ベルは、今日はダンジョン探索はお休みです・・・
ベル
「オラリオの鍛冶系のギルドの作品って、大した事無いんだね・・・」
ティオナ
「ベル君、何してるの?」
レフィーヤ
「ウインドショッピングですか?」
ベル
「ティオナさん、レフィーヤさん・・・ココに飾ってある鎧や剣が、安っぽくて・・・」
ティオナ
「ヘファイストス・ファミリアの鎧と剣が安っぽい・・・普通は言えないよ、そんな事」
レフィーヤ
「このショーケースの中に展示している武器や防具は、最高級レベルのモノなんですけど・・・」
ベル
「まぁ、僕はお気に入りの武器と防具が有るので・・・バベルには用は無いですね~」
ヘファイストス
「今のセリフは、鍛冶を司る女神として聞き逃せないわね」
ベル
「・・・眼帯美女の女神様・・・ヘスティア様が神友と言っていたヘファイストス様ですね」
ヘファイストス
「・・・眼帯美女の女神なんて、初めて言われたわね・・・」
ティオナ
「ベル君の好みは、ヘファイストス様みたいな人なの?」
レフィーヤ
「高身長・スタイル抜群・お姉さん系の包容力・・・負けました」
ベル
「確かに、僕の好みの女性はお姉さん系の人ですけど・・・年が離れすぎてますし、神様との恋は悲しい結果にしかならないと思いますから・・・」
「なので、僕は神様と恋仲になる事は有りませんね」
ヘファイストス
「・・・真正面から言われると、傷付くわね・・・」
ベル
「それでは・・・僕は、お買い物に行かないといけないので」
ヘファイストス
「待ちなさい・・・さっきの話が終わってないわよ」
「ウチのファミリアの作品が安っぽいなんて・・・そう言える根拠は何かしら?」
ベル
「僕が使っている武器の方が、圧倒的に凄いからです」
ヘファイストス
「少し、顔を貸してもらうわね」
ベル
「お断りします!!」
ティオナ
「おぉ・・・真正面から断った!」
レフィーヤ
「凄いですね」
ヘファイストス
「別に、変な事はしないわ」
「ちょっと、武器を見せてもらうだけよ」
ベル
「・・・普通にイヤですけど?」
ティオナ
「ベル君、今後お世話になるかもしれないし・・・ちょっと話だけでも聞いてあげたら?」
レフィーヤ
「そうですよ・・・オラリオの二大鍛冶ファミリアの主神様ですし・・・」
ベル
「・・・変な事したら、何もかも吹き飛ばしますから・・・」
ヘファイストス
「・・・何故か、説得力が有りそうな言葉ね・・・」
ヘファイストス・ファミリア・・・ホーム
ベル
「武器ばかりですね・・・趣味が悪いです」
ヘファイストス
「・・・随分な言いようね・・・」
「早速だけど、武器を見せてもらえるかしら?」
ベルは、適当に道具袋の中から・・・ドラゴンスレイヤーを取り出す・・・
ヘファイストス
「・・・今、何処から出したの・・・」
ベル
「初対面の相手に、教えると思いますか?」
「教えて貰えると思っているなら、随分と頭の中がお花畑ですね」
ティオナ
「うわ~・・・神様が相手でも、言い方が辛辣で、遠慮しないんだ・・・」
レフィーヤ
「・・・ベル君に、あんな言葉を言われたら・・・心が折れそうです・・・」
ヘファイストス
「・・・さっきから、心に突き刺さる言葉を何度も・・・」
「まぁ良いわ・・・」
ヘファイストスはドラゴンスレイヤーを吟味していく・・・
ヘファイストス
「見た事も無い素材が使われているのかしら・・・鍛造をした形跡もない・・・」
「一体、どうやってこの武器を・・・」
ベル
「僕達は、帰りましょうか」
ティオナ
「え、あの剣は良いの?」
レフィーヤ
「大事な剣じゃないんですか?」
ベル
「別に使わない剣なので・・・有っても無くても、困りません」
「僕が普段使う剣は、大体決まっているので・・・他にも、色々と使えますけどね」
ヘファイストス
「この剣を売ってもらう事は出来るかしら?」
ベル
「別に良いですけど・・・幾ら出してくれるんですか?」
ヘファイストス
「・・・500万ヴァリスを支払うわ」
ベル
「良いですよ。差し上げますので、お金を下さい」
ヘファイストス
「・・・これで良いかしら?」
ベル
「・・・確かに受け取りました・・・その剣は、好きに使ってください」
「それでは・・・」
ベルとティオナとレフィーヤは、ヘファイストス・ファミリアのホームから出て行った・・・
ティオナ
「ベル君、あの剣は売っても良かったの?」
ベル
「使わない剣ですから・・・売ってお金になるのなら、売った方が遥かに儲かりますよ」
「買った時の値段は、11000ゴールドでしたから」
レフィーヤ
「ゴールド??」
ベル
「細かい事は気にしないでください」
「この儲けたお金で、神様に何か買ってあげようかな~」
ヘファイストスは、まだ知らない・・・
とんでもなく、天文学的なレベルで大損をした事を・・・
椿
「この剣・・・どうやって作ったのか分からん・・・」
ヘファイストス
「未知の技術が使われているのかしら・・・私が、全く知らない技術が使われているなんて・・・」
「ヘスティアの眷属みたいだったけど・・・一回、ヘスティアに相談してみようかしら・・・」
ベル
「お買い物も出来たし・・・ご飯は何を作ろうかな~」
ティオナ
「・・・ベル君が、全部のご飯を作ってるの??」
レフィーヤ
「料理が出来る子は、希少ですね・・・」
ベル
「僕が居る時は、僕が作ってますよ・・・料理は好きなので」
「ミアさんに料理を教えて貰った事も有りますよ~」
ティオナ
「えぇ!?」
レフィーヤ
「・・・料理を教えて貰えるんですか??」
ベル
「普通に聞いたら、教えて貰いましたけど・・・」
ティオナ
「・・・やっぱり、料理は出来た方が良いよね・・・」
レフィーヤ
「・・・今まで、料理なんてした事無いですよ・・・」
ベル
「何事も挑戦ですよ~」
ベルは、ティオナ・レフィーヤと別れて・・・自分のホームに帰って来た・・・