クラネル・クエスト   作:暁海斗

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パーティーでダンジョン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、リリと一緒にダンジョンに行きます・・・

 

 

リリ

「ベル様は、そんな軽装備で大丈夫なんですか?」

 

ベル

「僕、いつもこんな感じだから大丈夫だよ♪」

 

「リリは、プリンセスローブをサイズ調節したんだけど・・・問題ない?」

 

リリ

「問題ありませんが・・・こんな、高価なローブを頂いても良いんですか?」

 

ベル

「使って無いから大丈夫だよ」

 

「プリンセスローブって、女性しか装備出来ないから」

 

リリ

「そうですか・・・」

 

ベル

「さて、アイテム採取と採掘に行こうかな」

 

 

ベルとリリは、ダンジョンの5階層を目指す・・・

 

 

 

 

5階層・・・

 

リリ

「・・・ベル様は、弓を使うんですか?」

 

ベル

「僕は、武器は基本的に何でも使えるよ」

 

「今日は、弓を使いたい気分なだけだよ」

 

リリ

「・・・変わっていますね」

 

ベル

「冒険は、楽しまないとね」

 

「楽しくないと、何事も続かないからね~」

 

 

カン!カン!カキンッ!

 

 

リリ

「ベル様、岩塩が取れましたよ」

 

ベル

「料理に使えるね・・・ギルドでも、割と良い値段で買い取って貰えるんだよね」

 

「もっと、採掘できると良いんだけど・・・」

 

 

カン!カン!ガキンッ!!

 

 

リリ

「凄い音がしましたね・・・」

 

ベル

「・・・オリハルコン見っけ」

 

リリ

「・・・こんな階層で、オリハルコンが採掘できるんですか・・・」

 

ベル

「割と採掘出来るよ~」

 

「殆んどは、僕が錬金術の材料にしちゃうからさ~」

 

「ギルドに行く事は無いんだよね」

 

リリ

「・・・売れば、どれくらいの金額になるんでしょう・・・」

 

ベル

「う~ん・・・売った事無いから分からないんだよね」

 

「でも、10万ヴァリス位はするんじゃないかな」

 

リリ

「コレが・・・」

 

ベル

「でも、売らない方が良いと思うよ」

 

リリ

「何故ですか?」

 

ベル

「鍛冶系のファミリアからすれば、未知の鋼材だからね」

 

「オリハルコンなんて、ほぼ伝説上の鋼材だもん」

 

「そんな鋼材が、ホイホイと採取出来たら問題でしょ」

 

リリ

「確かに・・・」

 

ベル

「それに、オリハルコン欲しさに・・・知らない鍛冶師に、定期的に納品しろとか言われたら嫌じゃん」

 

「なら、僕達で独占しておいた方が安全なんだよ」

 

リリ

「・・・そうですね」

 

「では、オリハルコンはヘスティア・ファミリアで独占しましょう」

 

 

ベルとリリで、オリハルコンを乱獲しまくる・・・

 

 

リリ

「カバンが一杯になるくらい、採掘出来ましたね」

 

ベル

「そうだね」

 

「当分の間で必要な量は採掘出来たかな」

 

リリ

「一回ダンジョンから出ますか?」

 

ベル

「・・・僕は、全然大丈夫だけど・・・リリの方が辛そうだから、一回戻ろうか」

 

「リレミト!」

 

 

リレミトを唱えると・・・一瞬で、ダンジョンから脱出する・・・

 

 

リリ

「・・・凄いですね」

 

ベル

「僕的には、普通なんだけど・・・」

 

「ギルドに行って、不要な鉱石とかを売ろうか」

 

リリ

「一度、ホームに戻りましょう。そこで、荷物の整理をしてからですね」

 

 

ホームに戻って、オリハルコンとげんませきを隠し場所に収めて・・・残りの鉱石等を売りに行く・・・

 

 

 

 

ギルド・・・

 

ベル

「エイナさん」

 

エイナ

「ベル君、ダンジョンの帰り?」

 

ベル

「そうですね」

 

エイナ

「ベル君、パーティーを組んだんだね」

 

リリ

「リリルカ・アーデです」

 

エイナ

「ベル君をサポートしてあげてね」

 

リリ

「リリにお任せです!」

 

ベル

「それで、また不要な鉱石とかを買い取ってください」

 

エイナ

「ベル君が定期的に鉱石を持って来てくれるから、ギルドとしては大助かりだよ♪」

 

リリ

「何故ですか?」

 

エイナ

「鍛冶系のファミリアは、自分達で鉱石を採取してこないといけないんだけどね・・・」

 

「鉱石が採掘出来ないと、ギルドに鉱石を買いに来るの」

 

「その時は、一般市場の値段に+αを加味するの」

 

「その売った金額が、ギルドの収入になるの」

 

「ベル君が鉱石を持って来てくれると、ギルドが売る時の在庫が確保できるから凄く助かるんだ」

 

ベル

「そうですか・・・」

 

リリ

「ベル様、今度からもう少し採掘を頑張りましょう」

 

ベル

「そうだね。もう少し下の階層に行ってみよう」

 

エイナ

「下の階層に行く時は、十分気を付けてね」

 

ベル

「分かってますよ」

 

リリ

「ベル様、頑張りましょう!」

 

 

 

 

 

 

ベルとリリは、お昼ご飯を食べた後・・・再び、ダンジョンに向かう・・・

 

 

 

ベル

「次は、10階層くらいまで行ってみようか」

 

リリ

「念の為に、色々と安全装備を持ってきました・・・慎重に行きましょう」

 

 

 

10階層・・・

 

ベル

「ダンジョンって、地図が無いのが嫌だね」

 

リリ

「一応、マッピングをしていきましょう」

 

 

暫く、ダンジョンを進んでいくと・・・緑が広がる場所に出た・・・

 

 

リリ

「ダンジョンの中に、こんな場所が有るんですね・・・」

 

ベル

「・・・ココだけ、異様な雰囲気がある・・・辞めておこう」

 

リリ

「でも、薬草の採取が出来ますよ?」

 

ベル

「リリ、洞窟の中に急に緑が溢れる場所が有るなんて可笑しいと思わない?」

 

リリ

「・・・言われてみれば・・・」

 

ベル

「多分、何かの罠とかだと思う・・・近づかない方が良い」

 

「18階層以外は、安心できる場所は無いと思った方が良いね」

 

リリ

「分かりました・・・」

 

 

ベルとリリがその場を離れた・・・後から来た冒険者達が、緑地に足を踏み入れると・・・擬態していた魔物が出て来て、冒険者達を襲っていたそうだ・・・

 

 

 

ベル

「・・・アルミラージのみんなが居てくれると良いんだけど・・・」

 

アルミラージ

「キュキュ?」

 

リリ

「ベル様!?」

 

ベル

「待って・・・」

 

アルミラージ

「キュ~!!」

 

「キュキュ!!」

 

ベル

「コッチに来いって言ってるんだね・・・行ってみよう」

 

リリ

「言葉が分かるんですか・・・」

 

ベル

「何となくだけどね・・・」

 

 

アルミラージの案内に従うと・・・金剛石の結晶が、大量に埋まった場所に着いた・・・

 

 

ベル

「凄いね・・・」

 

リリ

「金剛石の結晶が大量に・・・」

 

アルミラージ

「キュ~♪」

 

「キュキュ~」

 

ベル

「ありがとう・・・これ、お礼の野菜だよ」

 

アルミラージ

「キュキュ~♪」

 

 

アルミラージは、嬉しそうに何処かに帰っていった・・・

 

 

ベル

「リリ、採掘出来るだけ取っていこう」

 

リリ

「はい!」

 

 

カキンッ!カキンッ!ガキンッ!!

 

 

ベル

「大量だね・・・」

 

リリ

「カバンには、これ以上は入りませんね・・・」

 

ベル

「僕の道具袋に入れれば大丈夫だよ」

 

 

それから、1時間くらい採掘をすると・・・大量の金剛石を手に入れる事が出来た・・・

 

 

リリ

「そろそろ戻りましょう」

 

ベル

「・・・その前に、この階層で友達を増やしておきたいんだけど・・・」

 

アルミラージ達

「キュキュキュ」

 

ベル

「君達、この階層の事を色々教えてくれるかな・・・」

 

アルミラージ

「キュキュ~♪」

 

ベル

「教えてくれるみたいだね」

 

 

アルミラージ達の案内に従って、移動していくと・・・10階層のマッピングが完成した・・・

 

 

リリ

「凄いです・・・こんな完璧なマッピングが出来るなんて・・・」

 

ベル

「皆のお陰だね♪」

 

「この野菜、全部あげるね」

 

アルミラージ

「キュ~♡」

 

 

アルミラージは、大喜びで帰っていった・・・

 

 

リリ

「この地図は、かなりの高値で売れると思います・・・」

 

ベル

「この地図は、僕達が作った地図だからね・・・僕達だけの大切な情報だよ」

 

「他の冒険者に売る必要は無いよ」

 

リリ

「・・・今回の金剛石は、売るんですか?」

 

ベル

「7割くらいは僕達の取り分かな・・・個人的に遊ぶために残しておきたいし」

 

「3割を売っても、結構な金額になると思うし・・・帰ったら、早速ギルドに持って行こう」

 

リリ

「はい、ベル様!」

 

ベル

「リレミト!」

 

 

 

ダンジョンから戻ると・・・ギルドに金剛石を買い取って貰い・・・当面の間の夕ご飯が、豪遊出来る位の稼ぎになった・・・

 

 

 

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