滅亡の子のヒーローアカデミア 作:でっていう
ロッキー山脈上空の宇宙
力に支配されたクリアは地球を破壊するため、ガッシュと清麿へ攻撃を行った。
しかし体までも金色になったガッシュと清麿による
''シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ''によりクリアを倒され、魔界へ帰った
はずだった
魔界へ帰るはずだったクリアは気がつくと元の体に戻っており、ベットに横になっていた。
「あれ…ここは…僕はなんでこんなところにいるんだろう…」
クリアは記憶を失っていた。その理由は力に支配された後、ガッシュのバオウにより悪い消滅の力を食べられたからである。
意識が覚醒したクリアはひとまず部屋の中を確認することにした。
「ん…これは…筋肉ムキムキの…マッチョマン?」
そこにはやけにアメリカンな風貌のマッチョマンのフィギュアだったりポスターだったりがあった。
クリアは、持ち主は変な趣味をしているんだなぁと思った。
すると2回ほど部屋のドアがノックされ、ゆっくりとドアが開いた。
「あっ!目が覚めたんだね!よかった…!」
ドアからはそばかすのあるくせっけの少年が入ってきた。
「路地裏で倒れていたからびっくりしたよ!」
「そうなんだ…ここはどこなんだい?」
「ここは僕の家だよ。とりあえず連れてきたんだ」
「そうなんだ、ありがとう。…ところでこのマッチョマンは有名な人なのか?」
その言葉にそばかすの少年は驚いて聞き返した。
「え!?オールマイトを知らないの!?オールマイトを知らない人なんて存在したんだ…」
「うん、僕にはなにがなんだかさっぱりだ。そもそも記憶がないからね」
そう、クリアは記憶を失っているため、自分がなぜ急にしらないベットで目覚めたのかわからないのだ。
「え!?そうなんだ…それならオールマイトのことを知らなくても当然か…」
「それでそのオールマイトっていうのはなんでそんなに有名なの?」
そばかすの少年はクリアのその言葉に目を輝かせた。
「それはね!オールマイトはすっごいヒーローなんだ!!」
クリアはその言葉に疑問を抱いた。
「ヒーロー?君はオールマイトに助けられたりしたの?」
「ううん、違うんだ!オールマイトは日本中の人を救っているんだよ!」
「日本中を?どうやって?」
クリアは少年の言葉を不思議に思った。人間はそんなに日本中を行き来できるのだろうかと。
「あっそっか記憶がないから…普通人間には個性が発現するんだ」
「個性?それは誰にでもあるものじゃない?」
人間に個性があるなど至極当然のことを言うんだなぁとクリアは思った。
「あっ違うんだよ!その…超能力みたいなのがあるってこと!」
その言葉にクリアは目を見開いた。
クリアには記憶がないが、それでも己の中にある力は知っていたからだ。
それが個性であることがクリアは今、少年の言葉によって理解した。
「そういうことか…どうやら僕にもその個性というのがあるみたいだ」
「えっそうなの!?なんでわかったの!?」
少年は驚愕した。
「なんでって…わかったからかな」
クリアは少年がそこまで驚いた理由がわからなかった。
「普通はわからないんだよ!自分だと!」
そう、普通はわからないのだがクリアは自分に力があることをなぜか知っていたのだ。
もっともそれはクリアが別の世界から来たからだというだけなのだが。
そしてクリアは目の前の少年の個性が気になった。
「ところで、君の個性はなんなんだい?」
すると少年はその言葉に対し、なにやら焦ったような顔をした。
「え!?ええと僕は、その、ええと、超パワーだよ!」
少年の頭の中には、オールマイトからまだ力はもらっていないがもらう予定であるから超パワーと言うべきか今はまだ無個性だから無個性というべきかという葛藤があった。
「そうなんだ、強そうだね」
もっともクリアはそんな少年の頭の中など覗けないのでただ個性をほめた。
「うん…強いよ…あっ君の個性はなんなの?」
少年はクリアが自分の力をわかっていたというので聞いてみることにした。
「ああ、僕の個性は消滅だよ」
「しょ、消滅?」
少年はよくわからなかったのか首をかしげて聞き返した。
「うん、その名の通り物を消滅させるんだ。だけどもしかしたら今はそこまでの威力はないかもだけどね」
そう、バオウによって悪い消滅の力を食べられたため、術の威力も生物を完全に消滅させるほどの力はなくなったようだった。
「そ、そうなんだ…それはまあよかったのかな」
「まあそうだね、人を殺さずに済みそうだよ」
「(物騒!!)」
クリアは記憶がなくなってもクリアであった。
そこからこの世界のことを詳しく少年に聞いたクリアは、そういえばまだ名前を聞いていなかったなと思い少年に聞いた。
「そういえば君の名前をまだ聞いてなかったね」
「あっそういえば…僕は緑谷出久、君は?」
「僕の名はクリア。クリア・ノート」
「クリア君か…って外国人!?」
「ああ、確かにそういうことになるのかな」
正確にはクリアは魔物だが、この世界に魔物は存在しないため、外国人ということにしておいた。
それからクリアは緑谷の母である引子と会話をしたり緑谷が雄英高校というところに受験をするという話を聞いた。
そこでクリアは自分もその雄英高校に受験してみたいと思った。
「あの、僕もその雄英高校に受験してみたいです」
「ええ!?でもクリア君親御さんとかってどうしてるの?」
「僕は記憶がないのでわからないです。受験はなにか親がいないと駄目なんですか?」
クリアは受験のことをよくわかっていなかった。ただなにかを受ければいいだけと思っていた。
「そうねぇ…お金だったり保障人だったりが必要だからねぇ…」
「お金ですか…それならどこかからとってくればいいですかね」
「な、なにを言ってるのクリア君!?」
クリアは記憶を失ってもクリアであった(2回目)
「ああすみません。なぜか言葉が出てきてしまって」
「そう…それならいいけど…」
そこからなんやかんやあってクリアは今、雄英高校に受験を受けに来ている。
え?なんやかんやの部分はどうしたのか?なんかめんどくさくなったから割愛しただけである。
「ここが雄英…大きいな」
「うん…なんでクリア君が受験を受けれたのか僕はよくわからないよ」
それはそうだ。なぜなら割愛したからである。作者もわからない。
「どけデク!」
するとなにやらヤンキーのようなツンツン頭が話しかけてきた。
「お、おはよう!が、がんばろうねお互い!」
緑谷をデクと呼んだ少年は緑谷を無視し雄英高校に入って行った。
「今のがかっちゃん?」
「あっうん…そうだよ…」
「へぇ…ほんとに仲良くなさそうだね」
クリアは少年のことを緑谷から聞いていた。
仲は良くないけど幼馴染がいると。
「まあそれはいいか、はやく行こう緑谷君」
「あっうん…ってうわぁ!」
緑谷はクリアについていこうと足を踏み出したとき、自分の足につまづいてこけそうになった。
しかしいつまでたっても来るはずの衝撃は来ず、緑谷は自分の体が宙に浮いていることに気づいた。
「大丈夫?」
そのとき横から少女の声がした。緑谷は宙に浮いたまま声のほうを向いた。
すると、声をかえた少女は出久の体をつかみ、地面に立たせた。
どうやら彼女の個性で緑谷は浮いたようだった。
少女は緑谷を立たせた後、クリアに対し会釈をし高校へ入っていった。
そこからクリアと緑谷は自分たちもと彼女に続いて受験へ向かった。
受験会場に入り、しばらくするとやけに騒がしい男性が試験に関しての説明を行った。
すると仮想敵は4種類いると記述しているのに3種しか説明されていないと声を上げる生徒がいた。
しかしうるさい男性がいうには残りの1種類はお邪魔虫のようなもので0ポイントだから倒しても意味がないとのことだった。
そうしてクリア達受験生は演習会場へ向かった。
執筆って疲れますね...ねむいzzz