クラネル・クエスト   作:暁海斗

17 / 31
神会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、神様同士の交流会が有るらしい・・・

 

 

ヘスティア

「ベル君、ボクは神会に行かないといけないんだけど・・・ベル君も参加する事になってしまうんだ・・・」

 

アルフィア

「神会には、正装で行く必要が有るぞ」

 

ザルド

「ベルは、正装用の服を持っていなかったな・・・」

 

ベル

「神様・・・ドレスとか持っているんですか?」

 

ヘスティア

「ふふふ・・・持っている訳ないじゃないか!!」

 

「ボクは、今まで貧乏だったんだぞ!!」

 

「貧乏なのに、ドレスなんて買える訳ないじゃないか!!」

 

ベル

「なら、買いに行きましょうか」

 

ナァーザ

「・・・ベルに似合っているタキシードを選んであげる・・・」

 

ミアハ

「ベルのタキシードは、私が選ぼう」

 

「ナァーザは、ヘスティアのドレスを選んでやってくれ」

 

ナァーザ

「・・・分かりました」

 

 

 

それから、僕が着るタキシードと・・・神様が着るドレスを買いに行きました・・・

 

 

ヘスティア

「ベル君!!ボクのドレス姿は如何だい!!」

 

ベル

「とても素敵ですよ♪」

 

ヘスティア

「・・・ストレートに褒められると、凄く恥ずかしいね・・・」

 

ナァーザ

「・・・私も、ドレスを新調したよ・・・」

 

ベル

「青色のドレスが、ナァーザさんに良く似合っていますよ♪」

 

ナァーザ

「・・・ありがとう」

 

「ベルも、タキシードが似合っていて格好良いよ・・・」

 

ベル

「女性に褒めてもらえるのは、凄く嬉しいですね♪」

 

ナァーザ

「・・・ベルの笑顔の破壊力は凄い・・・」

 

ミアハ

「神会は、バベルの中で行われるから・・・そろそろ行った方が良さそうだね」

 

ヘスティア

「それじゃあ、タダ飯を食べに行こうじゃないか!!」

 

ベル

「・・・神会って、タダ飯を食べに行くところなんですか??」

 

ミアハ

「他の主神との関りを必要としない神なら、食事と飲酒をするくらいしか楽しみが無いからね」

 

ナァーザ

「・・・あまり楽しくは無い・・・食べて、時間が経過するのを待つくらい・・・」

 

 

 

 

 

 

バベル・・・神会の会場・・・

 

 

ヘスティア

「ベル君、食べたい料理を片っ端から取っていくんだ!」

 

ベル

「・・・叔父さんが作ってくれた料理の方が美味しいな・・・」

 

ナァーザ

「ベル、自分で味付けをする料理なら美味しい・・・」

 

ベル

「フライドポテトを中心に食べましょう」

 

ミアハ

「コラコラ・・・少しくらい、周りに目を向けなさい」

 

ベル

「興味の無いものに関しては、如何でも良いので!!」

 

ナァーザ

「ベルに食べさせてあげたりしている方が、幸せで楽しい・・・」

 

ヘスティア

「ナァーザ君!!ベル君に食べさせてあげるのは、ボクもやりたいんだぞ!!」

 

ナァーザ

「・・・交代で・・・」

 

ヘスティア

「それなら文句は無いね!!」

 

 

ヘスティアとナァーザが、交互にベルに料理を食べさせていると・・・

 

 

デメテル

「随分と、羨ましい事をやっているのね・・・私も混ぜて♪」

 

ヘスティア

「デメテルじゃないか!!」

 

「一緒にベル君を可愛がろうじゃないか!」

 

ナァーザ

「・・・ベルは、みんなに愛されてる・・・」

 

アストレア

「私も混ぜてくれるかしら?」

 

ヘスティア

「アストレアも来たのかい?」

 

アストレア

「神会は、主神は強制参加だし・・・面倒だけど、欠席する訳には行かないのよ」

 

「それより、私にもベルに料理を食べさせるチャンスをくれるかしら?」

 

ヘスティア

「順番に回っているから待ってくれないか!!」

 

 

それから、暫くの間・・・みんなで、ベルに料理を食べさせていた・・・

 

 

 

フレイヤ

「・・・随分と、可愛いウサギさんが居るのね・・・」

 

ヘスティア

「ゲッ!!フレイヤ・・・」

 

フレイヤ

「あら、そんな言い方をしなくても良いじゃない」

 

ヘスティア

「ボクは、君の事が苦手なんだよ!!」

 

フレイヤ

「・・・それより、可愛いウサギさん・・・私と少し、お話をしましょう・・・」

 

 

フレイヤが、ベルに触ろうとすると・・・

 

 

パァン!!!

 

 

ベル

「・・・気安く触らないでください・・・」

 

「貴方からは、邪な感情が感じられます・・・」

 

「それに、その選り好みするような嫌な視線・・・不愉快です」

 

フレイヤ

「・・・あら、私の手を払いのける子は初めてね・・・」

 

「でも、私の魅力を耐えられるかしら?」

 

 

フレイヤは、神の魅了を使う・・・」

 

 

ベル

「・・・言っておきますが、僕には民を優しく見守ってくれる偉大な竜神王様の加護が有ります」

 

「貴方程度のチカラなんて僕には効きませんよ・・・出直して来い、駄女神」

 

フレイヤ

「!?」

 

「・・・面白い子ね・・・必ず私のモノにしてみせるわ」

 

 

フレイヤが、立ち去ろうとすると・・・

 

 

オッタル

「・・・キサマ、フレイヤ様を拒絶するとは・・・愚か者が!!」

 

 

オッタルが殴りかかって来るが・・・

 

 

ベル

「・・・遅いですね」

 

 

ベルは、パンチを正面から受け止めると・・・思いっきり力を込めて、拳をバキッと音がするまで握りつぶした・・・

 

 

オッタル

「ガァアアアア!!!」

 

 

ベル

「叔父さんに勝てなかった奴が、ボクに勝てる訳ないじゃないですか・・・」

 

「オラリオ最強とか言ってる暇が有るなら、レベルアップするように努力したらどうですか~」

 

「何年も、レベルアップせずに停滞している怠け者さん」

 

 

ベル達は、痛みでのた打ち回っているオッタルを放置して・・・別の料理が置かれているテーブルに向かう・・・

 

 

ナァーザ

「・・・やっぱり、ベルは強いね・・・」

 

デメテル

「・・・やっぱり、強い男の子は素敵だと思うわ♪」

 

アストレア

「・・・やっぱり、ベルをアストレア・ファミリアに迎え入れるべきかしら・・・」

 

ヘスティア

「聞こえてるよ!!」

 

「ベル君は、ボクの大事な家族なんだぞ!!」

 

 

違うテーブルで、再び食事をしていると・・・

 

 

ティオナ

「やっほ~♪」

 

レフィーヤ

「こんにちわ」

 

ヘスティア

「むぐ・・・君達も来ていたのかい?」

 

ティオナ

「ロキが参加するからさ~」

 

レフィーヤ

「私達が、付き添いで来ました」

 

ヘスティア

「そうかい。渦中のロキは何をしているんだい?」

 

ティオナ

「隅っこで、お酒飲んでるよ~」

 

レフィーヤ

「最近は、ヤケ酒する回数は減っていますけど・・・」

 

ヘスティア

「まぁ、ロキの事は如何でも良いけどさ~」

 

「君達も、タダ飯なんだから・・・食べたら如何だい?」

 

ティオナ

「いただきま~す♪」

 

レフィーヤ

「いただきます」

 

 

それから、料理を食べていると・・・

 

 

アポロン

「さぁ!!!今日は、ささやかだが祝いの席を用意させてもらったよ!!」

 

「優雅に、ダンスでも楽しんでくれたまえ!!」

 

 

オーケストラが演奏を始める・・・

 

 

ベル

「ヘスティア様・・・一曲、お相手お願いできますか?」

 

ヘスティア

「ベル君のお誘いなら、勿論さ!!」

 

 

それから、ヘスティアの手を引き・・・ダンスを踊り始める・・・

 

 

 

ヘスティア

「ベル君、ダンスの経験が有るのかい?」

 

ベル

「一応、お城の舞踏会で踊った事は有りますよ?」

 

「その時のお相手は、ミーティア姫と言うお姫様でした」

 

ヘスティア

「・・・ベル君、お姫様に変な事していないだろうね・・・」

 

ベル

「してませんよ!!」

 

「一国のお姫様に変な事をすれば、僕は王様に牢屋に閉じ込められちゃいますよ」

 

ヘスティア

「そうだね・・・それにしても、ベル君の仕草は一流の騎士みたいだね」

 

ベル

「僕は、教会で色々お勉強していましたから・・・」

 

「その時に、修道騎士の訓練も受けていますよ」

 

「一緒に旅をしていた、ククールさんに女性の口説き方とか教わりましたね・・・」

 

「結局、使う事は有りませんでしたけど・・・」

 

ヘスティア

「ベル君・・・君の場合、天然ジゴロの才能が有ると思うよ・・・」

 

ベル

「何ですか?」

 

ヘスティア

「何でもないさ♪」

 

 

それから、一曲踊り終わると・・・一緒に食事をしていた女性達から、羨望の視線を感じたので・・・

 

 

ベル

「アストレア様・・・お相手、よろしいですか?」

 

アストレア

「えぇ・・・よろしくね♪」

 

 

アストレアと一曲踊り・・・・

 

 

ベル

「デメテル様・・・僕のパートナーになっていただけますか?」

 

デメテル

「喜んで♪」

 

 

デメテルと一曲踊り・・・

 

 

ベル

「ナァーザさん・・・僕と一曲いかがですか?」

 

ナァーザ

「・・・お願いね」

 

 

ナァーザと一曲踊り・・・

 

 

ベル

「ティオナさん・・・踊りますか?」

 

ティオナ

「勿論♪」

 

 

 

ティオナと一曲踊り・・・

 

 

 

ベル

「レフィーヤさん・・・嫌じゃなければ、僕のお相手をお願いできますか?」

 

レフィーヤ

「・・・リードをお願いしますね」

 

 

レフィーヤと一曲踊り・・・

 

 

 

現場を見たアリーゼとライラが駆け付け・・・

 

アリーゼ

「アストレア様だけズルいじゃない!!」

 

「私とも踊ってもらいたいわ!!」

 

 

ベル

「アリーゼさん・・・お手を失礼」

 

 

アリーゼと一曲踊り・・・

 

 

 

ベル

「ライラさん・・・最後にお相手をお願いしても良いですか?」

 

ライラ

「・・・こういうダンスは初めてなんだ・・・上手く出来なくても笑うなよ」

 

 

ライラと一曲踊った・・・

 

 

 

ベル

「疲れました・・・」

 

ミアハ

「流石に、疲れたかい?」

 

ベル

「ミアハ様・・・」

 

ミアハ

「ベルは、周りから注目されているよ?」

 

ベル

「僕は、あまり注目されるのは好きじゃありません・・・」

 

ミアハ

「・・・今回の神会で、ベルはかなり目立ってしまったからね・・・」

 

「暫くは、オラリオを歩く時は気を付けた方が良いかもしれないね」

 

ベル

「・・・モシャスの呪文が使えたら良かったんだけど・・・」

 

「一回、アッチの世界に行って・・・古文書を読み漁ってみようかな」

 

 

ベルとミアハが話していると・・・

 

 

アポロン

「ヘスティア・・・ベルきゅんを私のファミリアの改宗させてもらうぞ!!」

 

ベル

「・・・辞めておいた方が良いと思うよ・・・」

 

「そんな事をしようものなら、アポロンのファミリアが消し飛ぶよ」

 

アポロン

「ふんっ!!」

 

「そんな下らん脅しが効く筈が無いだろう!!」

 

「ヘスティアに、戦争遊戯を申し込む!!」

 

ヘスティア

「はぁ・・・変態の趣味は治っていないみたいだね・・・まぁ、それでアポロンに気が済むなら良いんじゃないかな」

 

「とりあえず、戦争遊戯に関しては受けるよ」

 

「一度、痛い目を見ると良いよ」

 

「それと・・・こちらが勝った場合は、僕の要求を何でも聞いてもらうからね!!」

 

アポロン

「良かろう!!」

 

「勝つのは、アポロン・ファミリアなのだからな!!」

 

 

 

変態の太陽神・・・アポロンに、戦争遊戯を申し込まれました・・・

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。