クラネル・クエスト   作:暁海斗

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戦争遊戯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アポロン・ファミリアから宣戦布告を受けてから、一週間後・・・

 

 

 

ヘスティア

「本当に、ベル君1人で行くのかい?」

 

ベル

「大丈夫ですよ~」

 

「オラリオの冒険者のレベルは、思ったより低いみたいですし・・・」

 

「3分で終わると思いますよ」

 

アルフィア

「ベルなら、簡単だろうな」

 

ザルド

「アポロン・ファミリアは、昔から評判が悪かったからな・・・」

 

ナァーザ

「・・・他所のファミリアから、強引なやり方で団員を奪う事でも有名・・・」

 

ミアハ

「男でも女でも、どっちでもイケる筋金入りのド変態だ・・・奴の趣味は理解出来んよ」

 

ベル

「・・・変態ですね・・・」

 

「僕、普通にお姉さんが好きなんですけど・・・」

 

ナァーザ

「大丈夫・・・今回の戦争遊戯で、一方的に叩き潰せばいい・・・」

 

「アポロン・ファミリアは解散・・・変態の主神は永久追放が一番無難・・・」

 

ヘスティア

「他所のファミリアから、巻き上げて来たお金も有るだろうしね・・・ボクが、巻き上げてギルドに寄付するとしよう」

 

「今回の戦争遊戯で、買った時にアポロンに突き付ける条件は・・・財産の没収・ファミリアの解散・主神の送還か追放・主要メンバーのオラリオ追放にしよう!」

 

ベル

「お~・・・中々に重いですね」

 

ヘスティア

「今まで、自分達がやって来た事に比べれば微々たるものさ!」

 

アルフィア

「ベルの一方的な蹂躙を間近で見たくなった・・・神ヘスティア、私をヘスティア・ファミリアの団員に入れてくれ」

 

ザルド

「ヘラ・ファミリアもゼウス・ファミリアも既に滅びたからな・・・丁度良いのかもしれん」

 

「俺も、改宗しておいてくれ」

 

ヘスティア

「それは構わないけど・・・良いのかい?」

 

「言っておくけど、ボクのファミリアは零細ファミリアだよ?」

 

「ベル君とリリ君しか居ない・・・それでも良いのかい?」

 

アルフィア

「構わん。いつまでも下らんプライドに支配されているオラリオの冒険者を合法的に、ぶちのめす事が出来る・・・」

 

ザルド

「オラリオで、何をするにもファミリアに所属する必要が有るからな」

 

ヘスティ

「まぁ、2人が良いのなら・・・ボクは、別に良いんだけどね」

 

 

ヘスティアは、パパっと改宗を済ませる・・・

 

 

アルフィア

「感謝する」

 

ザルド

「世話になる」

 

 

ヘスティア

「それじゃあ、ボクは明日の戦争遊戯の会場を決める抽選会に行ってくるよ」

 

 

ヘスティアが出掛けようとすると・・・リリが慌てて入って来る・・・

 

 

リリ

「ヘスティア様!!既に、抽選が終わっているそうです!!」

 

「会場は、旧市街地だそうです!」

 

ヘスティア

「何だって~!?」

 

「ボクを差し置いて、勝手に決めるなんて・・・如何なっているんだい!!」

 

 

アストレア

「フレイヤの仕業よ」

 

デメテル

「ベルに拒絶されたのが、よっぽど嫌だったのね・・・」

 

「可哀そうに・・・そんな事までして、気を引こうだなんて・・・」

 

 

ガネーシャ

「すまん!!」

 

「アポロンとフレイヤが結託してしまった!!」

 

「明日の、戦争遊戯は・・・ヘスティア・ファミリアとアポロン・ファミリア&フレイヤ・ファミリアの連合軍との戦いになる!!」

 

ヘスティア

「・・・あの2人の仕業か~!!!!」

 

 

アルフィア

「ふむ・・・ガネーシャ、ヘスティア・ファミリアの括りで有れば急遽参加するのは、戦争遊戯のルールには違反していないな?」

 

ガネーシャ

「勿論!!」

 

「同じファミリアで有るなら、当日の参加は認められている!」

 

「但し、ギルドの証明書が必要になるぞ!」

 

ザルド

「では、ギルドに証明書を貰いに行くとしよう・・・」

 

アルフィア

「・・・あのクズ共、オラリオに居れなくしてやろう・・・」

 

 

アルフィアとザルドは、ギルドに改宗とファミリア所属の証明書を貰いに行った・・・

 

 

アストレア

「フレイヤとアポロンは、もう終わったわね・・・」

 

デメテル

「ヘスティアを敵に回したのよ・・・無事でいられる訳ないわね」

 

 

ヘスティア

「ふふふ・・・こうなったら、徹底的に厳格に対応してやろうじゃないか!!!」

 

 

リリ

「・・・ベル様、リリは戦えません・・・」

 

ベル

「大丈夫だよ。勝負は、僕がスグに終わらせるからね」

 

 

ガネーシャ

「私は、ヘスティアの味方だぞ!!」

 

 

 

 

 

 

戦争遊戯当日・・・

 

 

バベル・・・

 

ヘファイストス

「ヘスティア、あれからしっかり自立出来ているの?」

 

ヘスティア

「ボクは、毎日バイトを頑張っているんだよ!!」

 

「ベル君の稼ぎを当てにしない様に頑張ってるんだぞ!!」

 

ヘファイストス

「そう・・・頑張りなさい」

 

ヘスティア

「ヘファイストスに言われなくても、頑張っているんだよ!!」

 

 

 

アストレア

「ベルは、どう戦うのかしらね?」

 

デメテル

「楽しみね」

 

ミアハ

「ベルの全力が見れるかもしれないね」

 

ガネーシャ

「そろそろ開始の鐘が鳴るだろう!!」

 

 

 

 

 

アポロン

「ヘスティア~、ベルきゅんとの別れの挨拶は済ませてきたのかい~?」

 

ヘスティア

「白々しいね・・・まぁ、ベル君がアポロンとフレイヤの子供達に負ける筈無いけどね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

豊穣の女主人

 

 

「さぁさぁ!!今回の戦争遊戯で勝つファミリアは、どっちか予想しな!!」

 

「大本命は、アポロン・ファミリアとフレイヤ・ファミリアの連合軍だぜ!!」

 

ナァーザ

「・・・ヘスティア・ファミリアに10万ヴァリス・・・」

 

「大穴を狙って来たな!」

 

「さぁ!!そろそろ受け付けは終わりだぜ!」

 

 

 

 

 

旧市街地・・・

 

 

リリ

「ベル様、今回は如何するのですか?」

 

ベル

「・・・魔法の大サービスかな?」

 

アルフィア

「思いっきりお見舞いすると良い」

 

ザルド

「ココは旧市街地だ・・・いくら壊しても、文句は言われん」

 

「全力で、潰してやると良い」

 

 

 

ゴ~ン!!ゴ~ン!!ゴ~ン!!

 

 

ベル

「行ってきま~す!」

 

リリ

「・・・ベル様は、大丈夫でしょうか・・・」

 

アルフィア

「大丈夫だ・・・丘の上で見物と行こう」

 

ザルド

「お茶でも飲むと良い」

 

 

 

ベルは、魔力を操作して・・・空を飛んで、旧市街地で敵のファミリアが陣地にしている場所の上空に浮かんでいる・・・

 

 

 

ベル

「・・・見つけた」

 

「それじゃあ、魔法の大サービスだよ!!」

 

 

 

ヒュアキントス

「・・・あのガキを今スグに見つけ出せ!」

 

「アポロン様の寵愛を、あんなガキに与える必要は無い!!見つけ次第、殺してしまえ!」

 

カサンドラ

「あぁ・・・神罰が降りて来る・・・」

 

 

 

 

オッタル

「フレイヤ様を拒絶したあの小僧を見つけ出せ!!」

 

「今スグに、俺が殺す!!」

 

団員

「団長!!上に誰かが浮かんでいます!!」

 

オッタル

「何!?」

 

 

 

 

 

 

ベル

「くらえ~!!!!」

 

「ベギラゴン!!メラゾーマ!!マヒャド!!イオナズン!!バギクロス!!ギガデイン!!」

 

「ジゴスパーク!!シャインスコール!!バーニングバード!!シャイニングボウ!!ビックバン!!」

 

「岩石おとし!!かまいたち!!ギガスラッシュ!!ギガブレイク!!」

 

「最後に、僕の残りの魔力を解放して・・・マダンテ!!!」

 

 

 

怒涛の攻撃呪文・攻撃系の特技を上空からお見舞いした事で・・・殆んどの団員は、戦闘不能だが・・・トドメのマダンテで、辺り一帯が廃墟のようになる・・・

 

 

 

ガネーシャ

「・・・ヘスティア・ファミリアの勝利だ~!!!」

 

 

アポロン

「ふざけるな!!!」

 

「こんな事が有ってたまるか!!!」

 

「一体何をしたんだ!?」

 

 

ヘスティア

「ベル君が、魔法を使ったんじゃないかな~」

 

アストレア

「相変わらず、ベルは凄いわね~」

 

デメテル

「ベルは、魔法使いだったのね・・・可愛いのに凄いわね♪」

 

 

フレイヤ

「そんな・・・オッタル達が・・・」

 

 

 

ヘスティア

「アポロ~ン・・・フレイヤ~」

 

「今回の落とし前・・・どう付けてくれるんだい??」

 

 

アポロン

「あぁ・・・ああ」

 

フレイヤ

「イヤ・・・こんなの嘘よ・・・」

 

 

 

ヘスティア

「アポロン・ファミリアは、解散!!」

 

「財産は、全部没収!!オラリオを永久追放だぁ~!!!!」

 

 

アポロン

「ギャアアアア~!!!!」

 

 

 

ヘスティア

「フレイヤ!!!!」

 

「君は、バベルからの外出を当面の間は禁止!!」

 

「ファミリアの規模を縮小!!!」

 

「全財産の8割をギルドに寄付!!2度と、オラリオで偉そうな顔をするな~!!!!」

 

 

フレイヤ

「・・・そんな・・・」

 

 

 

 

 

豊穣の女主人

 

「チクショ~!!!」

 

「負けた!!!」

 

「大損だ!!」

 

「今月は、どうやって生活すれば良いんだよ!!」

 

 

ナァーザ

「・・・1人勝ち・・・大儲け」

 

「嬢ちゃん・・・全部持って行きな!!」

 

 

ナァーザは、戦争遊戯を利用した賭け事で・・・合計で、6000万ヴァリスを手に入れた・・・

 

 

 

 

 

 

ベル

「ただいま~」

 

アルフィア

「ベル、愚か者達に実力の差を分からせてきたようだな」

 

ザルド

「あれでは、実力の差も理解出来ていないと思うぞ・・・」

 

リリ

「凄いです!!ベル様は、あんなに魔法を使えるんですね!!」

 

ベル

「・・・一応・・・」

 

リリ

「リリは、これからは一層ベル様のサポーターとして頑張ります!!」

 

アルフィア

「さて、せめてもの情けだ・・・助け出してやるか・・・」

 

ザルド

「ベルの手を汚させる訳にはいかないからな・・・」

 

アルフィア

「フレイヤのクソ野郎に、救助料金を吹っ掛けてやるか」

 

ザルド

「今までの迷惑料だな・・・法外な金額を請求させてもらおう」

 

 

 

アルフィアの優れた聴力で、アポロン・ファミリアとフレイヤ・ファミリアの団員を助け出していく・・・

 

 

リリは、助け出した人の数を紙に書いて数えていく・・・

 

 

ベルは、エルフの飲み薬を使った後・・・ホイミを使って、最低限の治療をしていく・・・

 

 

 

 

 

今回の戦争遊戯は・・・ベルが1人で勝ってしまった・・・

 

 

オラリオの歴史の中で、圧倒的な実力差を示した瞬間だった・・・

 

 

 

 

後日、ヘスティアの要求は無事に執行された・・・

 

 

アポロン・ファミリアは解散し・・・全財産は、ヘスティアファミリアに譲渡された

 

 

アポロンが今まで、強引な方法で他所のファミリアから奪って来たメンバーは、アポロン自ら恩恵を消す事で解放した・・・

 

 

この時、アポロンが泣き叫んでウザかったので・・・アルフィアに福音で吹っ飛ばされた・・・

 

 

主神のアポロン、主要メンバーは・・・オラリオから永久追放された・・・

 

 

 

フレイヤ・ファミリアは・・・

 

 

女神フレイヤの外出を当面の間は、ギルド職員の監視の元で過ごす事になるので・・・形式上の軟禁状態になった・・・

 

 

フレイヤ・ファミリアの規模を縮小する事は難しかったので、ファミリアの活動を制限をする事で合意した・・・

 

 

ファミリアの財産は、半分がアルフィアとザルドが団員の救助費と言う名目で吹っ掛けたので・・・綺麗に奪われた・・・

 

 

残りの財産の半分をギルドに収める事になった・・・

 

 

これにより、オラリオでのファミリアの影響力を失った・・・

 

 

 

オラリオの二大派閥の影響力を失った今・・・何処のファミリアが勢力を伸ばすのだろうか・・・

 

 

 

 

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