特急サンダーバード・金沢・和倉温泉殺人慕情   作:新庄雄太郎

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歩夢と侑とシオンは金沢で満喫をしていた


第3章 古都金沢へ

歩夢と侑とシオンが乗った特急「サンダーバード1号」は9時13分に金沢駅に到着した。

 

「やっと、金沢ね。」

 

「うん。」

 

「俺は、侑と歩夢と一緒に行くのは初めてだな。」

 

「えっ、本当なの。」

 

と、歩夢はシオンに言った。

 

兼六園

 

日本三名園として有名な兼六園。国の特別名勝に指定されています。広大な園内には築山、池、茶屋などが点在しており、それぞれの景観を楽しみながら廻遊する庭園となっています。四季を通じてさまざまな自然美が堪能でき、雪から木の枝を守るために施される“雪吊り”は金沢の冬の風物詩として、ぜひ見てみたい景色です。夜のライトアップでは幻想的に彩られた庭園が広がります。

 

「歩夢、待ってた。」

 

「今は、兼六園で紅葉を見ていたところよ。」

 

「そうなんだ。」

 

「美しいわ。」

 

「何か、ロマンチックって感じだわ。」

 

と、侑は言った。

 

そこへ、1人の女性がシオンに声を掛けてきた。

 

「あのー、すいません。」

 

「はい。」

 

「写真を撮っていただけないでしょうか。」

 

「ええ、いいですよ。」

 

と、シオンは奈保子に写真を撮ってもらう事にした。

 

「撮りますよ。」

 

「ええ。」

 

そう言って、シオンは写真を撮ってもらった。

 

梅ノ橋

 

「ここが、橋を渡るとひがし茶屋街ね。」

 

「そうだよ。」

 

そして、兼六園を見物した歩夢と侑とシオンはひがし茶屋街へ向かった。

 

「やっぱり、いいわね、金沢は。」

 

「本当だよ、いつもは名古屋から特急「しらさぎ」に乗って金沢へ行ったから、今回は京都から特急「サンダーバード」に乗れるなんて夢にも思わなかったよ。」

 

「あのー、あなたも旅行に来ていたんですか。」

 

「ええ、この2人は東京から来た友達で、俺は名古屋から来たんですよ。」

 

「えっ、そうなんですか。」

 

「はい。」

 

「あなたはどちらから来たんですか。」

 

と、歩夢は1人の女に言った。

 

「私は、東京から来たんですよ。」

 

「あら、奇遇ですね。」

 

「実は私と侑ちゃんも東京から来たんです。」

 

「そうなんですか。」

 

「それで、次の旅は何処へ行くんですか。」

 

「私は、次の日に七尾線に乗って能登へ行くんです。」

 

「へぇー、俺たちも明日行くんですよ。」

 

と、シオンは言った。

 

「まぁ、そうなんですか。」

 

「ええ。」

 

奈保子はひとり旅をしていた響子に出会った。

 

「お一人ですか。」

 

「ええ、私も昨日から金沢へ来ていたんです。」

 

「そうですか。」

 

と、響子はきんつばと抹茶と一緒に飲んでいた。

 

「じゃあ、あなたは明日に金沢から特急に乗って名古屋から東京へ帰るんですか。」

 

「はい、私は新潟へ行って次の日に金沢へ行こうって。」

 

「それで、ひがし茶屋街に。」

 

「ええ。」




そして、金沢の犀川で殺人が起きる
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