【呪術廻戦外伝】特別1級呪術師 禪院将宗 作:まぜこみごはん
なのでうまくかけるかわかりませんが、記念すべき10話なので
うまく書きたいと思います。
今回は前編と後編で分けたいと思います。
『さて、諸君。学長から使用許可は下りた、存分にこの禪院家のイケメンこと、禪院将宗を追いかけるといい』
本来なら東京校との交流会で使われるはずの場所、森林が多い、かつ敷地面積も広い場所を選んだ、もちろん低級呪霊は今回は放ってはいない。ただただ校庭で追いかけ回されるのはいいが、こういう森が多いステージでどのように立ち回るのか、どのように追いかけ、どのように俺を足止めするのかがカギとなる。
『そういわれますとなんか追いかけにくいといいますか……』
『ぶっ潰すためよ、いい? 追いかけるんじゃなくて、潰しにいくわよ』
『趣旨がもう変わっているゾ?』
3人とも気合十分なようだ、うん。真依の見る目が怖い、うん。
ともかく彼らの実力を見るのにはいい機会だ、遊びとはいったが、俺をどのように追い詰めるのかも見極められる。
『よし先に俺は逃げる、10秒たったら追いかけてもいいぞ。』
さてと、生徒も本気で追いかけてくれるようだし、俺もその気持ちにこたえるために本気で逃げようではないか、イケメンとして生徒の気持ちを汲んでやらねばならない。
そのまま呪力も使わずに、足の蹴る反動を利用して、木に登り、そのまま次々と木に移りながら移動してゆく。
『あの人見た目に反して、結構肉体派なんですね…』
『そんなことはいいわ、それぐらいは想定済みよ。メカ丸』
『わかっタ』
メカ丸が準備したのは、通信機。メカ丸が通信機を三輪と真依に渡す。
耳につけるタイプの通信機でこれで会話をし、相手の位置と場所を教えあうことができる。
作戦担当は禪院真依、迎撃担当は三輪霞、メカ丸と即に役割は決めていた。
『作戦通りにいくわよ』
『『了解』』
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将宗side
『さて、3人はどう追い込むつもりなのかな』
10秒はもう経っているとはいえ、ある程度先ほどの場所から距離を離れられた。考えられるのはおそらく作戦を考えているのは真依だろう。三輪とメカ丸が俺のことを追いかけてくるとは思うが、単純なスピード勝負なら遅れはない。
注意するべきは、やはりメカ丸。力勝負にかかるのなら彼が俺のところにくるはずだ、色々考えられるが、真依がそう単純な作戦を仕掛けてくるとも言いづらい。
『まぁある程度距離は離れたし、気長にいく……』
ソードオプション
『刀源解放』
『ッ―――――!?』
この声はメカ丸か、やはり追いかけてきたのはメカ丸。
ある程度距離は離れられたと思っていたが、どうやら見積もりが甘かったらしい。しかも本人さえもどこにいるかわからない、呪力の気配で探っているとはいえ、この森では正確な位置を把握するのも苦労するし、まさかこんなに早くくるとは思ってなかった。
だがわからない、何故こんなすぐに俺の居場所は割れた?、
ブーストオン!
『推力加算ッ!!』
ウルトラスピン
『絶技抉剔―――!!』
『下か!?』
右肘部分からジェット噴射でこちらに向かってきて、高速ドリルをぶつけてきた、しかもこちらの正確な位置を把握して――!?
反応が少し遅れてしまったが、別の木にうつることには成功し、回避することはできた。しかし俺がさきほどまで乗っていた木の枝は見るも無残に粉砕されていた、あれに当たれば確実に骨はいっていただろう。
メカ丸は俺と向かい合うように別の木に移動し、目の前の俺を見る。
『チッ……外したカ』
『危ない危ない……やはり追いかけてきたのはメカ丸君か、惜しかったね。ほかの二人はどうしたのかな?』
『答えると思うのカ?』
『大方君が俺を追い込んでいる間に、隙を見せた瞬間を狙って二人で攻めにかかるとかね。色々考えられるけど、そう簡単には捕まらないよ。』
しかし妙だ、こうも簡単に居場所が割れたのは種があるのかなんなのか――今の俺は呪力は練っていないし、呪力を頼りにしてこちらの居場所を把握できるのは不可能に近い。何か別の方法で探し出せたのだろうが、まだ読めんな。
『さぁどうだかナ?、だがこのままいかせてもらウ!!』
ウルトラキャノン
『大祓砲!』
こちらにむかって高熱のエネルギ―波を放ってきた、なかなか容赦ないなこの子と思ったが、それも違う木の枝に移り、回避をする。
メカ丸は避けられてもお構いなしにウルトラキャノンを放って、こちらを追跡するように追いかけてくる。
『(攻撃が単調すぎるな……確かに威力は強いが、回避するだけならば容易すぎる。何か狙いがあるのか?)』
避け続けていると、メカ丸はターゲットを変更し、俺が移動するであろう木に向かってウルトラキャノンを放っている。避けられてはいるものの、このまま高所を移動していては、ウルトラキャノンの餌食になってしまうかもしれないし、俺がうつる木の選択肢も減りつつある一方だ。
『(一度下に降りて、メカ丸を撒くしかないか。スピード勝負なら遅れは取らない)』
このまま移動していては、やられるのも時間の問題だ。
そのまま下に降りて、メカ丸を撒き態勢を整えるしかない。
下で降りたところで、俺はどうやら判断を間違えたこと気づいてしまった。
『三輪! いったゾ!!!!』
『三輪君だと!?』
降りた先には、水色の髪の女性、三輪霞が刀を構え待っている。
まさか俺が下に降りるようにわざとウルトラキャノンで移動先を減らすことによって、降りるように仕向け、三輪霞に後を託したのか。
降りた瞬間は人間は無防備となり、回避するのも難しくなる。上から俺をメカ丸が追いかけ、下からは三輪君が後を追いかけていたのか。
『わかりました! シン・陰流、簡易領域!』
自身を中心に半径2.21mの「簡易領域」を展開し、領域内に侵入したものをフルオート反射で迎撃する抜刀術、領域展開でも必中効果を中和することが可能な、弱者を守るために作られたものだ。
『抜刀!』
鞘に収めた刀身を呪力で覆い、かつ鯉口に向けて流す事で剣速を加速させる技、抜刀はそのまま降りてきた将宗に向かって刃が向けられる。
『……まったくチ―ムプレイは合格だな』
向けられた刃を己の両手を使って、真剣白刃取りの感覚で刃を止めて見せた。
『(抜刀が素手で止められた!? 空中なのに、しかも刃を受け止められる態勢にしたっていうの!? なんて身体能力……!?)』
そのまま手を離し、距離をとるために後ろに下がる。
まったくなんという連携プレイをかましてくれるんだこの二人は、危ないところであった。あのまま抜刀を受けていれば、どうなっていたかわからない。
俺と同時に降りてきたメカ丸は三輪の隣に移動し、向かい合わせの状況となる。
『ごめん! メカ丸、いけると思ったんだけど……』
『気にするナ、そもそもそう簡単に仕留められるとはおもっていなイ』
『おいおいタッチしにいくんじゃなくて、ダウンをとる気だったのかい。でも見事な連携だよ、感心したな。さすがは有望株といったところか』
やはり資料で見た通り、彼らはかなりの有望株なことには間違いないだろう。しかし気になるのは真依の姿がいないということだ、身体能力は3人の中でも一番低いとはいえ、そこまで遠くにいるとは思えない。
どこかで狙っているとしたら、位置的に考えると高所が確実か――。
『メカ丸、このまま畳みかけましょう。二人がかりでいけば、触れられる可能性が高いと思います』
『そうだナ、まだまだ俺も余力は残していル。全力でいくゾ三輪!』
『第2ラウンドかな? いいよ俺もノってきたところだ、全力で逃げるとするよ、愛する生徒たち。』
ここまで読んでいただきありがとうございました。
どうたったでしょうか、今回は前編と後編でわけてみることにしました。
かくのがめんどくさかったからじゃないからね!?
次の回は番外編か過去編を書きたいと思います。
一つ挟んでから、後編のほうを書きたいと思いますのでよろしくお願いします。
伏線張れたらいいなって、、。