『
廃墟から帰ってすぐにオリが通話をかけた相手は、ハッカー集団ヴェリタスの部長であり、同時に特異現象捜査部の部長も兼ねる、明星ヒマリ。
オリはひとまず、今回の廃墟であったことは後回しにし、彼女の持つ推論を語った。
即ち、「デカグラマトン」という存在が動き出した可能性がある、と。
明星ヒマリという少女は如何にもデータ屋でございという見た目をしているものの、しかしこれでいてオカルトやファンタジーの類を好む。
理論を越えた運命、理屈を伴わない予知。そういったロマンを大事にする、儚げながらも容姿端麗な年頃の乙女らしいところも持っているのだ。
故にこそ、数年前にオリが提案した「特異現象捜査部」という特殊な部活の長を務めることも承認してくれたし、そこに関しては本来敵であるリオの干渉も、多少ならば許容してくれる。
そういった彼女の嗜好を加味して、オリはてっきり、デカグラマトンの話題にヒマリが食いついて来るものだと確信していたのだが……。
しかし、妹からもらった超高性能スマホの秘匿回線の向こうから帰って来たのは、少しばかり困惑したような声だった。
「あれ、あんまり興味そそられない感じ?」
『……そうですね、正直に言えば。
それが動き出したと言われても……正直に申しまして、またオリがおかしなデマに感化されたのか、という感想しか出て来ませんね』
「今回は違うから! オリちゃん現在超真面目モードだから! それに、むしろ感化されるのは私じゃなくてAIたちだし!」
オリは「失礼しちゃうなぁ、もう」と呟いた後、落ち着いて指摘する。
「ていうかそもそも、今回の件は、多分ヒマリが言ってるのとは別のデカグラマトンだよ」
『別の……デカグラマトン?』
今この瞬間、ヒマリがその脳裏に思い浮かべていたのは、遥か古代に作られたオーパーツのことだった。
現在はもう資料が殆ど残っておらず、ごく少数保存されていたそれらも、大半が
実のところ、デカグラマトンと呼ばれる存在について、ヒマリは名前と概要くらいしか知らなった。
曰く、現在ミレニアムの廃墟のある辺りの区画で、遥か遠い昔に行われた実験……。
「神の存在証明」。
「神」や「神性」と呼ばれるものを科学的に研究し、その存在を証明、構造を分析すれば、自分たちの手でそれを再現し、新たなる神を生むことができるはず……と。
そういった仮説を元に進められた研究だ。
ここにおける「神」とは、恐らく名もなき神々ではなく、唯一無二の絶対的なモノ。
要するに、「主」と呼ばれたりする存在だ。
絶対的で唯一の、この世界の主。それこそが、科学者たちの作ろうとしたモノだった。
……これはあくまでヒマリの個人的な考察にはなるが、たとえ現在よりも進んでいたらしい当時の科学力を以てしても、そのようなことが実現できるとは思えない。
可能不可能を度外視した、己が絶対たる存在になろうとした狂信的な科学者たちによる、オカルトじみた研究……だったのかもしれない。
あるいはそのままなら、何の成果も生まないままに打ち捨てられ、資料の一片すら残さなかったかもしれないが……。
どこの物好きかはわからないが、どうにもこの研究に出資するスポンサーが見つかったようで、研究チームは莫大な資金と技術力を入手。
その結果、1つの人工知能が作られた。
対・絶対者自律型分析システム。神性を探し出す人工知能。
それこそが、ヒマリの知る「デカグラマトン」だった。
……が。
オリはヒマリの思い込みを、笑って否定した。
「アハハ、そんな大昔の人工知能、残ってるわけないじゃん!
そもそも絶対者と呼べる存在が現れたのは
オリがサラッと告げた言葉に、呆気に取られたような数瞬の空白の時間が流れた。
ヒマリにしては珍しい間の抜けた反応に、オリは思わずイタズラっぽく笑顔を浮かべる。
『……待ちなさい。オリ、今、何と?』
「そのAIの回路も無意味な試行錯誤に疲れて焼き切れてるんじゃない?」
『もっと前です!』
「そんなわけで、先生がキヴォトスに来たことを知った私はヴァルキューレに撃たれたりしながらサンクトゥムタワーの外壁を登ってたんだけど……」
『何か月戻ってるんですか!?』
「まぁ、いいじゃんそこはさ。私も『あの子』に聞いただけで、あんまり詳しいことはわかんないし」
その言葉を契機として、オリの声音が変わった。
ヒマリはオリと、生まれた瞬間からのリオ程ではないにしろ、そこそこ長い付き合いだ。
故に、オリのその言葉が、それ以上踏み込んで欲しくないという意志表示であると、わかってしまう。
『……気になる言い方をしてくれますね。そこまで言って隠すのは悪趣味では?』
「いやヒマリとリオちゃんも大概だよ。いつも中途半端にわかるようなわからないような考察しやがってよぉ……!」
オリはどこかコメディチックに言って、笑う。
どうにも、オリはこれ以上語る気は欠片もないらしい。
それを受けて、ヒマリは仕方なく、これ以上の追及を諦めることにした。
……勿論、隙あらば情報を引き出してやろうと、脳内のメモに今の会話の内容を書き込みながら、ではあるが。
『……ふぅ。しかし、シャーレの先生といい『あの子』といい天童アリスの件といい、なんだか今年に入ってからミレニアムもずいぶんと騒がしくなってきましたね』
ヒマリはため息を漏らしてそう言った。
超天才清楚系病弱美少女ハッカー明星ヒマリがため息を漏らすのは大きく分けて、面倒なことになった時と気乗りしない時、自らの美貌を儚げに自賛する時、そしてややキャパオーバーになってきた時の4種類。
その内、今回は非常にレアなキャパオーバー型だ。
確かに、ヒマリは特異現象と呼ばれるものを好んでいる。
趣味にしている占いなんてその典型で、その全くロジックのない未来予知が当たるか当たらないかの統計を取るのは、彼女の数少ない個人的な楽しみであった。
しかし、最近はいくらなんでも度が過ぎていると思われた。
キヴォトスにその名が知れ渡る究極の天才美少女ハッカーたるヒマリですら、その過去も詳細も探ることのできない、キヴォトス外の不可解な存在、シャーレの先生。
長年付き合ってきたはずのオリから今年に入って唐突にカミングアウトされた、夢の中で彼女に未来を告げる特異現象・『あの子』。
先生やゲーム開発部の才羽姉妹が廃墟から見つけ出した、古代のオーパーツに穏やかな人の心の宿った存在、天童アリス。
その上、今度は「都市伝説かと思われた胡散臭い古代の研究と同じ名を持つ、オリが警戒するレベルのナニカ」だ。
さしもの清き湖の如き度量の広さと懐の深さを誇る病弱美少女ハッカーとはいえ、少々頭を抱えてしまうような近況だった。
少々困惑を覗かせるヒマリに対し、オリは安心させるように言った。
「あ、でも安心して? 今回のデカグラマトンはそんなご大層な超スーパーAIじゃないんだ。
実際はただの自動販売機のお釣り計算AIだから」
『……はい?』
「廃墟に転がってた自販機のお釣り計算AIが、幻聴なのか天啓なのか『お前誰やねん』って質問を聞いて、自分について考えまくった結果、『俺は俺! 俺俺俺ェ! 俺こそが絶対で完璧で究極の存在!!』ってなってデカグラマトンを名乗り始めたらしい」
『…………?????』
その時、特異現象捜査部で氷柱に抱き着きながら待機していたエイミは、後々こう語る。
ピシッと凍り付いた部長の後ろの風景は、宇宙になっていた、と。
『……ええと、すみません、聞き間違い……いえ、私は一時的に失神して、夢の中でおかしな言葉を聞いていたのですね? そうに違いありません』
「廃墟に転がってた自販機のお釣り計算AIが、幻聴なのか天啓なのか『お前誰やねん』って質問を聞いて、自分について考えまくった結果、『俺は俺! 俺俺俺ェ! 俺こそが絶対で完璧で究極の存在!!』ってなってデカグラマトンを名乗り始めたらしい」
『いえ、別にもう一度ちゃんと言ってほしいというわけではなく。
……ええと、その、それはオリの思春期特有の妄想力が爆発した独自設定などではなく?』
半ば恐怖にすら近い感情を持って、「ドッキリでした~!」とでも言ってほしそうに尋ねるヒマリだったが……。
残念ながら、オリは苦笑を漏らすばかりだった。
「自販機になろう系ってこと? ないない、私だったらもっとリアリティのある設定付けてるよ」
『あ、リアリティのない話という自覚はあったんですね……』
「事実は小説より奇なりって言うじゃん。ただでさえキヴォトスではよくわかんないことが起こったり起こらなかったりするんだし」
実際のところ、オリが今も全く混乱していないのは、これから更に数多の特異現象が発生すると知っているからに他ならない。
かつての治安維持組織の亡霊みたいなものが蘇ってきたり。
無から戦術兵器級の怪物が生えてきたり。
ラスボスを引き寄せる儀式で進化する小物*1の中ボスがいたり。
名もなき神々の王女が目覚めて人類アーカイブ化計画*2してきたり。
廃園したはずの遊園地では曲が良いだけの不愉快の化身*3が暴れ回ったり。
海からクソキモい上にゲロを吐く目がイッちゃってる鳥の怪獣*4が浮上してきたり。
それこそ、厨二病に目覚めたお釣り計算機に感化されて、AIたちが人類に反旗を翻したり。
果てには巨大ロボットとクソデカキモ鳥*5が殴り合いの大決戦を繰り広げたり、砂漠の中から浮上した宇宙戦艦が宙へと飛んだり……。
そして……並行世界から、異なる結末を辿った「誰か」が、現れたり。
……改めて思い出すと、「あの子」に聞いただけでも、これからトンチキイベントが目白押しだ。
もう終わりだよこのキヴォトス、とオリは眉間を押さえた。
「……っとと、呆けてる時間はないんだった。
そんなわけでヒマリ、今回のゲー開部関連の案件が終わったら、シャーレと組んでお釣り計算AIちゃんの対策立てよう。このままじゃ割とヤバい」
『自動販売機のお釣りの計算AIがヤバい、ですか……?』
「ヤバいよ。ミレニアムの『
『「
「特異現象パワーって怖いよね」
「HUB」とは、ミレニアムの通信網を握っている最新鋭の管理AIだ。
まだ配置されて間もなく、当然ながらセキュリティも十分を越えて万全。
ミレニアムの誇る随一のハッカー集団であるヴェリタスですら、一朝一夕にはセキュリティーウォールを突破できないであろう程のものだった。
それを、たったの1000万分の3秒。
仮に現在キヴォトスに存在する全ての量子コンピュータを連結させたとしても、成し遂げられるとは思い難い。
それが真実であれば、ミレニアムにとって、そしてキヴォトスにとって大きな脅威となることは火を見るよりも明らかだ。
流石に本腰を入れて調査をした方がいいでしょうか……と、ヒマリは重い腰を上げる決意をした。
* * *
「さて、どこから調べましょうか」と思案を巡らせているヒマリに対し、オリはボソリと呟いた。
「……ま、それにちょっと私にも思うところあってさ。
多分、ビナーはもうデカグラマトンに感化されちゃってるんだよね」
『ビナー?』
「大蛇」
『あぁ、アビドスの大蛇ですか。あそこが心配だ、と?』
「そ。久々にホシノに顔合わせたいし……前回は先生もいたし、色々事情もあって手が出せなかったけど、アビドスが困るんなら私が行かないわけにもいかないしさ」
そう言ったオリの声音は、これまでとは違い、極めて真面目なものだった。
とても普段の彼女らしくない……それこそ、暗い影すら感じられる程のもの。
「……オリ、私はあなたに、何度でも同じ言葉を紡ぎましょう。
アレはあなたのせいではありません。あなたが背に負うべきものではないのです」
彼女の過去を知るヒマリは、オリにそう言葉をかけた。
アビドス高等学園自治区に広がる、地平線の先まで続く広大な砂漠。
そこには、調月オリが残して来た、今生最大の後悔が眠っている。
何もかもをてきとうにやり過ごし、テロ紛いの事件を起こしてもてへぺろで済ませることばかりのオリだけれど……。
ただ1つ、その過去だけは、今でも笑っては済ませられない。
「……うん、わかってはいたし、いるんだけどね。
私は結局、彼女を救えない。この世界で誰かを救えるのは、あの人だけなんだって。
それでも……やっぱり、あんな結末は、ちょっとグロテスクだったからなぁ」
オリはスマホを耳に当てながら、上を見上げる。
調月姉妹の使うセーフハウス、それもオリが趣向を凝らしたリラックスルーム。
ベッドの天蓋と、慎ましくも温かな照明が、その視界に入った。
……しかし、彼女好みの可愛らしくも落ち着いた内装も、今は心を落ち着かせてはくれない。
あの日、あの砂漠であったこと、見つけたものを思い出すと……。
どうしても、鼓動が冷たく鳴ってしまう。
あるいはそれは、トラウマと呼ばれるそれに近いモノだったのかもしれない。
* * *
その後、彼女はおおよそ2秒程、静かに天井を見上げていたが……。
軽く頭を振り、気分を切り替えた。
いつ如何なる時でも精神を切り替えられるのは、彼女自身も自負する長所の1つだ。
「ま、それは置いておいて、だ!
次の報告行くね。廃墟とアリスちゃん、それとあそこにあった軍需システム『Divi:Sion』について!」
『「Divi:Sion」という名前は初めて聞きましたね』
「ん、初めて話したからね!」
ヒマリがこちらに併せてテンションを保ってくれたのに感謝しつつ、オリは先程の廃墟探索の成果を発表する。
「私たちは廃工場を探索する中で、『Divi:Sion』っていうAIに接触した。
というか、Divi:Sionって名前は、そのシステムの名称でもあると同時、どうやら工場とかそこで生んでるロボットたちも総称する名称っぽかったね。
その後アリスちゃんを『AL-1S』と呼んで『おかえりなさい』って言ってたことからも考えて、多分これこそが廃墟を放浪するロボットたちを生み出し続けてたシステム。
そして、アリスちゃん……名もなき神々の王女を守護し、その役目を果たすサポートをするはずだったモノなんだと思う」
『はず、だった?』
不穏な表現に訊き返すヒマリに、オリは思わずその場でコクリと頷く。
「その『Divi:Sion』、様子がおかしかったんだ。電力限界でシャットダウン寸前だったんだよ」
『ふむ……その端末が通電環境になく、電力が限界だった、ということでしょうか?』
「それも考えたんだけど、多分違う。
というのも、『Divi:Sion』は無限にロボットを生産する電力があるんだから、端末に電力供給を行わない道理はないんだよね」
『それは積極な否定ではないのでは? 何らかの意図が合ってそうしていない可能性もあるでしょう』
「ん、それはそう。ただ、追加の根拠はもうちょっと後に出てくるから一旦パスして、もうちょっと時系列に添って報告を続けるね」
オリは数時間前の光景を思い出しながら、それを言葉にしていく。
「そもそも私たちの目的は、別に『Divi:Sion』について調べることじゃなかったんだけど……。
どうやら『Divi:Sion』の中に、私たちが目的としていた『G.Bible』がデータとして納められてたみたいで、勝手にシャットダウンされても困っちゃう。
そんなわけで、私たちは『Divi:Sion』のデータを、あっちにも一応合意を取った上で、『G.Bible』ごと携帯端末に移行したんだ」
ちなみにその際、モモイが精魂込めて育てた携帯ゲーム機のセーブデータがお亡くなりになってしまったのだが……。
それは今回の件には関係ないため、省略。
「……でもさ、問題はそこからなんだよ。
前回は絶対に入ってこなかった廃工場に、ずかずかと『Divi:Sion』のロボット群が入って来たんだ。
その上、『Divi:Sion』のデータを持ち去ろうとした私たちに強く敵対するように、かなり容赦なく攻撃してきた」
そこまで語ると、ヒマリの声に一気に納得の色が帯びた。
『なるほど、オリが言いたいことは大方理解できました。
あなたの推測は、デカグラマトンが「Divi:Sion」システムを陥落させ、被害を逃れた一部がその端末に逃げ込んでいた……ということですね?
それならば事前にデカグラマトンの話をしていたことにも、廃工場へとロボットたちが入って来たことにも説明が付きますし、最後の攻撃も残党狩りと捉えれば至極当然の行動と思えます』
「ザッツライト! いやぁ、相変わらず爆速理解だなぁ。証拠さえ揃えば一瞬で答えが出せるの、ちょっと憧れるよ」
ヒマリやリオの頭の回りの速さは、データが揃った時にこそ本領を発揮する。
本来は繋げるのに時間のかかる複数の要素を高速で組み上げ、真実を暴く。
そしてそれを元に、新たなデータを集められる場所を探し、複数の方法で次なる真実を探し出す……。
ミレニアムの2つの頭脳は、そうしやって過去の、そして未来の事柄を探っていくのだ。
平凡──キヴォトス基準では多少優れていても、ミレニアム基準では本当に平凡──な頭脳しか持っていないオリからすれば、その脳の回転速度には憧れるばかりだ。
まぁ、その代わりと言わんばかりに、彼女は身体能力が秀でている。
あるいはヒマリからすれば、それをこそ羨ましいと思うのかもしれないが……。
それはともかく。
「持って帰って来た『Divi:Sion』は、モモイの持ってた携帯ゲーム機の中。今はヴェリタスに解析をお願いしてるところだね。
で、結論から言うと……あの中から彼女たちの望む『G.Bible』を取り出すには、並みのハッキングツールじゃ無理だ。チヒロの技術力でもちょーっとだけ足りないくらい」
『なるほど。つまり、この澄み渡る頭脳があらゆる闇夜を照らし朝日の如く温かく世界を照らすウルトラ美少女ハッカーの技術が必要、ということですね?』
「よくもまぁそんなにスラスラと自賛の言葉が出るもんだなーとは思うけど、その通り。
ゲー開部の子たちは、間違いなくヒマリの作った『鏡』を必要とするよ」
『懐かしい名前ですね。……なるほど、アレを手段とすれば、あなたの言う「試し」も可能でしょうか。
アレを置き土産にしてきたヴェリタスの部員たちには、少し悪いことをしてしまうかもしれませんが』
「うん、それがいいと思う。リオちゃんと一緒にプランニング、よろしくね?」
そうして、彼女たちの大がかりな悪だくみは進む。
ゲーム開発部を、セミナーを、C&Cを、そうしてシャーレの先生すらをも巻き込んで……。
勇者の実力と心の在り方を測る、次なるクエストが始まろうとしていた。
原作のよくわからん矛盾してないかこれポイントを再解釈した結果こうなりました。
というわけで、レトロチック・ロマンの後は特殊作戦デカグラマトン・アビドス砂漠編をお送りします。
それはそれとして、正体すらネタバレされたお釣り計算機AIの未来はどっちだ──!?
(追記)
誤字報告をいただき、訂正させていただきました。ありがとうございました!
(追記2)
一部表現を訂正しました。ビナーは乗っ取られる前はビナーって名前じゃなかったはずなのを忘れてた……。