結構騒がしい。
雷鴉:「今日休みでな。永倉と大輝で出歩いてたんだ。で、どこと?」
三橋:『に、西浦はと、桐青と初戦であ、当たることになった』
桐青?!マジか......
榊:「いきなり去年の覇者と当たるなんて.......」
永倉:「花井って結構持ってる?」
花井:『持ってねぇよ!!』
電話の向こうで花井が叫んだ。若干音割れしてるし。
けどいきなり優勝候補とか........
榊:「雷鴉、随分羨ましそうな顔してるね」
そりゃそうだろう。高校初の公式戦がいきなり強敵と当たるなんてそんな羨ましいことないだろ。強ぇとこに勝つほどうれしいもんはねぇからな。
雷鴉:「そういう大輝も羨ましそうな顔してるぞ?」
大輝はニコッとしてる。こいつもすげぇやりてぇんじゃねぇか。
雷鴉:「まぁいい......廉」
三橋:『な、何?』
雷鴉:「落ち着いてやれば勝てる。だからお前は師匠に教えてもらった投球術で........」
“桐青の度肝抜かしてやれ”
三橋:『と、当然だよ。い、いい結果、待ってて』
そういうと電話を切った。心なしかあいつも声、弾んでたな。同じ師匠に教わったせいかあいつも楽しみなんだな。
榊:「僕たちの試合もすぐに始まるよ。それまでに準備をしておこう」
永倉:「早くやりてぇな」
雷鴉:「準備してりゃすぐにやってくるぜ」
あと少しの辛抱だからな。
俺はいないけど栄純に廉.......頑張れよ。
もうすぐ怪物がいない熱い戦いが幕を開ける......
いかがでしょうか?
ごめんなさい。文才が無くて本当に申し訳ありません。
もっと精進しなければ.......
アンケートなんですが篠岡1票、夏川さん2票、吉川1票と結果になりました。
しかし私、優柔不断なので1票差では決めきれません。もう少し差が開けばよかったんですが.....
なのでこの3人に絞ってアンケートを再来週12月21日(日)までに延長しようと思います。
活動報告「アンケート」で構いませんのでご協力よろしくお願いします。活動報告に書けない人もいるので感想でも構いません。
優柔不断でごめんなさい。
また2週間後に研究発表がありそれの資料を作らなければならないためしばらく更新できません。早ければ26日に更新できると思うのでしばしお待ちいただきますようお願いします。