クラネル・クエスト   作:暁海斗

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何となく、書いてみたくなったので・・・


反応を見ながら、続けるかを判断します


ベル、帰還する

 

 

 

 

 

 

 

僕は、ベル・クラネルです・・・

 

 

5歳の頃、アルフィアお義母さんとザルド叔父さんが重い病気に罹っていて・・・毎日、看病していました・・・

 

 

ある時、村の外にお祖父ちゃんと薬草を取りに行っていると・・・

 

 

 

ベル

「お祖父ちゃん、薬草は沢山必要かな・・・」

 

ゼウス

「アルフィアとザルドの病に、どれ程の効果があるかは分からんが・・・無いよりはマシじゃろう」

 

 

薬草採取を終えて、村に帰ろうとすると・・・不思議な魔法陣が現れて、僕を光が包み込んだ・・・

 

 

ゼウス

「ベル!?」

 

 

 

 

僕は、全然知らない場所に来てしまいました・・・

 

 

 

ヤンガス

「ゼシカ!?」

 

「何をしてるでがんす!?」

 

ゼシカ

「私だって、パルプンテを唱えただけでこんな風になるなんて思わないわよ!!」

 

ククール

「おいおい・・・どうするんだよ、この状況・・・」

 

エイト

「君、怪我は無い?」

 

ベル

「はい・・・ココは何処ですか?」

 

エイト

「ココは、トロデーン王国の近くだよ」

 

ベル

「トロデーン王国??」

 

エイト

「トロデーン王国の名前に聞き覚えは無い?」

 

ベル

「はい・・・」

 

ククール

「おい・・・お前さん、責任取れよ」

 

ゼシカ

「私のせいなの!?」

 

ヤンガス

「どう考えても、ゼシカがパルプンテを唱えたのが原因でがんす」

 

エイト

「とりあえず、近くの街まで行こうか」

 

 

 

コレが、ボクとエイトさん達との出会いだった・・・

 

 

 

それから、僕は・・・エイトさん達の旅に同行する事になった・・・

 

 

この世界は、僕が暮らしていた世界とは違う世界らしい・・・

 

 

旅をしながら、色々な事を教えて貰った・・・

 

 

エイトさんからは、勇者としての心得・・・

 

 

ヤンガスさんからは、人情の大切さ・・・

 

 

ゼシカさんからは、多くの攻撃魔法を・・・

 

 

ククールさんからは、回復魔法と女性の口説き方を・・・

 

 

女性の口説き方を教わっていたら、ゼシカさんにククールさんがボコボコにされていた・・・

 

 

 

道中、色々なモンスターと戦いながら・・・少しずつ、レベルアップしていった・・・

 

 

最終的には、レベル99にまで成長する事が出来た・・・はぐれメタル・メタルキングを探すのに苦労したよ・・・

 

 

 

ある日・・・竜神王様が、僕の相談にのってくれた・・・

 

 

竜神王

「フム・・・君は、この世界の住人では無いのだな」

 

ベル

「そうみたいです・・・」

 

竜神王

「どれ・・・」

 

 

竜神王様は、僕の頭に手を置く・・・

 

 

竜神王

「・・・なるほど」

 

「私が、道を繋いでみよう・・・後は、君の帰りたいという強い想いが必要だ」

 

ベル

「・・・帰れるなら、僕は頑張ります!」

 

竜神王

「では、彼らに挨拶をして来ると良い」

 

 

僕は、エイトさん達に最後の挨拶をしに行った・・・

 

 

エイト

「そうか・・・帰るんだね」

 

「なら、僕の使っていた装備を持って行くと良いよ」

 

ベル

「こんなに貴重な装備を貰っても良いんですか?」

 

エイト

「僕は、竜神王様から貰った装備が有るからね」

 

「全部、ベル君にあげるよ」

 

ヤンガス

「あっしの装備も持ってくと良いでがすよ!」

 

ゼシカ

「錬金窯も持って行きなさい」

 

ククール

「俺達の使ってない装備も、持って行けよ」

 

「元の世界に有る素材と組み合わせると、新しい武器や防具にもなるかもしれないからな」

 

トロデ王

「元の世界に帰っても、頑張るんじゃぞ・・・」

 

ミーティア姫

「ベル君に祝福が有らん事を・・・」

 

 

エイトさん達から、装備と錬金窯を貰った後は・・・竜神王様に道を繋いでもらった・・・

 

 

竜神王

「さぁ、後は君次第だ・・・頑張りなさい」

 

ベル

「皆さん・・・色々とありがとうございました!!」

 

 

ゲートを通ると・・・見慣れた小屋が有る・・・

 

 

 

ベル

「戻って来たのかな・・・」

 

 

小屋の扉を開けてみると・・・アルフィアとザルドが、今にも死んでしまいそうな深刻な状態だった・・・

 

 

ベル

「お義母さん!!叔父さん!!」

 

「待っててね・・・今すぐに治してあげるから!」

 

ベルは、道具袋から・・・超万能薬・世界樹のしずく・エルフの飲み薬を取り出して・・・2人に使用する・・・

 

 

すると、アルフィアとザルドの容態が良くなっていく・・・

 

 

だが、ステータスを確認して見ると・・・呪いが掛けられていたので、ククールさんに教えて貰った、教会の呪いの解除方法を使って行く・・・

 

 

ゼウス

「ザルドとアルフィアの容体は、悪化する一方じゃ・・・せめて、神の力を使えれば・・・」

 

ベル

「あ、お祖父ちゃん!」

 

ゼウス

「ベル!?」

 

「5年間もの間、何処に行っていたんじゃ!!」

 

ベル

「えっと・・・話せば長くなるんだけど・・・」

 

 

ベルは、今までの出来事をゼウスに話す・・・

 

 

ゼウス

「信じられん・・・違う世界に行っていたとは・・・」

 

ベル

「でも、お陰でお義母さん達の病気は治せたよ」

 

ゼウス

「まさか!?」

 

ベル

「呪いが掛けられてたから、解呪したよ」

 

「暫くすれば、目を覚ますと思うけど・・・」

 

ゼウス

「信じられん・・・アルフィアの命を蝕む病と、ベヒモスの呪いを解くとは・・・」

 

ベル

「僕、ご飯作ってるね♪」

 

 

ベルは、手際よく料理をしていく・・・宿屋のオバちゃんに、料理を教えて貰ってからは料理が楽しくて仕方ないベルである・・・

 

 

ヘラ

「ゼウス!!」

 

「また女湯を覗いたらしいわね・・・アルフィア達が、死地を彷徨っている時に・・・このスケベジジイ!!」

 

ゼウス

「待て待て待て!?」

 

「今は、それどころじゃないんじゃ!!」

 

ヘラ

「うるさいわね!!」

 

「神の裁きを受けなさい!!」

 

ガンッ!!

 

ベル

「うるさいですよ!!」

 

「病人が寝ているのに、騒がしくしないでください!」

 

「叩き出しますよ!」

 

 

フライパンで、頭を殴られたヘラは・・・あまりの痛さに悶絶している・・・

 

 

暫くすると、アルフィアとザルドが目を覚ました・・・

 

 

アルフィア

「体が軽い・・・」

 

ザルド

「・・・ベヒモスの呪いが消えている・・・」

 

ベル

「お粥を作っておいたから、ゆっくり食べてね♪」

 

「病み上がりだから、無理しちゃ駄目だよ!」

 

 

アルフィア

「・・・ベルが成長していないか・・・」

 

ザルド

「・・・あれから、何年経ったんだ・・・」

 

ゼウス

「ワシ等がオラリオを追放されてから、もう6年じゃ」

 

アルフィア

「ゼウス・・・私達が、病に倒れている間に何があった・・・」

 

 

ゼウスは、6年間の出来事を話した・・・

 

 

アルフィア

「そんな事があったのか・・・」

 

ザルド

「オラリオは、以前より弱体化しているようだな・・・」

 

ゼウス

「無理もないわい・・・多くの一級冒険者が停滞している有り様じゃ」

 

ヘラ

「痛かった・・・頭が凹んだわ・・・」

 

ベル

「騒がしくする人が悪いんです」

 

アルフィア

「ベル・・・誰かの眷属になったのか?」

 

ベル

「眷族?」

 

「何それ・・・」

 

ザルド

「・・・背中を見せてみろ」

 

ベル

「背中?」

 

 

ベルは、背中を見せると・・・筋肉質な背中が見えた・・・

 

 

ザルド

「恩恵は、刻まれていない・・・」

 

アルフィア

「可笑しいだろ・・・恩恵無しで、このオーラだぞ」

 

ゼウス

「ベル、向こうの世界でレベルは幾つになったんじゃ?」

 

ベル

「レベル99だよ♪」

 

「僕、物凄く頑張ったんだよ」

 

ヘラ

「・・・試しに、恩恵を刻んでみましょうか・・・」

 

ゼウス

「ワシ等には、既に神の力は殆んど残されていない・・・恩恵を刻んでも、ベルにメリットは無いじゃろ」

 

ヘラ

「ベルの今の現状を見る為には、必要な事よ」

 

 

ヘラは、ベルの背中に恩恵を刻んでいく・・・

 

 

ゼウス

「どんな感じじゃ?」

 

ヘラ

「有り得ないわよ・・・レベルが99」

 

「スキルが幾つも出てる・・・魔法も何種類も出てるわ」

 

「こんなの前代未聞よ・・・」

 

ゼウス

「・・・有り得ないレベルじゃな・・・」

 

アルフィア

「レベル99・・・」

 

ザルド

「聞いたこと無いぞ・・・」

 

ベル

「僕、勇者になったんだよ♪」

 

「色んな世界を旅して、魔王も倒したんだよ♪」

 

ザルド

「ベルなら、黒龍を倒せるかもしれない・・・」

 

アルフィア

「ベル、オラリオに行け・・・そして、私達が達成出来なかったクエストを達成して欲しい・・・」

 

ベル

「え~、面倒くさい」

 

「1人での旅って、物凄く退屈なんだよ?」

 

「そんな苦行を、僕にさせるの?」

 

アルフィア

「うぐ・・・」

 

ザルド

「そう言われると・・・何も、言い返せん」

 

ゼウス

「ベル、オラリオには色んな出会いが有るぞ?」

 

「旅の仲間も見つかるかもしれんぞ?」

 

ベル

「お祖父ちゃんがそう言うなら・・・」

 

ヘラ

「何で、ゼウスの言う事は聞くのかしら・・・」

 

ゼウス

「オラリオに行く時は、ロキ・ファミリアとフレイヤ・ファミリアには関わっちゃいかんぞ」

 

「あ奴らは、ろくでなしの連中じゃ」

 

ベル

「なら、ロキ・ファミリアとフレイヤ・ファミリアに関わらないようにするね」

 

ヘラ

「困った事があれば、ガネーシャ・ファミリア、デメテル・ファミリア、ミアハ・ファミリア、アストレア・ファミリアを頼りなさい」

 

「ヘスティアが居てくれれば、心強かったんだけど・・・」

 

ベル

「なら、明日には出発するね」

 

アルフィア

「ザルド、私達も・・・」

 

ゼウス

「アルフィアもザルドも、オラリオでは指名手配されておる」

 

「指名手配犯がオラリオに来れば、また面倒な事になる・・・ある程度、時間が経つのを待つしかない」

 

ザルド

「ベル、レベル99はオラリオでは前代未聞の異常事態になる」

 

「ヘラに、ステイタスを隠蔽して貰え」

 

「もし、オラリオで信頼できる主神を見つけたら・・・この紙を渡せ」

 

「おおよその事を書いておく・・・絶対に、女神フレイヤと接触するな」

 

「あの性悪女神は、他人のモノを手に入れようとする癖が有る」

 

アルフィア

「必ず、ガネーシャ・デメテル・ミアハ・アストレアのファミリアだけを頼れ」

 

「それ以外のファミリアには、一切関わるな」

 

ヘラ

「ヘスティアが居たら、速攻で頼りなさい」

 

「ヘスティアは、善神の中の善神よ・・・私が唯一、信頼している女神でも有るわ」

 

ベル

「メモメモ・・・」

 

ゼウス

「アストレア・ファミリアは、以前よりファミリアの規模は縮小したようじゃが・・・今でも、信頼できる女神じゃ」

 

ベル

「メモメモ・・・」

 

「必要な事は全部メモしたし・・・コレで大丈夫!」

 

「何か有れば、いつでも一瞬でこの村に帰ってこれるし♪」

 

ヘラ

「一瞬で??」

 

ベル

「それじゃあ、明日早いから・・・もう寝るね♪」

 

「おやすみ~!」

 

 

 

ベルは、眠りについた・・・

 

 

 

翌日・・・

 

ベル

「それじゃあ、行ってきます!」

 

アルフィア

「ある程度、落ち着いたら私達もオラリオに行く・・・」

 

ザルド

「忠告は必ず守るんだぞ」

 

ヘラ

「ベル~!!」

 

「可愛いベルの顔をしっかり見せて頂戴!!」

 

ゼウス

「オラリオには、ダンジョンが有る・・・適度に、日銭を稼ぎながらオラリオを楽しんでくるんじゃ」

 

ベル

「はい!」

 

 

ベルは、オラリオに向かって出発した・・・

 

 

 

 

 

 

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