今回も迷走してますがよろしくお願いします。
雷鴉視点........
青道高校校門前.......
雷鴉:「わざわざすまんな........廉」
三橋:「ぜ、全然大丈夫、だよ。か、監督も許可してくれたし......い、十六夜君に沢村君のことき、聞いたら心配......だし」
俺は今三橋と一緒に青道にやって来た。理由は1週間前にさかのぼる。
1週間前、青道の片岡監督と高島さんが海皇にやってきた。海皇の選手.....出来れば俺をコーチとして青道に貸してほしいとの依頼を持ってきて。
俺はもちろん逢坂先生、大輝も夏休み明けにある学園祭招待試合にその直後に秋大会が迫っているということから断った。しかし片岡監督もなかなか引き下がってはくれず、しかも栄純がイップスになったことも伝えられた。どうやら決勝のデッドボールが影響していたみたいだがほかの人がいじってしまうとあいつの長所を崩しかねないらしく栄純と一緒に野球を教わっていた俺にあいつの投球を見て欲しいらしい。
そういったことから片岡監督と高島さんに説得させられ、致し方なく1週間半ほど青道に行くことになった。しかし俺だけじゃあいつを手に負えないから廉に連絡を入れた。西浦は夏大が終わったあと自分たちを見直し改めて“甲子園制覇”に目標を設定し直し更なる高みを目指しており、青道でのコーチ期間も県外チームと合同合宿になっていたみたいだ。西浦は現在10人というギリギリの人数でエースである廉を連れ出していいのか不安だったが百枝監督が廉に頼りきりもよくないから廉以外のメンバーでのレベルアップを図るみたいだ。まぁ百枝監督もしっかりしており廉をコーチとして貸し出す代わりに時間が空いた時に片岡監督にピッチングを見てもらうこと、西浦の合同合宿最終日に西浦対青道の練習試合をすることが条件だったが........
そんなことで俺と廉は青道にやってきた。
三橋:「けど、お、俺がコーチとして来てよ、よかったの?」
雷鴉:「廉の腕なら大丈夫だろ。実力あるんだから。それとお前が持ってる技全部教える必要はないから。ある程度教えて自分で考えさせるようにしろ」
三橋:「う、うん」
そんな不安そうな声出すなよ......
高島:「待っていたわ十六夜君」
廉と話をしていたら高島さんがやってきた。
雷鴉:「まぁあれだけ頼まれたら断りきれませんよ」
高島:「本当にごめんなさい。それで隣の子が例の?」
雷鴉:「そうです。廉、この人は青道の副部長でスカウトの高島さんだ」
高島:「高島です。急なお願いなのに引き受けてくれてありがとうね」
三橋:「さ、埼玉県立西浦高校の、三橋廉、です。よ、よろしくお願い、します」
廉は緊張気味に自己紹介した。人見知りなのはわかるがもう少し社交性を持とうか。
その後俺らは高島さんの案内で野球部寮である青心寮2階のスタッフルームに行った。
コンコン
高島:「高島です。十六夜君たちをお連れしました」
『入れ』
中に入ると片岡監督が待っていた。
片岡:「すまない。わざわざ来てもらって」
雷鴉:「高島さんにも言いましたが大丈夫です。それと逢坂先生から言伝です。『逃げることは許しません』だそうです」
逢坂先生から預かった伝言を言うと片岡監督は一瞬だけ暗くなった。“逃げる”って何のことだ?まぁ逢坂先生のことだからどうでもいいか。
片岡:「そうか、わかった.....それで、君が三橋君か。俺は監督の片岡だ。1週間半よろしく頼む」
三橋:「は、はい。よ、よろしく、お願いします」
片岡:「そんなに緊張することはない。それに君の実力は桐青に勝つことだけあって全国でも通用するものだ。その腕で選手たちに刺激を与えてやってくれ」
三橋:「き、期待に応えられるか、わかりませんが頑張り....ます。そ、それと自分のことは、他の選手と同じ扱いで、構いません」
廉はいかつい片岡監督にビビりまくっているが全国区の学校の監督に褒められて少し照れていた。
それにしても随分評価しているな。まぁ無名校が去年の優勝校に4安打完封と相手を寄せ付けなかったんだから当然か.....
コンコン
扉がノックされた。誰だ?
『失礼します』
入ってきたのは御幸さんに倉持さん、それから坊主頭の強面の人が入ってきた。
倉持:「十六夜?!なんでここにいるんだ?!」
片岡:「俺が呼んだんだ。十六夜はわかるだろうけど三橋がいるから紹介しよう。新キャプテンの御幸一也、副キャプテンの倉持洋一に前園健太だ。何かあったらこいつらに聞いてくれ」
雷鴉:「わかりました」三橋:「は、はい」
前園:「監督.....なぜ十六夜が?それに隣の奴は?」
そりゃ疑問に思うだろうな。こんな大事な時期にわざわざ来てるんだからな。
片岡:「夕食の時に全員に紹介するが海皇学園にお願いして明日から1週間半、十六夜をコーチとして借りてきた。それと隣の子は埼玉県立西浦高校の三橋廉君で十六夜とともにコーチをしてもらう。三橋は十六夜の知り合いで夏の予選1回戦で去年甲子園に行った桐青を4安打完封と実力は十分だ。お前らもこいつらに積極的に聞きに行け」
買いかぶり過ぎだ。
御幸さんたちはその後スタッフルームから出ていき、俺らは片岡監督から1日の予定と1週間半のスケジュールを聞いた。
まぁ栄純の調子を見ながらやってくかな。
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沢村視点.......
どうしてもインコースに投げられない。たかが練習なのに.....
狩場:「無理すんなよ。じっくりやればいいよ」
狩場が慰めてくれるがむなしくなってくる。いまだにあの決勝を引き摺ってるし、イップスにもなっちまうし.....
春市:「とりあえずご飯食べよ。明日もあるんだからさ」
そうだな。とりあえず飯食って力つけよ......
片岡:「全員いるか?」
ボスが食堂に入ってきた。いつもこの時間には来ないから珍しいな。他の部員もざわついてる。なんかあるのか?
だがその疑問もすぐに解消された。ボスの後ろにはここにはいないはずの雷鴉と三橋がいた。
栄純:「なんで雷鴉と三橋がここにいるんだ!!」
片岡:「静かにしろ。こいつらは海皇学園の十六夜雷鴉と十六夜の知り合いで埼玉県立西浦高校から来てもらった三橋廉だ。明日からコーチとしてお前らを指導してもらうことになった。同じ年の奴に教わることや年下に教わることに抵抗があるかもしれないが強くなるためには手段を選ぶな。こいつらには遠慮なく指摘してもらうからそのつもりでいろ」
ボスはそれだけ言うと食堂を出て行った。
雷鴉と三橋がコーチ......こいつらならどこが悪いかわかるのか.......けどなんでこんな時期に来たんだ?それにコーチとして....
雷鴉:「隣いいか?」
考えていたら雷鴉と三橋がメシを持ってきた。
栄純:「ああ。それで何で来たんだ?三橋んとこも秋大に向けて強化期間のはずだろ?」
雷鴉:「片岡監督がお前らを鍛えてやってほしいって頼んできたんだ。俺らも夏休み明けすぐに学祭の招待試合にすぐ後には秋大もあるから俺だけだけど一人じゃ無理だから廉にお願いしたんだ。明日から厳しくいくからそこんとこよろしく」
マジか......
いや、三橋なら優しいから何とかなる!!
三橋:「ご、ごめん沢村君....俺もか、片岡監督から厳しくやれって、言われてるから」
終わった..........
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三橋視点.......
ご飯食べた後、十六夜君とキャッチボールをすることになった。十六夜君は普通にしてたけど青道の人たちって西浦の皆と違って体大きいから圧倒されちゃう.......
雷鴉:「どうだ?明日はやれそうか?」
三橋:「こ、コーチっては、初めてだしな、何を指導すればいいかわ、わからない」
雷鴉:「自分が感じたことを素直に言えばいいだろ。それに明日は初日だ。午前中は様子を見て昼に片岡監督に確認してもいいだろ」
三橋:「い、十六夜君はど、どうするの?」
十六夜君がどういった指導するのか気になる。どうするんだろ?
雷鴉:「俺?俺は一部はわかるから主力を中心に見ていくつもりだ」
三橋:「さ、沢村君は、どうする、の?」
雷鴉:「あいつがどういう状態かは知らないが4日間は球受けるつもりはない。もうしばらく自分で考えさせるさ」
十六夜君は考えてるんだよね。とりあえず明日は青道の特徴を見て片岡監督に相談してみよう。
それにしても沢村君、前と比べて雰囲気が弱々しい?
沢村君のムービングってあんまり打てないけど今なら全部打てるような気がする......やっぱ相当やばいみたいだよ。
俺も何とか助けてあげたい.......
いかがでしょうか?
やっぱり難しいです。
気に食えわないかもしれませんがご勘弁を。ヒロインの夏川さんと絡むためだと思ってください。
落合コーチ?そんな人はいなかった。
次回はある程度構想ができているのですぐにupできると思います。
これからもよろしくお願いします。
それと前回の話しで後輩たちのデータを少し公表します。
一之瀬:投手 左投げ右打ち
ウィリアム:投手 左投げ左打ち
高橋:捕手 右投げ左打ち
田口:遊撃手 右投げ左打ち
葉桜:二塁手 右投げ左打ち
藤本:外野手・二塁手 右投げ右打ち
山川:外野手 右投げ左打ち
後輩たちが入学してきたころ雷鴉世代含めて改めて設定集を出します。